iPad Air(第5世代)を衝撃や傷から守るためには、「保護ケース・カバー」が必須。気軽にどこへでも持っていけるiPad Airだからこそ、特に用意しておきたいアイテムです。
iPad Airを少しでも長くキレイな状態で使えるのなら、それに越したことはないですよね。気分的にもそのほうがいいですし、キレイな状態を維持できればリセールバリューが下がりにくいiPad Airにとってもメリットがあります。
本記事では、「iPad Air(第5世代)向けのおすすめのケース・カバー」をご紹介しています。薄く軽量な背面ケースから、保護性能と機能性に長ける手帳型ケース、裸派におすすめのスリーブケースまで、幅広くおすすめをピックアップしています。iPad Airユーザーの方はぜひ参考にしてください!
iPad Air(第5世代)向けケース・カバーの選び方
まずは、ケース・カバーの選び方・押さえておきたいポイントについて解説します。
iPad Airケース・カバーのタイプ
ケース・カバーには、いくつかのタイプがあります。
iPadケースのタイプ | メリット | デメリット |
背面ケース (フラップなし) | ・フラップを開閉する必要がないので楽 ・フラップがないのでかさばらない ・全面を保護できる | ・液晶画面は保護できない |
フラップケース | ・薄手でかさばらない | ・背面部分は保護できない |
手帳型ケース (フラップあり) | ・液晶画面まで保護できる ・カードホルダーやスタンド機能など機能面が充実 | ・フラップの開閉が面倒 ・かさばってしまう ・重くなりがち |
耐衝撃ケース | ・高い耐衝撃ケースでがっちり守ってくれる | ・かさばってしまう ・重くなりがち |
キーボードケース | ・キーボードを一緒に持ち運べる | ・かさばってしまう ・重くなりがち |
スリーブケース | ・iPadを裸のまま使用できる ・全面を保護できる | ・使用中は保護できない |
iPad Airを外に持ち出す機会が多いのなら、万が一落下させてしまっても全面を保護できる「手帳型ケース」が安心です。逆に屋内中心の使用なら、フラップを開け閉めする必要のない「背面ケース」がラクです。
Appleの「Smart Keyboard Folio」のような「キーボードケース」なら、環境を選ばず効率的にテキスト入力できます。「スリーブケース」ならiPad Air本来の薄さ・軽さを犠牲にせずに済みます。
このように、それぞれにタイプにメリットがあります。使い方・利用シーンにあったタイプを選びましょう。
iPad Airケースの素材にも注目
iPad Airケースに使われる「素材」も注目しておきたいポイントです。
保護ケースの素材 | 特徴 |
シリコン | 滑りにくい/衝撃に強い /汚れ(ホコリ)が付着しやすい |
TPU(熱可塑性ポリウレタン) | 衝撃に強い/薄く軽量/成形しやすい/シリコンに代わって採用されることが多い |
PC(ポリカーボネート) | 薄く軽量/いわゆる「プラスチック」素材/衝撃吸収性に劣る(割れることがある) |
PUレザー | 人工的にレザーにみせた素材/本革に比べ軽量/雨に強い/耐久性は本革に劣る |
本革レザー | 革らしい劣化を楽しめる/雨や湿気に弱い/価格が高い |
アルミニウム | 傷が付きやすい/背面に使用されている場合はQiワイヤレス充電できない |
複数の素材を組み合わせたiPad Airケースも多いのですが、使われることが多いのはTPU素材ですね。クッション性があり、iPad Airをしっかりと保護してくれます。
PUレザーケースなら手頃な価格で革の質感を楽しめますし、本革ケースなら本革らしい変化する経年劣化を楽しめます。それぞれの素材のメリットがあり、どれが正解だということはありません。基本的には好みで選んでOKです。
その他チェックしておきたいポイント
こちらのポイントもチェックしておきましょう!
- ケースを装着したままTouch IDを使用できるかどうか
- スタンド機能(角度調節が可能かどうか)
- オートウェイク/オートスリープ対応か
- Apple Pencilの収納機能
- カード収納などの有無
- キーボードの有無
購入後に「こんなはずじゃなかった!」と後悔してしまわないためにも、細かいところを含めて確認しておきましょう。
iPad Air(第5世代)おすすめケース・カバー11選
iPad Air(第5世代)ユーザーなら、Apple純正ケースは気になる存在ではないでしょうか。まずはiPad Air(第5世代)向けApple純正ケースからご紹介していきます!
【Apple】Smart Folio
- Apple純正の手帳型ケース
- マグネット装着式
- スタンド機能あり(2段階の角度調節)
- オートウェイク/オートスリープ対応
- 選べるカラー
「Smart Folio(スマートフォリオ)」は、薄くて軽いAppleの純正の手帳型ケース。iPad Air背面にマグネットで張り付くため、かんたんに脱着できます。磁力は強力で、フラップ部分を持ってぶら下げても落ちないほどです。
Smart Folioで保護できるのは背面とディスプレイ面のみで、側面部分はむき出しの状態です。ただロック解除のためにトップボタンに指を置くことを考えると、Smart Folioのように側面がむき出しになっているほうが使いやすいですね!
Smart FolioではiPad Airの側面部分は保護できないものの、ロック解除のためにトップボタンに指を置くことを考えると、Smart Folioのように側面がむき出しになっているほうが使いやすいですね。
Smart Folioは豊富なカラーバリーションも魅力です。薄手のケースなので耐衝撃ケースのようにがっちり保護することはできませんが、選べるカラーもあって長く愛着を持って使えるiPad Airケースです。
【Apple】Smart Keyboard Folio
- Apple純正のキーボードケース
- Smart Connector接続でペアリング設定 & 充電不要
- マグネット装着式
- 選べるキーボード配列
- スタンド機能(2段階の角度調節)
- オートウェイク/オートスリープ対応
- キーボードスタイルとタブレットスタイルを切り替えられる
「Smart Keyboard Folio」は、ケースとキーボードが一体となったAppleのキーボードケースです。iPad Air背面にあるSmart Connector(3つ並んだ丸い金属端子)接続に対応し、ペアリング設定は不要。またキーボードへの給電もiPad Air本体から行われるため、充電も不要です。
Smart Keyboard Folioは、上のようにキーボードスタイルとタブレットスタイルをかんたんに切り替えられます。Smart Folioと同じでマグネット装着式なので、かんたんに取り外しOK。
「iPad Airで外部キーボードを使いたい」という方には、Smart Keyboard Folioがもっともおすすめしやすいと思っています。それは2つのスタイルを切り替えられますし、キー配列や服飾キーが完全にiPadOSに最適化されているから。キーボード活用の場面が多いのなら、キーボード兼ケースとして活躍してくれるSmart Keyboard Folioがおすすめです!
【Apple】Magic Keyboard
- Apple純正のキーボードケース
- Smart Connector接続でペアリング設定 & 充電不要
- トラックパッド & バックライト搭載
- マグネット装着式
- 選べるキーボード配列
- 角度調節が可能なフローティングカンチレバー
- パススルー充電が可能な充電用USB-Cポートを搭載
- オートウェイク/オートスリープ対応
iPad Airで使えるキーボードケースと言えば、「Magic Keyboard」もあります。トラックパッド(タッチパッド)の搭載と、無段階に角度調節できるフローティングカンチレバーが特徴です。またMagic Keyboard搭載しiPad Air本体を充電できる充電用USB-Cポートも搭載。非常に高価な製品ではあるのですが、多機能なキーボードケースです。
Magic Keyboardは「iPad Airをパソコンライクに使いたい」という人にはぴったりなのですが、Smart Keyboard Folioのようにタブレットスタイルに変形させることができません。「パソコンライクな使い方がメイン」という方に向いています。
iPad Airケースというテーマからは少しずれるかもしれませんが、iPad Airユーザーにチェックしてほしい製品のひとつです。
【MaxKu】iPad Air本来のカラーを楽しめるクリアケース
- iPad Air本来のデザイン、カラー、軽さ、薄さを損なわないTPUクリアケース
- ケースを装着したままApple Pencilペアリング & 充電OK
iPad Airのカラーラインアップは全部で5色あります。パープルやスターライトなどのAppleらしいカラーリングが魅力的ですが、iPad Airケースを装着してしまうとそのカラーは隠れてしまうことになります。
こちらのMaxKuのiPad Airケースは、クリアでiPad Air本来のカラーやデザインを隠しません。また、厚さがわずか1mmと薄く、「できるだけケースの存在感をなくしたい」という方におすすめです。
価格は1,000円以下(記事執筆時点)と選びやすいので、「とりあえず用」として購入するのもいいでしょう。
【ZtotopCase】コスパのいいSmart Folio風 手帳型ケース
- マグネット装着式のSmart Folio風 手帳型ケース
- スタンド機能(三つ折りフラップ)
- オートウェイク/オートスリープ対応
- ブラック/ブルー
AppleのSmart Folioの価格は9,800円(税込)。Apple純正品ということもありかなり高価です。こちらのZtotopのiPad Airケースは、「Smart Folioは価格的にちょっとなぁ……」という方におすすめです。
選べるカラーは少ないものの、マグネットスタンドにもなる三つ折りフラップやマグネット装着式であるなど機能的には同じです。Apple純正にこだわりがなければ、Smart Folioの半額以下で購入できるZototopのiPad Airケースを推します。
【ESR】Apple Pencil収納付き手帳型ケース
- Apple Pencil収納付き手帳型ケース
- スタンド機能(三つ折りフラップ)
- オートウェイク/オートスリープ対応
- 7食から選べるカラー
Apple Pencilを収納できる、ESRの手帳型ケースです。iPad Airが対応するApple Pencil(第2世代)は、iPad Air側面にある磁気コネクタにくっつけてペアリング・充電します。このケースは、そのApple Pencilの使い勝手に干渉しないよう設計されています。
このケースならApple Pencilを含めて保護できますし、意図せず外れ落ちてしまうこともありません。Apple Pencilを収納できる分サイズが少し大きくなりますが、「iPad AirとApple Pencilを一緒に持ち運ぶことが多い」ということならチェックしたいiPad Airケースです。
【ESR】スマートにiPad AirとApple Pencilを保護できる手帳型ケース
- Apple Pencil収納付き手帳型ケース
- マグネット装着式
- スタンド機能(三つ折りフラップ)
- オートウェイク/オートスリープ対応
- 7色から選べるカラー
「Apple Pencilも含めて保護したい、でもかさばるのはイヤだ」という方には、こちらのiPad Airケースをチェックしてみてください。
Smart Folioと同じ磁気吸着式のケースで薄く、Apple Pencilを包み込むように保護するフラップがあります。iPad Air側面部分は露出することになりますが、そのぶんスリムに持ち運べます。
【SwitchEasy】Origami iPad Airを縦置きできる手帳型ケース
- Apple Pencil収納付き手帳型ケース
- iPad Airの縦おきが可能(4段階の角度調節)
- オートウェイク/オートスリープ対応
- アスカランブルー/エクスブルー/ミッドナイトブルー
SwitchEasyの「Origami」は、iPad Airを縦置きすることができるiPad Airケースです。フラップを折りたたむようスタンドに変形させ、4段階の角度に調節可能です。
スタンド機能付きのケースは珍しくありませんが、縦置きできるものはそう多くありません。ネットの閲覧やテキスト入力時など、縦おきのほうが捗る場合は多々あります。iPadスタンドのように微調節はできないものの、縦置きできることにメリットを感じる方はチェックです。
【ZUGU】The Alpha Case 8段階の角度に調節可能な耐衝撃ケース
- 150cmの高さからの落下にも耐える耐衝撃ケース
- 8段階から角度調節できるキックスタンド
- Apple Pencil収納あり
- オートウェイク/オートスリープ対応
- ブラック/パープル/ブラウン/ブルー/レッド
「iPad Airをがっちり保護したい」という方におすすめなのが、ZUGUの「The Alpha Case」です。150cmまでの高さからの落下に耐えるたい衝撃ケース。iPad Airをあらゆる衝撃から保護してくれます。
また、8段階の角度に調節できるキックスタンドを搭載し、あらゆるシーンでの使用にも対応できます。よく出先に持ち出して、アクティブに使いたい、という方にぴったりです。
ZUGUのケース多くのユーザーから選ばれている任ブランドです。価格帯はお高めですが、選ばれているのには理由があります。「いいものを長く使いたい」という方にもおすすめです。
【Amazoベーシック】コスパが魅力のスリーブケース
- コスパに優れるAmazonベーシックのスリーブケース
- 裸の方におすすめ
- 最大11.6インチまでのデバイスに対応
- ブラック/グレー/ネイビー/パープル/ブルー
続いてご紹介するのは、優れたコスパに定評のあるAmazonベーシックのスリーブケース。最大11.6インチまでのデバイスに対応し、10.9インチのiPad Airで使用できます。
まず1,000円以下(記事執筆時点)で購入できる価格が魅力ですね!シンプルなスリーブケースですが、インナーケースとして使用したり、普段使いの保管用ケースとしての使用には必要十分です。
ケースを着けたくないという方でも、持ち運び時には少なくともスリーブケースに入れておくことをおすすします。カバンのなかなどで硬いものと当たってできる擦り傷には要注意。スリーブケースに入れておけば、そのような擦り傷や引っ掻きずを防げます。
【tomtoc】iPad Airと周辺機器を丸ごと収納でできるハードケース
- iPad Air本体と関連アクセサリーをまとめて収納できるケース
- 衝撃に強いハードケース
- 小物類を固定できるゴムバンド
iPad Air本体に加え、Apple PencilやUSB-CハブやUSB-CケーブルやUSB充電器などをひとまとめに収納出来るtomtocのハードケースです。「iPad Airと関連アクセサリーの一式をまとめて持ち運びたい」という方にぴったりなアイテム。
小型のキーボードやモバイルバッテリーなら楽ラク収納できる十分なスペースがあり、ケース内部で小物類が動かないよう固定できるゴムバンドが便利です。
iPad Air(第5世代)におすすめのケース・カバーまとめ
本記事ではiPad Air(第5世代)に対応したさまざまなタイプのケース・カバーをご紹介させていただきました。ご紹介したなかで「いちばんおすすめなのケース」を選ぶとすれば、Apple純正ケースの「Smart Folio」を推します。
薄くかさばらないですし、マグネット式で脱着もかんたんであることがポイント。例えば、Smart FolioからSmart Keyboard Folioへの付け替えもかんたんに行えます。
Apple純正にこだわりがなければ、次点でESRのSmart Folio風ケースもおすすめです。
マグネット式で脱着がかんたんなのはSmart Folioと同じですし、オートウェイク/オートスリープにも対応します。
ぜひ本記事を参考にしていていただき、あなたに合ったiPad Airケースを見つけていただければと思います!
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