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これが鉄板!iPadのためのイヤホンの選び方・おすすめイヤホン8選

これが鉄板!iPadのためのイヤホンの選び方・おすすめイヤホン8選

本記事では、iPadにおすすめのイヤホンをご紹介!動画視聴やゲームなど、iPadでもイヤホンは活躍してくれます。

iPadだからこそ押さえておきたいポイントについても解説しています。ぜひ参考にしていただき、あなたに合ったイヤホンをチェックしてみてください!

目次

iPadで使うイヤホンの選び方・ポイント

iPadで使うことを前提としたときに、押さえておきたいポイントについてまとめました。

気になる「音の遅延」について

いつでもどこもで大きい画面で動画を楽しめるiPadに。気になるのは「音の遅延」ではないでしょうか。有線イヤホンなら音の遅延はありませんが、ワイヤレスイヤホンの場合は、その構造上、どうしても多少の遅延が発生してしまいます。

ワイヤレスイヤホンの性能の向上で、最近では音の遅延が気にならないものも増えてきましたが、間違いないのはAppleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアーポッズ)」

音の遅延が少ないAppleの「AIrPods」
音の遅延が少なく快適に動画視聴できるAirPods

AirPodsを接続して動画再生したとき、再生のタイミングをあえて遅らせて遅延を感じさせないような仕組みなっているのだそう。私はよくiPadにAirPodsを接続して動画視聴していますが、音の遅延が気になったことはありません。

動画視聴などで音の遅延が気になる場合は、有線イヤホンかAirPodsがおすすめです。

iPadに有線イヤホンを接続する方法

ヘッドフォンジャックの有無は、iPadモデルによって異なります。

  • Lightningポート搭載モデル → ヘッドフォンジャックあり
  • USB-Cポート搭載モデル → ヘッドフォンジャックなし

現行モデルでいうと、ヘッドフォンジャックを搭載するのはiPad(第9世代)のみとなりますね。USB-Cポート搭載モデルのiPad mini(第6世代)、iPad Air(第4世代)、iPad Proにはヘッドフォンジャックがありません。

ヘッドフォンジャックのないiPadに有線イヤホンを接続するには、

ヘッドフォンジャックのないiPadに有線イヤホンを接続するには?
  • USB-C – 3.5mmミニプラグ変換アダプタを使用する
  • USB-C接続に対応した有線イヤホンを使用する

このいずれかの方法になります。

iPadにUSB-C - 3.5mmヘッドフォンアダプタを接続
USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ

変換アダプタには「アナログ型」と「DAC内蔵型」があり、アナログ型のものはiPadで使用できません。Appleの「USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」はDAC内蔵型なので、これから購入される方はこれがおすすめです。

iPhoneと共有して使用したい場合は「Lightning接続対応の有線イヤホン」もありですが、いまはLightningからUSB-Cに移行しているタイミング。iPadを買い換えたときに、同じイヤホンが使えなくなる恐れあります。

長く使うのなら、汎用性のある3.5mmミニプラグの有線イヤホンと変換アダプタの組み合わせがいいでしょう。

ワイヤレスなら「AACコーデック」対応のものを選ぶ

コーデックとは、Bluetoothで音声を送る際のデータの変換形式のこと。iPadはSBCとAACというコーデックに対応しており、AACのほうが高音質で低遅延とされています。

iPadで使うなら、当然、AACに対応したワイヤレスイヤホンがおすすめです。ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は「AAC対応」を目印にしましょう。

音声・ビデオ通話するならマイク搭載イヤホン

LINEやzoomなど、iPadに対応する音声・ビデオ通話アプリはたくさんあります。そのようなアプリで通話する場面があるのなら、マイクを搭載するイヤホンを選びましょう。

イヤレスイヤホンのほとんどはマイクを搭載しますが、有線イヤホンの場合はマイクを搭載しないものも珍しくありません。マイクの有無もチェックポイントです!

そのほか注目したいイヤホンの機能

そのほか注目したいイヤホンの機能は以下のとおりです。

  • バッテリー駆動時間
  • 騒音をカットしてくれる「ノイズキャンセリング機能」
  • 「マルチペアリング」と「マルチポイント」
  • 立体的な音を楽しめる「空間オーディオ」

出先で音楽を聴いたり動画視聴したりすることが多いのなら、騒音をカットしてくれ没入感を高めてくれるノイズキャンセリング機能が便利。

Ankerのノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン
没入感を高めてくれる「ノイズキャンセリング機能」
(上はAnker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」

ワイヤレスイヤホンの場合、バッテリー駆動時間に加え、複数のBluetooth接続情報を登録しておけるマルチペアリング、複数台に同時に接続できるマルチポイントに対応しているかどうかもチェックポイントになります。

立体的な音を楽しめる空間オーディオは、一部のAirPodsやBeatsのイヤホンが対応します。動画サービスではAppleの「TV」や「Netflix」が対応。映画館にいるような、迫力のある音を楽しめます。

iPadにおすすめのイヤホン【有線/ワイヤレス】

それでは本題のiPadにおすすめのイヤホンをご紹介していきましょう!

【Apple】AirPods(第3世代)

【Apple】AirPods(第3世代) iPadイヤホン
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • Appleの完全ワイヤレスイヤホン
  • インイヤー型
  • Apple製品間のシームレスな接続先切り替え
  • マイク搭載
  • 空間オーディオ(Dolby Atmos)
  • 1回の充電で最大6時間の再生、充電ケース込みで最大30時間の再生
  • Qi/MagSafeワイヤレス充電対応

まずご紹介するのは、Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods(第3世代)」です。安くないイヤホンですのでiPadだけのために購入するのはもったいない気もしますが、もしあなたがiPhoneやMac、Apple TVなどiPad以外のApple製品をお持ちなら買って損はありません。

Apple製品との連携で特に便利なのは、シームレスな接続先切り替え。iPhoneで音楽を聴いていて、次の瞬間にiPadで動画を観たいとなったとき、ユーザーがすることはiPhoneからiPadに持ち替えるだけ。AirPodsの接続は自動的にiPhoneからiPadに切り替わります。これがめちゃくちゃラクなんですよね。

また立体的な音を楽しめる空間オーディオが楽しい!空間オーディオを楽しめる動画サービスは限られますが、iPadとAirPods(第3世代)があればどんな環境でもそこが映画館に。動画を観ることが多いiPadだからこそ、空間オーディオで楽しめる機会も増えます。

AirPods(第3世代)は、カナル型(耳栓型)ではなく「インイヤー型」になります。インイヤー型は、遮音性はカナル型に負けますが、装着時に疲れを感じにくく、そういう意味でも動画視聴することの多いiPadに向いていますね。

【Apple】AirPods Pro

【Apple】AirPods Pro(iPadイヤホン)
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • Appleの完全ワイヤレスイヤホン
  • カナル型(耳栓型)
  • Apple製品間のシームレスな接続先切り替え
  • ノイズキャンセリング搭載/外部音取込モード
  • マイク搭載
  • 空間オーディオ(Dolby Atmos)
  • 1回の充電で最大4.5時間の再生、充電ケース込みで最大24時間の再生
  • Qi/MagSafeワイヤレス充電対応

Appleの「AirPods Pro」のノイズキャンセリング性能は、数ある完全ワイヤレスイヤホンのなかでもトップクラス。移動中や人の多いカフェなど、騒音の多い環境で使うことが多いのなら、カナル型で遮音性が高く、優秀なノイキャン性能をもつAirPods Proがおすすめです。

上でご紹介したAirPods(第3世代)とAirPods Proの大きな違いは、以下の2点。

AirPods(第3世代)とAirPods Proの主な違い
  • インイヤー型かカナル型か
  • ノイズキャンセリング対応か非対応か

周りの音をしっかり聞けるという意味では、インイヤー型のAirPods(第3世代)が使える場面が多いかと思います。AirPods Proには外部音取込モードが搭載されているものの、音のする方向や距離が掴みにくいので、屋外では使いにくいことがあります。

ただiPadを持ちながら歩くか?という点では、相性がいいのは周囲の音をシャットダウンしてくれるAirPods Proですね。AirPods(第3世代)とAirPods Proどちらを選ぶかは、「周囲の音を聞きたいか」がポイントになります。

【SONY】WF-1000XM4

【SONY】WF-1000XM4(iPadイヤホン)
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • SONYの人気完全ワイヤレスイヤホン
  • カナル型
  • ノイズキャンセリング搭載/アンビエントサウンド(外部音取り込み)モード
  • マイク搭載
  • AACコーデック対応
  • 1回の充電で最大8時間の再生、充電ケース込みで最大24時間の再生
  • Qiワイヤレス充電対応
  • ブラック/プラチナシルバー

AirPods Proと比較されることが多い、SONYのノイキャン搭載完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。価格はAirPods Proのほうが少し高いですが、ほぼ同じ価格です。

WF-1000XM4とAirPods Proのノイズキャンセリング機能を比較したことがありますが、私はノイキャン性能はAirPods Proのほうが上だと感じました。ただ音が流れている状態であればさほど違いは分からないほど、 どちらもノイキャンがしっかり効いています。

音質に関しては、AirPods ProよりもWF-1000XM4のほうがいいと感じました。解像度が高く、音との距離感が近い感じ。WF-1000XM4はアプリでイコライザ設定が可能なので、好みの音に近づけやすいかと思います。AirPods Proはフラットでクセのない音ですね。

WF-1000XM4は、iPadやiPhoneなどApple製品が対応するAACコーデックのほかに、一部のAndroidスマホが対応する「LDAC」にも対応します。iPadだけでなくAndroidスマホでも使いたいという方にチェックして欲しいイヤホンです。

【Anker】Soundcore Liberty Air 2 Pro

【Anker】Soundcore Liberty Air 2 Pro(iPadイヤホン)
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • Ankerの人気完全ワイヤレスイヤホン
  • カナル型
  • ノイズキャンセリング搭載/外部音取り込み機能
  • AACコーデック対応
  • 1回の充電で最大7時間の再生、充電ケース込みで最大26時間の再生
  • Qiワイヤレス充電対応
  • ブラック/ホワイト

「コスパで選ぶノイキャン搭載の完全ワイヤレスイヤホン」ということなら、Anker(アンカー)の「Liberty Air 2 Pro」の右に出るものはないでしょう。

約13,000円(記事執筆時点)と価格だけみればそこそこですが、この価格でノイキャンに外部音取り込み機能、Qiワイヤレス充電、IPX4防水など、あったら嬉しいなという機能が詰め込まれています。

なお、Soundcore Liberty Air 2 Proは、専用アプリからのファームウェアアップデートでLDACにも対応します。iPadはAACのみとなりますが、さまざまな機能に加えLDACにも対応することを考えると安い!

【JVC】HA-A5T

JVC HA-A5T(iPadイヤホン)
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • JVCの高コスパ完全ワイヤレスイヤホン
  • カナル型
  • AAC非対応(SBCのみ)
  • 1回の充電で最大5時間の再生、充電ケース込みで最大15時間の再生
  • ブラック/ホワイト/グリーン/ブルー/レッド

「お手頃な価格帯で完全ワイヤレスイヤホンを探している」という方には、JVCの「HA-A5T」がおすすめです。AACコーデックには非対応ですが、4,000円以下で購入できる価格帯(記事執筆時点)は非常に魅力的です 。

AACコーデック非対応といっても、音質に大きい影響があるわけではありません。私も聴き分けられるかどうか分からないレベル。音の遅延に関してはAACコーデックに軍配が上がります。音楽メインであればAACコーデック非対応でも問題ありません。

HA-A5Tは5色のカラーから選べます。かわいらしい小粒なデザイン。お手頃価格でお探しの方はチェックしてみてください!

【Apple】EarPods(3.5mmミニプラグ/Lightning)

【Apple】EarPods(3.5mmプラグ/Lightning) iPadイヤホン
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • Apple純正の有線イヤホン
  • インイヤー型
  • 3.5mmミニプラグ版、Lightning版あり
  • マイク/リモコン搭載

有線イヤホンを検討されている方には、Appleの「EarPods(イヤーポッズ)」がおすすめ。「Apple純正品は高い」というイメージがありますが(実際に高いのですが)、EarPodsに関してはコスパがいいと感じています。音はそこそこいいですし、マイクも搭載。「たまに使う程度」ということならEarPodsで十分です。

AirPodsを所有している私ですが、あえてEarPodsを使うこともよくあります。いい意味で味付けされていない素直な音なんですよね。非常に聴きやすい音であることと、インイヤー型ということもあって何時間着けていてもまったく疲れません。

そしてマイク性能もよく、音声通話やビデオ通話でもしっかり使えるレベル。デメリットはケーブルがあるということぐらいで、細かいところまで作り込まれています。

EarPodsには3.5mmミニプラグ版とLightning版があります。iPhoneと共有して使いたい場合はLightning版になりますが、基本的には汎用性の高い3.5mmミニプラグ版がおすすめです。

USB-Cポート搭載のiPadモデルをお使いの方は、「USB-C – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」も一緒に用意しておきましょう。

【PALOVUE】SoundFlow

【PALOVUE】SoundFlow iPadイヤホン
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • USB-C接続対応の有線イヤホン
  • カナル型
  • マイク/リモコン搭載
  • ブラック/ホワイト

PALOVUEの「SoundFlow」は、いわゆる中華ブランドのUSB-C接続対応イヤホン。ヘッドフォンジャックのないiPadモデルに直接接続できます。

有線イヤホンなので音の遅延はないですし、環境によって接続が不安定になることもありません。これは有線イヤホンのメリットですね。選びやすい価格なのもポイントです。

こちらにはLightning版もあります。iPhoneと共有して使用したい場合はコチラが便利です。

【SONY】WH-1000XM4

【SONY】WH-1000XM4(iPadイヤホン)
出典:amazon.co.jp
ここがポイント!
  • オーバーイヤー型ヘッドフォン
  • ノイズキャンセリング搭載/アンビエントサウンド(外部音取り込み)モード
  • AACコーデックに対応
  • マイク搭載
  • 1回のフル充電で最大24時間の再生
  • マルチペアリングに加えマルチポイントに対応
  • ブラック/サイレントホワイト/シルバー

完全に私の好みになりますが、最後にSONYのワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM4」をご紹介させてください。私が所有するイヤホン・ヘッドフォンのなかで、もっとも使用頻度の高いものとなっています。

WH-1000XM4の以下のポイントがお気に入りです。

  • 凄まじく高いノイズキャンセリング性能
  • 音の遅延が少なく動画視聴のお供にも最適
  • マルチペアリングに加えマルチポイントに対応

特に便利なのが、最大2台のデバイスに同時に接続できるマルチポイント。複数デバイスのペアリング情報を記憶させられるマルチペアリングについてはほとんどのワイヤレスイヤホンが対応しますが、マルチポイントに対応するものはごく限られます。

マルチポイントでは、例えば、スマホで音楽を聴いていて停止させた後、iPadで動画を再生すれば自動的に音声が切り替わります。AirPodsもマルチポイントに対応しますが、使用できるのはAppleデバイスに限られます。WH-1000XM4の場合はスマホ×iPadという組み合わせだけでなく、Androidスマホ×iPadでもいいですし、Windowsパソコン×iPadという組み合わせでもOK。

高級ワイヤレスイヤホンとということで音質も当然いいですし、お高めな価格以外には文句のつけようがない優等生なヘッドフォン。AACコーデックに対応しますし、音の遅延も少なくiPadとの相性もよしです!

iPadにおすすめのイヤホンBEST 2はこれ!

記事内でご紹介したイヤホンのなかでBEST 2を選ぶとすれば、BEST 1は「AirPods(第3世代)」。

  • インイヤー型で長時間着けていても疲れない
  • iPad、iPhone、Mac、Apple TV間のシームレスな接続先切り替え
  • 空間オーディオで観る映画・ドラマが楽しい

長時間着けていても疲れず、ほかのAppleデバイスとの連携が便利過ぎます。iPhoneやMac、Apple TVなど、iPad以外にもAppleデバイスをお持ちなら、AirPods(第3世代)でさらに便利になります。

連携が便利という部分ではAirPods Proも同じですが、耳に押し込んで装着するカナル型は疲れちゃうんですよね。「カナル型が苦手だ」という方は少なくないかと思います。そのような方にもインイヤー型で着けていて疲れないAirPods(第3世代)がおすすめです!

Appleデバイス間の連携にこだわりがないのであれば、Ankerの「Soundcore Liberty Air 2 Pro」がおすすめ。ノイキャン性能はAirPods Proには届きませんが、それを差し引いてもコスパ抜群です。

iPadに接続するならワイヤレスイヤホンが便利です。「もっと見たい!」という方は以下から人気のワイヤレスイヤホンをチェックしてみてください!

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この記事の著者

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビューしているガジェット専門家。元家電量販店員で元スマホ販売員。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。
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