今回の記事では、コンセントに挿せばUSB充電器として、コンセントから抜けばモバイルバッテリーとして使える「コンセント付きモバイルバッテリー」のおすすめをご紹介します。
- この記事で分かること
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- コンセント付きモバイルバッテリーとは?
- コンセント付きモバイルバッテリーのデメリット
- コンセント付きモバイルバッテリーおすすめ7選
1台で2役をこなしてくれるコンセント付きモバイルバッテリーは、USB充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち運びしたい方にぴったりです。
しかしコンセント付きモバイルバッテリーには、便利な一方でデメリットもあります。使い方によってはUSB充電器とモバイルバッテリーを別々に用意した方がいいことも。
本記事ではメリットだけでなく知っておきたいデメリットについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
※本記事は筆者が購入した製品を使用して作成しています。メーカーからの提供品は含まれていません。
コンセント付きモバイルバッテリーとは?
コンセント付きモバイルバッテリーとは、USB充電器としてだけでなくモバイルバッテリーとしても使える2-in-1製品のことです。
このように、コンセントに挿しているあいだはUSB充電器として、コンセントから抜けばモバイルバッテリーとしてスマホなどを充電できます。
メリット
コンセント付きモバイルバッテリーには以下のメリットがあります。
- 1台2役で省スペース化、軽量化できる。
- コンセントの有り無しにかかわらず充電を継続できる。
- パススルー充電に対応するものなら接続デバイスと同時に内蔵バッテリーも充電できる。
- USB充電器あるいはモバイルバッテリーの忘れ物を防止できる。
USB充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち出す方なら、コンセント付きモバイルバッテリーを用意することで1台にまとめられます。
1台にまとまるので省スペース化や軽量化に役立ちますし、片方を忘れてきてしまうこともなくなります。両方を持ち歩いている方にとっては大活躍してくれるアイテムとなるでしょう。
またコンセント付きモバイルバッテリーの特に便利な機能に「パススルー充電」があります。
パススルー充電とは、コンセントに挿しているときに接続したデバイスと同時に内蔵バッテリーも充電してくれる機能のことです。
普段からUSB充電器として使っていれば、コンセントから抜いたときにはバッテリー満タンの状態で持ち出せます。モバイルバッテリーを持ち出したいのに肝心のバッテリー残量がない、なんてことがよくありますが、コンセント付きモバイルバッテリーならこれが起きにくいメリットがあります。
デメリット
便利なコンセント付きモバイルバッテリーですが、知っておきたいデメリットもあります。
- USB充電器としてもモバイルバッテリーとしても大きく重い。
- 10000mAhを超えるバッテリー容量をもつ製品がほとんどない。
- モバイルバッテリーとして使用したときに充電性能が下がる場合がある。
- バッテリー容量や充電性能的にノートPCなどの大型デバイスで使えるものが少ない。
- 内蔵バッテリーは消耗品。長く使うと劣化していく。
これは仕方ないのですが、コンセント付きモバイルバッテリーは、USB充電器として見ると大きく重く、モバイルバッテリーとして見ても大きく重くなってしまいます。
つまり、使い方がどちらかに偏っている場合はその大きさと重さが負担に感じてしまう可能性があります。
例えば人気のコンセント付きモバイルバッテリー「Anker PowerCore Fusion 10000」の場合。
これをUSB充電器として同性能の「エレコム EC-AC22WH」、そしてモバイルバッテリーとしてもほぼ同じバッテリー容量・性能を持つ「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」を比較すると、以下のようになります。
こうやってサイズと重量を比較してみると、必ずしもコンセント付きモバイルバッテリーで省スペース化・軽量化を実現できるわけではないことが分かります。
「USB充電器として使うことがほとんどで、モバイルバッテリーとしてはたまにしか使わない」というように、どちらかに偏った使い方を想定している場合は、コンセント付きモバイルバッテリーではなくそれぞれ単体で用意することをおすすめします。
バッテリーは消耗品
モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは消耗品です。充電・放電頻度によりますが、一般的に需要は2年ほどと言われています。
長い目で見ればUSB充電器も消耗品ではあるのですが、どちらかと言うと内蔵バッテリーの寿命が先にくる可能性が高いでしょう。
そうなると「ただただ大きく重いUSB充電器」としなってしまうので、内蔵バッテリーがダメになってしまえば買い替えとなります。
「バッテリーは消耗品」ということは意外と盲点となるところ。
毎日充電して放電して、といったヘビーな使い方を考えている場合は、モバイルバッテリー単体を購入したほうがコスパがいいですね。
コンセント付きモバイルバッテリーおすすめ8選
エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2)
まずご紹介するのは、お手頃な価格で購入できるエレコムのコンセント付きモバイルバッテリーです。
- お手頃な価格で購入できる。
- USB-Aポート2つのみ、出力は最大12Wと充電性能は高くないが、必要ない方にとってはこれで十分。
USB-Aポート2つのみ搭載で急速充電には未対応。充電性能が高いとは言えませんが、普通にスマホを充電するには何不自由ありません。
基本的にはUSB-Cポートを搭載し、急速充電に対応するコンセント一体型モバイルバッテリーがおすすめなのですが、「USB-Cポートは不要だし、急速充電にもこだわらない」という方はこちらで十分でしょう。
バッテリー容量は5000mAhです。スマホを1回フル充電できるかできないかくらいですね。スマホのバッテリーを1日もたせるくらいならこれで足りるでしょう。
サイズは約81 x 71 x 34 mm、重量は約175 gとなっています。折りたたみ式プラグ採用ということもあり持ち運びしやすいサイズ感。重量も見た目以上に軽い印象です。
基本的にはUSB-Cポートを搭載し、急速充電に対応するコンセント一体型モバイルバッテリーがおすすめなのですが、なかには「USB-Cポートは不要だし、急速充電もこだわらない」という方もいるでしょう。本製品はまさそんな方におすすめです。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | エレコム AC充電器一体モバイルバッテリー(5000mAh/12W/A×2) |
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バッテリー容量 | 5000 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | USB-A x 2 |
USB-C入力 | ─ |
USB-C出力 | ─ |
USB-A出力 | 最大12W |
合計出力 | 最大12W |
サイズ | 約81 x 71 x 34 mm |
重量 | 約175 g |
カラー | ブラック、ホワイトフェイス |
価格(税込) | 3,839円 |
Anker PowerCore Fusion 10000
続いてご紹介する「Anker PowerCore Fusion 10000」は、コンセント付きモバイルバッテリーと言えばまずこれが思い浮かぶほどの人気のロングセラー製品です。
- 9700mAhと安心のバッテリー容量。
- スマホを急速充電できる最大20WのUSB-Cポートを搭載。
スマホを約2回フル充電できるほどの9700mAhバッテリーを搭載。モバイルバッテリーとしてしっかり使えるバッテリー容量がまず1つめのポイントです。
USB-CポートとUSB-Aポートをひとつずつ搭載し、USB-Cポートは最大20Wの出力に対応します。USB Power Delivery(USB PD)による急速充電に対応し、スマホやタブレットなどあらゆるデバイスを急速充電可能。これが2つめのポイントですね。
ただし、大容量でパワフルなコンセント付きモバイルバッテリーですがサイズと重量が大きめなのが欠点ですね。
大きめと言っても使用に支障がでるレベルではありません。電源タップでもたいていは問題なく使用できるでしょう。
私の感覚で言うと毎日の持ち運びはキツイけど、たまになら我慢できるレベルのサイズと重量、という感じ。決してコンパクトで軽量というわけではありませんが、9700mAhの大容量バッテリーを考えるとコンパクトにまとめられていると言っていいでしょう。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | Anker PowerCore Fusion 10000 |
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バッテリー容量 | 9700 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | USB-C x 1、USB-A x 1 |
USB-C入力 | ─ |
USB-C出力 | 最大20W |
USB-A出力 | 最大12W |
合計出力 | 最大20W(単ポート使用時) 最大15W(複数ポート使用時) |
サイズ | 約82 x 82 x 35 mm |
重量 | 約278 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 5,990円 |
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
コンパクトで軽量な「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」は、毎日の持ち運びにぴったりなコンセント一体型モバイルバッテリーです。
- バッテリー容量は5000mAhと少なめだが、コンパクトで軽量、持ち運びしやすい。
- USB充電器として使用時は最大30W出力が可能とパワフル。
頻繁に持ち出すとなると、やはりコンパクトさと軽さは大事。Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)のサイズは約78 x 44 x 31 mmとコンパクトで、重量も約185 gと軽量です。
バッテリー容量は5000mAhとはいえ、モバイルバッテリーとUSB充電器がこのサイズに収まっているわけですからね。非常にコンパクトです。
コンセントに挿しUSB充電器として使用時、USB-Cポートは最大30Wとパワフル。スマホはもちろん、MacBook Airの充電までカバーできるパワーです。
モバイルバッテリーとして使用時は最大22.5W出力となります。MacBook Airの充電はキツイですが、スマホやタブレットの充電なら高速に行えます。
5000mAhのバッテリー容量を考えても、モバイルバッテリーとしてはスマホの充電がメインと考えておいたほうがいいですね。その代わりUSB充電器としてはパワフルな充電器として幅広いデバイスOKです。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W) |
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バッテリー容量 | 5000 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | USB-C x 1 |
USB-C入力 | 最大10.5W |
USB-C出力 | 最大30W(USB充電器として使用時) 最大22.5W(モバイルバッテリーとして使用時) |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | ─ |
サイズ | 約78 x 44 x 31 mm |
重量 | 約185 g |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、パープル、ピンク |
価格(税込) | 5,490円 |
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は、ビルトインUSB-Cケーブルを搭載するコンセント付きモバイルバッテリー。5000mAhバッテリーを搭載します。
モバイルバッテリーとUSB充電器を兼ねる上に、ビルトインUSB-Cケーブルを搭載するのでケーブルを持ち運ぶ必要が必要がありません。
つまり、これ1台で充電を完結させられます。
- バッテリー容量は5000mAhと少なめだが、コンパクトで軽量、持ち運びしやすい。
- USB充電器として使用時は最大30W出力が可能とパワフル。
- ビルトインUSB-Cケーブル搭載でケーブルを持ち運ぶ必要がない。
ビルトインUSB-Cケーブルはストラップのような構造となっていて、ケーブルを引き出すと長さは約20cmあります。長さは短めですが持ち運びすることを考えるとこれくらいがちょうどいいですね。
ケーブルの根元部分はしっかり補強されており、指を引っ掛けて実際にストラップとしても使用OK。
ビルトインUSB-Cケーブルとは別にUSB-Cポートがあり、充電性能はどちらも同じです。ビルトインUSB-Cケーブルで充電できないデバイス、例えばLightnigで充電するiPhone 14シリーズ以前を充電する場合などはUSB-Cポートを使います。
USB充電器としては最大30Wの出力可能で、モバイルバッテリーとしては最大22.5Wとなります。
充電性能とサイズ感については上でご紹介したAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)と同じですね。USB-Cポートに加えてビルトインUSB-Cケーブルがあるかないかが主な違い。
あとこのディスプレイが見やすくていい!バッテリー残量を1%単位で確認でき便利です。
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)を選ぶかどうかは、「ビルトインUSB-Cケーブルに魅力を感じるか」がポイントになるでしょう。ハマる人にはドンピシャにハマるはずです。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) |
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バッテリー容量 | 5000 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | ビルトインUSB-Cケーブル x 1 USB-C x 1 |
USB-C入力 | 最大10.5W |
USB-C出力 | 最大30W(USB充電器として使用時) 最大22.5W(モバイルバッテリーとして使用時) |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | 最大18W(USB充電器として使用時) 最大15W(モバイルバッテリーとして使用時) |
サイズ | 約83 x 50 x 31 mm |
重量 | 約200 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 5,990円 |
CIO NovaPort Pro PLUG
「CIO NovaPort Pro PLUG」は、10000mAhの大容量バッテリーを搭載するコンセント付きモバイルバッテリーです。
- スマホを約2回フル充電できる10000mAhバッテリーを搭載。
- モバイルバッテリーとして使用時に充電性能が低下しない(最大30W)。
- 2ポート同時使用時USB-Cの30W + USB-Aの12Wで合計42W。
おすすめポイントとしては上のとおりですが、特にモバイルバッテリーとして使用時に充電性能が低下しない点は大きなメリットです。
USB-CポートとUSB-Aポートの2つを搭載し、USB-Cポートは最大30Wの出力に対応。USB充電器として使用時もモバイルバッテリーとして使用時も最大30Wと出力が変わりません。
また2ポート使用時でもUSB-Cポートの出力が維持されることもポイント。USB-Cの30W + USB-Aの12Wで合計最大42Wとパワフルです。
ただし、サイズが約79 x 79 x 26 mm、重量が約265 gと大きく重め。壁のコンセントに挿しても結構な存在感があります。バッテリー容量&高い充電性能とトレードオフ、という感じですね。
携帯性を考えると上でご紹介した5000mAhクラスのコンセント付きモバイルバッテリーがおすすめですが、車移動が多いなどで多少のサイズと重量を許容できる方はCIO NovaPort Pro PLUGをチェックです。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | CIO NovaPort Pro PLUG |
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バッテリー容量 | 10000 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | USB-C x 1、USB-A x 1 |
USB-C入力 | ─ |
USB-C出力 | 最大30W |
USB-A出力 | 最大18W |
合計出力 | 最大42W(30W + 12W) |
サイズ | 約79 x 79 x 26 mm |
重量 | 約265 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 7,128円 |
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
続いてご紹介する「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は、2-in-1ではなく3-in-1。
- モバイルバッテリー、充電器、USB-Cケーブルが一体となった3-in-1製品。
- スマホを約2回フル充電できる10000mAhバッテリーを搭載。
- モバイルバッテリーとして使用時に充電性能が低下しない(最大30W)。
- これ1台で充電を完結させられる。
モバイルバッテリー、充電器、USB-Cケーブルと充電に必要なものがすべて揃うため、これ1台で充電を完結させられます。
バッテリー容量は10000mAhとスマホを充電するには十分。最大30Wの充電に対応し、接続デバイスを高速に充電できます。
上でご紹介したCIO NovaPort Pro PLUGと同じで、モバイルバッテリーとして使用時も最大30Wという出力は変わりません。
ビルトインUSB-Cケーブルはストラップとしても使え、長さや約255 mmとなっています。それとは別にUSB-Cポートも用意されており、最大30Wの充電性能はビルトインUSB-Cケーブルと同じです。
サイズは約108 x 51 x 31 mmとコンパクト、重量は約250 gとやや重めですが、コミコミでこの重量なら軽いと言っていいでしょう。ビルトインUSB-Cケーブルに魅力を感じるならぜひおすすめしたい製品です。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) |
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バッテリー容量 | 10000 mAh |
AC入力 | 100-240V~50-60Hz / 1.5A |
搭載ポート | ビルトインUSB-Cケーブル x 1、USB-Cポート x 1 |
USB-C入力 | 最大30W |
USB-C出力 | 最大30W |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | 最大18W(2台同時充電時) |
サイズ | 約108 x 51 x 31 mm |
重量 | 約250 g |
カラー | ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、パープル |
価格(税込) | 7,990円 |
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
続いてご紹介する「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」は、コンセントに挿しUSB充電器として使用したときに最大45Wとパワフルに充電できるコンセント付きモバイルバッテリーです。
- USB-Cポートは最大45Wに対応(USB-C充電器として使用時)。ノートPCも充電できる。
- 2ポート搭載でスマホ + タブレットを同時に急速充電できる。
- コンパクトで軽量、持ち運びしやすいサイズ感。
バッテリー容量は5000mAhとスマホ寄りの仕様。モバイルバッテリーとしてはスマホの充電がメインだけど、USB充電器としてはパワフルに使いたいという方におすすめです。
45WあればカバーできるノートPCも増えてきます。MacBook Airの充電も十分カバーできますし、WindowsノートPCでもモバイルノートPCなら充電できるでしょう。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は2ポートを搭載します。上のようにスマホとタブレットを同時に急速充電できるのはありがたい!これができるのは便利です。
モバイルバッテリーとして使用時は最大20Wとパワーダウンするものの、スマホを充電するには十分な出力です。5000mAhのバッテリー容量的にも、モバイルバッテリーとしてはスマホの充電がメインですね。
サイズは約71 x 60 x 31 mm、重量は約200 gとコンパクト&軽量で、持ち運びしやすいサイズ感となっています。旅行や出張時に持ち出せば、モバイルバッテリー兼USB充電器として大活躍してくれるでしょう!
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W) |
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バッテリー容量 | 5000 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | USB-C x 2 |
USB-C入力 | 最大10.5W |
USB-C出力 | 最大45W(USB充電器として使用時) 最大20W(モバイルバッテリーとして使用時) |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | 最大45W(USB充電器として使用時) 最大18W(モバイルバッテリーとして使用時) |
サイズ | 約71 x 60 x 31 mm |
重量 | 約200 g |
カラー | ブラック、ホワイト、グリーン、パープル、ブルー |
価格(税込) | 8,990円 |
Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)
最後にご紹介するのは、コンセント付きモバイルバッテリーとしてはトップクラスの充電性能を誇る「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」です。
- USB充電器として使用時は最大65W出力と超パワフル。
- 大容量の10000mAhバッテリーを内蔵。
- 万人受けはしないけど、充電性能を重視したい方にハマる。
サイズは約111 x 63 x 31 mm、重量は約320 gと、はっきり言ってデカく重いです。
気軽に持ち出せるサイズ感とは言えませんが、Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)の魅力は高い充電性能です。
USB充電器として使用時、USB-Cポートは最大65Wの出力が可能。MacBook Airを充電してみると、60Wを超えるワット数で充電できていました。
2つのUSB-Cポートを同時に使用したときは45W + 20Wの合計65Wとなります。MacBook Airとスマホを同時に充電するできるほどのパワーです。
モバイルバッテリーとして使用時は最大30Wと出力が低下するのものの、それでもMacBook Airを充電できるレベル。申し分ないパワーです。
高スペックで価格が高いことがネックになりそうですが、ノートPCの充電も行いたいという方にAnker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)はおすすめです。
製品の仕様を詳しくみる
製品名 | Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W) |
---|---|
バッテリー容量 | 10000 mAh |
AC入力 | 100-240V 50/60Hz |
搭載ポート | USB-C x 2、USB-A x 1 |
USB-C入力 | 最大18W |
USB-C出力 | 最大65W(USB充電器として使用時) 最大30W(モバイルバッテリーとして使用時) |
USB-A出力 | 最大22.5W |
合計出力 | 最大65W(USB充電器として使用時) 最大15W(モバイルバッテリーとして使用時) |
サイズ | 約111 x 63 x 31 mm |
重量 | 約320 g |
カラー | ブラック、ホワイト、ゴールド |
価格(税込) | 14,990円 |
コンセント付きモバイルバッテリーまとめ
本記事ではおすすめの「コンセント付きモバイルバッテリー」をご紹介させていただきました。
記事前半でご紹介したように、コンセント付きモバイルバッテリーにはデメリットもありすべての人にハマるわけではありません。
しかし、モバイルバッテリーとUSB充電器を一緒に持ち運びたい方など一部の方にはドンピシャにハマるはず。省スペース化や軽量化に役立ってくれますし、コンセントの有り無しによって使い方を変えられるのは非常に便利です。
記事内でご紹介したコンセント付きモバイルバッテリーのなかで、ひとつおすすを挙げるとすれば「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」ですね。
私はUSB-Cを採用するiPhone 15 Proユーザーなので、ケーブルを持ち運ばずともビルトインUSB-Cケーブルで充電できるのは非常に便利。最大30WとUSB充電器として申し分ない充電性能ですし、持ち運びしやすいサイズ感もおすすめポイントです。
充電したいデバイスや求めることによってどれを選ぶ方は変わってきます。ぜひ本記事を参考にあなたにあったコンセント付きモバイルバッテリーを見つけていただければと思います!
よくある質問
- コンセント付きモバイルバッテリーのメリットは?
-
- 1台2役で省スペース化、軽量化できる。
- コンセントの有り無しにかかわらず充電を継続できる。
- パススルー充電に対応するものなら接続デバイスと同時に内蔵バッテリーも充電できる。
- USB充電器あるいはモバイルバッテリーの忘れ物を防止できる。
特にUSB充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち運びしたい方にとっては大きなメリットがあります。
- コンセント付きモバイルバッテリーのデメリットは?
-
- USB充電器としてもモバイルバッテリーとしても大きく重い。
- 10000mAhを超えるバッテリー容量をもつ製品がほとんどない。
- モバイルバッテリーとして使用したときに充電性能が下がる場合がある。
- バッテリー容量や充電性能的にノートPCなどの大型デバイスで使えるものが少ない。
- 内蔵バッテリーは消耗品。長く使うと劣化していく。
使い方の比重がUSB充電器あるいはモバイルバッテリーどちらかに偏っている場合、それぞれ別々に用意した方がいい場合もあります。
- よく知らないメーカーの製品を選んでも大丈夫?
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できる限り多くのユーザーから選ばれている有名メーカー・ブランドの製品を選ぶことをおすすめします。
内蔵されているリチウムイオンバッテリーは危険物です。しっかりと安全に配慮された設計になっているかどうかを購入ユーザーが確認するのは困難です。
それにPSEマークがあるからと言って安全だとは限りません。PSEマークは「自主検査」によって表示が義務付けられているものですので、結局はそのメーカー・ブランドの信頼性が大事になってきます。
- どう処分すればいい?
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コンセント付きモバイルバッテリーにはリチウムイオンバッテリーが搭載されているため、家庭ゴミとして処分することはできません。
本記事でご紹介している製品のメーカーは一般社団法人JBRCに加入しているため、家電量販店やホームセンターなどに設置されている黄色いリサイクルボックスに投入して処分できます。
一般社団法人JBRCに加入しないメーカーの場合、メーカーに問い合わせて回収してもらいましょう。また自治体によっては回収してくれる場合もあります。