iPhoneには充電器が付属されておらず、持っていない場合は別途用意する必要があります。
といっても充電器は星の数ほどあり、「選択肢が多すぎてどれを選んでいいのか分からない」という方はきっと多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「iPhoneで使いたいおすすめの充電器」をご紹介。iPhoneと相性のいい充電器を厳選しました。
ご紹介している充電器はどれもおすすめできるものばかりです。お探しの方はぜひ参考にしていただければと思います!
iPhone向け充電器の選び方
iPhone向けに充電器を選ぶにあたって、押さえておきたいポイントについて解説します。
1. USB-Aではなく「USB-C」の充電器を選ぼう
iPhoneを充電するなら、「USB-C」のポートを搭載する充電器を選んでください。
USB-AやUSB-Cというのは、「USB差し込み口の形状」のこと。
- USB-Aよりも大きい電力を供給できる(急速充電)。
- 裏表どちらでも挿せる。
USB-Cにはこのようなメリットがあります。
iPhoneに限らずスマホの充電はUSB-Cが主流です。これから充電器を購入するなら、USB-Cポート搭載 = 急速充電に対応する充電器がマストです。
ちなみにiPhone 11シリーズ以前に付属されていた、USB-Aポート搭載充電器「Apple 5W USB電源アダプタ」の充電速度は激遅なのでおすすめできません。
なかには「なんとなく使い続けている」という方もいるかもしれませんが、USB-AからUSB-Cの充電器に買い替えることによって、劇的に充電速度が向上します。
2. iPhoneの急速充電に必要な「出力ワット数」は?
USB-Cポートを搭載する充電器でも、その製品によって充電性能が異なります。充電器の充電性能は、「出力ワット数」を見ることで確認できます。
対応する出力ワット数が大きければ大きいほど、より多くの電力が供給され接続デバイスを高速に充電できます。
- 急速充電するなら ⇒ 「20W以上」
- 充電速度にこだわるなら ⇒ 「30W以上」
iPhoneの場合は、上のワット数を目安に充電器を選びましょう。
ただし、20Wと30Wで劇的に充電速度が変わるわけではありません。
充電器 | 充電開始時 | 30分経過 | 増加したバッテリー |
---|---|---|---|
Apple 20W USB-C電源アダプタ | 11% | 63% | 52%アップ |
UGREEN Nexode Mini 30W | 8% | 65% | 57%アップ |
20Wでも十分高速にiPhoneを急速充電できます。基本的には「20W以上あればOK」という認識で問題ありません。
3. 同時充電するなら「ポート数」をチェック
iPhoneに加えてiPadなど別のデバイスを同時に充電したい場合、充電器に搭載されている「ポート数」をチェックです。
本記事でおすすめとしてご紹介している「UGREEN Nexode X 65W」は、合計3ポートを搭載する充電器です。
合計最大出力は65W。2台同時充電時は45W + 20Wに振り分けられるため、iPhoneと同時にiPadやMacBook Airを充電可能です。USB-Aポートも搭載するのでさまざまなデバイスに対応できます。
複数のデバイスを同時充電したい場合は、ポート数やポートの種類、ポートあたりの出力ワット数を確認しておきましょう。
4. 「ワイヤレス充電器」にも注目
iPhone向けの充電器では「ワイヤレス充電器」にも注目したいところ。iPhoneと互換性のあるワイヤレス充電規格は以下の3つあります。
ワイヤレス 充電規格 | 出力 | マグネット | 互換性 |
---|---|---|---|
Qi2 (チーツー) | 最大15W | 〇 | iPhone 12シリーズ以降 その他Qi2対応デバイス |
Qi (チー) | 最大7.5W | ✕ | iPhone 8以降 |
MagSafe (マグセーフ) | 最大15W | 〇 | iPhone 12シリーズ以降 |
これから買うならQi2対応のワイヤレス充電器がおすすめです。
Qi2によるワイヤレス充電では、iPhoneの背面にマグネットでくっつくため位置合わせが不要、そして最大15Wと高速なワイヤレス充電が可能です。またMagSafeのようにiPhone縛りがないため、今後増えてくるであろうiPhone以外のQi2対応デバイスも充電できます。
- 最大15Wと高速なワイヤレス充電。
- マグネットで最適な位置にくっつくため効率よく充電できる。
- 互換性が高く、iPhone以外のQi2対応デバイスも充電できる。
- MagSafe充電器よりも価格が安い。
いま、あえてMagSafe充電器やQi充電器を選ぶ理由は見当たりません。ワイヤレス充電器を買うならQi2対応の製品でOKです。
5. 「メーカーの信頼性」は超大事
充電器選びでは、その充電器のメーカーの信頼性は超大事です。なぜなら万が一にも事故があっては困るから。
発熱に配慮された設計か、温度検知などの安全機能は搭載されているかなど、これらは充電器の外見を見ただけでは判断できません。
つまり、ある程度はそのメーカー・ブランドを信頼しなければならないわけです。
決して無名メーカーだからといって危険ということはありません。しかし、信頼性の高いメーカー・ブランドの製品を選ぶことで粗悪品を掴まされる可能性はぐっと減ります。
本記事では多くのユーザーから選ばれており信頼のおけるメーカー(UGREENやAnker、CIOなど)の充電器をご紹介しています。
おすすめ充電器の一覧
Apple 20W USB-C電源アダプタ 信頼性が高く間違いのないApple純正充電器。純正品にこだわりたい方はこれ。 詳細にジャンプする | |
UGREEN 20W USB-C充電器(CD137) タイミングによっては1,000円以下で買えるコスパ抜群の20W充電器。筆者自身が2年以上継続して使用中。 詳細にジャンプする | |
UGREEN Nexode Mini 30W 携帯性とパワフルさが両立された30W充電器。折りたたみ式電源プラグで持ち運びしやすい。コスパも〇。 詳細にジャンプする | |
VOLTME Revo 30 Duo(C+A) USB-Aポートを搭載。USB-Cポートは30W出力に対応。コンパクト&軽量で持ち運びしやすい。 詳細にジャンプする | |
Belkin BoostCharge Pro Qi2 折りたたみ式ワイヤレス充電スタンド iPhoneを15Wでワイヤレス充電できるQi2対応ワイヤレス充電器。パッド型・スタンド型に変形させられる。 詳細にジャンプする | |
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) 充電器・モバイルバッテリー・USB-Cケーブルが一体となった3-in-1製品。それなりに大きく重いが、充電器とモバイルバッテリーを一緒に持ち運びたい方におすすめ。 詳細にジャンプする | |
CIO NovaPort DUO II 45W 驚異的なコンパクトさが魅力の45W充電器。2つのUSB-Cポートを搭載し、同時使用時は接続デバイスに応じて適切な電力を振り分けてくれる。 詳細にジャンプする | |
UGREEN Nexode X 65W 65Wクラスでは非常に優秀でバランスのとれた充電器。コンパクトさ・軽さ・ポート数・価格とすべてにおいて優秀。 詳細にジャンプする | |
Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand) iPhone・Apple Watch・AirPodsの3台を同時に充電できるワイヤレス充電スタンド。これ1台で3台の充電をカバーできる。見た目もスマート。 詳細にジャンプする | |
Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1, Foldable Pad) iPhone・Apple Watch・AirPodsの3台を同時にワイヤレス充電できる。ユニークな折りたたみ構造で、持ち運びできるワイヤレス充電器としてはこれが最強。 詳細にジャンプする |
iPhoneで使いたい充電器おすすめ10選
それでは本題のiPhoneにおすすめの充電器をご紹介していきましょう。おすすめの充電器は以下の点を考慮して選定しています。
- 急速充電規格「USB Power Delivery(USB PD)」に対応
- iPhoneを急速充電できる「20W以上」の出力が可能なUSB-Cポートを搭載
- 価格や充電性能、サイズを考慮したコストパフォーマンスの良さ
- 信頼できるメーカー・ブランドの製品
間違いのないApple純正の20W充電器
Apple純正 20W USB-C電源アダプタ
まずご紹介するのは、間違いのないApple純正の充電器です。iPadに付属されている充電器と同じものになります。
USB-Cポートは20W出力に対応し、iPhoneを急速充電できます。搭載ポートは1つで複数デバイスの同時充電はできませんが、iPhoneを充電するだけであれば必要十分です。
サードパーティ製の20W充電器と比べると価格は高めですが、Apple純正充電器なので仕方ありません。その代わり信頼性の高さは間違いのない充電器です。
➕メリット
- Apple純正で信頼性が高い。
- iPhoneを急速充電できる充電性能。
➖デメリット
- 他の20W充電器と比べて価格が高い。
- 電源プラグを折りたためない。
- 搭載ポートは1つ。複数デバイスの同時充電はできない。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | Apple 20W USB-C電源アダプタ |
---|---|
搭載ポート | USB-C x 1 |
USB-C出力 | 最大20W |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | ─ |
折りたたみ式電源プラグ | ✕ |
サイズ(筆者調べ) | 約50 x 42 x 23 mm(プラグ含む) |
重量(筆者調べ) | 約58 g |
カラー | ホワイト |
価格(税込) | 2,668円 |
1,000円以下で買えるコスパ抜群の20W充電器
UGREEN 20W USB-C充電器(CD137)
次にご紹介するのは、コストパフォーマンス抜群の充電器「UGEREN 20W USB-C充電器(CD137)」です。まさにコスパを重視したい方におすすめの充電器です。
Apple 20W USB-C電源アダプタとよく似ていて、形状やサイズ感はほぼ同じ。充電性能も20W出力と同じです。
UGREEN製の充電器はコスパの高さに定評があります。安すぎると「本当に大丈夫?」と心配に思われる方もいるかもしれませんが、これは大丈夫。安くてもしっかり使えます。実際、私はこの充電器を2年以上継続的に使用しています。
本製品の価格は税込1,199円ですが、Amazonではクーポン配布やタイムセールなどで1,000円以下で買えることも珍しくありません。Apple純正にこだわりがなければこれで十分です。
➕メリット
- 価格が安くコストパフォーマンス抜群。
- iPhoneを急速充電できる充電性能。
➖デメリット
- 電源プラグを折りたためない。
- 搭載ポートは1つ。複数デバイスの同時充電はできない。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | UGREEN 20W充電器(CD137) |
---|---|
搭載ポート | USB-C x 1 |
USB-C出力 | 最大20W |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | ─ |
折りたたみ式電源プラグ | ✕ |
サイズ | 約50 x 42 x 23 mm |
重量 | 約49 g |
カラー | ホワイト |
価格(税込) | 1,199円 |
携帯性抜群!コンパクトながらパワフルな30W充電器
UGREEN Nexode Mini 30W
「UGREEN Nexode Mini 30W」は、携帯性と高い充電性能が両立された30W充電器。コンパクトかつ電源プラグを折りたためる構造となっているため、非常に持ち運びしやすいことが魅力です。
USB-Cポートは30W出力に対応、20W越えでiPhoneを急速充電できます。30WあればiPadやMacBook Airも充電可能。コンパクトながらパワフルな充電性能です。
またコスパの良さも注目したいポイント。実勢価格は約2千円とさすがUGREENのコスパの良さ。屋内使用だけでなく持ち運びも想定しているならこれでOKです。
➕メリット
- 価格が安くコストパフォーマンス抜群。
- iPhoneを急速充電できる充電性能。
- コンパクト&軽量&折りたたみ式電源プラグで持ち運びしやすい。
- 5種類から選べるカラー。
➖デメリット
- 搭載ポートは1つ。複数デバイスの同時充電はできない。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | UGREEN Nexode Mini 30W |
---|---|
搭載ポート | USB-C x 1 |
USB-C出力 | 最大30W |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | ─ |
折りたたみ式電源プラグ | 〇 |
サイズ | 約40.7 x 32.6 x 32.6 mm |
重量 | 約49 g |
カラー | ブラック、ホワイト、パープル、グリーン、ブルー |
価格(税込) | 1,980円 |
30WのパワフルなUSB-CポートにUSB-Aポートを搭載する充電器
VOLTME Revo 30 Duo(C+A)
USB-Aポートが必要なら「VOLTME Revo 30 Duo(C+A)」をチェックしてみてください。USB-Aポートが必要になることってまだまだ多いんですよね。私の場合、バイク用のインカムやハンディクリーナーの充電にUSB-A to microUSBケーブルを使います。
USB-Cポートは30W出力に対応し充電性能については文句なし。USB-CとUSB-Aを同時に使用すると合計最大15W出力となってしまいますが、たまにUSB-Aポートを使うくらいということなら大きなデメリットにはならないでしょう。
またVOLTMEではおなじみのスタイリッシュなデザインにも注目です。特徴的なでこぼこパターンにブランドカラーのオレンジがおしゃれな充電器です。
➕メリット
- iPhoneを急速充電できる充電性能。
- USB-Aポートを搭載。
- コンパクト&軽量&折りたたみ式電源プラグで持ち運びしやすい。
- スタイリッシュなデザイン。
➖デメリット
- 2ポート使用時は合計最大15W出力となる。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | VOLTME Revo 30 Duo(C+A) |
---|---|
搭載ポート | USB-C x 1 USB-A x 1 |
USB-C出力 | 最大30W |
USB-A出力 | 最大18W |
合計出力 | 2ポート使用時:最大15W |
折りたたみ式電源プラグ | 〇 |
サイズ | 約43 x 36 x 33 mm |
重量 | 約54 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 2,480円 |
パッド型&スタンド型に両対応するQi2対応ワイヤレス充電スタンド
Belkin BoostCharge Pro Qi2 折りたたみ式ワイヤレス充電スタンド
Apple製品関連のアクセサリではおなじみBelkin(ベルキン)のワイヤレス充電スタンド。Qi2に対応しiPhone 12シリーズ以降を15Wと高速にワイヤレス充電できます。
特徴としてはQi2対応に加えて、パッド型・スタンド型に変形させられることが挙げられます。スタンバイモードを使用したいときや動画視聴時はスタンド型がですね。充電パッド部分を傾けて0〜70°の範囲で角度調節が可能です。
折りたたみ時のサイズは約86 x 65 x 22 mmとコンパクトで、スペースが限られるデスクの上やベッド脇での使用にぴったりなワイヤレス充電器です。
➕メリット
- iPhoneを最大15Wと高速にワイヤレス充電できる。
- マグネットで適切な位置にピタッとくっつく。
- 利用シーンに応じてパッド型・スタンド型に変形させられる。
- コンパクト設計でスペースをとらない。
➖デメリット
- 別途USB-C充電器が必要(推奨:30W以上)。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | Belkin BoostCharge Pro Qi2 折りたたみ式ワイヤレス充電スタンド |
---|---|
ワイヤレス充電 | Qi2 (MagSafe/Qi互換あり) |
ワイヤレス出力 | 最大15W |
ケーブル長 | 約1.5 m |
サイズ | 約86 x 65 x 22 mm |
重量 | 約193 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 7,064円 |
充電器・モバイルバッテリー・ケーブルの便利な3-in-1充電器
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
続いてご紹介するのは、1台で充電器としてもモバイルバッテリーとしても使える「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」です。
折りたたみ式の電源プラグを展開しコンセントに挿せば「30W充電器」として使用できます。コンセントから抜けば、10000mAh・30Wのモバイルバッテリーとして活躍。
さらにストラップとしても使える「ビルトインUSB-Cケーブル」付きなので、これ1台でiPhoneの充電が完結します。別途USB-Cケーブルを持ち運ばなくてもいいのは非常ラクです。
➕メリット
- iPhoneを約1.5〜2回充電できる10000mAhバッテリー搭載。
- iPhoneを急速充電できる充電性能。
- モバイルバッテリーとして使用時も30W出力と充電性能が低下しない。
- バッテリー残量を1%単位で確認できるディスプレイ。
- ストラップとしても使えるビルトインUSB-Cケーブル付き。
➖デメリット
- 30W充電器としては大きく重い。
- 価格帯が上がる。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル) |
---|---|
バッテリー容量 | 10000 mAh |
搭載ポート | USB-C x 2 |
USB-C入力 | 最大30W |
USB-C出力 | 最大30W |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | 2ポート使用時(充電器):最大18W 2ポート使用時(モバイルバッテリー):最大15W |
折りたたみ式電源プラグ | 〇 |
サイズ | 約108 x 51 x 31 mm |
重量 | 約250 g |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルー、パープル、ピンク |
価格(税込) | 7,990円 |
驚異的なコンパクトさが魅力の45W・2ポート充電器
CIO NovaPort DUO II 45W
「CIO NovaPort DUO II 45W」は、45W出力に対応し2ポートを搭載しながら超コンパクトなサイズ感が魅力の充電器です。
そのサイズは約45 x 33 x 29 mmと驚異的なコンパクトさ。重量も約69 gと超軽量です。バッグに入れておいても存在感をほぼ感じないレベルでしょう。
また紹介すべきメリットとしては、「2ポート使用時の電力振り分け」ですね。接続されているデバイスに応じて、30W + 15Wや20W + 20Wの組み合わせで最適な電力を供給してくれます。
CIO NovaPort DUO II 45Wがおすすめなのは、iPhoneの他に別にデバイスも同時に充電したいという方。同時充電可能な携帯用の充電器をお探しの方にとっては最高の選択肢となります。
➕メリット
- コンパクト&軽量&折りたたみ式電源プラグで持ち運びしやすい。
- 2ポート搭載でiPhoneともう1台を同時に急速充電。
- 接続デバイスに応じて、自動的に最適な電力を振り分け。
- 充電時の「瞬断」を抑制する機能を搭載。
➖デメリット
- USB-Aポートは未搭載。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | CIO NovaPort DUO II 45W |
---|---|
搭載ポート | USB-C x 2 |
USB-C出力 | 最大45W |
USB-A出力 | ─ |
合計出力 | 2ポート使用時:最大45W |
折りたたみ式電源プラグ | 〇 |
サイズ | 約45 x 33 x 29 mm |
重量 | 約69 g |
カラー | ホワイト、ブラック |
価格(税込) | 4,380円 |
1台でさまざまなデバイスをカバーできる65W・3ポート充電器
UGREEN Nexode X 65W
「UGREEN Nexode X 65W」は、最大65WのUSB-Cポートを搭載するパワフルな充電器です。iPhoneだけでなくiPadやMacBook Air/Proなどさまざまデバイスの充電をこれ1台でカバーできます。
個人的によくあるのが、出先でiPhoneとMacBook Airを同時充電したいパターン。2ポート使用時は電力が45W + 20Wで振り分けられ、この2台を同時に充電できるので重宝しています。
65W・3ポートで充電性能は申し分ないですし、コンパクト&軽量で持ち運びしやすい。おまけに価格が安くコスパも良好です。ツッコミどころがないほど優秀な充電器です。
➕メリット
- 65W出力に対応、3ポート搭載と高い充電性能。
- コンパクト&軽量&折りたたみ式電源プラグで持ち運びしやすい。
- 充電性能やポート数、サイズのわりに価格が安くコスパ抜群。
➖デメリット
- iPhone1台のみの充電だとオーバースペックとなる。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | UGREEN Nexode X 65W |
---|---|
搭載ポート | USB-C x 2 USB-A x 1 |
USB-C出力 | 最大65W |
USB-A出力 | 最大22.5W |
合計出力 | 2ポート使用時:最大65W 3ポート使用時:最大60W |
折りたたみ式電源プラグ | 〇 |
サイズ | 約55 x 33 x 40 mm |
重量 | 約120 g |
カラー | ─ |
価格(税込) | 4,480円 |
iPhone・Apple Watch・AirPodsを同時充電できるワイヤレス充電スタンド
Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)
リビングやデスクの上、ベッド脇など決まった場所に置いておくなら、「Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand)」のようなスタンド型のワイヤレス充電スタンドが便利です。
iPhone、Apple Watch、AirPodsの3台を同時にワイヤレス充電が可能。1台の充電器でまとめて充電できるので、省スペース化になりますし見た目もスマートです。
15WのQi2ワイヤレス充電に対応し、Apple Watchの磁気高速充電にも対応し非常にハイスペックなワイヤレス充電器。価格帯は上がってしまいますが、Apple WatchとAirPodsをお持ちであればぜひ検討してほしい製品です。
➕メリット
- iPhone・Apple Watch・AirPodsの3台を同時にワイヤレス充電。
- Qi2の15Wワイヤレス充電、Apple Watchの磁気高速充電に対応。
- USB-C充電器とUSB-Cケーブルが付属。
- コンパクト設計でスペースをとらない。
➖デメリット
- 価格が高い。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1 Stand) |
---|---|
ワイヤレス充電 | Qi2 Apple Watch磁気高速充電 Qi |
ワイヤレス出力 | Qi2:最大15W 磁気高速充電:最大5W Qi:最大5W |
ケーブル長 | 約1.5 m |
サイズ | 約165 x 140 x 140 mm |
重量 | 約445 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 12,990円 |
持ち運び用途はこれが最強!3-in-1折りたたみ式ワイヤレス充電器
Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1, Foldable Pad)
最後にご紹介するのは、iPhone、Apple Watch、AirPodsの3台を同時に充電できる「Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1, Foldable Pad)」です。
コンパクトに折りたためるユニークな構造で、持ち運び用途には最強のワイヤレス充電器。ハイスペックながら折りたたみ時のサイズは約75 x 60 x 35 mmと、手のひらサイズで持ち運べます。
厳密には別途USB-C充電器が必要になるため(USB-C充電器は付属)、これ単体では使用できませんが、それを考慮してもこのサイズ感で持ち運べるのは非常に魅力的です。
➕メリット
- iPhone・Apple Watch・AirPodsの3台を同時にワイヤレス充電。
- Qi2の15Wワイヤレス充電、Apple Watchの磁気高速充電に対応。
- USB-C充電器とUSB-Cケーブルが付属。
- ユニークな折りたたみ構造で持ち運びしやすい。
➖デメリット
- 展開時はそれなりにスペースをとってしまう。
- 価格が高い。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | Anker MagGo Wireless Charging Station (3-in-1, Foldable Pad) |
---|---|
ワイヤレス充電 | Qi2 Apple Watch磁気高速充電 Qi |
ワイヤレス出力 | Qi2:最大15W 磁気高速充電:最大5W Qi:最大5W |
ケーブル長 | 約1.5 m |
サイズ | 折りたたみ時:約75 x 60 x 35 mm 展開時:約213 x 60 x 12 mm |
重量 | 約115 g |
カラー | ブラック、ホワイト |
価格(税込) | 12,990円 |
よくある質問
- iPhoneにはどのような充電器がおすすめ?
-
iPhoneには以下の条件に当てはまる充電器がおすすめです。
- 急速充電規格「USB PD」に対応する充電器
- 20W以上の出力に対応する充電器
- 多くのユーザーから選ばれている信頼性の高いメーカーの充電器
使い方や求めることによっておすすめの充電器が違ってきますが、少なくとも上の3つはクリアしたいポイントです。
- iPhoneの充電器は純正のほうがいい?
-
Apple純正の充電器にこだわる必要はありません。Apple以外のサードパーティ製充電器で問題なくiPhoneを充電できます。
価格や充電性能、コンパクトさ、バリエーションの豊富さを考えると、純正よりもサードパーティ製充電器のほうが有利でしょう。
- 有線での充電とワイヤレス充電はどっちがおすすめ?
-
どちらもおすすめですが、どちらかというと有線での充電がおすすめです。
有線充電のメリット- 充電速度が速い。
- 安く揃えられる。
- 持ち運びにも対応できる。
ワイヤレス充電器の場合、製品によりますが別途USB-C充電器を用意しなければなりません。充電器を2台用意することになるため、イニシャルコストが大きくなってしまいます。
持ち運びすることを考えても、ワイヤレス充電器のほうがサイズが大きく荷物になりがちです。出先での充電は荷物が少なくて済み短時間で急速充電できる有線のほうがいいでしょう。
- USB-Cケーブルはどんなものを選べばいい?
-
例外的に急速充電に対応しないUSB-Cケーブルが存在しますが、基本的にはほとんどのUSB-CケーブルでiPhoneを急速充電できます。
充電器と同じように、多くのユーザーから選ばれているUSB-Cケーブルを購入すれば間違いないでしょう。
別記事で「おすすめのUSB-Cケーブル」をご紹介していますので、あわせてこちらもチェックしてみてください。
- 車でiPhoneを充電するにはどうすればいい?
-
車載のシガーソケットを利用して充電器として使える「USBカーチャージャー」という製品があります。
USB PDに対応するUSBカーチャージャーを用意すれば、iPhoneを急速充電できます。車移動が多い方は1台持っておくと便利でしょう。
- 100均の充電器やUSB-Cケーブルを使っても大丈夫?
-
100均で売られている充電器やケーブルでもiPhoneを充電できますが、充電性能や安全機能の搭載、発熱対策など考えると、安すぎるものは避けたほうが無難です。
もちろん100均の充電器やケーブルが危険だというわけではありません。
しかし、価格の安さは部品や放熱素材、安全機能など見えない部分に反映されてきます。できれば本記事でご紹介しているようなものを選ぶようにしましょう。
- 充電器の発熱が気になる場合は?
-
どのような充電器にも多少の発熱があります。私がレビューした充電器のなかには、表面温度が80℃近くになるものもありました。
長時間の連続使用などで発熱が気になる場合は、大きいワット数に対応する充電器を用意するといいでしょう。
一般的に20W充電器でiPhoneを充電したときと65W充電器で充電したときとでは、余力のある65W充電器のほうが発熱しにくい傾向があります。
その代わり充電器のサイズは大きくなってしまいますが、発熱が気になる方は「100W充電器」なども選択肢に入れてみてください。
- ケーブルの抜き挿しで充電の「瞬断」が発生するのはなぜ?
-
充電器によっては、充電が瞬間的に停止する「瞬断」が発生する場合があります。
複数ポートを搭載する充電器の場合、各ポートに電力が振り分けられることになりますが、ケーブルの抜き差しによって振り分け直されます。このとき瞬断が発生します。
瞬断が発生しても、速やかに充電が再開されるため問題はありません。