今回はiPhone XS/XS Maxにおすすめしたい保護フィルムをご紹介します。
カメラ機能の進化など大幅な機能・性能の進化が見られる新型iPhone。しかし上がったのは性能だけではありません。iPhone XSは112,800円(税別)から、iPhone XS Maxは124,800円(税別)からと価格も派手に上がりました。
それでもiPhone XS/XS Maxを選ぶのは、それだけの理由があるからでしょう。ぜひ長く活躍してほしいものです。
iPhoneを長く使うにあたって、用意しておいたほうがいいアイテムが液晶画面を守る保護フィルム。特にキレイなOLED(有機EL)ディスプレイ、万が一にも傷が付けたくないのは僕だけではないはず。
ここではおすすめのiPhone XS/XS Max用保護フィルムの紹介と、保護フィルムの選び方・ポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
iPhone XS/ XS Max用保護フィルムの選び方・ポイント
おすすめの保護フィルムを紹介する前に、選び方・ポイントについて解説しておきます。
iPhone XSにはiPhone X用保護フィルムが使える
iPhone XSとiPhone Xを並べてみました。あなたはどっちがiPhone XSか分かりますか?
意地悪な質問でしたのね。iPhone XSとiPhone Xのサイズはまったく同じ。ノッチ・ベゼルの大きさともに同じ。当然2つ並べてみてもどっちがどっちかは分かりません。
ということで、つまりiPhone XSにはiPhone X用に設計された保護フィルムを使用することができます。
保護フィルムに使用される素材
保護フィルムの素材は主に「TPU」と「強化ガラス」の2種類。
ガラスフィルム | PET/TPUフィルム | |
素材 | 強化ガラス | PET/TPU |
硬さ | 硬い(割れることがある) | 柔らかい(衝撃を吸収してくれる) |
厚さ | 厚い(ケースとの干渉することがある) | 薄い(ケースと干渉しづらい) |
指ざわり | 滑りづらい(最近は滑りやすいように加工されていることが多い) | サラサラ(アンチグレアタイプ) |
貼りやすさ | 硬くまっすぐなため比較的簡単に貼れる | コツが必要、気泡が入りやすい(気泡が抜けるタイプもあり) |
価格 | 液晶保護フィルムと比較すると高い | 安い |
このようにそれぞれの素材には特徴があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ここで特にチェックしておきたいのは、間違いなく「貼りやすさ」です。貼り付けに失敗し、購入して間もない保護フィルムがゴミ箱行きに…なんて経験はないでしょうか。そうならないためにも貼りやすさは抑えておくべきポイントなのです。
貼りやすいのは断然ガラスフィルムになります。TPUフィルムとは異なり、ガラスフィルムは硬く折れ曲がらないため、比較的貼りやすくおすすめです。
そして保護フィルムの貼り付けにはホコリの侵入には十分に気をつけましょう。空気が入っても自然に抜けてくれるのですが、ホコリが入ってしまうとかなり面倒。僕はいつもホコリが立たないお風呂で貼り付けています。
ガラスフィルムと保護ケースの干渉について
特に液晶画面全面を覆う、フルカバータイプのガラスフィルムを選んだ際に起きやすい問題が、「ガラスフィルムと保護ケースの干渉」です。干渉が発生すると保護ケースがしっかりはまらなかったり、フィルムの浮きの原因になることもあります。
最終的にはガラスフィルムと保護ケースの相性だったりするので、すべてのフルカバータイプのガラスフィルムが干渉してしまうわけではありません。しかし仮に干渉が発生してしまえばフィルムかケース、どちらかを買い換えなくてはいけない羽目になってしまいます。
干渉を防ぐ方法は2つ。ひとつはフルカバータイプではなく、ひとまわり小さく設計されているガラスフィルムを選ぶこと。ふたつめは薄手のTPUフィルムを選ぶことです。絶対とは言えませんが、これでほぼ干渉を防ぐことができます。
ひとまわり小さく設計されているガラスフィルムは、保護ケースとの干渉は心配しなくてもいいのですが、上の画像のように浮き出たように見え装着感が出やすいというデメリットがあります。この点は頭に入れておきましょう。
iPhoneをがっちり守る!おすすめガラスフィルム
【OAproda】まず検討してほしい人気のガラスフィルム
- iPhone XSのみ
- 付属のガイド枠で貼り付け簡単
- 全面フルカバータイプで装着感が出にくい
まず検討してほしいおすすめの保護フィルムが、OAproda(オーエープロダ)のガラスフィルムです。
ガイド付きで貼りやすく、ホコリにさえ気をつけておけば、だれでもキレイに貼れるはず・・・!
さらにノッチを含む全面をカバーしてくれるフルカバータイプ。露出している部分が少ないので、安心感が違います。
ずばり、迷ったならコレと言っていいガラスフィルムです。iPhone XS Max用が販売されていないことが残念ですが、フィット感、指すべりも問題なし。ちょこっとエッジ部分に指がひっかかるのが気になりますが、この辺は慣れでしょう。
フルカバータイプのガラスフィルムですが、Apple純正ケース「iPhone XSレザーケース」とは干渉がありませんでした。ご参考までに。
【Spigen】GLAS.tR 人気メーカーが作るガラスフィルム
- iPhone XS/XS Max両モデルあり
- ひとまわり小さい設計
- 0.4mmと厚め
スマホケースでお馴染みのSpigen(シュピゲン)が作るガラスフィルム。こちらもひとまわり小さく設計されているので、保護ケースとの干渉については心配ありません。
ただ0.4mmと厚めなので、がっちり守ってくれ安心である一方で、ガラスフィルムが目立ってしまいがち。その点は注意しましょう。
Spigenの保護ケースと一緒にどうぞ!
【AMOVO】ノッチ部分もしっかりカバーしてくれるフルカバーガラスフィルム
- iPhone XS Maxのみ
- 全面をカバーするフルカバータイプ
- 厚さ0.25mmと薄型
- お得な2枚セット
液晶画面全面を保護するフルカバータイプのガラスフィルムを探しているなら、こちらのAMOVOの保護フィルムがおすすめ。
大多数のガラスフィルムはノッチ部分を避けてカバーしているものがほとんど。このガラスフィルムはノッチ部分も含め全面を保護しくてくれます。
フルカバータイプ、さらに厚さ0.25mmと薄型なので装着感も出にくいでしょう。
【Anker】KARAPAX GlassGuard ガイド枠で貼り付け簡単
- iPhone XSのみ
- おなじみAnkerのガラスフィルム
- 付属のガイド枠で貼り付け簡単
- ひとまわり小さい設計
- 18ヶ月のメーカー保証
Anker(アンカー)と言えばモバイルバッテリーやUSB電源アダプタを真っ先に思い浮かべますが、ガラスフィルムも人気があります。
特徴はかんたんな貼り付けを可能にするガイド枠の付属。ガイド枠をiPhoneに装着し、ガイドの内側にガラスフィルムを落とし指で抑えてあげればかんたんに、かつキレイに貼り付けられます。
ガラスフィルムの貼り付けは比較的かんたんですが、不器用な方からすると(僕もそう)、心配になりますよね。そういう人に特に選んでほしいガラスフィルムです。
【エレコム】高い強度を誇るDragontrail®X採用のガラスフィルム
- iPhone XS/XS Max両モデルあり
- 旭硝子社の特殊ガラス「Dragontrail(R)X」
- ひとまわり小さい設計
強化ガラスと言えば米コーニング社の「ゴリラガラス」を連想しますよね。続いて紹介するガラスフィルムは、ゴリラガラスより強度が高いと言われている旭硝子社の「Dragontrail®X」を採用したフィルム。
もちろん強度は高ければ高いほうがいいに決まってます。硬度は他のガラスフィルムと同じ9Hとなっていますが、これ以上の指標がないためです。
大事なiPhone XS/XS Maxをがっちり守りたい人におすすめです!
【Nimaso】ブルーライトを92%カットしてくれるガラスフィルム
- iPhone XSのみ
- ブルーライトカットを92%カットしてくれるガラスフィルム
- 付属のガイド枠で貼り付け簡単
- ひとまわり小さい設計
慢性的な目の疲れに悩んでいる。スマホを見る時間が長く、なかなか夜に寝付けない。もしかするとその原因はブルーライトかもしれません。
次に紹介するのはブルーライトを92%カットしてくれるガラスフィルム。目にかかる負担を軽減してくれます。スマホをみる時間が長く、目の疲れを感じているなら試してみる価値ありですよ!
【EURPMASK】覗き見防止付きガラスフィルム
- 覗き見防止付きガラスフィルム
- クリアさに欠ける
- 背面保護フィルム付属
「電車内など人混みで、どうしても周りの視線が気になってしまう」というあなた。社外秘事項をよくスマホで確認する人や、プライベートなやりとりを他の人に見られたくないということなら、覗き見防止付きガラスフィルムがおすすめです。正面から見るとしっかり見えますが、横側からは見えないようになっています。
ただ正面からはしっかり見えると言ってもクリアさには書けるのでご注意を。
装着感なく使いたい!おすすめTPUフィルム
【エレコム】グレア(高光沢)タイプのTPUフィルム
- 安心のエレコム社製TPUフィルム
- グレア(光沢)タイプのTPUフィルム
- ひとまわり小さい設計
ガラスフィルム特有の装着感が気になる人は多いのではないでしょうか。そんな人には薄手の目立たないTPUフィルムがおすすめです。
こちらのエレコムのTPUフィルムは、グレア(高光沢)タイプ。クリアさにこだわるならコレです。
【エレコム】アンチグレア(反射防止)タイプのTPUフィルム
- 安心のエレコム社製TPUフィルム
- アンチグレア(反射)タイプのTPUフィルム
- ひとまわり小さい設計
太陽の反射や室内の蛍光灯のギラツキを抑えてくれる、アンチグレア(反射防止)タイプのTPUフィルム。
アンチグレアタイプはすべすべした指滑りや指紋が目立ちにくいという特徴もあります。
【レイ・アウト】ブルーライトカット対応TPUフィルム
- おなじみのレイ・アウト
- ブルーライトカット対応TPUフィルム
- 衝撃吸収タイプ
レイ・アウトのブルーライトカット対応TPUフィルム。おなじみレイ・アウトの保護フィルムです。
ブルーライトカット対応のTPUフィルムをお探しならこちらをどうぞ!
カメラレンズ用保護フィルムと液体保護フィルム
【Alinsea】カメラレンズ専用ガラスフィルム 3枚セット
- iPhone XS/XS Max両用
- カメラレンズを傷から守る専用ガラスフィルム
- お得な3枚セット
保護ケースのiPhoneケースは、カメラレンズの出っ張りを考慮しレンズが接触しないように高さが設けられています。それでもカバンの中で揉まれたときなど、傷が付いてしまうリスクはあります。
そこでおすすめしたいのが、カメラレンズに貼り付ける専用ガラスフィルム。保護ケースを付けない裸派の人や、レンズの傷が心配な人におすすめです。
レンズに傷がついてしまったときのショックはかなり大きいですよ。僕は過去に傷を付けてしまったことがありますが、液晶画面よりショックは大きかったですね。。
【QiCASE】貼らずにコーティング!液体保護フィルム
- デバイスを選ばない液体保護フィルム
- 皮脂汚れなどを防ぎ、液晶画面をキレイな状態に保つ
- 耐衝撃性能はないので注意
液晶画面に貼り付けるのではなく、コーティングする液体保護フィルムというものがあります。液体なのでデバイス関係なく使用でき、保護フィルムの装着感もありません。
皮脂による指紋や指すべりを改善してくれる代物ですが、耐衝撃性に関してはハテナですね。あくまでも液晶画面をキレイな状態に保ってくれるものと思っておいたほうが良さそうです。
それでも気軽にコーティングできる手軽さは魅力的。ガラスフィルムの上から塗っておくのもありですね!
【エレコム】背面専用フィルム 指紋が付きにくいマット仕様
- 裸族におすすめしたい背面保護フィルム
- マット加工で指紋・皮脂汚れが付きにくい
裸族におすすめしたいのが背面保護フィルムです。iPhone XS/XS Maxの背面はガラスです。傷もそうですが、なにより指紋が目立ちまくります。
背面保護フィルムをはるだけで、指紋や皮脂汚れの付き方が全然違うので、気になる方はどうぞ。
発表されて間もないこともあり、特にiPhone XS Max用保護フィルムのラインナップは少なめですね。。これから各メーカーから続々と出てくると予想されます。この記事では随時おすすめ保護フィルムを追加していく予定ですので、また来ていただければ幸いです!
iPhone XS/XS Max用保護ケースも忘れずに!