【Qi2対応】Anker MagGo Wireless Charger (Pad)をレビュー!MagSafe充電器よりこっちがおすすめ

ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

今回ご紹介するのは、ワイヤレス充電規格「Qi2(チーツー)」に対応する充電器「Anker MagGo Wireless Charger (Pad)」です。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)の特徴
  • 最新のワイヤレス充電規格「Qi2」に対応するワイヤレス充電器。
  • Qi2対応デバイスにマグネットでくっつくため、効率よく充電できる。
  • 温度管理システム「Active Shield 2.0」に対応。

現時点ではiPhone 12シリーズ以降(iOS 17.4以降)がQi2に対応しています。

iPhone向けのワイヤレス充電器と言えばApple純正の「MagSafe充電器」がまず思い浮かびますが、これから買うならQi2対応のワイヤレス充電器一択。

今後、Androidスマホやウェアラブルデバイスなど続々とQi2対応デバイスが登場してくるはずです。近い将来、1台のQi2対応ワイヤレス充電器でiPhoneもAndroidスマホも充電できるようになるでしょう。

iPhone用にワイヤレス充電器をお探しの方は、ご紹介するAnker MagGo Wireless Charger (Pad)をチェックしておいて損はありません。ぜひチェックしてみてください!

メリット
  • Qi2対応でiPhoneなど対応デバイスにくっつき最大15Wでワイヤレス充電できる。
  • MagSafeのようなApple縛りがなく、Appleデバイス以外も充電できる。
  • アルミニウムデザインで高級感がある。
  • MagSafe充電器を買うよりも安い。
デメリット
  • 現時点でQi2対応デバイスはiPhone 12シリーズ以降のみ。
  • 別途25W以上のUSB-C充電器が必要。
  • MagSafe充電器よりも厚みがある。
目次

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)の仕様

まずは詳しい仕様についてご紹介しておきます。

製品名Anker MagGo Wireless Charger (Pad)
外観Anker MagGo Wireless Charger (Pad)
ワイヤレス充電規格Qi2
(Qiへの後方互換あり)
ワイヤレス出力最大15W
サイズ約60 x 60 x 12 mm
ケーブルの長さ約1.5 m
重量約104 g
カラーホワイト、ブラック
パッケージ内容本体、取扱説明書
※USB-C充電器は別売
価格(税込)3,990円

パッケージ内容は本体と取扱説明書のみとなります。

注意点としては「25W以上のUSB-C充電器」を用意して置く必要があることですね。USB-C充電器は20Wの次は30Wが一般的です。30W以上のUSB-C充電器を用意しておくといいでしょう。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)とUGREEN Nexode Mini 30W
UGREEN Nexode Mini 30W

上はコスパのいい「UGREEN Nexode Mini 30W」というUSB-C充電器です。手持ちがなければこちらをチェックしてみてください。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)の外観

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)の外観
高級感があり放熱性もいいアルミニウム素材

充電器本体はアルミニウム素材となっていて、非常に高級感のある雰囲気です。充電時はそれなりに温かくなるのですが、アルミニウム素材ということで放熱性もよさそうです。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のマグネット吸着部分
この面がくっつく

こちらが吸着面です。マグネットが仕込まれており、iPhoneの背面にくっつく部分となります。

「マグネットでくっつく」という仕組みがQi2のポイントですね。正しい位置にピタッとくっついてくれるため、位置ズレから発生するロスを防げますし、そもそも充電できていないなんてこともありません。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のマグネットの磁力
マグネットの磁力は強力

マグネット磁力は強力でiPhoneをくっつけてぶら下げてみても安心感があります。この状態で振り回せばさすがに外れてしまいまそうですが、普段使いのなかで意図せず外れてしまうことはないでしょう。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のケーブルの付け根部分
ケーブルは丈夫そう

ケーブルの付け根部分はしっかり補強されており、丈夫なつくりとなっています。このような付け根部分は断線しやすいところ。あくまでも見た限りではありますが、断線の心配は不要でしょう。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のケーブルの長さ
ケーブルは約1.5mと長め

ケーブルの長さは約1.5mあります。長めなのでUSB-C充電器と距離があってもたいていは足りるかと思います。

ただ卓上に設置したUSB-C充電器に接続するときなど、ケーブルが長すぎて余ってしまうこともありますね。結束バンドで束ねておくなどの対策が必要になるかもしれません。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のサイズ・重量

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のサイズは約60 x 60 x 12 mm、重量は約104 gとなっています。

Apple純正のMagSafe充電器と比べると厚みがあるのですが、特に使い勝手には影響ないですね。充電しながらの片手持ちも難なくできます。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)とApple MagSafe充電器のサイズ比較
Apple MagSafe充電器(右)とのサイズ比較
【Qi2対応】Anker MagGo Wireless Charger (Pad)をレビュー!MagSafe充電器よりこっちがおすすめ
Apple MagSafe充電器(上)とのサイズ比較
製品名Anker MagGo Wireless Charger (Pad)Apple MagSafe充電器
サイズ約60 x 60 x 12 mm約55.9 x 55.9 x 5.4 mm
重量(ケーブル込み)約104 g約47 g
ケーブルの長さ約1.5 m約1 m
※ 筆者の計測による実測値

ケーブルの長さは異なるものの、サイズ・重量ともにMagSafe充電器が小さくなっています。

といっても、携帯性に大きく影響ことのない程度の差、という印象ですね。確かにAnker MagGo Wireless Charger (Pad)のサイズ・重量はMagSafe充電器と比べて大きいですが、私のように気にならない方がほとんどでしょう。

Qi2による最大15Wの高速なワイヤレス充電

Qi2は最大15Wと高速なワイヤレス充電に対応します。

【Qi2対応】Anker MagGo Wireless Charger (Pad)をレビュー!MagSafe充電器よりこっちがおすすめ
iPhoneを最大15Wでワイヤレス充電

同じ最大15Wでワイヤレス充電できるMagSafe充電器と充電速度を比較してみました。

  • Anker MagGo Wireless Charger (Pad):3% → 36%(33%アップ
  • Apple MagSafe充電器:5% → 37%(32%アップ

※iPhone 15 Proを30分間充電

結果はほぼ同じ。Anker MagGo Wireless Charger (Pad)で間違いなく最大15Wで充電できていると言っていいでしょう。

従来のQiでは最大7.5Wでの充電でお世辞にも高速だとは言えませんでした。充電速度が遅い上に遅かったりズレで充電できなかったりということもあって、個人的にQiはほぼ使いませんでしたね。

Qi2なら充電速度がおよそ倍ですし、ズレの心配が不要なのでストレスフリー。普段使いのなかでもガシガシ活用していけます。

なおiOSのバージョンによってQi2の対応状況が異なるのでご注意ください。iOS 17.4以降にアップデートすることによって、iPhone 12シリーズ以降で最大15Wのワイヤレス充電を行えるようになります。

Qiへの後方互換あり、iPhone以外も充電できる

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)が対応するQi2は、従来のQiへの後方互換があります。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)でAirPods(第3世代)を充電している様子
AirPods(第3世代)をワイヤレス充電

上ではAirPods(第3世代)を充電していますが、問題なく充電できています。これはMagSafe充電ケースなのでマグネットでくっついてくれ楽チン。

もちろんQiに対応するデバイスであればAirPods以外も同じように充電OKです。

Xperia 1 IIIをAnker MagGo Wireless Charger (Pad)で充電している様子
Qi対応デバイスなら充電できる

AndroidスマホもQiに対応するものなら充電OK。Xperia 1 IIIを問題なく充電できています。

ただし、Xperia 1 IIIはQi2に対応しないのでマグネットでくっつきませんし、充電ワット数はこの場合は5Wとなります。一応充電は可能ですが実用的ではありません。

MagSafe充電器よりもQi2対応ワイヤレス充電器がおすすめ

iPhone 12シリーズ以降をお持ちの方でワイヤレス充電器をお探しなら、まずMagSafe充電器が候補に挙がると思います。

ただこれから買うのであれば、MagSafe充電器ではなくQi2対応ワイヤレス充電器一択です。

  • MagSafe充電器(6,480円)よりも価格が安い。
  • iPhone以外のデバイスの充電にも対応できる。
  • 最大15Wと充電性能はMagSafe充電器と同じ。iPhoneにくっつくのも同じ。

その理由は上の3つです。

価格が安いかどうかはそのQi2ワイヤレス充電器によりますが、少なくともAnker MagGo Wireless Charger (Pad)は3,990円と比較的お手頃な価格で購入できます。

Apple以外のメーカーがMagSafe充電器を作る場合、MFi認証によるライセンス料を払わなくてはいけません。Qi2はその必要がないので、そのぶん安くできるのでしょう。

Qi2が登場した今、iPhoneユーザーがMagSafe充電器を選ぶメリットはかなり薄れました。これから買うならAnker MagGo Wireless Charger (Pad)のようなQi2対応ワイヤレス充電器がおすすめです。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)のレビューまとめ

今回はQi2に対応するワイヤレス充電器「Anker MagGo Wireless Charger (Pad)」をご紹介させていただきました。

Qi2に対応し使い勝手も問題なし。そしてMagSafe充電器と比べ価格も安い。実際にレビューしてみて、私は「買い」だと感じました。

あえて気になる点を挙げるとすれば、

  • 充電時に発熱する。
  • 約1.5mのケーブルが環境によっては長すぎるかも。

これくらいですね。

ただ発熱に関しては手に持てないほど熱を持つことはなく許容範囲内。こういうもんです。むしろ熱くなっているということはそれだけしっかり放熱できているということ。

熱伝導性の高いアルミニウム素材は熱しやすく冷めやすいので発熱対策に有効なんです。デメリットに挙げるほどではない、というのが私の感想です。

Anker MagGo Wireless Charger (Pad)は、Qi2対応ワイヤレス充電器をお探しの方におすすめできます。ぜひチェックしてみてください!

メリット
  • Qi2対応でiPhoneなど対応デバイスを最大15Wでワイヤレス充電できる。
  • MagSafeのようなApple縛りがなく、Appleデバイス以外も充電できる。
  • アルミニウムデザインで高級感がある。
  • MagSafe充電器を買うよりも安い。
デメリット
  • 現時点でQi2対応デバイスはiPhone 12シリーズ以降のみ。
  • 別途25W以上のUSB-C充電器が必要。
  • MagSafe充電器よりも厚みがある。

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Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。

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