iPad(第9世代)を購入したなら、まず用意しておきたいアイテムがディスプレイを傷から守ってくれる「保護フィルム」です。
iPad背面にちょっと傷をつけてしまったぐらいならなんてことないですが、ディスプレイはiPadの機能に関わってくる大事な部分。ひびが入ってしまえば修理が必要になりますし、少しの傷でも気分的によくないですよね。買い換え時に下取りに出したいという人なら、ディスプレイの傷は下取り時の価格にも影響してきます。
きっとほとんどの方が、「できるだけキレイな状態を保ったままiPadを使い続けたい」と考えているはず。本記事では、「iPad(第9世代)向けのおすすめ保護フィルム・ガラスフィルム」をご紹介!
貼り付けをサポートしてくれるガイド枠付きのガラスフィルムから、存在感なく使用できる薄型のPETフィルム、反射を抑えさらさらな指滑りな魅力のアンチグレアフィルムなど、さまざまなタイプのおすすめ保護フィルムをピックアップしています。
ぜひこの記事を参考に、あなたの使い方に合った保護フィルムを見つけてください!
iPad(第9世代/2021)保護ガラスフィルム選びのポイント
iPad(第9世代)向けの保護フィルムを選ぶにあたって、チェックしておきたいポイントをまとめました。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、さらっと目を通しておいていただければと思います!
貼り付けの難易度が低い「ガラスフィルム」がおすすめ
「保護フィルムの貼り付けは大の苦手だ」という人は多いのではないでしょうか?貼り付けに失敗し、買ったばかりの保護フィルムをダメにしてしまった……なんていう経験があるのは僕だけではないはず。
iPadのディスプレイはスマホに比べても大きいので、どうしても貼り付けの難易度が上がります。そこでおすすめなのが、「ガイド枠付きのガラスフィルム」です。
柔らかく折れ曲がるPETフィルムの貼り付けの難易度はガラスフィルムが高く、慎重に行わないと空気が入ってしまったり位置がズレて仕舞ったりすることがよくあります。
一方でガラスフィルムは位置決めホコリの侵入にさえ気をつければ、比較的かんたんに貼り付けできます。そして記事内でもご紹介している「ガイド枠」があればより安心。位置決めをサポートしてくれるガイド枠を使えば、枠内にガラスフィルムを落とすようにしてかんたんに貼り付けられます。
「貼りやすさ」は保護フィルム選びの非常に重要なポイント。貼り付けが苦手な方は、「ガイド枠付きのガラスフィルム」がおすすめです!
Apple Pencilユーザーが押さえておくべきポイント
iPad(第9世代)はApple Pencilに対応しています。Apple Pencilの低遅延で正確な描写は非常に優秀。「Apple Pencilを使いたいから、iPadを購入した」という人はきっと多いでしょう。
保護フィルムを貼り付けても、問題なくApple Pencilを使用できます。
しかし、厚手のガラスフィルムだとiPadのディスプレイとApple Pencilのペン先の間に距離が生まれてしまい、それが使い手によっては違和感となってしまうことがあります。
私自身の感想になりますが、厚手のガラスフィルムでもメモやノート目的であれば、何ら違和感なく使用できます。ただイラストやデザイン、画像編集のような繊細なペン先操作が求められる使い方の場合、やはりペン先との距離が気になりますね。ペン先と描写部分にギャップがあるような感じ。
ガラスフィルムよりも薄手のPETフィルムやペーパーライクフィルムであれば、その違和感も少なくなります。上で書いたように、基本的には貼りやすいガラスフィルムがおすすめ。しかしApple Pencilを絵やイラスト用途で使用する場合は、薄手のPETフィルムやペーパーライクフィルムも検討してみましょう。
iPadに保護フィルムを貼り付けるコツ
これまで数え切れないほどiPadに保護フィルムを貼り付けてきた私が、貼り付けのコツをご紹介しましょう!
- ホコリの侵入に細心の注意を払う
(ホコリが舞いにくいお風呂場での貼り付けがおすすめ) - ガイド枠やガイドシールなどのサポートツール付属の保護フィルムを選ぶ
この2点ですね!大事なのは「ホコリ」と「位置決め」です。
特にホコリの侵入は気をつけたいポイント。付着してしまうと取り除くのは困難です。私はだいたいホコリが舞いにくいお風呂場で貼り付けることが多いですね。軽くシャワーでお湯を出して、気持ち程度に湿度を上げておけばよりホコリが舞いにくくなります。本気を出すのなら全裸になれば完璧。その様子はなかなかシュールですが。
そして位置決めについて。ディスプレイが大きいiPadは、少しのズレが大きなズレとなってしまいます。ガイド枠やガイドシールなどのサポートツール付属の保護フィルムを選べば、失敗の確率を格段に減らせます。
iPad(第9世代/2021)向け保護ガラスフィルムおすすめ10選
それでは本題、iPad(第9世代)におすすめの保護フィルムをご紹介していきましょう!
OA Proda 迷ったらコレでOK!人気のガラスフィルム
- ガラスフィルム
- 貼り付けをサポートする「ガイドシール」付き
- 硬度9H/各種コーティング/ラウンドエッジ加工
まずおすすめしたいiPad(第9世代)向けガラスフィルムがこちら。OAproda(オーエープロだ)はスマホ向けフィルムでも人気があります。すでにご存知の方は多いかもしれません。
貼り付けをサポートしてくれるガイドシール付きで、それが貼りやすいと評判。貼り付けが苦手な方も安心して選べます。
クリアなガラスフィルムでiPadのディスプレイ本来のキレイさに干渉しません。また少し小さめの設計でケースとの干渉と浮きを防止。迷ったらこれといっていい、おすすめのガラスフィルムです!
NIMASO ガイド枠付きガラスフィルム
- ガラスフィルム
- 貼り付けをサポートする「ガイド枠」付き
- 硬度9H/各種コーティング/ラウンドエッジ加工
貼りやすさではNimasonoの「ガイド枠」付きガラスフィルムにも定評があります。
付属のウェットシート・ドライシート、ホコリ取りシールでディスプレイ面をキレイにしたら、iPad本体にガイド枠をセット。そのガイド枠の枠内にガラスフィルムを落とすように貼り付ければOKです。自己吸着タイプなので、すーっとガラスフィルムが勝手に張り付いていってくれます。
Nimaso アンチグレア(反射防止)タイプ ガイド枠付きガラスフィルム
- アンチグレア(反射防止)タイプのガラスフィルム
- さららさら指滑り & 指紋汚れが目立ちにくい
- クリアさが犠牲になってしまうデメリットがある
- 貼り付けをサポートする「ガイド枠」付き
- 硬度9H/各種コーティング/ラウンドエッジ加工
太陽光や蛍光灯の下では、光がiPadのディスプレイに反射し視認性が低下してしまうことがあります。ディスプレイの明るさを上げることである程度は解決できますが、光の反射や映り込みを防止してくれるアンチグレアフィルムの使用が手っ取り早くおすすめです。
反射を防止してくれるアンチグレアフィルムは、さらさらな指滑りで操作性も向上するというメリットも。さらに指紋汚れも目立ちにくくなるので「どうしても指紋汚れが気になってしまう」という方にとってもいいでしょう。
ただし、アンチグレアフィルムを貼ることで「クリアさが犠牲になってしまう」という点には注意です。通常使用には問題はありませんが、白くくすんだような見え方になります。
ミヤビックス OverLay Brilliant グレア(光沢)タイプのPETフィルム
- 薄く存在感なく使用できるPETフィルム
- ディスプレイ本来のキレイさに干渉しないグレア(光沢)タイプ
- 硬度9H/各種コーティング
基本的には貼り付けの難易度が低いガラスフィルムがおすすめです。しかし、PETフィルムより厚手のガラスフィルムを貼ると、ディスプレイの上にフィルムが乗っかっているような装着感が出てしまいます。
装着感といってもそこまで見た目が悪くなるわけではありませんが、気になる方やできるだけ装着感を出したくないという人には薄手のPETフィルムが向いています。
ミヤビックスのPETフィルム「OverLayシリーズ」はPETフィルムでは定番。そのシリーズのなかでも「OverLay Brilliant」はグレア(光沢)タイプでiPadのディスプレイ本来の美しさに干渉しません。
貼り付けの難易度はガラスフィルムよりも上がりますが、PETフィルムはPETフィルムの良さがあります。
ミヤビックス OverLay Plus アンチグレア(非光沢)タイプのPETフィルム
- 薄く存在感なく使用できるPETフィルム
- さらさらな指滑り & 指紋汚れが目立ちにくいアンチグレア(反射防止)タイプ
- クリアさが犠牲になってしまうデメリットがある
- 硬度9H/各種コーティング
同じくミヤビックスのPETフィルムです。こちらは「OverLay Plus」といってアンチグレア(非光沢)タイプのPETフィルム。
私は同フィルムをiPad miniで愛用していますが、さらさらな操作性は気持ちがいいですし、視認性も抜群。指紋汚れが目立ちにくいことも気に入っています。
やわらかく折れ曲がるPETフィルムなので、貼り付けは慎重に行う必要があるものの、仕上がりはガラスフィルムよりもキレイです。
PCフィルター工房 ペーパーライクフィルム
- 紙のような書き味に変化するペーパーライクフィルム
- さららさらな指滑り & 指紋汚れが目立ちにくい
- ペン先の摩耗を軽減
- 硬度3H/アンチグレア
iPadのディスプレイの表面はガラス、Apple Pencilのペン先は樹脂素材。その書き味はカチカチ、ツルツルといった硬いものとなります。文字を書いていてもツルツル滑って書きにくいと感じることが個人的にもあります。
フィルムの表面に特殊な加工が施されているペーパーライクフィルムを貼れば、Apple Pencilの硬い書き味がまるで紙に書いているような書き味に変化。ペン先にほどよい抵抗が生まれるので、細かいペン先操作がしやすくなります。
アンチグレアフィルムのようにクリアさが犠牲になってしまうデメリットはありますが、Apple Pencilをイラストやデザイン系のアプリ、メモやノートアプリで活用することが多いのならぜひ検討して欲しいアイテムです。
上のペーパーライクはペン先の摩耗を軽減してくれているのですが、それでも使用を重ねるにつれペン先が摩耗していきます。使用頻度が高い方は交換用のチップを用意しておけば安心です。
ESR ブルーライトカット対応ガラスフィルム
- ブルーライトカット対応ガラスフィルム
- 貼り付けをサポートする「ガイド枠」付き
- 硬度9H/各種コーティング/ラウンドエッジ加工
ブルーライトは眼精疲労や寝つけの悪さの原因になると言われています。これには諸説あるものの、個人的には青みがかった画面よりも暖色系の画面のほうが疲れを感じにくいのは確かだと思っています。
iPadには「Night Shift」という設定した時間に自動的に色温度を切り替えてくれる機能があります。ですが普段からのブルーライトに気をつけている人なら、ブルーライトカット対応のフィルムを貼ってしまったほうが設定いらずで楽チン。
こちらのガラスフィルムはブルーライトカットに対応、ガイド枠付きで貼り付けが苦手な人も安心です。
ProCase 覗き見防止ガラスフィルム
- 覗き見を防止してくれるガラスフィルム
- 硬度9H/各種コーティング加工/ラウンドエッジ加工
電車やカフェなどの人の多い場所では、iPadを操作していて周囲の目が気になることがあります。覗き見防止フィルムを貼っておけば、プライベートなメッセージのやり取りをするときや、仕事上の見られてはいけない書類を閲覧したいときに安心です。
ただ覗き見防止という機能の特性上、どうしても画面が暗くなってしまう点には注意してください。「覗き見防止したいシーンは限られる」という方は、次にご紹介する「着脱できる覗き見防止フィルム」をチェックしてみましょう。
LOE 着脱式の覗き見防止フィルム
- 必要なときのみ使用できる着脱式の覗き見防止フィルム
- マグネット内蔵でiPadにはりつく
- 硬度9H/各種コーティング加工/ラウンドエッジ加工
こちらの覗き見防止フィルムは、必要なときだけ貼り付けることができる着脱式。マグネット内蔵で、iPadにぴたっとくっついてくれる仕組みです。すでにガラスフィルムの上から使用することもできます。
覗き見防止フィルムは「画面が暗くなってしまう」というデメリットが大きいので、このような必要なときのみ使用できるタイプは便利です。
ミヤビックス OverLay Brilliant 背面用フィルム
- iPad背面を保護してくれる背面用PETフィルム
- 防指紋加工/グレアタイプ
ミヤビックスのiPadの背面を保護してくれるPETフィルムです。iPadケースを装着せずに使う方や、背面部分をカバーできないAppleのSmart Cover、Smart Keyboardとの併用におすすめです。
背面は机に置いたときやカバンのなかで硬いものにあたったりして、思いのほかかんたんに傷がついてしまう部分。特に細かな引っかき傷は、どう気を付けていてもついてしまいます。
「重くなったりかさばったりで、できればiPadケースを装着したくない」という方は少なくないと思いますが、iPadケースのかわりにディスプレイと背面を保護するフィルムでサンドイッチするのもありです!
iPad(第9世代)向けおすすめ保護ガラスフィルムまとめ
iPad(第9世代)の価格は39,800円からとiPadのラインアップのなかでもっともお手軽に選べるモデルです。価格が安いといってもA13 Bionicチップ搭載で動画編集や3Dゲームも楽しめるスペックを持ち、Apple PencilとSmart Keyboardにも対応。エントリーモデルとは言えないほどの性能・機能ががあります。間違いなくコスパNo1モデルですね!
そんなiPad(第9世代)をキレイな状態で長く使っていくためには、iPadケースや保護フィルムが必要不可欠。iPadはリセールバリューも高いので、大事にキレイに使って損はありません。
ほとんど人は「せっかく買ったiPad、できる限り長くキレイな状態で使いたい」と思うはず。ぜひ本記事を参考にしていただき、大事なiPadを守りましょう!
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