本記事では、中古のアップルウォッチを購入するときに注意すべき点についてまとめています。
2015年に初代アップルウォッチが登場してから、毎年新型モデルが登場しています。新しいモデルが登場するにつれ性能がよくなっているものの、ここ数年以内に発売されたものであれば普段使いに困らないほどの性能を備えます。
「旧モデルでも十分な性能・機能が使える」ということもあり、安くお買い得感のある中古の購入を検討されている方は多いかと思います。
中古のアップルウォッチを探してる!注意すべき点はある?
本記事はこのような方の参考になる内容となっています。
記事後半では、
これらについても解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います!
- イオシス」がおすすめ! 中古Apple Watchの購入は「
-
- トップクラスの価格の安さ。
- 在庫数が豊富で中古・未使用品から選べる。
- 3か月間の安心保証(未使用品は6か月)。
- アクティベーションロック、ネットワーク利用制限確認済みで安心。
中古Apple Watchを買うなら「モバイル保険 」での備えがおすすめ!
- 月額700円で最大3台登録可能
- 無線通信が可能なデバイス(スマホ/タブレット/ノートPC/ゲーム機/ワイヤレスイヤホンなど)をまとめて補償
- 中古品でも加入できる(3か月以上の動作保証があるもの)
中古のアップルウォッチを買うときの注意点
アップルウォッチは、腕時計というよりスマホに近いデバイスです。そんなアップルウォッチだからこそ、中古で買うときにチェックしておきたいことがあります。
使用感や傷などの状態をしっかり確認しておく
傷に強い強化ガラスが使われているアップルウォッチですが、傷がまったく使いないわけではありません。
ランニングやトレーニングなど、アップルウォッチはアクティブな利用シーンで使われることの多い製品です。そんなアップルウォッチだからこそ、使用感や傷の状態はしっかり確認しておかなくてはいけません。
私自身アップルウォッチを使用するなかで、不意にドアノブやテーブルなどにぶつけてしまうことがよくあります。
アップルウォッチの傷に関連して予備知識として知っておきたいのは、ケースの素材(アップルウォッチの側面に使われている素材)によってディスプレイに使われている強化ガラスの種類が異なるということ。
ケースの素材によって強化ガラスの種類が異なる
Apple Watchケースの種類 | ディスプレイのガラス素材 |
---|---|
アルミニウムケース | Ion-Xガラス |
ステンレススチールケース チタニウムケース セラミックケース | サファイアクリスタルガラス |
強度はIon-Xガラス < サファイアクリスタルガラスとなっています。Ion-Xガラスも傷に強いことは確かですが、高級腕時計にも採用されていることが多いサファイアクリスタルガラスには負けます。
ケースの素材で強化ガラスの種類を判別できるので、傷が気になる方はチェックしておきましょう。
「アルミニウムケース = Ion-Xガラス」、「それ以外のケース = サファイアクリスタルガラス」という認識でOKです。
アクティベーションロックが解除されているか
アップルウォッチを紛失したり盗難に遭ったりしたときに、第三者に勝手に使われないよう保護する「アクティベーションロック」という機能があります。アクティベーションロックがかかっているアップルウォッチでは、一切の機能が使用できません。
仮にアクティベーションロックが解除されていない中古アップルウォッチを買ってしまうと、前オーナーに解除してもらうほか方法がありません。
特に注意したいのは、フリマやオークションといった個人間取引で中古のアップルウォッチを購入する場合です。
なかには「アップルウォッチを売却する際にはアクティベーションロックの解除が必要」ということを知らない人もいる可能性があります。中古のアップルウォッチを購入する際には、「アクティベーションロックが解除されているかどうか」はくれぐれも確認しておきましょう。
アクティベーションロックの状態を事前に確認してくれている中古ショップでの購入が安心です。
参考に、アップルウォッチのアクティベーションロック解除の方法をご紹介しておきます。
- アップルウォッチをペアリングされているiPhoneの近くに置く。
- iPhone「Watch」アプリの「マイウォッチ」タブをタップし、左上の「すべてのWatch」をタップする。
- アクティベーションロックを解除したいアップルウォッチの横にある「」をタップする。
- 「Apple Watchとのペアリングを解除する」をタップする。
- スマホやパソコンで「iCloud.com」にアクセスし、Apple IDでログインする。
- 「iPhoneを探す」を選択し、さらにアクティベーションロックを解除したいアップルウォッチを選択する。
- 「このApple Watchを消去」を選択する。
- 「続ける」を選択しアップルウォッチを削除する。
万が一アクティベーションロックがかかったアップルウォッチを購入してしまった場合、上の方法を前の持ち主に伝えてアクティベーションロックを解除してもらいましょう。
キャリアで購入されたものは「ネットワーク利用制限」をチェック
ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアで購入されたアップルウォッチについては、スマホと同じように「ネットワーク利用制限」の状態を確認しておく必要があります。
ネットワーク利用制限とは、盗難や不正契約、または本体代金の未納があった場合に、キャリアが電話通話・モバイル通信ができないよう利用制限をかける仕組みのことです。
- ○:デバイスの本体代金が完済されており、問題なく使用できる状態。
- ▲:デバイスの本体代金の支払いが完全に済んでおらず(残債がある状態)、未払いとなれば将来的に「×」となる可能性がある。
- ×:デバイスの本体代金の未払いなどの理由でネットワーク利用制限がかかっており、モバイル通信に制限がかかっている状態(いわゆる赤ロムの状態)。
ネットワーク利用制限の状態は、各キャリアの公式ページで確認できます。
- 【docomo】ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト
- 【au】ネットワーク利用制限携帯電話機照会
- 【Softbank】ネットワーク利用制限携帯電話機の確認
- 【楽天モバイル】ネットワーク利用制限携帯電話機の確認
ネットワーク利用制限の確認が必要になるアップルウォッチが中古市場に出回ることは少ないですが、念のために頭の片隅に入れておきましょう。ちなみに、アップルウォッチにはSIMロックの仕組みはありません。
バッテリーの劣化について
アップルウォッチに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰りかえすことで劣化していき、蓄えられる最大の電力が少なくなっていきます。
Appleによると、アップルウォッチの場合、充電と放電のサイクルを1000回繰りかえしたとき、バッテリーの最大容量の80%以上を維持できるよう設計されているとのこと。ざっくり計算で約3年程度というところですね。
数年以内に発売されたアップルウォッチであればさほど気にする必要はありません。どうしても気になるようなら、Appleに新品バッテリーに交換してもらうのもありです。
- 1年間の製品保証の対象、またはAppleCare+の保証対象:無料
- 保証対象外:15,800円
※ 保証期間内における無償のバッテリー交換は、バッテリー最大容量が80%未満に低下している場合のみ。
なお、アップルウォッチのバッテリーの劣化状況は、アップルウォッチの「設定 」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」から確認できます。
いまアップルウォッチを買うならどのモデルが狙い目?
続いては、「いま中古のApple Watchを買うならどのモデルがおすすめ?」というところをご紹介します。
- watchOSのサポート期間
- 主要な機能の違い
- GPSモデルとGPS + Cellullarモデルの違い
この3点を押さえておきましょう。
最新の「watchOS 10」に対応するモデルは?
2023年9月に最新の「watchOS 10」が登場しています。中古アップルウォッチを購入するにあたって、最新のwatchOSに対応するかどうかはチェック必須です。
歴代アップルウォッチの発売日とwatchOS 10への対応状況をまとめました。
歴代アップルウォッチの発売日&watchOS 10対応状況
Apple Watchモデル | 発売日 | watchOS 10 |
---|---|---|
Ultra 2 | 2023年9月22日 | 〇 |
Series 9 | 2023年9月22日 | 〇 |
Ultra | 2022年9月23日 | 〇 |
SE(第2世代) | 2022年9月16日 | 〇 |
Series 8 | 2022年9月16日 | 〇 |
Series 7 | 2021年10月15日 | 〇 |
Series 6 | 2020年9月18日 | 〇 |
SE(第1世代) | 2020年9月18日 | 〇 |
Series 5 | 2019年9月20日 | 〇 |
Series 4 | 2018年9月21日 | 〇 |
Series 3 | 2017年9月17日 | ✕ |
Series 2 | 2016年9月16日 | ✕ |
Series 1 | 2016年9月16日 | ✕ |
初代 | 2015年4月24日 | ✕ |
なお、watchOSを使うには、iOS 17以降がインストールされたiPhoneが必要です。iOS 17はiPhone XRまたはXS/XS Max以降が対応します。
watchOSのサポート期間を踏まえると、これから購入するなら2020年発売のSE(第1世代)・Series 6以降のモデルがおすすめ。
watchOS 10では新たにウィジェット機能でさまざまな情報が見やすくなり、体だけでなく心の健康の機能が強化されています。アップルウォッチの場合はサポート対象外となってもセキュリティ的な問題は出てきませんが、どうせなら新しい機能が使えたほうがいいですよね。
各モデルの機能の違いを知っておく
アップルウォッチは、モデルによって機能の違いがあります。watchOS 9に対応するモデルにおいて、主要な機能の違いをまとめました。
モデル | Series 10 | Ultra 2 | Series 9 | Ultra | Series 8 | SE(第2世代) | Series 7 | SE(第1世代) | Series 6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
常時表示 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | ─ | 〇 |
広視野角OLED | 〇 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
ダブルタップ操作 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
心拍センサー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
心電図 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | ─ | 〇 |
血中酸素濃度 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | ─ | 〇 |
皮膚温センサー | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | ─ | ─ | ─ |
転倒検出 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
衝突事故検出 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | ─ | ─ |
GPS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
高度計 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コンパス | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
急速充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | ─ | ─ |
水温・水深センサー | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
サイレン | ─ | 〇 | ─ | 〇 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
△ この表は横スクロールできます。
機能的に充実していてお買い得感があるのは、Series 7・Series 6あたりですね。どちらも心電図アプリに対応しますし、Series 6は血中酸素濃度の測定も可能です。ディスプレイの常時表示にも対応します。
価格重視ならSeries 4が狙い目ですね。watchOS 10にも対応します。しかし、2024年に登場するであろうwatchOS 11に対応しない可能性が高いので注意が必要です。
Apple Watch Series 5は2019年発売のモデルとなりますが、ディスプレイの常時表示に対応しますし、心電図やコンパス機能など普段使いにおいては最新モデルと使い勝手は大きく変わりません。まだまだ活躍してくれるでしょう。
中古アップウォッチの購入は「イオシス」がおすすめ
GPSモデルとGPS + Cellularモデルの違い
アップルウォッチには、「GPSモデル」と「GPS + Cellularモデル」の2種類あります。
Apple WatchのGPS + Cellularモデルにはモバイル通信・電話通話機能が搭載されており、iPhoneが近くにない状態(iPhoneとペアリングされていない状態)でも、アップルウォッチ単体でモバイル通信・電話通話が可能です。
ランニングを習慣にする方であれば、アップルウォッチひとつで出先から電話をかけたりマップアプリを利用したり、ということが可能です。サーフィンを趣味にする方であれば、アップルウォッチひとつで海上から電話通話できます。
iPhoneが近くにある状態ではGPSモデルもGPS + Cellularモデルもできることに違いはありません。基本的には価格の安いGPSモデルでOKですが、GPS + Cellularモデルにもメリットがあるので、iPhoneから離れることがある方は検討してみてもいいでしょう。
なお、GPS + Cellularモデルのアップウォッチで単体でモバイル通信・電話通話する場合、各通信キャリアが提供するアップルウォッチ向けのオプションサービスに加入する必要があります。
キャリア | オプションサービス | 月額(税込) | 登録手数料 |
---|---|---|---|
ドコモ | ワンナンバーサービス | 550円 | 1回につき550円 |
au | ナンバーシェア | 385円 | ─ |
ソフトバンク | Apple Watchモバイル通信サービス | 385円 | ─ |
楽天モバイル | 電話番号シェアサービス | 550円 | ─ |
ahamo | ワンナンバーサービス | 550円 | 1回につき550円 |
GPSモデルのアップルウォッチでも、NFC決済はiPhoneが近くになくても行えます。
中古のアップルウォッチはどこで買う?おすすめは?
中古のアップウォッチという選択は、Apple Watchを安く買う手段として非常に有効です。大手中古ショップなら最新モデル・未使用品含めたくさんの製品から選べる状態にあります。
中古Apple Watchを買うなら「モバイル保険 」での備えがおすすめ!
- 月額700円で最大3台登録可能
- 無線通信が可能なデバイス(スマホ/タブレット/ノートPC/ゲーム機/ワイヤレスイヤホンなど)をまとめて補償
- 中古品でも加入できる(3か月以上の動作保証があるもの)
販売店保証がある「大手中古ショップ」がおすすめ
大手中古ショップでの購入をおすすめする理由は以下のとおりです。
- アクティベーションロックやネットワーク利用制限などを事前に確認してくれている。
- 製品の状態が分かりやすくランク付けされており選びやすい。
- 数か月程度の販売店保証がある(中古ショップによる)。
たとえば大手中古ショップ「イオシス」なら、製品の使用感・状態によって未使用品・Aランク・Bランク・Cランクとランク付けされています。さらに3か月の販売店保証(未使用品は6か月保証)がつき、万が一動作不良があっても同等品との交換または返金で対応してくれ安心です。
イオシスで販売中のApple Watchの在庫数は、記事執筆時点でなんと1,400以上。最新モデルから過去モデルまで在庫が非常に充実しています。といっても在庫状況は日々変化しますので、これだと思えるものを見つけたら早めに検討してみましょう。
中古アップウォッチの購入は「イオシス」がおすすめ
Apple整備品にApple Watchが並ぶこともある
Apple公式サイト内で掲載されている「Apple認定整備済製品」にApple Watchが並ぶこともあります。
Appleが新品と同レベルの品質を保証するApple Watch整備品。完全な新品ではないものの、新品と比べ最大15%安く購入できるメリットがあります。
ただタイミングによってはほぼ在庫がなかったり、目当てのモデルや組み合わせがないことも。「目当てのモデルがあればラッキー」という感覚でチェックしておくといいでしょう。
フリマ・オークションでの購入をおすすめしにくい理由
中古のアップルウォッチを購入するのに、フリマやオークションといった個人間取引を利用する方法もあります。しかし、積極的におすすめしにくい事情があります。
- フリマやオークションでの個人間取引では、トラブルがあった際には当事者同士で話し合い解決する必要がある。
- アップルウォッチの状態をしっかり確認しておくなど、ある程度の自己防衛が必要になる。
- そもそも価格的なメリットがないことが多い。
某フリマアプリで確認してみても、「なぜこのモデルにこんな高い価格をつけてるんだ?」というものが散見されます。アップルウォッチに関する知識がある程度ないと、中古相場よりも高い価格で購入してしまう可能性もあるでしょう。
それに個人間取引における特有のリスクもあります。「届いた製品に動作不良がある」と出品者に訴えても、「発送時点では問題なかった」と言われれば面倒なことになりますし、状態に対する評価は主観的なものになるので、「写真で見るより傷がたくさんついてた……」なんてことも可能性としてはあります。
フリマやオークションがダメというわけでは決してありませんが、リスクやデメリットを理解した上で利用するようにしてください。
中古アップルウォッチの注意点まとめ
本記事では、中古のアップルウォッチを購入する際に注意したい点についてご紹介しました。
- 使用感や傷などの状態をしっかり確認しておく
- アクティベーションロックが解除されているかを確認する
- キャリアで購入されたものは「ネットワーク利用制限」をチェック
- バッテリーの劣化について理解しておく
冒頭でも書きましたが、アップルウォッチは毎年新型モデルが発表、発売されます。スマホにも言えるように、過去モデルであっても普段使いには十分過ぎる性能を備えます。コストパフォーマンスを考慮すると、中古のアップルウォッチを狙うのは賢い選択でしょう。
ぜひ本記事を参考にしていただき、解説した注意点に気をつけつつ、あなたに合った中古アップルウォッチを選んでいただければ幸いです!
- イオシス」がおすすめ! 中古Apple Watchの購入は「
-
- トップクラスの価格の安さ。
- 在庫数が豊富で中古・未使用品から選べる。
- 3か月間の安心保証(未使用品は6か月)。
- アクティベーションロック、ネットワーク利用制限確認済みで安心。