本記事では、「iPhoneをワイヤレス充電する方法」について解説します。
- ワイヤレス充電に対応するのはどのiPhone?
- iPhoneをワイヤレス充電するには何を用意すればいい?
- 保護ケースをつけたままワイヤレス充電できる?
- 最大の速度でワイヤレス充電するには?
- 「ワイヤレス充電するバッテリーが劣化する」は本当?
このような、iPhoneをワイヤレス充電するときに知っておきたいことについてまとめています。
充電ケーブルの抜き差しなく、充電器に乗せるだけでラクに充電できるワイヤレス充電。うまく活用すればiPhoneライフがさらに便利になりますなります。ぜひ参考にしてみてください!
後半で「iPhoneにおすすめのワイヤレス充電器」もご紹介しています!
iPhoneが対応する2つのワイヤレス充電
iPhoneは、「Qi(チー)ワイヤレス充電」と「MagSafe(マグセーフ)充電」の2つのワイヤレス充電に対応します。
ワイヤレス充電 | 特徴 | 対応モデル |
Qi(チー) | ● 最大7.5Wのワイヤレス充電● 幅広く普及しているワイヤレス充電規格● 選べるワイヤレス充電器が多い | iPhone 13iPhone 13 miniiPhone 13 ProiPhone 13 Pro MaxiPhone 12iPhone 12 miniiPhone 12 ProiPhone 12 Pro MaxiPhone SE(第3世代)iPhone SE(第2世代)iPhone 11iPhone 11 ProiPhone 11 Pro MaxiPhone XSiPhone XS MaxiPhone XRiPhone XiPhone 8iPhone 8 Plus |
MagSafe(マグセーフ) | ●Appleによって設計されたワイヤレス充電システム● 最大15Wと高速なワイヤレス充電(iPhone 13 mini・iPhone 12 miniは最大12W)● 磁力でピタッとくっつき位置ズレしない● Qi規格と互換性がある● iPhone向けに設計されたワイヤレス充電なので、選べるワイヤレス充電器が限られる | iPhone 13iPhone 13 miniiPhone 13 ProiPhone 13 Pro MaxiPhone 12iPhone 12 miniiPhone 12 ProiPhone 12 Pro Max |
iPhone 8以降のすべてのモデルは、Qiワイヤレス充電に対応。iPhone 12・iPhone 13シリーズにおいては、Qiに加えてMagSafe充電に対応します。
● Qiワイヤレス充電
Qiは、WPC(Wireless Power Consortium)が策定したワイヤレス充電規格です。幅広く使われているワイヤレス充電規格で、iPhoneだけでなく多くのAndroidスマホや、一部のワイヤレスイヤホンなどもこの規格に対応します。
ワイヤレスイヤホンでは特に、Qiワイヤレス充電に対応するものが増えてきましたね!
Qiワイヤレス充電のメリットは?
Qiワイヤレス充電のメリットは、幅広く使われていることもありワイヤレス充電器の選択肢が多く、比較的選びやすい価格帯のものが多い、という点が挙げられます。
さまざまなメーカー・ブランドから、さまざまなタイプのワイヤレス充電器が販売されています。「自分にあったワイヤレス充電器を多くの選択肢から選べる」という点は、Qiワイヤレス充電器の大きなメリットです。
Qiワイヤレス充電のデメリットは?
Qiワイヤレス充電のデメリットとして挙げられるのは、最大7.5Wと充電速度が遅いこと(iPhoneの場合)。
「とにかく高速に充電したい」という場面には向いておらず、どちらかというと充電速度が求められない就寝時の充電などに向いています。
iPhone 12・iPhone 13シリーズのモデルをお持ちの方は、Qiよりも高速にワイヤレス充電できる「MagSafe充電」がおすすめです。
また、Qiワイヤレス充電で遭遇することが多いのは、「位置ズレで充電できていなかった」問題。
通知を受信したときなどでiPhoneが振動すると、位置がズレてしまい「ワイヤレス充電器に置いていたのに、全然充電できていなかった」なんてことがあります。
また、位置ズレした状態で充電し続けると発熱の原因となってしまうこともあります。充電コイルの位置がズレると、充電ロスが大きくなり発熱となってしまうわけです。
iPhoneを平置きする「パッド型」のワイヤレス充電器よりも、iPhoneを立てかける「スタンド型」のワイヤレス充電器のほうが位置ズレを起こしにくいので、気になる方はスタンド型のワイヤレス充電器を選びましょう。
置くだけで充電でき便利なQiワイヤレス充電ですが、ストレスに感じてしまうポイントが意外と多いので注意です。
● MagSafe充電
MagSafe充電とは、Appleが開発したワイヤレス充電システムのことです。
ピタッとくっつき位置ズレのストレスなし
MagSafe充電の最大のメリットが、iPhone背面にピタッとくっつき位置ズレのストレス・心配がないことです。
Qiワイヤレス充電で不便に思うことナンバーワンが、まさにこの位置ズレ問題。MagSafe充電では正確な位置にピタッとくっついてくれるため、「位置ズレで充電できていなかった……」なんてことはなく、確実にワイヤレス充電できます。
このように、iPhoneがぶら下がるほどの磁力があります。この状態で振り回せばさすがに外れてしまいますが、保持するには十分で、なおかつかんたんに取り外せる絶妙な強さでくっついています。
最大15Wの高速なワイヤレス充電が可能
高速にワイヤレス充電できることも、MagSafe充電の特徴であり大きなメリットです。
Qiワイヤレス充電では「最大7.5W」が最大ですが、MagSafe充電では「最大15W」と高速なワイヤレス充電が可能です。
Qiワイヤレス充電では、その充電速度から「メインの充電方法」とするのは厳しいという印象を持っていましたが、最大15WのMagSafe充電ならメインの充電方法として十分使えるレベルの充電速度です。
MagSafe充電 VS Qiワイヤレス充電(1時間でどれくらい充電できる?)
充電方法 | 充電開始時点のバッテリー残量 | 30分経過 | 60分経過 |
Qiワイヤレス充電 ※1 | 9% | 25% | 39% |
MagSafe充電 | 5% | 29% | 48% |
※ iPhone 12 Pro Maxをワイヤレス充電※1 mophie「wireless charging base(最大7.5W)」で充電※2 Apple「MagSafe充電器」とAnker「711 Charger (Nano II 30W)」で充電 |
iPhone 12 Pro Maxを1時間ワイヤレス充電したとき、Qiワイヤレス充電ではバッテリー残量が30%(9% → 39%)アップ、MagSafe充電ではバッテリー残量が43%(5% → 48%)アップしました。
あまり差はないように思えるかもしれませんが、毎日の充電でこれほどの差があれば、体感的にかなり違ってきます。
最大15WのMagSafe充電を行うには?
iPhone 12・iPhone 13シリーズを最大15Wの最大速度でMagSafe充電するには、以下の2つを用意する必要があります。
- 最大15WをサポートするMagSafe充電器
- 9V/2.22A(20W)以上に対応するUSB充電器
上はAppleの「MagSafe充電器」と同じくAppleの「20W USB-C電源アダプタ」です。最大15WをサポートするMagSafe充電器と、9V/2.22A(20W)以上に対応するUSB充電器を組み合わせて初めて、最大15WのMagSafe充電が可能になります。
Belkin(ベルキン)の「Portable Wireless Charger with MagSafe」など、最大15Wをサポートする他社製のMagSafe充電器も一部あります。記事内の「おすすめのワイヤレス充電器」でご紹介していますので、そちら参考にしてください。
USB充電器は、Appleの「20W USB-C電源アダプタ」が純正品ながらお手頃価格でおすすめです。
9V/2.22A(20W)以上のUSB PD充電器であれば、どのようなものでも最大15WでMagSafe充電できます。
私はMacBookの充電のために最大100WのUSB充電器を持ち歩いているのですが、これをMagSafe充電器に接続してiPhoneを充電することも可能です。
Qiワイヤレス充電との互換性を維持
MagSafe充電器は、Qiワイヤレス充電との互換性を維持しています。つまり、MagSafe充電器でQi充電対応デバイスを充電できます。
上では、MagSafe充電器でAirPods Pro(MagSafe非対応の旧モデル)をQiワイヤレス充電しています。ひとつのワイヤレス充電器でiPhoneとイヤホンを充電できるのは便利ですね!
MagSafe充電器を使ってのQiワイヤレス充電は、基本的に「イヤホンなどの小型デバイス向け」と考えておいたほうがいいです!
MagSafe充電器のデメリットは?
ストレスのない快適な充電環境を構築できるMagSafe充電ですが、ネガティブなポイントもあります。
- MagSafe対応のワイヤレス充電器の選択肢が少ない
- MagSafe対応のワイヤレス充電器が安くない
- iPhoneケースを装着した状態で充電するには、MagSafe対応のiPhoneケースを用意する必要がある
- iPhoneケースにMagSafe充電器の丸い跡がつく
MagSafe対応のワイヤレス充電器、USB電源アダプタ、MagSafe対応のiPhoneケースをいちから揃えるとなると、そこそこの費用がかかってしまいます。
MagSafe充電を導入するには、そこそこのイニシャルコストがかかってしまいます。
iPhone × ワイヤレス充電(Qi・MagSafe)のFAQ
iPhoneをワイヤレス充電するにあたって、よく疑問に思われるであろうポイントをFAQ形式で解説します。
- iPhoneに保護ケースをつけた状態でワイヤレス充電できる?
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一般的によく販売されている保護ケースであれば、ほとんどのケースで装着したままワイヤレス充電できます。ただし、厚手のケース(レザーケースや耐衝撃ケースの一部)などではワイヤレス充電できないこともあります。また、金属製のケースもワイヤレス充電できません。
これからiPhoneケースを購入される方は、「ワイヤレス充電に対応」とうたうiPhoneケースを選んでおけば間違いありません!
- スマホリングと干渉してしまうことはある?
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スマホリングとは、iPhoneの背面に固定し、リングに指を通すことでホールド感を向上させられる便利アイテム。スマホリングを固定する位置は、Qi・MagSafe充電器を密着させる位置にもろに被ります。なので、がっつり干渉してしまいます。
スマホリングとワイヤレス充電を両立させる方法としては、
- スマホリングをiPhoneケースに貼り付け、ワイヤレス充電するときにケースごと外す
- リング部分のみを取り外せる・ずらせるなど、ワイヤレス充電に対応するスマホリングを選ぶ
- バンドタイプなど、突起部分のないタイプを選ぶ
このような選択肢になるかと思います。
従来からあるスマホリングではワイヤレス充電に干渉してしまいますが、最近ではワイヤレス充電に対応したものがたくさん販売されています。
- ワイヤレス充電と有線による充電とでは、充電速度にどれくらいの差がある?
-
USB PDに対応するUSB充電器とUSB-C to Lightningケーブルを使えば、iPhone 8以降を急速充電することができます。
ワイヤレス充電よりもUSB PDによる急速充電のほうが充電速度が速いのは当然ではあるのですが、比較してみると大きな差があることが分かります。
Qiワイヤレス充電 VS MagSafe充電 VS 有線(PD)
充電方法 充電開始時点のバッテリー残量 30分経過 60分経過 Qiワイヤレス充電(7.5W) 9% 25% 39% MagSafe充電(15W) 5% 29% 48% PDでの急速充電(20W) 6% 64% ※ iPhone 12 Pro Maxを充電 たった30分間の充電で約50%も充電できていますね。「必要なときにサクッと充電したい」という場面では、ワイヤレス充電よりも有線での充電が向いています。
ワイヤレスと有線、どちらにもメリットがあるので、場面によっての使い分けがおすすめです!
- 「ワイヤレス充電でバッテリーが劣化する」は本当?
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「ワイヤレス充電はバッテリーの劣化・ダメージに繋がる」と言われることがありますが、これは本当です。
バッテリーが劣化してしまう大きな要因となるのは「熱」です。バッテリーは熱に弱く、高熱にさらされるとバッテリーが劣化し、その結果、バッテリー内に蓄えられる最大の電力量が減っていきます。
ワイヤレス充電は有線による充電に比べると発熱しやすい、というデメリットがあります。これはワイヤレス充電では有線に比べると充電効率が落ち、充電ロスが発生してしまうためです。これが、「ワイヤレス充電はバッテリーの劣化に繋がる」と言われる理由です。
ただ、個人的には利便性を捨ててまでバッテリーの劣化を心配する必要はないと思っています。
- 発熱の状態により充電速度を落とすなど、バッテリーを保護するために制御してくれている
- MagSafe充電はQiワイヤレス充電器よりも発熱が少ない(正確な位置に貼り付いてくれるため)
- 有線での充電でもある程度の発熱がある(どんな充電方法でもバッテリーは劣化していく)
それは上の理由からです。どんな充電方法でもバッテリーの劣化は避けられないので、過度な心配は不要です。私は気にせずワイヤレス充電を活用しています。
iPhoneにおすすめのワイヤレス充電器
「iPhone向けのワイヤレス充電器を探している」という方のために、おすすめのMagSafe充電器・Qiワイヤレス充電器をピックアップしました。
どのワイヤレス充電器を選べばいいか分からない……
このような方は、ぜひ参考にしてみてください!
【Apple】MagSafe充電器
- Apple純正のMagSafe充電器
- 最大15Wの高速なMagSafe充電に対応
- ケーブル長:1 m
- USB充電器は別売(20W以上のUSB充電器推奨)
MagSafe充電に対応するiPhone 12・iPhone 13シリーズをお持ちの方にまずおすすめしたいのは、Appleの「MagSafe充電器」です。
最大15Wの高速なワイヤレス充電に対応するのと、このあとご紹介するような「MagSafe充電器をはめ込むタイプの製品」にも使用でき、なにかと使える場面が多いのがMagSafe充電器です。
Apple純正品ということでお高めではあるものの、iPhoneをMagSafe充電するならこれを選んでおけば間違いありません。
【Spigen】MagSafe充電パッドカバー
- AppleのMagSafe充電器(別売)専用のカバー
- 底面は吸着式になっておりデスクなどに固定できる(繰り返し貼り付け可能)
- ブラック/ホワイト
- MagSafe充電器・USB充電器は別売
MagSafe充電器を使っていて地味にストレスに感じることが、MagSafe充電器をiPhoneから取り外すときに「片手で取り外せない」こと。
片手で取り外せないのはマグネットでくっついているわけですから当然ですし、それ自体はたいしたデメリットではないのですが、「確かに」と同意してくれる方は多いのではと思います。
こちらのSpigen(シュピゲン)の製品はMagSafe充電器をはめ込み使用します。底面は粘着式となっており、デスクやベッド脇、家具の上などに固定できます。粘着面は水洗いすることで繰りかえし貼り付け可能です。
固定できるのでMagSafe充電器からiPhoneを取り外したいときは、iPhoneを持ち上げるだけですね。これが地味に便利です。MagSafe充電器を決まった場所で使うなら、このようなはめ込みタイプのカバーやスタンドがあったほうが利便性が向上します。
【Spigen】MagSafe充電器スタンド
- AppleのMagSafe充電器(別売)専用のスタンド
- 角度調節、折りたたみ可能
- ブラック/ホワイト
- MagSafe充電器・USB充電器は別売
こちらは、同じくSpingeのMagSafe充電器をはめ込むタイプのスタンドです。AppleのMagSafe充電器専用となるのでご注意ください。
角度調節可能な機構が2箇所あり、スタンドの角度を調節したり、コンパクトに折りたためたりとさまざまな使い方に対応できます。
角度調節できるスタンドは珍しくありませんが、これの利点は「角度を水平にすることでワイヤレスイヤホンなども充電できる」こと。MagSafe充電対応のAirPodsであればくっついてくれるので水平にならずとも問題ありませんが、SONYやAnkerなどのワイヤレスイヤホンだとこれができません。
このように角度調節できるスタンドはどのような使い方にもフィットしてくれるのでおすすめです。
【Belkin】Portable Wireless Charger Pad with MagSafe
- 最大15Wの高速なMagSafe充電に対応
- 「Made for MagSafe」認証あり
- 便利なキックスタンド付き
- ケーブル長:2 m
- USB充電器は別売(20W以上のUSB充電器推奨)
MagSafe充電器は、Apple純正品一択というわけではなく他社からも販売されています。
こちらはBelkin(ベルキン)のMagSafe充電器で、iPhone 12・iPhone 13シリーズを最大15WでMagSafe充電できます。「Made for MagSafe」認証ありの充電器で安心して使用できます。
Apple純正のMagSafe充電器と比較するとやや大きめ(8.9 × 8.9 × 3 cm)ではあるものの、キックスタンドを搭載するのは便利ですね!また長さ2mとゆとりのアルケーブル長で(Apple純正は1m)、コンセントから離れた場所でも使用できます。
【Belkin】MagSafe対応ワイヤレス充電パッド(最大7.5W)
- MagSafe対応でiPhoneの背面にピタッとくっつく
- 最大7.5WのQiワイヤレス充電
- ケーブル長:2m
- ブラック/ブルー/ホワイト
- USB充電器は別売
iPhone 12・iPhone 13シリーズをお持ちの方で、「まずはお手頃な価格でワイヤレス充電を始めたい」という方におすすめなのが、こちらのBelkinのワイヤレス充電器です。
最大7.5WのQiワイヤレス充電と、最大15Wには対応しませんが、MagSafe対応いPほねの背面にピタッとくっついてくれるため、位置ズレによるストレスがありません。
「就寝時の充電がメインだから充電速度は求めない」という方であれば、最大7.5Wのワイヤレス充電器で必要十分です。
【Spigen】Qiワイヤレス充電パッド(最大7.5W)
- 最大7.5WのQiワイヤレス充電(iPhone)
- ケーブル長:1.5 m
- USB充電器は別売(QC対応充電器推奨)
「最大7.5Wの充電で十分」という方であれば、こちらのワイヤレス充電器もチェックです。
最大7.5Wのワイヤレス充電ではあるものの、急がない場面での充電であれば必要十分。ベッド脇に置いておくにはぴったりです。
パッド型のワイヤレス充電器なので、ワイヤレスイヤホンなどiPhone以外のデバイスの充電も使いやすいですね!
【Anker】PowerWave II Stand
- スタンド型のワイヤレス充電器
- 最大7.5WのQiワイヤレス充電(iPhone)
- ケーブル長:1.5 m
- AC電源アダプタ付属
Ankerの「PowerWave II Stand」は、最大7.5WのQiワイヤレス充電に対応するスタンド型の充電器です。
iPhoneを立てかけられるワイヤレス充電器なら、充電しながらFace ID認証も動画視聴もOK。
角度調節はできず機能としてはシンプルですが、ACアダプタが付属されており、USB充電器を別途用意する必要がなく楽チンです。
【Anker】637 Magnetic Charging Station (MagGo)
- MagSafe対応でiPhoneの背面にピタッとくっつく
- 最大7.5WのQiワイヤレス充電(iPhone)
- ACコンセント × 3(合計最大1000W)
- USB PD対応USB-Cポート × 2(合計最大65W)
- USB-Aポート × 2(合計最大12W)
- サイズ:約112 × 110 × 103 mm
Ankerの「Magnetic Charging Station」は、Qiワイヤレス充電器・USB充電器・電源タップが合体した便利アイテムです。
MagSafeに対応するので、iPhoneをくっつけて充電器 & スタンドとして使えるだけでなく、USB充電器や電源タップとしても使用できます。
USB-Cポートは最大45WのUSB PD充電に対応(2ポート同時使用時は最大65W)し、タブレットやノートPCなどの中型・大型デバイスも充電可能です。
ワイヤレス充電器をお探しで「充電用のUSBポート・コンセントが不足しがち」という方にはぴったりな製品。ワイヤレス充電器からUSB充電器、電源タップまで、これらを一手に引き受けてくれる頼もしい充電器です。
【Belkin】3-in-1 Wireless Charging Pad with MagSafe
- MagSafe対応でiPhoneの背面にピタッとくっつく
- 最大15Wの高速なMagSafe充電に対応
- AirPodsをQiワイヤレス充電できる(最大5W)
- Apple Watch Series 7が対応する急速充電に対応(他モデルは通常充電)
- AC電源アダプタ付属
- サイズ:242 × 86 × 15 mm
- ブラック/ホワイト
こちらのBelkinのワイヤレス充電器は、iPhoneやAirPods、Apple Watchをお使いの方にとって、まさに「全部入り」です。
- 最大15WのMagSafe充電
- AirPodsのQiワイヤレス充電
- Apple Watch Series 7の急速充電
これらを同時に行えます。複数のApple製品を愛用する方にとっては非常に便利なアイテムです。
ただ、高機能・高性能なワイヤレス充電器ということもあり価格はお高め。手を出しにくい価格ではあるものの、ある程度の予算をかけられるのならチェックしておいて損はありません。
同じ性能でスタンド型もあります。
【Anker】633 Magnetic Battery(MagGo)
- 10000mAh搭載のモバイルバッテリー
- MagSafe対応でiPhoneの背面にピタッとくっつく
- 最大7.5WのQiワイヤレス充電(iPhone)
- USB-Cポート搭載で有線で急速充電することが可能(最大20W)
- 便利なキックスタンドを搭載
- サイズ:約107 x 66 x 18 mm
- 重量:約218 g
Ankerの「633 Magnetic Battery(MagGo)」は、MagSafeに対応したモバイルバッテリーです。10000mAhバッテリーを搭載します。
最大15WのMagSafe充電には対応せず最大7.5Wとなる点には注意ですが、iPhoneと重ね持ちして持ち出せます。
詳しくは「Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)のレビュー記事」でも書いているのですが、磁力も十分で、充電を急いでいるときには最大20Wの有線による充電も可能。キックスタンドも便利です。
一般的なモバイルバッテリーだと、モバイルバッテリーと一緒にLightningケーブルも持ち歩く必要があります。これならiPhoneにくっつけるだけで充電できラクですし、荷物も減ります。
【EZO】Brick Series Terminus(MagSafeモバイルバッテリー)
- 10000mAh搭載のモバイルバッテリー
- MagSafe対応でiPhoneの背面にピタッとくっつく
- 最大15Wの高速なMagSafe充電に対応
- USB-Cポート搭載で有線で急速充電することが可能(最大20W)
- 便利なキックスタンドを搭載
- サイズ:約155 × 75 × 15 mm
- 重量:約240 g
こちらは最大15WのMagSafe充電に対応するモバイルバッテリーです。10000mAhバッテリーを内蔵します。
最大15WのMagSafe充電。対応するので、出先でも高速なワイヤレス充電が可能です。有線による急速充電にも対応します(最大20W)。
実際に充電速度を確認してみると、確かにAppleのMagSafe充電器と同じ速度で充電できています。iPhoneをくっつけたときの磁力も問題ないですし、個人的にも使用頻度の高いモバイルバッテリーです。
サイズが約155 × 75 × 15 mm、重量が約240 gとそこそこあるものの、10000mAh搭載ということを考えれば許容範囲内。最大15WのMagSafe充電に対応したモバイルバッテリーをお探しならこれがおすすめです。
iPhoneをワイヤレス充電する方法まとめ
本記事では、iPhoneをワイヤレス充電する方法、そしておすすめのワイヤレス充電器をご紹介させていただきました。
「ワイヤレス充電は必須か?」と訊かれれば、正直なところ必須ではないと思っています。充電速度は有線のほうが速いですし、ワイヤレス充電にはそこそこの導入コストがかかります。
それでもワイヤレス充電を使うのは、やはり便利だからですね。iPhoneの充電は毎日行うもの。だからこそ、ケーブルの抜き差しが必要ないワイヤレス充電が便利です。
ラクなワイヤレス充電と急速充電できる有線の使い分けがおすすめです!
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