さすがのコスパ！UGREENの100W・20000mAhモバイルバッテリーをレビュー

今回ご紹介するのは、最大100W出力が可能で20000ｍAhの大容量バッテリーを搭載する「UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリー（PB720）」です。

本製品は「ハイパワーな20000mAhクラスのモバイルバッテリー」をお探しの方にささるはず。価格は安くてもしっかり使える十分なバッテリー容量と充電性能を備え、コストパフォーマンスの良さが魅力です。

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーの仕様

詳しい仕様は以下のとおりです。

バッテリー容量	20000 mAh
搭載ポート	USB-C x 2 USB-A x 1
USB-C入力	最大65W （5V=3A / 9V=3A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A）
USB-C1出力	最大100W （5V=3A / 9V=3A / 12V=3A / 15V=3A / 20V=5A）
USB-C1 PPS出力	100W：3.3-21V=5A 65W：3.3-11V=5A、3.3=21V=3A 45W：3.3-11V=5A、3.3=21V / 2.25A
USB-C2出力	最大30W （5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A）
USB-A出力	最大22.5W
サイズ	約139 x 80 x 26 mm
重量	約420 g
価格(税込)	7,999円
パッケージ内容	本体、USB-Cケーブル、収納ポーチ、取扱説明書

パッケージ内容にはUSB-Cケーブルと収納ポーチが含まれています。

このUSB-Cケーブルの仕様を調べてみると、eMarkerチップ内蔵の100W充電に対応するものでした。

eMarkerチップが内蔵されていないと、最大60Wの充電となってしまいます。

なかには60Wを超える充電が可能なモバイルバッテリーなのに、付属のUSB-Cケーブルが未対応、なんてものもあります。これは大丈夫、しっかりと使えるUSB-Cケーブルです。

あと付属の収納ポーチも厚手で実用的に使える品質ですね。肌触りがよく高級感があります。

コスパの良さが光るモバイルバッテリー

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーの価格は7,990円(税込/記事執筆時点）です。

価格だけを見ると決して安くはないのですが、20000mAhバッテリーを搭載し最大100W出力に対応するモバイルバッテリーとしては価格が安く、コスパの良さが光ります。

価格の安いモバイルバッテリーはいくらでもありますが、「安くてもしっかり使える性能と品質」を備えるところが本製品のポイントです。

UGREENのモバイルバッテリーは性能・機能のわりに価格が安いものが多いです。

安かろう悪かろうではコスパがいいとは言えません。UGREENのモバイルバッテリーは安くていい製品が多いですね！個人的にもお気に入りのメーカーです。

安っぽくない、むしろ高級感のある外観

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーの外観はシンプル。

落ち着いた大人な印象を受けます。こういう飾らないシンプルなデザインは個人的にも好み。

外装はプラスチックなのですが、アルミのような金属感が感じられます。安っぽくない、高級感のある質感です。

底面は無地のブラックとなっています。マットな質感なので指紋の付着が目立ちやすいですね。

USBポートは合計3つで、USB-Cポートが2つとUSB-Aポートが1つという構成です。

側面に配置されたシルバーのボタンを押すとディスプレイが点灯、バッテリー残量を1％単位で表示してくれます。

全体的なデザインに馴染むボタンやディスプレイ。きっとこだわったのだろうな、と感じるデザインです。

どうせならこの表示を底面にもってきて目立たないようすれば、よりスッキリしとしたデザインになるような。かっこいいデザインだけに惜しいところ。

とは言っても全体の外観・デザインについては気に入る方が多いと思います。

価格の安いモバイルバッテリーだと、どうしてもその安さがデザインや質感に出てしまうことが多いすよね。

デザインにもこだわったであろうUGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーなら、愛着を持って長く使い続けられそうです。

頼りになる20000mAhバッテリーを搭載

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーには、ノートPCの充電もカバーできる大容量のバッテリーが搭載されています。

UGREENによると、

あんしんな20000mAh大容量バッテリーを内蔵しており、iPhone 15 Proを約4.5回、Galaxy S23 Ultraを約3回、MacBook Air M2 15”を約1回、DJI Mavic Proを約1.2回フル充電することが可能です。

引用:amazon

とのこと。

私の場合はM2 MacBook Air 13インチをよく外に持ち出します。出先での使用で電源の心配をせずに済むのはラク。ノートPCと一緒に持ち出したいと考えている方にとっては心強い相棒となってくれるでしょう。

ただ、大容量＆ハイパワーなモバイルバッテリーだけに、サイズは約139 x 80 x 26 mm、重量は約420 gとそれなりに大きく重めです。

私は車で移動することが多いので気にならないレベルですが、手持ちのバッグに入れて持ち運べ、と言われると辛いサイズと重量。

個人的な感覚では、車移動や背負えるバックパックでの持ち運びなら許容範囲内といった感じです。

バッテリー容量とサイズ・重量はトレードオフですので仕方ありませんが、頻繁に持ち運ぶような使い方をする場合はご注意ください。

最大100WのUSB PD充電に対応

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーのUSB-Cポートは最大100W充電＆PPS充電に対応します。

USB-C1ポートは最大100W、USB-C2ポートは最大30Wとなることには注意。ノートPCなど大型デバイスを充電する際はUSB-C1ポートを使います。

MacBook Pro 16インチを充電してみると、90Wを超えるワット数で充電できていました。このノートPCは最大140Wの充電に対応しているのですが、100W程度で十分な速度で充電可能です。

ASUSのゲーミングノートPCも同様に高速に充電できています。USB PDによる充電に対応するデバイスなら、100Wでほぼカバーできるはず。

USB-CポートはPPS（Programmable Power Supply）充電にも対応。Galaxyスマホの一部が対応する超急速充電（20W）/超急速充電 2.0（45W）も可能です。

2ポート同時使用時においては65W + 30Wの合計最大95Wとなります。MacBook Air 13インチといった13インチクラスのノートPCなら、スマホやタブレットとまとめて充電できるでしょう。

充電性能に関しては文句なしですね。USB-Cポートによって最大出力が異なることはデメリットですが、実際に使う上でこの仕様が不便に感じることはほぼありません。

入力は最大65W、2時間でフル充電できる

大容量なモバイルバッテリーを選ぶ際には、いかに本体を高速に充電できるかも重要なポイントになってきます。

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーのUSB-Cポートは最大65Wの入力に対応し、65W以上のUSB-C充電器を使えば2時間でフル充電できます。

上では「UGREEN Nexode 65W」で本体を充電しています。

すでに65WクラスのUSB-C充電器をお持ちの方は、もちろんそれを使用して充電可能。お持ちでない方は、ぜひ用意することをおすすめします。

また本体を充電しながら接続デバイスを充電できる「パススルー充電」にも対応します。65WクラスのUSB-C充電器を使用すれば、本体を充電しつつスマホの充電も同時に行えます。

UGREEN 100W・20000mAhモバイルバッテリーのレビューまとめ

今回はコスパに優れるUGREENの100W・20000mAhモバイルバッテリーをご紹介させていただきました。

20000mAhという十分なバッテリー容量に最大100Wの高い充電性能。入力も最大65W対応で本体を高速に充電できますし、パススルー充電にも対応します。

それでこの価格なら買いでしょう。繰り返しになりますが、コスパ面ではかなりいいです。100W・20000mAhのモバイルバッテリーだと、Anker製品なら1万円を超えてきますね。

ノートPCなどの大型デバイスの充電をカバーできるモバイルバッテリーをお探しなら、ぜひ本製品を選択肢に加えてみてください！

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