AirPods Pro(第3世代)はいつ発売?新型を待つべきかを解説

ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

AirPods Pro(エアポッズ・プロ)は、高いノイズキャンセリング性能を備えるApple純正のワイヤレスイヤホン。

現行モデルとして販売されているのは、2022年9月23日発売された「AirPods Pro(第2世代)」です。2023年9月にマイナーアップデートが入りましたが、充電ケースがUSB-Cに変更されたくらいでほぼかわらず。

で、2024年に入りそろそろ新型のAirPods Pro(第3世代)の登場が気になる時期に入ってきました。

この記事で分かること
  • 新型のAirPods Pro(第3世代)はいつ発売される?
  • AirPods(第3世代)に噂される新機能
  • 発売を待つべきか?
  • AirPods Pro(第2世代)とAirPods(第3世代)の違い

そこで本記事では、現時点で噂・予想されるAirPods Pro(第3世代)の発売時期や新機能についてまとめました。

後半ではAirPods Pro(第2世代)の購入を検討されている方に向けて、AirPods(第3世代)との違いについてもご紹介しています。

目次

AirPods Pro(第3世代)はいつ発売される?

Airods Pro(第3世代)は、いまのところ、iPhone 17シリーズが登場するであろう2025年の9月か10月頃に登場する説が有力です。

AirPodsの発売サイクルと予想
発売年AirPodsAirPods ProAirPods Max
2016年12月25日発売
(第1世代)
2019年3月26日発売
(第2世代)
10月30日発売
(第1世代)
2020年12月15日発売
2021年10月26日
(第3世代)
2022年9月23日発売
(第2世代)
2023年9月22日
MagSafe充電ケース(USB-C)に変更
2024年後半に登場?後半に登場?
2025年秋に登場?

上の表のように、AirPods Pro(第1世代)が発売されたのは2019年、第2世代の発売はその約3年後の2022年です。

この3年周期が維持されるのであれば、次は2025年秋ということになりますね。

また、AirPods(第4世代)は2024年後半の登場が噂されています。

現行のAirPods(第3世代)の充電ケースはいまだLightning。USB-Cへの変更は必至ということもあって、近い未来である2024年後半に登場する説は実現する可能性が高いと思っています。

そのAirPods(第4世代)と同じタイミングでAirPods Pro(第3世代)が登場することは考えにくい。これも2025年秋ではないかと考える理由です。

2024年後半にAirPods(第4世代)が一足先に登場し、翌年の2025年秋にAirPods Pro(第3世代)が登場する。

このような流れになる可能性が高いのではないでしょうか。

AirPods Pro(第3世代)の発売を待つべき?

仮に2025年秋にAirPods Pro(第3世代)が登場するとして、これを書いている2024年3月時点だとあと1年半ほど先になります。

私の考えとしては「待たずに現行モデルを買ってしまってOK」というもの。理由は以下のとおりです。

  • AirPods Pro(第3世代)が登場するのは1年以上先だと思われる。
  • 現行のAirPods Pro(第2世代)の完成度は非常に高い。
  • いま販売されているものはUSB-C対応。
  • 価格が下がり始めておりお得に買える。

AirPods Pro(第2世代)は発売後1〜2年くらいはほぼ価格が下がらなかったのですが、最近やっとセールなどで安くなっているところを見かけるようになりました。

ちょうどこれを書いているタイミングではAmazonのタイムセールが行われており、通常39,800円のところ31,875円で販売されています。AirPods Proを安く買うならAmaoznのタイムーセルが狙い目です。

このまま円安情勢が続けば、登場するであろうAirPods Pro(第3世代)の価格はドル価格は据え置きでも円価格では大幅に上がる可能性もあります。

また上でも書いたように現行のAirPods Pro(第2世代)の完成度は高く、AirPods Pro(第3世代)が登場したあとでも使い続けられるのではと思っています。

AirPods Pro(第3世代)の新機能は?

新型のAirPods Pro(第3世代)の新機能にまつわる噂がいくつかあります。

すべて未確定情報となりますが、参考にご紹介しておきましょう。

1. デザインの変更

デザインが大きく変更されることは考えづらいですが、AirPods Pro(第3世代)はイヤホンと充電ケースのデザインが刷新されるのでは、という噂があります。

個人的には他のモデルと差別化するためにも変更して欲しいな、と思いますね。現状だと細かな違いはあれど、無印のAirPodsもAirPods Proも一見すると同じに見えますから。

具体的にどこがどう変わるのか、そもそもデザインの変更があるのかは謎ですが、個人的には期待したいところです。

2. 新世代のチップ

AirPods Pro(第2世代)には「H2チップ」が内蔵されています。これが「H3チップ(仮)」としてアップデートされる可能性が高いでしょう。

内蔵チップがアップデートされることで、

  • 音響処理の向上による音質の向上
  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能の向上
  • 外部音取り込みモードの品質向上
  • 省電力化による駆動時間の向上

こういったことに期待できます。

音質やアクティブノイズキャンセリング性能は現行モデルでも非常に優秀ですが、新しいチップが登場すればそれらAirPods Proの強みがさらに底上げされるはずです。

3. 皮膚温センサーや聴力テスト機能など

新しいAirPods Pro(第3世代)にはヘルスケア関連機能として皮膚温センサーや聴力テスト機能などが搭載されるかもしれません。

皮膚温センサーはすでにApple Watchの一部のモデルに搭載されていますが、AirPods Proに搭載されることでより正確に体温を計測できるようになるでしょう。

また聴力テスト機能や騒音レベルの測定といった聴覚の健康に関する機能が搭載されるのではという情報もあります。

ヘルスケア関連の機能はiPhoneでもApple Watchでも強化されているところ。同じようにAirPods Proでも強化される可能性は高いでしょう。

その他の噂・期待されている新機能

その他AirPodsにまつわる噂・期待されている機能についてまとめました。

  • 無印AirPodsにプロモデルと廉価版モデル(AirPods LiteやAirPods SE)が追加される。
  • 無印AirPodsの充電ケースにも「探す」用のスピーカーが搭載される。
  • 充電ケースにディスプレイが搭載。
  • 充電ポート自体が廃止され、ワイヤレス充電のみ対応となる。
  • 補聴器のように使用できる機能の搭載。
  • フィットネス用途に活用できるトラッキング機能の搭載。
  • 心拍センサーの搭載。

これらすべては未確定情報で噂レベルではありますが、こうやって新機能についてあることないことを考えるのも楽しみのひとつ。また新しい情報があれば随時追加していきます。

AirPods Pro(第2世代)とAirPods(第3世代)との違い

AirPods Pro(第2世代)の購入を検討されている方に参考にしていただけるように、AirPods Pro(第2世代)とAirPods(第3世代)の違いをまとめました。

AirPods Pro 2とAirPods 3
AirPods Pro(第2世代)(左)とAirPods(第3世代)(右)

写真はLightning版のAirPods Pro(第2世代)です。

仕様を比較

それぞれの機能・仕様の違いを表にまとめます。

製品名AirPods Pro (第2世代)AirPods (第3世代)
外観MagSafe充電ケース(USB‑C)付きAirPods Pro(第2世代)AirPods 3
価格(税込)39,800円Lightning充電ケース:26,800円
MagSafe充電ケース:27,800円
イヤホンタイプカナル型インナーイヤー型
BelutoothBluetooth 5.3Bluetooth 5.0
アクティブノイズキャンセリング
会話感知
外部音取り込み
音楽コントロールタッチ式感圧式
空間オーディオ
ダイナミックヘッドトラッキング
耐汗耐水性能
チップH2H1
バッテリー駆動時間(本体)最大6時間
空間オーディオとヘッドトラッキング有効時は最大5.5時間
最大6時間
空間オーディオとヘッドトラッキング有効時は最大5時間
バッテリー駆動時間(ケース込み)最大30時間最大30時間
充電ケースMagSafe充電ケース(USB‑C)MagSafe充電ケース(Lightning)
充電ケースに搭載されたU1チップ
充電ケースに搭載されたスピーカー
充電ケースに搭載されたストラップループ
サイズ(本体/左右各)高さ:30.9 mm
幅:21.8 mm
厚さ:24.0 mm
高さ:30.97 mm
幅:18.26 mm
厚さ:19.21 mm
重量(本体/左右各)5.3 g4.28 g
サイズ(充電ケース)高さ:45.2 mm
幅:60.6 mm
厚さ:21.7 mm
高さ:46.4 mm
幅:54.4 mm
厚さ:21.38 mm
重量(充電ケース)50.8 g37.91 g
販売ページ Amazon
Apple公式
Amazon Apple公式

両者の特に大きな違いは、

  1. ノイズキャンセリング機能の有無
  2. カナル型かインナーイヤー型か
  3. 充電ケースがUSB-CかLightningか
  4. 価格

この4点ですね。

バッテリー駆動時間や空間オーディオへの対応など似ている点も多く、ざっくりと「AirPods Pro(第2世代)はノイキャンが搭載されているヤツ」という理解で問題ありません。

カナル型イヤホンが苦手ならAirPods(第3世代)

AirPods Pro(第2世代)はカナル型イヤホンとなっており、耳栓のように耳に押し込んで装着します。ワイヤレスイヤホンでは一般的なカナル型イヤホンですが、なかには装着時の「圧迫感」が気になる場合があります。

私もどちらかというと気になるタイプで、長時間にわたり装着し続けると圧迫感で外したくなってしまいます。

AirPods Pro 2とAirPods 3
カナル型のAirPods Pro(第2世代)とインナーイヤー型のAirPods(第3世代)

インイヤー型のAirPods(第3世代)なら、AirPods Pro(第2世代)のような圧迫感は皆無。長時間装着していてもまったく疲れません。周囲の音が自然に入ってくるので、室内・屋外問わずどんな環境でも使いやすいですね。

外部の音をシャットアウトしたい、圧迫感は気にならない、ということならカナル型のAirPods Pro(第2世代)でOKです。AirPods Pro(第2世代)には外部音を取り込む機能が搭載されており、それをオンにすれば周囲の音を聞き取れます。

AirPod Pro(第2世代)の強力なノイズキャンセリング

AirPods Pro(第2世代)の最大の魅力であり強みは、なんといっても強力なノイズキャンセリング機能です。

前モデルよりもノイズキャンセリング機能の精度が向上しており、果たしてこれ以上に進化する余地はあるのか?と思うほど。電車や飛行機などの移動中やカフェなど騒がしい環境でも、イヤホンから流れる音に集中できます。

没入感の向上だけでなく「音量を下げられる」というメリットもあります。

騒音のある環境では、その騒音を打ち消そうと音量を上げがち。大きすぎる音量は聴覚に悪影響を与える可能性があります。

強力なノイズキャンセリング機能を備えるAirPods Pro(第2世代)なら、没入感を向上させるだけでなく、騒音野ある環境でも音量下げられるので耳に優しい使い方が可能です。

使い勝手の良さはAirPods Pro(第2世代)に軍配

使い勝手の良さは、AirPods(第3世代)と比較してAirPods Pro(第2世代)に軍配が上がります。

  • タッチ操作対応で音量調節がラク。
  • ケースに搭載されたスピーカーでバッテリー残量が少ないことや居場所を知らせてくれる。
  • ケースに搭載されたストラップループ
  • ケース内蔵のU1チップで「正確な場所を見つける」機能を使用できる。

特に便利なのは音量調節ですね。AirPods Pro本体の凹みがある部分を上下にスワイプすることで音量調節できます。

AirPods Pro 2はタッチセンサーで音量調節できる
タッチセンサーで音量調節できる

一方でAirPods(第3世代)の場合、音量調節はSiriに「音量を上げて/下げて」と伝えるか、iPhoneなどの接続デバイスで音量調節を行う必要があります。

また個人的に助かっているのがAirPods Proケースに搭載されたスピーカー。

スピーカー搭載のAirPods Pro 2

スピーカーを搭載したことでバッテリー残量が低下したときに音で知らせてくれるようになりました。また、Appleの「探す」アプリから「サウンドを再生」をタップしたときに割と大きい音がスピーカーから発せられます。

Appleの「探す」アプリでAirPodsを探す
探すアプリから「サウンドを再生」をタップ

これが結構大きな音量。ソファの隙間に挟まっていても、AirPods Proケースのスピーカーならまず発見できるでしょう。「AirPods Proどこいった?」なんてことが多い私にとっては非常に便利な機能です。

U1チップ搭載AirPods Proケースだから「正確な位置を探す」機能が使える
U1チップ搭載だから「正確な位置を見つける」機能も使える

iPhone 11/12/13/14/15シリーズでは、「探す」アプリの「正確な位置を見つける」機能が使えます。U1チップ搭載のAirPods Pro(第2世代)ならこの機能を利用できます。AirPods(第3世代)のケースはU1チップ未搭載です。

AirPods(第3世代)でも同じように「探す」アプリから音を鳴らして探せますが、ケースに収納されたAirPods本体から音が鳴るため聞こえづらいですね。

iPhoneやiPad、Mac、Apple WatchなどAppleデバイスとの連携においては、AirPods Pro(第2世代)もAirPods(第3世代)も使い勝手に差はありません。

しかし、細かい使い勝手はAirPods Pro(第2世代)のほうがいいですね!

まとめ:待たずに現行モデルを即購入でOK

上でも書いたように、新型のAirPods Pro(第3世代)の発売を待つのは現実的ではありません。

2025年秋の登場説が有力。1年以上先のことですし、現行モデルのAirPods Pro(第2世代)の価格が下がってきていてまさに狙い目のタイミングです。

価格が下がっているのを見つけたら即購入でOKでしょう。

現行のAirPods Pro(第2世代)の完成度は非常に高く、きっと新型モデルを待たずとも満足できるはずです。

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よくある質問

新型AirPods Pro(第3世代)は待つべきですか?

2024年3月時点においては、新型のAirPods Pro(第3世代)を待たずにAirPods Pro(第2世代)を購入することをおすすめします。

新型AirPods Pro(第3世代)の登場は2025年秋となる情報がもっとも信憑性があります。

1年以上待つのは現実的ではありませんし、現行のAirPods Pro(第2世代)の完成度は非常に高く新型を待たずとも満足できるはずです。

新型AirPods Pro(第3世代)で期待されている新機能は何ですか?

以下のような機能が期待されています。ただし噂レベルの情報ですのでご注意ください。

  • 手頃な価格で購入できるAirPods LiteやAirPods SEの登場。
  • 充電ポート自体が廃止され、ワイヤレス充電のみ対応となる。
  • 補聴器のように使用できる機能の搭載。
  • フィットネス用途に活用できるトラッキング機能の搭載。
  • 心拍センサーの搭載。
  • カラーバリエーションが増える。
AirPods Proの従来モデルと新型モデルの違いは何ですか?

以下の3点が変更されています。

  1. 充電ケースがUSB-C版に変更
  2. 防塵性能と耐汗耐水性能がIP54等級に進化(従来モデルはIPX4)
  3. Appleの空間コンピュータ「Vision Pro(2024年にアメリカで発売予定、日本は未定)」接続時にロスレスオーディオを利用できる

充電ケースの変更だけでなく、イヤホン本体もわずかにアップデートされているようです。

ただしイヤホンとしての性能は同じで、超マイナーアップデートとなることから世代は「第2世代」から変わっていません。

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この記事の著者

おりすさるさんのアバター おりすさるさん ガジェットブロガー

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