【2024年版】コンセント付きモバイルバッテリーおすすめ7選|一体型で便利な製品を厳選

ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

今回の記事では、コンセントに挿せばUSB充電器として、コンセントから抜けばモバイルバッテリーとして使える「コンセント付きモバイルバッテリー」のおすすめをご紹介します。

この記事で分かること
  • コンセント付きモバイルバッテリーとは?
  • コンセント付きモバイルバッテリーのデメリット
  • コンセント付きモバイルバッテリーおすすめ7選

1台で2役をこなしてくれるコンセント付きモバイルバッテリーは、USB充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち運びしたい方にぴったりです。

しかしコンセント付きモバイルバッテリーには、便利な一方でデメリットもあります。使い方によってはUSB充電器とモバイルバッテリーを別々に用意した方がいいことも。

本記事ではメリットだけでなく知っておきたいデメリットについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

※本記事は筆者が購入した製品を使用して作成しています。メーカーからの提供品は含まれていません。

目次

コンセント付きモバイルバッテリーとは?

コンセント付きモバイルバッテリーとは、USB充電器としてだけでなくモバイルバッテリーとしても使える2-in-1製品のことです。

コンセント付きモバイルバッテリーをコンセントに挿している様子
コンセントに挿してUSB充電器として使用
コンセント付きモバイルバッテリーをモバイルバッテリーとして使用
コンセントから抜けばモバイルバッテリーとして使える

このように、コンセントに挿しているあいだはUSB充電器として、コンセントから抜けばモバイルバッテリーとしてスマホなどを充電できます。

メリット

コンセント付きモバイルバッテリーには以下のメリットがあります。

コンセント付きモバイルバッテリーのメリット
  • 1台2役で省スペース化、軽量化できる。
  • コンセントの有り無しにかかわらず充電を継続できる。
  • パススルー充電に対応するものなら接続デバイスと同時に内蔵バッテリーも充電できる。
  • USB充電器あるいはモバイルバッテリーの忘れ物を防止できる。

USB充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち出す方なら、コンセント付きモバイルバッテリーを用意することで1台にまとめられます。

コンセント付きモバイルバッテリーを持ち出す様子
省スペース化・軽量化に役立つ!

1台にまとまるので省スペース化や軽量化に役立ちますし、片方を忘れてきてしまうこともなくなります。両方を持ち歩いている方にとっては大活躍してくれるアイテムとなるでしょう。

またコンセント付きモバイルバッテリーの特に便利な機能に「パススルー充電」があります。

コンセント付きモバイルバッテリーのパススルー充電機能
パススルー充電

パススルー充電とは、コンセントに挿しているときに接続したデバイスと同時に内蔵バッテリーも充電してくれる機能のことです。

普段からUSB充電器として使っていれば、コンセントから抜いたときにはバッテリー満タンの状態で持ち出せます。モバイルバッテリーを持ち出したいのに肝心のバッテリー残量がない、なんてことがよくありますが、コンセント付きモバイルバッテリーならこれが起きにくいメリットがあります。

デメリット

便利なコンセント付きモバイルバッテリーですが、知っておきたいデメリットもあります。

コンセント付きモバイルバッテリーのデメリット
  • USB充電器としてもモバイルバッテリーとしても大きく重い。
  • 10000mAhを超えるバッテリー容量をもつ製品がほとんどない。
  • モバイルバッテリーとして使用したときに充電性能が下がる場合がある。
  • バッテリー容量や充電性能的にノートPCなどの大型デバイスで使えるものが少ない。
  • 内蔵バッテリーは消耗品。長く使うと劣化していく。

これは仕方ないのですが、コンセント付きモバイルバッテリーは、USB充電器として見ると大きく重く、モバイルバッテリーとして見ても大きく重くなってしまいます。

つまり、使い方がどちらかに偏っている場合はその大きさと重さが負担に感じてしまう可能性があります。

例えば人気のコンセント付きモバイルバッテリー「Anker PowerCore Fusion 10000」の場合。

Anker PowerCore Fusion 10000
Anker PowerCore Fusion 10000

これをUSB充電器として同性能の「エレコム EC-AC22WH」、そしてモバイルバッテリーとしてもほぼ同じバッテリー容量・性能を持つ「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」を比較すると、以下のようになります。

Anker PowerCore Fusion 10000のサイズの比較
ほぼ同じ仕様のUSB充電器とモバイルバッテリーとのサイズ比較

こうやってサイズと重量を比較してみると、必ずしもコンセント付きモバイルバッテリーで省スペース化・軽量化を実現できるわけではないことが分かります。

「USB充電器として使うことがほとんどで、モバイルバッテリーとしてはたまにしか使わない」というように、どちらかに偏った使い方を想定している場合は、コンセント付きモバイルバッテリーではなくそれぞれ単体で用意することをおすすめします。

バッテリーは消耗品

モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは消耗品です。充電・放電頻度によりますが、一般的に需要は2年ほどと言われています。

長い目で見ればUSB充電器も消耗品ではあるのですが、どちらかと言うと内蔵バッテリーの寿命が先にくる可能性が高いでしょう。

そうなると「ただただ大きく重いUSB充電器」としなってしまうので、内蔵バッテリーがダメになってしまえば買い替えとなります。

「バッテリーは消耗品」ということは意外と盲点となるところ。

毎日充電して放電して、といったヘビーな使い方を考えている場合は、モバイルバッテリー単体を購入したほうがコスパがいいですね。

コンセント付きモバイルバッテリーおすすめ7選

エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)

エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)

まずご紹介するのは、お手頃な価格で購入できるエレコムのコンセント付きモバイルバッテリーです。

筆者のおすすめポイント!
  • お手頃な価格で購入できる。
  • USB-Aポート2つのみ、出力は最大12Wと充電性能は高くないが、必要ない方にとってはこれで十分。

USB-Aポート2つのみ搭載で急速充電には未対応。充電性能が高いとは言えませんが、普通にスマホを充電するには何不自由ありません。

エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)でiPhone 13を充電している様子
iPhone 13を充電している様子

基本的にはUSB-Cポートを搭載し、急速充電に対応するコンセント一体型モバイルバッテリーがおすすめなのですが、「USB-Cポートは不要だし、急速充電にもこだわらない」という方はこちらで十分でしょう。

エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)を手のひらに乗せている様子
バッテリー容量は5000mAh

バッテリー容量は5000mAhです。スマホを1回フル充電できるかできないかくらいですね。スマホのバッテリーを1日もたせるくらいならこれで足りるでしょう。

エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)とiPhone 13とのサイズ比較
iPhone 13とのサイズ比較

サイズは約81 x 71 x 34 mm、重量は約175 gとなっています。折りたたみ式プラグ採用ということもあり持ち運びしやすいサイズ感。重量も見た目以上に軽い印象です。

エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)をUSB充電器として使用
USB充電器として使用

基本的にはUSB-Cポートを搭載し、急速充電に対応するコンセント一体型モバイルバッテリーがおすすめなのですが、なかには「USB-Cポートは不要だし、急速充電もこだわらない」という方もいるでしょう。本製品はまさそんな方におすすめです。

製品の仕様を詳しくみる
製品名エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)
バッテリー容量5000 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートUSB-A x 2
USB-C入力
USB-C出力
USB-A出力最大12W
合計出力最大12W
サイズ約81 x 71 x 34 mm
重量約175 g
カラーブラック、ホワイトフェイス
価格(税込)3,839円

Anker PowerCore Fusion 10000

Anker PowerCore Fusion 10000

続いてご紹介する「Anker PowerCore Fusion 10000」は、コンセント付きモバイルバッテリーと言えばまずこれが思い浮かぶほどの人気のロングセラー製品です。

筆者のおすすめポイント!
  • 9700mAhと安心のバッテリー容量。
  • スマホを急速充電できる最大20WのUSB-Cポートを搭載。

スマホを約2回フル充電できるほどの9700mAhバッテリーを搭載。モバイルバッテリーとしてしっかり使えるバッテリー容量がまず1つめのポイントです。

Anker PowerCore Fusion 10000でiPhone 15 Proを充電している様子
iPhone 15 Proを20Wで急速充電

USB-CポートとUSB-Aポートをひとつずつ搭載し、USB-Cポートは最大20Wの出力に対応します。USB Power Delivery(USB PD)による急速充電に対応し、スマホやタブレットなどあらゆるデバイスを急速充電可能。これが2つめのポイントですね。

Anker PowerCore Fusion 10000とiPhone 15 Proとのサイズ比較
iPhone 15 Proとのサイズ比較、サイズは大きめ

ただし、大容量でパワフルなコンセント付きモバイルバッテリーですがサイズと重量が大きめなのが欠点ですね。

Anker PowerCore Fusion 10000を電源タップに挿している様子
大きいが電源タップでも使える

大きめと言っても使用に支障がでるレベルではありません。電源タップでもたいていは問題なく使用できるでしょう。

私の感覚で言うと毎日の持ち運びはキツイけど、たまになら我慢できるレベルのサイズと重量、という感じ。決してコンパクトで軽量というわけではありませんが、9700mAhの大容量バッテリーを考えるとコンパクトにまとめられていると言っていいでしょう。

製品の仕様を詳しくみる
製品名Anker PowerCore Fusion 10000
バッテリー容量9700 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートUSB-C x 1、USB-A x 1
USB-C入力
USB-C出力最大20W
USB-A出力最大12W
合計出力最大20W(単ポート使用時)
最大15W(複数ポート使用時)
サイズ約82 x 82 x 35 mm
重量約278 g
カラーブラック、ホワイト
価格(税込)5,990円

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)

コンパクトで軽量な「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」は、毎日の持ち運びにぴったりなコンセント一体型モバイルバッテリーです。

筆者のおすすめポイント!
  • バッテリー容量は5000mAhと少なめだが、コンパクトで軽量、持ち運びしやすい。
  • USB充電器として使用時は最大30W出力が可能とパワフル。

頻繁に持ち出すとなると、やはりコンパクトさと軽さは大事。Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)のサイズは約78 x 44 x 31 mmとコンパクトで、重量も約185 gと軽量です。

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)とiPhone 15 Proのサイズ比較
iPhone 15 Proとのサイズ比較

バッテリー容量は5000mAhとはいえ、モバイルバッテリーとUSB充電器がこのサイズに収まっているわけですからね。非常にコンパクトです。

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)でMacBook Air 13インチを充電している様子
MacBook Air 13インチを充電できるほどのパワー

コンセントに挿しUSB充電器として使用時、USB-Cポートは最大30Wとパワフル。スマホはもちろん、MacBook Airの充電までカバーできるパワーです。

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)でiPhone 15 Proを充電している様子
モバイルバッテリーとしては最大22.5W出力となる

モバイルバッテリーとして使用時は最大22.5W出力となります。MacBook Airの充電はキツイですが、スマホやタブレットの充電なら高速に行えます。

5000mAhのバッテリー容量を考えても、モバイルバッテリーとしてはスマホの充電がメインと考えておいたほうがいいですね。その代わりUSB充電器としてはパワフルな充電器として幅広いデバイスOKです。

製品の仕様を詳しくみる
製品名Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
バッテリー容量5000 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートUSB-C x 1
USB-C入力最大10.5W
USB-C出力最大30W(USB充電器として使用時)
最大22.5W(モバイルバッテリーとして使用時)
USB-A出力
合計出力
サイズ約78 x 44 x 31 mm
重量約185 g
カラーブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、パープル、ピンク
価格(税込)5,490円

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は、ビルトインUSB-Cケーブルを搭載するコンセント付きモバイルバッテリー。5000mAhバッテリーを搭載します。

モバイルバッテリーとUSB充電器を兼ねる上に、ビルトインUSB-Cケーブルを搭載するのでケーブルを持ち運ぶ必要が必要がありません。

つまり、これ1台で充電を完結させられます。

筆者のおすすめポイント!
  • バッテリー容量は5000mAhと少なめだが、コンパクトで軽量、持ち運びしやすい。
  • USB充電器として使用時は最大30W出力が可能とパワフル。
  • ビルトインUSB-Cケーブル搭載でケーブルを持ち運ぶ必要がない。

ビルトインUSB-Cケーブルはストラップのような構造となっていて、ケーブルを引き出すと長さは約20cmあります。長さは短めですが持ち運びすることを考えるとこれくらいがちょうどいいですね。

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のビルトインUSB-Cケーブル
ストラップ構造のビルトインUSB-Cケーブル

ケーブルの根元部分はしっかり補強されており、指を引っ掛けて実際にストラップとしても使用OK。

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のUSB-Cポート
ビルトインUSB-Cケーブルと同性能のUSB-Cポートを搭載

ビルトインUSB-Cケーブルとは別にUSB-Cポートがあり、充電性能はどちらも同じです。ビルトインUSB-Cケーブルで充電できないデバイス、例えばLightnigで充電するiPhone 14シリーズ以前を充電する場合などはUSB-Cポートを使います。

USB充電器としては最大30Wの出力可能で、モバイルバッテリーとしては最大22.5Wとなります。

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)とAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)の比較
充電性能・サイズ感はAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)とほぼ同じ

充電性能とサイズ感については上でご紹介したAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)と同じですね。USB-Cポートに加えてビルトインUSB-Cケーブルがあるかないかが主な違い。

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のディスプレイ
視認性のいいディスプレイを搭載

あとこのディスプレイが見やすくていい!バッテリー残量を1%単位で確認でき便利です。

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)を選ぶかどうかは、「ビルトインUSB-Cケーブルに魅力を感じるか」がポイントになるでしょう。ハマる人にはドンピシャにハマるはずです。

製品の仕様を詳しくみる
製品名Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
バッテリー容量5000 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートビルトインUSB-Cケーブル x 1
USB-C x 1
USB-C入力最大10.5W
USB-C出力最大30W(USB充電器として使用時)
最大22.5W(モバイルバッテリーとして使用時)
USB-A出力
合計出力最大18W(USB充電器として使用時)
最大15W(モバイルバッテリーとして使用時)
サイズ約83 x 50 x 31 mm
重量約200 g
カラーブラック、ホワイト
価格(税込)5,990円

CIO NovaPort Pro PLUG

CIO NovaPort Pro PLUG

「CIO NovaPort Pro PLUG」は、10000mAhの大容量バッテリーを搭載するコンセント付きモバイルバッテリーです。

筆者のおすすめポイント!
  • スマホを約2回フル充電できる10000mAhバッテリーを搭載。
  • モバイルバッテリーとして使用時に充電性能が低下しない(最大30W)。
  • 2ポート同時使用時USB-Cの30W + USB-Aの12Wで合計42W。

おすすめポイントとしては上のとおりですが、特にモバイルバッテリーとして使用時に充電性能が低下しない点は大きなメリットです。

CIO NovaPort Pro PLUGでMacBook Air 13インチを充電している様子
モバイルバッテリーとしてMacBook Airを充電

USB-CポートとUSB-Aポートの2つを搭載し、USB-Cポートは最大30Wの出力に対応。USB充電器として使用時もモバイルバッテリーとして使用時も最大30Wと出力が変わりません。

CIO NovaPort Pro PLUGでiPhone 15 ProとAirPods(第3世代)を同時充電している様子
iPhone 15 ProとAirPods(第3世代)を同時充電

また2ポート使用時でもUSB-Cポートの出力が維持されることもポイント。USB-Cの30W + USB-Aの12Wで合計最大42Wとパワフルです。

CIO NovaPort Pro PLUGをUSB充電器として使用
サイズ・重量は大きめ

ただし、サイズが約79 x 79 x 26 mm、重量が約265 gと大きく重め。壁のコンセントに挿しても結構な存在感があります。バッテリー容量&高い充電性能とトレードオフ、という感じですね。

携帯性を考えると上でご紹介した5000mAhクラスのコンセント付きモバイルバッテリーがおすすめですが、車移動が多いなどで多少のサイズと重量を許容できる方はCIO NovaPort Pro PLUGをチェックです。

製品の仕様を詳しくみる
製品名CIO NovaPort Pro PLUG
バッテリー容量10000 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートUSB-C x 1、USB-A x 1
USB-C入力
USB-C出力最大30W
USB-A出力最大18W
合計出力最大42W(30W + 12W)
サイズ約79 x 79 x 26 mm
重量約265 g
カラーブラック、ホワイト
価格(税込)7,128円

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)

続いてご紹介する「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」は、コンセントに挿しUSB充電器として使用したときに最大45Wとパワフルに充電できるコンセント付きモバイルバッテリーです。

筆者のおすすめポイント!
  • USB-Cポートは最大45Wに対応(USB-C充電器として使用時)。ノートPCも充電できる。
  • 2ポート搭載でスマホ + タブレットを同時に急速充電できる。
  • コンパクトで軽量、持ち運びしやすいサイズ感。

バッテリー容量は5000mAhとスマホ寄りの仕様。モバイルバッテリーとしてはスマホの充電がメインだけど、USB充電器としてはパワフルに使いたいという方におすすめです。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)でMacBook Air 13インチを充電
45WでMacBook Airを充電

45WあればカバーできるノートPCも増えてきます。MacBook Airの充電も十分カバーできますし、WindowsノートPCでもモバイルノートPCなら充電できるでしょう。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)でiPad Pro 12.9インチとiPhone 15 Proを同時充電
2ポート搭載でiPhoneとiPadを同時に急速充電できる

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は2ポートを搭載します。上のようにスマホとタブレットを同時に急速充電できるのはありがたい!これができるのは便利です。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)でiPhone 15 Proを充電(モバイルバッテリー )
モバイルバッテリーとして使用時は最大20W出力となる

モバイルバッテリーとして使用時は最大20Wとパワーダウンするものの、スマホを充電するには十分な出力です。5000mAhのバッテリー容量的にも、モバイルバッテリーとしてはスマホの充電がメインですね。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)とiPhone 15 Proのサイズ比較
iPhone 15 Proとのサイズ比較

サイズは約71 x 60 x 31 mm、重量は約200 gとコンパクト&軽量で、持ち運びしやすいサイズ感となっています。旅行や出張時に持ち出せば、モバイルバッテリー兼USB充電器として大活躍してくれるでしょう!

製品の仕様を詳しくみる
製品名Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
バッテリー容量5000 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートUSB-C x 2
USB-C入力最大10.5W
USB-C出力最大45W(USB充電器として使用時)
最大20W(モバイルバッテリーとして使用時)
USB-A出力
合計出力最大45W(USB充電器として使用時)
最大18W(モバイルバッテリーとして使用時)
サイズ約71 x 60 x 31 mm
重量約200 g
カラーブラック、ホワイト、グリーン、パープル、ブルー
価格(税込)8,990円

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)

最後にご紹介するのは、コンセント付きモバイルバッテリーとしてはトップクラスの充電性能を誇る「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」です。

筆者のおすすめポイント!
  • USB充電器として使用時は最大65W出力と超パワフル。
  • 大容量の10000mAhバッテリーを内蔵。
  • 万人受けはしないけど、充電性能を重視したい方にハマる。

サイズは約111 x 63 x 31 mm、重量は約320 gと、はっきり言ってデカく重いです。

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)とiPhone 15 Proのサイズ比較
デカくて重い!だが頼りになる高い充電性能

気軽に持ち出せるサイズ感とは言えませんが、Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)の魅力は高い充電性能です。

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)でMacBook Airを充電中
MacBook Airを充電(実測約61W)

USB充電器として使用時、USB-Cポートは最大65Wの出力が可能。MacBook Airを充電してみると、60Wを超えるワット数で充電できていました。

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)でMacBook AirとiPhoneを同時充電
45W + 20WでMacBook AirとiPhoneを同時充電

2つのUSB-Cポートを同時に使用したときは45W + 20Wの合計65Wとなります。MacBook Airとスマホを同時に充電するできるほどのパワーです。

Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)でMacBook Airを充電(モバイルバッテリー)
モバイルバッテリーとして使用時の出力は最大30W

モバイルバッテリーとして使用時は最大30Wと出力が低下するのものの、それでもMacBook Airを充電できるレベル。申し分ないパワーです。

高スペックで価格が高いことがネックになりそうですが、ノートPCの充電も行いたいという方にAnker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)はおすすめです。

製品の仕様を詳しくみる
製品名Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)
バッテリー容量10000 mAh
AC入力100-240V 50/60Hz
搭載ポートUSB-C x 2、USB-A x 1
USB-C入力最大18W
USB-C出力最大65W(USB充電器として使用時)
最大30W(モバイルバッテリーとして使用時)
USB-A出力最大22.5W
合計出力最大65W(USB充電器として使用時)
最大15W(モバイルバッテリーとして使用時)
サイズ約111 x 63 x 31 mm
重量約320 g
カラーブラック、ホワイト、ゴールド
価格(税込)14,990円

コンセント付きモバイルバッテリーまとめ

本記事ではおすすめの「コンセント付きモバイルバッテリー」をご紹介させていただきました。

記事前半でご紹介したように、コンセント付きモバイルバッテリーにはデメリットもありすべての人にハマるわけではありません。

しかし、モバイルバッテリーとUSB充電器を一緒に持ち運びたい方など一部の方にはドンピシャにハマるはず。省スペース化や軽量化に役立ってくれますし、コンセントの有り無しによって使い方を変えられるのは非常に便利です。

記事内でご紹介したコンセント付きモバイルバッテリーのなかで、ひとつおすすを挙げるとすれば「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」ですね。

私はUSB-Cを採用するiPhone 15 Proユーザーなので、ケーブルを持ち運ばずともビルトインUSB-Cケーブルで充電できるのは非常に便利。最大30WとUSB充電器として申し分ない充電性能ですし、持ち運びしやすいサイズ感もおすすめポイントです。

充電したいデバイスや求めることによってどれを選ぶ方は変わってきます。ぜひ本記事を参考にあなたにあったコンセント付きモバイルバッテリーを見つけていただければと思います!

よくある質問

コンセント付きモバイルバッテリーのメリットは?
  • 1台2役で省スペース化、軽量化できる。
  • コンセントの有り無しにかかわらず充電を継続できる。
  • パススルー充電に対応するものなら接続デバイスと同時に内蔵バッテリーも充電できる。
  • USB充電器あるいはモバイルバッテリーの忘れ物を防止できる。

特にUSB充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち運びしたい方にとっては大きなメリットがあります。

コンセント付きモバイルバッテリーのデメリットは?
  • USB充電器としてもモバイルバッテリーとしても大きく重い。
  • 10000mAhを超えるバッテリー容量をもつ製品がほとんどない。
  • モバイルバッテリーとして使用したときに充電性能が下がる場合がある。
  • バッテリー容量や充電性能的にノートPCなどの大型デバイスで使えるものが少ない。
  • 内蔵バッテリーは消耗品。長く使うと劣化していく。

使い方の比重がUSB充電器あるいはモバイルバッテリーどちらかに偏っている場合、それぞれ別々に用意した方がいい場合もあります。

よく知らないメーカーの製品を選んでも大丈夫?

できる限り多くのユーザーから選ばれている有名メーカー・ブランドの製品を選ぶことをおすすめします。

内蔵されているリチウムイオンバッテリーは危険物です。しっかりと安全に配慮された設計になっているかどうかを購入ユーザーが確認するのは困難です。

それにPSEマークがあるからと言って安全だとは限りません。PSEマークは「自主検査」によって表示が義務付けられているものですので、結局はそのメーカー・ブランドの信頼性が大事になってきます。

どう処分すればいい?

コンセント付きモバイルバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが搭載されているため、家庭ゴミとして処分することはできません。

本記事でご紹介している製品のメーカーは一般社団法人JBRCに加入しているため、家電量販店やホームセンターなどに設置されている黄色いリサイクルボックスに投入して処分できます。

一般社団法人JBRCに加入しないメーカーの場合、メーカーに問い合わせて回収してもらいましょう。また自治体によっては回収してくれる場合もあります。

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おりすさるさんのアバター おりすさるさん ガジェットブロガー

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビュー記事を書いているガジェットブロガー。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。

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