「Apple Watch 3」レビュー!GPSモデルを選んだ理由と便利だと感じた4つのポイント

スマートウォッチというものを今まで使ったことがなかったのですが、「Apple Watch Series 3」をついに購入しました!

Apple Watch 3と外箱
箱が長い!

僕がもっていたApple Watchに対するイメージは、「バンドを選べると言えども全部一緒に見えるじゃん」「バッテリーが切れれば時間すら見れない」「Apple Watchってスポーツウォッチでしょ?あまり運動しないし」などとネガティブなものばかりでした。しかし実際に使ってみると、そのイメージが一変、マジで便利すぎて泣きました

僕が購入したのは、「Apple Watch Series 3」42mmサイズのGPSモデル。

Series 3からGPS+セルラーモデルが登場し、iPhoneがなくてもApple Watch単体で通知を受け取れたり、電話通話できたりできるようになりました。

しかし僕が選んだのはGPSモデルです。今回はなぜGPS+セルラーモデルではなくGPSモデルを選んだ理由、そしてApple Watchを気に入ったポイント4つを紹介します。

【追記2018.9.29】Apple Watch Serires 4のレビュー記事をアップしました!
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目次

なぜセルラーモデルではなくGPSモデルを選んだのか

これには理由が2つあります。まずひとつめは、「だいたいiPhone持ってるよね」というところなんですよねぇ。

iPhoneを自宅に置いて出かけるというシーンは僕にはない

Apple WatchとiPhone X

セルラーモデルは、なんといってもApple Watch単体でも電話通話できたりする点が特徴です。Appleの公式サイトには「iPhoneを家に置いたままでも…」なんていうキャッチコピーがあるのですが、僕の場合、iPhoneを自宅に置いて出かけることがないんです。

もちろんワークアウト目的で使用する場合に役に立ってくれるシーンもあるかもしれませんが、GPSモデルでもiPhoneなしで経路を記録してくれるし、喉がかわけばApple Payを使って水も買える。そもそもランニング中に通知や着信があっても気になってしまうだけですからね。うん、僕には必要ない。

そしてふたつめの理由なのですが、僕にとってはこれが結構致命的。

Apple Watch セルラーモデルはMVNO(格安SIM)未対応

Apple Watchと購入したバンド

僕はメインスマホとしてiPhone Xを使っていて、これをキャリアではなく格安SIMで運用しています。そう、Apple Watchのセルラーモデルは残念ながら格安SIMに対応していません

僕は[st_af id=”4629″]を契約して使っているのですが、キャリアからLINEモバイルに乗り換えてせっかく半額以下になったのに、Apple Watchのためにまたキャリアに戻るなんてことは考えられません。

大は小を兼ねる的な考えでセルラーモデルを購入するのも一瞬ありかと思いましたが、もちろん価格は上がりますしセルラーモデルで使う可能性の低さを考えて、最終的にGPSモデルを購入しました。

余談ですが家族全員でLINEモバイルに乗り換えて、毎月の通信費がほぼ3分の1になりました。Apple Watchのためにキャリアにしばられるくらいなら、GPSモデルを選択しついでに格安SIMに乗り換えちゃうというのもありですよ!

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Apple Watchのここがいい!便利だと感じた4つのポイント

ということでセルラーモデルじゃなくGPSモデルを購入した僕ですが、非常に便利に使っています。ここでは特に便利だと感じた5つのポイントを紹介します。

やっぱりApple Watchで通知を受け取れるのは便利でした

Apple Watch 3 GPSモデル

僕はApple Watchというものを初めて使ったので、iPhoneの通知をApple Watchで受け取ることができるのは非常にインパクトがありました。歴代のApple Watchを使ってきた人からすると「そんなの便利だと分かってるよ」という感じでしょうが、僕にとっては非常に新鮮、単純にすごいと思いましたね。

よく出来てるな、と思ったのがApple Watchに通知が届くのはiPhoneを使用していないときにのみだというところ。iPhoneを使用している状態なら通常通り通知はiPhoneに届きます。たまにApple製品で連動する「通知の嵐」がうっとうしく思うことがありますが、Apple Watch/iPhone間ではそんなことはありません。

Apple Watchで通知を確認、「閉じる」や「了解」をタップすると同時に、iPhoneでの通知も消えます。その逆も同じ。Apple WatchはiPhoneの使用を前提として作られているので、この間の連携はさすがといったところです。

Apple Watchでの通知の受け取りが活躍する場面は思いのほか多くて、iPhoneをカバンにしまっているときや、iPhoneをデスクに置いたまま離席するときなど、iPhoneを手に取れない状態での通知を手首を返すだけで確認できるのは非常に便利です。

カバンにしまってあるiPhoneから通知音が鳴り、カバンのなかをまさぐりながらiPhoneを発見、ロックを解除したのはいいものの、通知は迷惑メールの着信のお知らせだった…こんなストレスから解放されるわけです。Apple Watchがあればかんたんに通知を確認し、後回しにするか今対応するかを即座に判断できます。めっちゃ便利じゃないですか?

Apple製品との連携が秀逸すぎる

Apple Watchがあれば、通知を受け取れるだけでなく、Siriを使えたり、電話通話することもできます。例えば、トイレに入っているときに絶対にとらなければいけない大事な電話がなったとき。手元にiPhoneがなくてもApple Watchで電話をとればそのままスピーカーホンで電話通話できます。その場合、余計な音を拾わないように気をつけたいですけどね。

非常に便利なiPhoneとの連携ですが、その便利な連携はiPhoneだけではありません。

例えば、Apple Watchを着けていればMacをスリープから立ち上げる度にパスワードを入力してロック解除する必要はありません。

Apple WatchでMacのロックを解除

Apple Watchを着けている状態でMacを立ち上げれば、Apple Watchがブルっと震えて自動的にロック解除してくれます。

今まで注目したことがなかった機能ですが、実際に使ってみるとこれが便利。これでまたMacBook Proに搭載されているTouch Barの役目がひとつなくなりました。

他にもAirPodsでの音量調整や曲送り、Apple TVの操作などすべてApple Watchで操作可能です。

手首に着けたスマートウォッチで様々な機器を操作する、という未来感ある便利な連携を体験できるのは、Apple Watchの大きな魅力といっていいでしょう。

Apple PayはiPhoneよりもApple Watchのほうが便利

Apple Watchは店舗や交通機関で使える「Apple Pay」に対応しています。もともとApple PayはiPhoneで使っていましたが、Apple Watchを使い始めてからはiPhoneの出番はなくなりました。

まずポケットやカバンにしまったiPhoneを取り出す必要ありません。手首に着けたApple Watchを近づけるだけ。超スマートにお買い物できます。

またApple WatchにSuicaを登録しておけば、地下鉄や私鉄など交通機関でも活躍してくれます。改札が右側なので、若干タッチしにくいですが、僕としては許容範囲内。Suicaにあまり馴染みがない関西でこれを使えばちょっぴりドヤ顔もできます。

Apple Payの使い勝手としては、格段にiPhoneよりもApple Watchのほうが上だと思いますね!だって手首だけでお買い物できて電車で移動もできちゃうんですよ?

Apple Watchで健康管理も

僕は普段あまり運動しないので、ワークアウト関係のレビューはできません。運動しないことをそんなに堂々と言われても、、という感じですが、する気はあるんですよ。ジムにも通いたいなぁとも思っているのですがなかなか体ね。。動かないという。

という話は置いといて、Apple Watchがあれば健康管理もできちゃいます。心拍数や睡眠時間、消費エネルギーや歩いた距離など、様々なデータを記録してくれるので、それらをもとに運動計画を立てたり、どれだけ運動できているかを見返すこともできます。

iPhoneの「ヘルスケア」アプリで記録データを見ているだけでも面白かったりします。

昼寝しまくっているのがバレてしまいますね。睡眠時間なんかは結構正確に記録してくれます。このように記録してくれるのは健康意識向上にも役立つかもしれません。

ヘルスケアで登録した身長・体重から一日の望ましい水分摂取量をしらせてくれる「WaterMinder」や心拍数からトレーニングの強度を教えてくれる「Zone」など、健康管理に役立つ多くのサードパーティアプリが配信されています。自分の目的にあったApple Watchアプリを探してみるのも楽しいですよ!

Apple WatchはiPhoneユーザーなら必ず検討すべきアイテム

かつての僕と同じように、Apple Watchにネガティブなイメージを持っている人って結構多いんじゃないなかな、と思います。

特に多いと思われるのは「バッテリー持ち」に関する問題。Apple公式サイトではSeries 3は最大18時間バッテリーが持つとかかれています。これは18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリケーション使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの30分間のワークアウトが含まれている数値なので、僕の使い方であれば2日ほどなら余裕でもつ感じです。

Apple Watch専用のモバイルバッテリーなんかも多く販売されているので、こういったのも活用すればバッテリー持ちを心配することはほぼありません。

仮に充電がなくなっても80%までの充電に約1.5時間、100%までに約2時間ほどで済み、夕食を食べお風呂に入っている間で充電を済ませておけるため全然苦にはなりません。

とにかく、言いたいことは、ネガティブなイメージを持っていた僕でも満足できたので、きっとあなたも満足できるはず!ということ。その便利さはiPhoneユーザーなら必ず検討しておきたい、と言ってもいいほどです。個人的にはもっと早く検討しておけばよかったなぁと後悔。

AirPodsも食わず嫌いしていた僕ですが、やっぱりApple製品はいいですね!各デバイス間の連携が秀逸です。特にApple Watchはプライベートや仕事含めさまざまなシーンで活用・効率化できているため、価格以上のいい買い物ができました。

「Apple Watch?別に..」という人ほど勧めたくなる鉄板アイテムです!

Apple 公式サイトでチェック

Apple Watch
Apple Watch バンドとストラップ

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またApple Watchの楽しみといえば、気分に合わせてお気に入りのバンドを選べることです。一般的な腕時計だとこの楽しみ方はできません。間違いなくこれもApple Watchの魅力と言っていいでしょう。こちらでApple Watchにおすすめのバンドを紹介しています。

お気に入りのバンドとApple Watchケースを組み合わせてみるのも楽しかったりしますよ!

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この記事の著者

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビューしているガジェット専門家。元家電量販店員で元スマホ販売員。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。
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