中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

ガジェットブロガーのおりすさるさんです😊

中古のMacBookの購入を検討されている方に向けて、「中古MacBookはどこで買うのがいいのか」について解説します。

中古MacBookを購入するにあたってポイント、知っておきたいことはいくつかありますが、なかでも「どこで買うか」は非常に大事です。

どこで買うかは販売価格もそうでうすし、保証にもかかわってくるところ。安心安全に中古MacBookを買うためにも、どこで買うかはしっかり検討したいポイントです。

本記事ではおすすめの購入方法についてご紹介していますので、お探しの方はぜひ参考にしていただければと思います!

目次

中古のMacBookはどこで買う?3つの購入方法

中古MacBookを購入できる場所として、ここでは以下の3つをピックアップしました。

1. イオシス

まずご紹介したいのは、Apple製品の中古を購入するなら定番の「イオシス」で購入する方法です。

中古MacBookをイオシスで買う
出典:iosys.co.jp

イオシスは中古スマホや中古タブレット、中古パソコンなどを取り扱う老舗の中古ショップ。特にApple製品が充実しており、MacBookのほかにiPhoneやiPad、Apple Watchも販売されています。

イオシスで購入するメリットは以下のとおりです。

イオシスのメリット
  • 業界トップクラスの価格の安さ
  • 充実した在庫数
  • 製品の状態によって明確にランク付けされており選びやすい
  • 3か月間の販売店保証があり安心(未使用品は6か月保証)

MacBookに限らない話ですが、中古品を購入するにあたっての心配事は「保証」ではないでしょうか。

イオシスでは「3か月保証」が付いており、初期不良や動作不良に対して交換や返金で対応してくれるので安心です。

イオシスの保証について
状態概要保証期間
新品未開封品。メーカー保証での対応
未使用品使用されていない開封済み商品。動作確認のため通電済み。6か月間保証
中古Aランク使用感の少ない中古品。美品。3か月間保証
中古Bランク経年劣化に該当する使用感が見られる中古品。3か月間保証
中古Cランク経年劣化に該当しない傷、ひび割れ、劣化、欠品が見られる中古品。3か月間保証
※ イオシス公式サイトより。

イオシスでは製品の状態によってランク付けしてくれていることもポイントです。

中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

フリマやオークションだと、製品の状態に対する評価はその出品者次第。中古ショップなら一貫した判断基準があり安心して選べます。

イオシスは価格が安く、保証期間も3か月と長く、在庫数も充実。総合的に見て非常に優秀です。中古MacBookを購入するならまずチェックすべきはイオシスです。

イオシスまとめ
中古MacBookの購入方法イオシス
価格の安さ
保証3か月(中古ランクA/B/C)
赤ロム保証あり
在庫数の多さ
送料640円〜
ポイント制度なし
支払い方法クレジットカード
Amazon Pay
Apple Pay
代金引換
銀行振込
郵便振替
メリット業界のなかでも価格が安い
中古MacBookの在庫数が充実しており、選べる状態にある
製品の状態によってランク付けされているため選びやすい
3か月からの販売店保証がある

Apple製品を購入するなら間違いない中古ショップ

2. ゲオオンラインストア

全国に1000店舗以上を展開するゲオ。「ゲオオンラインストア」では、全国の店舗で販売されている製品の一部を購入できます。

中古MacBookをゲオオンラインストアで買う
出典:geo-online.co.jp
ゲオオンラインストアのメリット
  • 充実した在庫数
  • 製品の状態によって明確にランク付けされており選びやすい
  • 30日間の販売店保証があり安心
  • 2000円以上の購入で送料無料

買取拠点が多いので取扱い数が充実しており、MacBookのジャンルでも比較的選べる状態にあります。

またゲオオンラインストアでも販売店保証があり、万が一初期不良にあたってしまっても安心です。ただ保証期間はイオシスの3か月よりも短い30日間です。

ゲオオンラインストアの保証について
状態概要保証期間
新品通電、動作されていない未開封品。メーカー保証での対応
状態S
(未使用)
本体、付属品ともに使用跡、キズ等がなく、通常使用されていない。破損、欠品なし。動作確認ため通電済み。6か月
状態A
(非常に良い)
液晶に傷がなく 使用されているが、良好な状態。動作や機能に全く問題がない。微細な傷・汚れがあるもの。6か月
状態B
(良い)
液晶に薄い傷があり、使用回数が多い、外装の角などに傷・汚れ・塗装ハゲがあるが使用するには問題のない状態。小さなヒビ割れを含む。6か月
状態C
(可)
液晶に傷があり、全体的に傷・汚れ・塗装ハゲはひどいが使用、動作に問題がないもの。本体に割れがあるものを含む。6か月
ゲオオンラインストアより

選びやすいよう製品ごとにランク付けされており、いいなと思ったのは実物の写真が用意されていること。

ゲオオンラインでは中古MacBookの状態を写真で確認できる
ゲオオンラインでは状態を写真で確認できる

写真だけで状態を完璧に知ることはできませんが、実際に購入する製品を写真で確認できるのは安心ポイントのひとつでしょう。

ゲオオンラインストアまとめ
中古MacBookの購入方法ゲオオンラインストア
価格の安さ
保証30日間
赤ロム保証あり
在庫数の多さ
送料税込2,000円以上で送料無料
ポイント制度なし(実店舗のポイントはオンラインで使用できない)
支払い方法クレジットカード
あと払い(ペイディ)
代金引換(税込440円)
メリット中古iMacBookの在庫数が充実しており、選べる状態にある
製品の状態によってランク付けされているため選びやすい
個体別に状態を確認できる写真、査定コメントが掲載されている
30日間の販売店保証がある

在庫数が多く選べる定番の中古ショップ

3. Apple認定整備済製品

続いては「Apple認定整備済製品」で購入する方法です。

中古MacBookをApple認定整備済製品で買う
出典:apple.com/jp

Apple認定整備済製品は、厳密には中古品ではありません。中古品と新品のあいだの「新古品」のイメージです。

返品された製品などをApple自身が整備し、新品価格の最大15%割引きと新品よりも割安な価格で販売されています。

Apple認定整備済製品には以下のメリットがあります。

Apple認定整備済製品のメリット
  • 1年間のハードウェア製品限定保証
  • 有料保証のアップルケアへの加入も可能
  • 完全な動作テスト、徹底的なクリーニング済み
  • USB-C充電器やケーブルなどの完全な付属品
  • 製品到着14日以内なら、購入者都合でも無料で返品できる

1年間のメーカー保証が付き、アップルケアへの加入もOK。扱いとしては新品と同じです。

また新品と同じように14日以内なら返品が可能であることも大きなメリットとなるでしょう。

Apple認定整備済製品は完全な新品ではありません。本体に付いていた小さな傷が気に入らなければ、返品してしまえばOK、というわけです。これも安心して選べる理由です。

デメリットとしては以下の2点です。

Apple認定整備済製品のデメリット
  • 一般的に販売されている中古MacBookと比較して価格が高い
  • 在庫は不安定で欲しいMacBookモデルがあるとは限らない

「価格を重視したい」という方には向きません。その場合は中古ショップで購入がおすすめです。どちらかというとApple認定整備済製品は「品質を重視したい」という向き。

また在庫も不安定で、必ずしも狙っているMacBookモデルを購入できるとは限りません。あればラッキーという感覚ですね。

Apple認定整備済製品まとめ
中古MacBookの購入方法Apple認定整備済製品
価格の安さ
保証1年間のメーカー保証
AppleCare+への加入可能
赤ロム保証
在庫数
送料無料
ポイント制度なし
支払い方法クレジットカード
オリコショッピングローン(最大24か月、分割金利0%)
コンビニ払い
代金引換
メリット新品と同じ1年間の保証
AppleCare+への加入可
完全な付属アクセサリー
新品の約15%割引きで購入できる
品到着から14日以内であれば、返品、全額返金が可能

Apple公式だから安心!新品と同じと品質と保証

2024年3月にM3 MacBook Air 13インチ/15インチが登場しています。

「もし筆者がいま中古MacBookを買うなら?」という視点で考えると、以下の3つのモデルがおすすめ。

  1. M1 MacBook Air 13インチ
  2. M2 MacBook Air 13インチ/15インチ
  3. M1 Pro/M1 Max MacBook Pro 14/16インチ

もっともおすすめしたいのはM1 MacBook Air 13インチですね。コスパ抜群です。

M1 MacBook Air 13インチ

M1チップが登場したとき、相当なインパクトがありました。

従来のIntelチップと比べて単純にCPU性能・GPU性能が高くなったこともそうですが、パワフルなのに高効率でバッテリー駆動時間は最大18時間。当時はMacBook界隈が湧きましたね。

M1チップが登場したのは2020年ですが、2024年現在でも快適に使えるほどの性能があります。特殊な事情がない限り、M1チップより前のIntelチップ搭載Macをあえて選ぶメリットはないでしょう。

また、M3 MacBook Air 13インチ/15インチが登場したいまのタイミングでは、M2 MacBook Air 13インチ/15インチを狙うのもありです。

M2 MacBook Air 13インチと15インチ
M2 MacBook Air 13インチと15インチ

価格の安さではM1 MacBook Air 13インチに負けますが、M2チップはM1チップと比較してCPU性能が18%、GPS性能が35%向上しています。

普段使いには十分過ぎるほどの性能ですし、動画編集にも対応できるレベル。ゴリゴリ動画編集するならM1 Pro/M1 Maxチップ搭載モデルをチェックですが、ほとんどの人はM1チップもしくはM2チップで十分なはず。

中古MacBookの狙い目モデルについては以下の記事でも詳しくご紹介しています。

中古MacBookが「あり」な理由

「そもそも中古MacBookを買うという選択肢はありなの?」と、これが果たして正解なのか心配な方もいらっしゃるかと思います。

そこで、ここでは中古MacBookが「あり」な理由についてご紹介していきましょう。

中古MacBookがありな理由
  1. 価格が安い
  2. 毎年のように新モデルが登場する
  3. 型落ちモデルでも快適に使えるほどの性能がある
  4. 保証付きの中古ショップで買えばリスクを抑えられる

1. 価格が安い

新品より中古のほうが価格が安い。これは当然のことではありますが、中古MacBookがありだと考えるもっとも大きい理由です。

2024年現在、海外製品の価格やサービスの利用料が軒並み上昇している状況です。

その大きい要因となっているのは円安ですね。こればっかりはコントロールできることはないので仕方ないのですが、価格的に新品のMacBookには手が届きにくくなってきました。

また、高性能化・高機能化も価格が上昇している要因のひとつでしょう。

中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

2023年10月に新しいM3/M3 Pro/M3 Maxチップが登場しましたが、はたしてそれらの高性能チップをフル活用できる人はどれほどいるのか疑問です。

円安と高性能化で上昇傾向にあるMacBookの価格。「価格的に新品には手を出しにくい」と感じる人には、最新モデルの新品ではなく、価格が安く機能も十分な中古MacBookがおすすめです。

参考に、現行モデルにおける新品価格と中古価格にどれほどの差があるかをご紹介しておきます。

【7月18日更新】中古MacBook Air/Proの価格(イオシス)
モデル新品価格(Apple)中古価格(イオシス)
MacBook Air 13
(M3)
NEW
164,800円132,800円〜
MacBook Air 15
(M3)
NEW
198,800円
MacBook Air 13
M2
148,800円109,800円〜
MacBook Air 15
M2
164,800円
(販売終了)
127,800円〜
MacBook Air 13
M1
134,800円
(販売終了)
79,800円〜
MacBook Pro 14
(M3/M3 Pro/M3 Max)
NEW
248,800円
MacBook Pro 16
(M3 Pro/M3 Max)
NEW
398,800円
MacBook Pro 13
M2
178,800円
(販売終了)
135,800円〜
MacBook Pro 14インチ
(M2 Pro/M2 Max)
288,800円
(販売終了)
295,800円〜
MacBook Pro 16インチ
(M2 Pro/M2 Max)
348,800円
(販売終了)
384,800円〜

⇒ 大手中古ショップ「イオシス」で中古MacBookの価格をみる

新登場直後のM3モデルについてはさほど価格差はありませんが、M1やM2モデルは新品と中古の価格差が大きくなっていますね。

2. 毎年のように新モデルが登場する

MacBookは毎年のように新モデルが登場します。

MacBook Air
  • 13インチ(M3):2024年3月8日
  • 15インチ(M3):2024年3月8日
  • 13インチ(M2):2022年7月発売
  • 15インチ(M2):2023年6月発売
  • 13インチ(M1):2020年11月発売
MacBook Pro
  • 14インチ(M3/M3 Pro/M3 Max):2023年11月発売
  • 16インチ(M3 Pro/M3 Max):2023年11月発売
  • 14インチ(M2 Pro/M2 Max):2023年2月発売
  • 16インチ(M2 Pro/M2 Max):2023年2月発売
  • 14インチ(M1 Pro/M1 Max):2021年10月発売
  • 16インチ(M1 Pro/M1 Max):2021年10月発売
  • 13インチ(M1):2020年11月発売

MacBook Proでいえば、M2 Pro/M2 Maxモデルが登場してから1年経たずにM3/M3 Pro/M3 Maxモデルが登場しています。

最新のMacBookを買ったとしても、短ければ1年足らずで新しいモデルが登場します。あっという間に型落ちになってしまうんですよね。

中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

それなら価格の高い新型を買うのではなく、安くなった型落ちの中古を買ったほうがお買い得感があります。

次々に新モデルが登場するMacBookだからこそ、その度に多くの中古が市場に出回ります。安く買うならそれを狙うのが賢い方法です。

3. 型落ちモデルでも快適に使えるほどの性能がある

4Kや8Kの高解像度ビデオを編集する、3Dモデリングに活用するとなると、快適に作業するにはそれなりの性能が必要になってきます。

負荷の高いワークフローに携わるプロのクリエイターにとっては、最新のM3 Pro/M3 Maxが魅力的に映るかもしれませんが、型落ちのM1 Pro/M1 MaxモデルやM2 Pro/M2 Maxモデルでも十分過ぎるほどの性能を備えます。

M1 Max MacBook Pro 16インチ
M1 Max MacBook Pro 16インチ

上はM1 Maxチップを搭載するMacBook Pro 16インチですが、高解像度ビデオを快適に編集できる性能があります。負荷のかかる作業でももたつきはなく、まだまだ活躍してくれます。

動画編集のためにある程度の性能を求める方であっても、最新のM3 Pro/M3 Maxだとその性能を持て余してしまう可能性が高いと考えています。

M3 Max MacBook Pro 16インチ
M3 Max MacBook Pro 16インチ

実際に購入したM3 Maxチップ搭載のMacBook Pro 16インチとM1 Maxモデルの両方で4Kビデオの編集を行っても、使用感としてはほぼ変わりません。書き出しはM3 Maxのほうが速いものの、M1 Maxでも十分な速度です。

そもそも、画像編集や比較的ライトな動画編集程度なら、2020年11月に登場したM1チップでも快適なレベルで作業できます。

中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

コスパに加えて性能を求める方は、型落ちのM2 Pro/M2 MaxやM1 Pro/M1 Maxモデルを狙ってみましょう。

4. 保証付きの中古ショップで買えばリスクを抑えられる

中古MacBookがありな理由として、中古ショップを利用すれば保証付きで安心であることも挙げられます。

フリマやオークションなどの個人間取引で購入してしまうと、当然保証は一切ありません。

しかし、中古ショップで購入すれば初期不良や動作不良に対して交換や返金で対応してくれるため安心。

保証期間は中古ショップによって異なります。イオシスの場合は3か月(未使用品は6か月)の保証期間が設けられています。

中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

中古とはいえMacBookを買うとなると安くない価格になってきます。そういう意味では万が一に対する保証の有無は大事です。

知っておきたいこと・注意点

続いては中古MacBookを買う際に知っておきたいこと、注意点について解説します。

macOSのサポート期間について

上で「中古MacBookを買うならM1チップ以降がおすすめ」と書きましたが、その理由としてmacOSのサポート期間も関連してきます。

現時点での最新は「macOS Sonoma」ですが、2024年秋に登場するであろう次期macOSではIntelチップ搭載モデルはサポート対象外となる可能製が高いです。

【参考】macOS Sonomaに対応するMacBook
  • MacBook Pro
    • MacBook Pro (16-inch, 2023)
    • MacBook Pro (14-inch, 2023)
    • MacBook Pro (13-inch, M2, 2022)
    • MacBook Pro (16-inch, 2021)
    • MacBook Pro (14-inch, 2021)
    • MacBook Pro (13-inch, M1, 2020)
    • MacBook Pro (13-inch, 2020, Two Thunderbolt 3 ports)
    • MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)
    • MacBook Pro (16-inch, 2019)
    • MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)
    • MacBook Pro (15-inch, 2019)
    • MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 ports)
    • MacBook Pro (15-inch, 2018)
    • MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 ports)
  • MacBook Air
    • MacBook Air (15-inch, M3, 2024)
    • MacBook Air (13-inch, M3, 2024)
    • MacBook Air (15インチ, M2, 2023)
    • MacBook Air (M2, 2022)
    • MacBook Air (M1, 2020)
    • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)
    • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
    • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)

セキュリティアップデートは継続されるため、サポート対象外となってもただちに使えなくなるわけではありません。

それでもサポート対象外となるとmacOSの新しい機能が使えなかったり、周辺機器やアプリの互換性の問題が出てきたりするデメリットがあります。

メインで使うMacBookとして購入するなら、サポート期間に余裕のあるMacBookモデルを選んでください。

ちなみにM1 MacBook Airが登場したのは2020年と4年前となりますが、2024年現在でも「現行モデル」と販売が続いているモデル。まだまだmacOSのサポート期間について心配するタイミングではありません。

バッテリーの劣化について

中古MacBookを選ぶ限り、ある程度のバッテリー劣化を許容する必要があります。

MacBookに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、放電と充電を繰り返すうちに蓄えられる最大の電力量が減っていきいます。これがバッテリーの劣化です。

イオシスやゲオなどの中古ショップでは、外観やバッテリーの最大容量を含めた状態によってランク付けされています。

バッテリーの劣化が気になる方は、上位ランクの製品を選ぶか、できるだけ新しい時期に発売されたMacBookモデルを選びましょう。

なおバッテリー最大容量は「設定」>「バッテリー」へと進み、バッテリーの状態の「i」をクリックしたところで確認できます。

M2 MacBook Airのバッテリー最大容量
約1年半使用したM2 MacBook Airのバッテリー最大容量

上は2022年7月に購入し、約1年半使用したM2 MacBook Air 13インチのバッテリー最大容量。

毎日放電・充電したわけではありませんが、比較的新しいM2 MacBook Airならバッテリーの状態がいいものが数多くあるはずです。

アクティベーションロックに注意

MacにはiPhoneと同じように、アクティベーションロックという紛失・盗難時に第三者に使われないように保護する機能が組み込まれています。

中古ショップで購入する場合は、販売店が事前に確認してくれているため心配不要です。

しかし、フリマやオークションなど個人間取引で購入する場合、アクティベーションロックを解除してくれているかをしっかり確認しておく必要があります。

Appleを含め第三者がアクティベーションロックを解除することはできないので注意してください。

中古MacBookを購入する際の注意点については以下の記事でも詳しくご紹介していますので、こちらもあわせてチェックしてください。

どこで買う?購入方法まとめ

今回は中古MacBookを購入する方法についてご紹介させていただきました。

本記事では3つの購入方法をご紹介させていただきましたが、もっともおすすめなのは「イオシス」での購入ですね。

価格は安いですし3ヵ月の販売店保証付き。さらに在庫数も多く常に選べる状態にあります。私自身、大阪日本橋にある実店舗にもよく足を運びますが、特にApple製品を買うなら間違いのない中古ショップです。

中古ショップで買えばアクティベーションロックなどの心配は不要ですし、安く活安全に中古MacBookを購入できるでしょう。

Apple製品を購入するなら間違いない中古ショップ

よくある質問

中古MacBookはどこで買うのがおすすめですか?

イオシス」での購入がおすすめです。業界トップクスの価格の安さに3か月の販売店保証と、安いだけでなく安心安全に中古MacBookを購入できます。

中古MacBookをフリマ・オークションで購入するのはありですか?

個人間取引が中心のフリマ・オークションでの購入はおすすめしません。

フリマ・オークションをおすすめしない理由
  • 適正でない価格で販売されている場合が多々ある
  • 出品者によって状態に対する評価が異なる(美品とうたわれていても一般的にそうでない可能性も)
  • 完全な動作確認がなされていないことが多い
  • 一切の保証がない(ノークレームノーリターンと記載のあるものが多数)
  • 万が一トラブルになってしまうと面倒(個人間取引は当事者間での解決が基本なため)
  • 悪意のある出品者が交じっている可能性がある

もちろん確認すべきことをしっかり確認した上で出品してくれている方もいらっしゃいますが、中古ショップで行われるプロレベルの動作確認を個人で行うのは現実的に難しいでしょう。

また中古ショップのような保証はいっさいなく、製品到着後に不具合が生じても「発送時点では問題なかった」と言われればそれまで。泣き寝入りせざるを得ないパターンもあります。

MacBookを買うとなると安い買い物ではありません。確かな動作確認がなされており、万が一のための保証もある中古ショップでの購入が安心です。

いま中古MacBookを購入するならどのモデルがおすすめですか?

2024年現在、中古で買うならズバリおすすめは以下のモデルです。

  • M1 MacBook Air 13インチ(2020年発売)
  • M2 MacBook Air 13インチ(2022年発売)
  • M2 MacBook Air 15インチ(2023年発売)
  • M1 Pro/M1 Max MacBook Pro 14インチ/16インチ(2021年発売)

2020年に登場したM1チップは、2024年現在でも快適に動いてくれるほどの性能があります。普段使いはもちろん、4Kの動画編集もこなしてくれるほどです。

中古のMacBookはどこで買うのがいい?3つの購入方法を解説

M1チップが登場したとき、その性能の良さ、バッテリー持ちの良さから相当なインパクトがありました。まだまだ現役で活躍してくれるでしょう!

動画編集など重い作業において、より快適な作業環境を求めるのであれば、M1 ProもしくはM1 Maxが搭載されているMacBook Pro 14インチ、MacBook Pro 16インチをチェックしてみてください。

M1 Pro/M1 Max搭載モデルはそれなりに価格帯も上がりますが、値下がり率で見ればお買い得感があります。

中古MacBookにはどのようなメリットがありますか?

最大のメリットは「安く買える」ことです。「コストパフォーマンス」がいいとも言えますね。

数年前に発売されたMacBookモデルでも、重い作業をこなしてくれるほどの性能が備わっています。もちろん性能は年々アップしていっていますが、それほどの高性能さが必要な方はプロクリエイターなどに限られるでしょう。

それにせっかく新品のMacBookを購入しても、封を開けた瞬間にそれは中古品となり価値が下がってしまいます。

最新の新品MacBookにはロマンがあることは確かですが、予算が限られている、コスパを重視したい、という方には中古MacBookがもっとも有力な選択肢となります。

中古MacBookにはどのようなデメリットがありますか?

中古MacBookを購入する場合、以下のデメリットがあることを知っておきましょう。

  • 小さな傷などある程度の使用感は許容する必要がある
  • バッテリーの劣化がある
  • 付属品が揃っていないことがある
  • 基本的にAppleの保証はない(購入されて1年以内のものを除く)
  • 2017年以前に発売されたものだと最新のmacOS Sonomaを利用できない

特に気になる方が多いのは「バッテリーの劣化」でしょうか。MacBookに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは消耗品です。中古品を選ぶ限り、多少のバッテリーの劣化があることは避けられません。

ちなみに2021年に購入した私のM1 Max MacBook Pro 16インチのバッテリーの最大容量は「85%」となっていました。

2年使用したMacBook Pro 16インチのバッテリー最大容量
2年使用したMacBook Pro 16インチのバッテリー最大容量

バッテリーに蓄えられる電力量が、新品時と比較して100%から85%に低下しているという意味です。

また2017年発売より古いMacBookモデルでは、最新のmacOS Sonomaを利用できません。

macOS Sonoma(2023年)に対応するMacBookモデル

MacBook Air

  • MacBook Air (15-inch, M3, 2024)
  • MacBook Air (13-inch, M3, 2024)
  • MacBook Air (15インチ, M2, 2023)
  • MacBook Air (M2, 2022)
  • MacBook Air (M1, 2020)
  • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)
  • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
  • MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)

MacBook Pro

  • MacBook Pro (16-inch, 2023)
  • MacBook Pro (14-inch, 2023)
  • MacBook Pro (13-inch, M2, 2022)
  • MacBook Pro (16-inch, 2021)
  • MacBook Pro (14-inch, 2021)
  • MacBook Pro (13-inch, M1, 2020)
  • MacBook Pro (13-inch, 2020, Two Thunderbolt 3 ports)
  • MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)
  • MacBook Pro (16-inch, 2019)
  • MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)
  • MacBook Pro (15-inch, 2019)
  • MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 ports)
  • MacBook Pro (15-inch, 2018)
  • MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 ports)

最新のmacOSを利用できなくても使用に支障はありませんが、周辺機器との互換性やセキュリティに問題が出てくる可能性があります。

中古MacBookを購入するならここ2、3年以内に発売されたモデルがおすすめです。

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