「MacBookのキーボードに付いた汚れやテカリが気になる!」という人は多いと思っているのですが、実際のところどうなんでしょうか?
少なくとも僕は気になるたちで、自分の油脂汚れでテカったキートップを見るとうんざりしてしまいます。小まめにクロスで汚れを拭き取っても、キレイになるのは一時的で次の瞬間にはまた汚れが気になってきます。
今回ご紹介したいのは、AppleのM1チップを搭載する13インチMacBook Pro向けのキーボードカバーです。購入したキーボードカバーには、同じくM1チップ搭載のMacBook Airなどの他モデルに対応したものもあります。
僕のように「キーボードの汚れが気になる」という方や、「買い換え時の下取り価格を落としたくない」という方は、ぜひキーボードカバーを検討してみてください!
沈着してしまうMacBookキーボードのテカリ
キーボードのテカリというのは、これのことです。
キートップの一部が黒くテカってしまっていることが分かります。これが気になるんですよね。クロスで拭き取れば一応はキレイになってくれるのですが、だんだんとテカリが落ちなくなってくるんです。
経験上、このテカリが沈着してしまうと、どうあがいてもとれません。
MacBookキーボードの汚れがよく落ちると評判のクリーナーを試してみてもダメでした。
つまり、MacBookキーボードのテカリが気になるのならキーボードがキレイなうちにカバーしておいたほうがいいということです。
詳しくはこのあとのレビューでご紹介しますが、キーボードカバーを付けておけば丸洗いでき清潔ですし、なにより汚れを気にせずに済みます。メリットばかりでデメリットがない、というわけではないものの、僕自身はキーボードカバーに大きいメリットを感じています。
「キーボードの汚れなんか気にしない!」
「そんな小さいことを気にしていてはキリがない!」
という方もなかにはいるでしょう。確かにそのとおりで、汚れが気になるか気にならないかは、使い手の考え方や性格にもよります。汚れなんて気にしなければそれまでですからね。
ただ僕のようにテカリや汚れが気になるのなら、はやめにキーボードカバーを用意しておくことを強くおすすめします。
Digi-Tatoo MacBook Pro向けキーボードカバー レビュー
ということでレビューに入っていきましょう!
13インチMacBook Pro向けに購入したのは、「Digi-Tatoo」のキーボードカバーです。これまでもDigi-Tatooのキーボードカバーを気に入って使ってきたので、今回もこれを選びました。ちなみに他モデル対応の製品はAmazonの製品ページで選択できるようになっています。
今回僕が購入したのは「JIS(日本語)配列版」ですが、「US(英語)配列版」もあります。
キーボードカバーは乗せるだけでOK
キーボードカバーは半透明です。
キーボードに乗せてみると、少し白くかかったように見えます。
と言っても違和感があるわけではなく、MacBookのデザインに溶け込んでくれていると感じます。
サイズ感は問題は問題ありません。
しっかりフィットしてくれており、使用中に浮き上がってくることもありません。
指紋認証のためのTouch IDボタン部分は切り欠きになっており、指紋認証はスムーズに行えます。
キーボードカバーで覆われているTouch Barのタッチ操作も問題ないですね。カバーを付けないときと同じように、普通に反応してくれます。
「キーボードカバーを付けるとかっこ悪くなるのでは?」という方もいるかと思いますが、少なくともこのキーボードカバーに関しては、それほど気にしなくもいいかと思います。それよりもテッカテカのキーボードのほうがかっこ悪いですしね。
ただ、このDigi-Tatooのロゴはいらないですね……。見た目に配慮されているのか、そう目立つものではありませんが、うん、いらない。
ちなみに、キーボードカバーには「固定用のシール」が同梱されていました。
Digi-Tatooのキーボードカバーはいくつも使ってきましたが、このテープを使うことはなかったですね。使用中にズレてくることはないので、基本的には不要かと思います。
バタフライキーボードに慣れてしまっている方は打ちにくく感じるかも
キーボードカバーをつけることによって、打ち込んだときに若干指先がつっかかるような感覚があります。
僕は、キーストロークが浅くキートップをなでるように打ち込んでいける「バタフライキーボード」に慣れていたのもあって、正直この指のつっかかりには戸惑いました。ホコリの侵入で故障しやいと言われていたバタフライキーボードですが、その打ち心地自体は気に入っていたんですよね。
いまはバタフライキーボードは廃止されており、それに代わりシザー構造のキーボード(Magic Keyboard)が採用されています。バタフライキーボードに比べキーストロークが深くなり、キーの厚みも増しました。
僕のようにバタフライキーボードに慣れていて、シザー構造のキーボード搭載のMacBookモデルに買い換えたという方は、キーボードカバーをつけることによって打ちにくく感じてしまう可能性があります。
と言っても、それは深刻なレベルではなく「慣れ」の問題が大きいかと思います。実際に僕も数日使ってみて、だんだんと気にならなくなってきました。このうち心地に関しては人によって感じ方が異なるので難しいところですが、最初は違和感を感じてもほとんどの方はすぐに慣れてしまうかと思います。
丸洗いでき清潔!
Digi-Tatooのキーボードは丸洗いが可能です。「キーボードは便器より汚い」なんて言いますが、定期的に洗ってあげればキレイな状態を保てます。
キーボードカバーのお手入れ方法は、パッケージにも書いてくれています。
僕はいつもキーボードカバーをとってそのままキッチンに持っていき、食器用洗剤で手のひらでカバーを挟むようにしてじゃぶじゃぶ洗っちゃってます。
以前使っていたDigi-Tatooのキーボードカバーも数え切れないほど洗いましたが、痛んでしまうとか、シワが入ってしまうといったことはありませんでした。ただ、強い力を入れてゴシゴシしたり、キーボードカバーを丸めるようにして水気を切ったりするのはやめておいたほうがいいですね。
キーボードカバーがキレイになると気分もよくなります。キーボードカバーはキーボートへの汚れ防止だけでなく、「清潔な状態を保てる」という衛生上のメリットもあります。
ディスプレイにカバーの汚れが付いてしまうことがある
MacBookのディスプレイを閉じたとき、キーボードカバーに付着した油脂汚れがディスプレイに付着してしまうことがあります。
キートップの四角い跡がついてしまってますね。
この跡はキーボードカバーが汚れてきた合図。キーボードカバーを洗ってあげれば、この跡は付かなくなります。
それでもディスプレイが汚れてしまえば拭かないといけません。この手間がキーボードカバーのデメリットと言えます。
テカリ・汚れが気になるならキーボードカバーは必須
MacBookのキーボードのテカリ・汚れを防止するならキーボードカバーがいちばんです。打鍵感は変化してしまうものの、割とすぐに慣れてしまいますし、なにより汚れを防止するという目的はしっかり果たしてくれます。
汚れれば丸洗いできるというのも嬉しいですね!使用の度にキーボードをクロスで拭くことを考えると、定期的な丸洗いで済むのならこっちのほうがラクです。
MacBookのキーボードが汚れてしまう前に、キーボードカバーのはやめの装着をおすすめします!
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