さらに進化したAnker製Bluetoothスピーカー「 SoundCore 2」レビュー

Anker SoundCore 2

これ欲しいなーと一度思うともう手に入れずにはいられない僕ですが、先日Anker(アンカー)さんの防水Bluetoothスピーカー「SoundCore 2」を入手しましたので早速レビューします。

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ご存知の方もいるかもしれませんが、「SoundCore 2」はAmazonのベストセラーである「SoundCore」の第2世代目。どこかどう進化したのか、というところも含めてレビューしたいと思います。

このBluetoothスピーカーにはちょっとした難点があり、その点についても触れますのでぜひ参考にしてください!

目次

「Anker SoundCore 2」の特徴と進化ポイント

以前からアンカーさんのSound Coreの存在は知っていて気になってたんですよねぇ。価格の割に音質がよく使い勝手もいいということは購入レビューを読んで知っていました。

ふとAmazonを見ていて、Sound Coreの後継機Sound Core 2を発見、物欲に勝てずポチってしまいました。嫁には「そんなにスピーカーを買っても使わないでしょ!」と怒られてしまいましたが、結果的にこの買い物には満足しています。

「SoundCore」「SoundCore 2」のスペック比較

まずは初代SoundCoreとSoundCore 2のスペック比較をどうぞ!

Anker SoundCore
SoundCore
Anker SoundCore 2
SoundCore 2
カラー
黒、赤、青
サイズ
約165 × 45 × 54mm
約168 x 47 x 56mm
重量
約358g
約414g
出力
6W(3W × 2)
12W(6W × 2)
連続再生時間
約24時間
約24時間
Bluetooth
Bluetooth 4.2
Bluetooth 4.2
防水機能
×
○(IPX5)
インターフェース
内臓マイク、充電用microUSB端子、AUXポート
内臓マイク、充電用microUSB端子、AUXポート

進化した点は上のとおりです。微妙にサイズが大きくなっていますが、この程度なら並べてみないと分からないレベル。出力が12Wと倍になっていることを考えると十分です。

他に進化したポイントとして、SoundCore 2になり防水に対応した点。外に持ち出したい人にとっては必須の性能なので、さらにポータブルスピーカーとしてこれを選ぶ人も多いんじゃないでしょうか。

手のひらサイズでとにかくコンパクト

とにかくちっちゃいんですよ、このスピーカー。

Anker SoundCore 2 コンパクトなサイズ

SoundCore 2のサイズは168 x 47 x 56 mm重量が414g。重量はそれなりにありますが、とにかくサイズがコンパクト!このサイズなら外に持ち出すのも苦じゃありません。

このサイズだからこそ、そこから出る音質の良さにびっくりします。モノが届いて開封した時の印象が「ちっさ!!」でした。勝手にイメージしてた以上のコンパクトさなのでちょっと衝撃でしたね。

デスク周りに置いても邪魔にならないですし、ちょっと食器を洗う間はキッチンに持っていくという使い方も便利です。もともとアウトドア目的ではなかったでのですが、これだけ小さいと持って出かけたくなりますねぇ。

強化された低音と出力

初代Sound Coreから進化したポイントとして強化された低音と出力が挙げられます。出力とはかんたんに言えば音量のことで、これが小さいとどうしても使えるシーンが限られてしまいます。僕はデスク上に置いて音楽を聴いたり動画を見たりという使い方なのでそう大きい出力は必要ないのですが、バッテリーを内臓し持ち運びできるとなると大きい出力はあるに越したことはありません。

初代SoundCoreの出力は3W×2の合計6Wに対しはSoundCore 2は6W×2の合計12W。この出力は8畳ほどの部屋ならメインスピーカーとして使えるほどの出力です。よりパワフルな、迫力のあるサウンドを楽しめます。

またアンカー独自のBassUpテクノロジーにより、さらに深みのある低音を実現しているのこと。初代SoundCoreの音を聞いたことがないので、この辺の比較はできませんが、確かにそのコンパクトなサイズを考えるとかなりしっかりした低音が出ている印象です。僕は普通に「すげぇーなこれ。」と思いましたね。

IPX5防水規格に対応

IPX5の防水規格対応とは、「あらゆる方向からの噴流水に耐えられる」レベルであるということです。かんたん言うとシャワーをぶっかけても壊れませんよ、というレベル。間違っても水没させてはダメですよ!

防水対応なので海や川などのアウトドアに気軽に持っていけます。お風呂でも問題なく使えるとは思いますが、高い湿度に対応しているわけではないので注意が必要です。僕はガンガンお風呂に持ち込んでいますが、1ヶ月経った今でも問題なく使えています。まぁこの辺は自己責任で。。。

24時間連続再生という超人的なバッテリー持ち

SoundCore 2の大きなセールスポイントと言える24時間連続再生が可能という超人的なバッテリー持ち。毎日数時間聞いていても1週間ほど持ってくれます。外に持ち出すときでも1日中音楽を聴いてもお釣りがくるぐらいのバッテリー持ちです。

この手の一般的なBluetoothスピーカーだと、バッテリー持ちは短いもので数時間、長くても12時間ほどですが、SoundCore 2はその倍持ってくれます。これ便利な人からするとめちゃくちゃ便利じゃないですか?長くバッテリーが持つことで旅行のお供など外に持ち出せるシーンも増えそうです。

ちなみにペアリング中のiPhone、iPadからバッテリー残量を確認することができるので便利。充電を忘れて肝心な時にバッテリーがない!なんてことはありません。

実際にSoundCore 2を使ってみた感想

衝動買いしてしまったときって高確率で後悔してしまうことが多いのですが、SoundCore 2に関しては満足しています。4,999円という価格と性能を考えると非常にコスパがいいですし、購入ユーザーからの評価も高いので安心して選べます。

音質は良い!しかし期待しすぎは禁物かも

手のひらに乗るほどのコンパクトなサイズ、4,999円という価格帯を考えると、音質はかなりいいです。初代SoundCoreの音は聞いたことがないので比較はできませんが、確かに強化された低音がいい感じ。スピーカーを本体を震わせながらしっかり低音を響かせてくれます。

ただ、いくら音質がいいと言っても2、3万円するスピーカーと比較すると見劣りすることは事実。「音質をとことん求めたい!」という人には向きません。期待しすぎると後悔しちゃうので、イメージ的には1万円クラスのポータブルスピーカーぐらいに思っておいたほうがいいですね。

もしあなたがもうワンランク上の音質を求めたいなら同じアンカーさんの「SoudCore boost」がおすすめ。連続再生可能時間は12時間とSoundCore 2の半分ですが、20Wの出力と低音はやはり一段上です。

音量が勝手に上下してしまう不具合?

これ、僕も当たりました。この曲を聴いているときは何も問題ないけど、こっちの曲を聴いてる時に音量が勝手に上下してしまう、というような現象に当たりました。なんだか音量がふわふわしている感じ?で変化するんですよ。

「なんだこれ!?」と思いアンカーさんに問い合わせたところ、メーカー側でもこの症状は認識されているようで、対策品と交換してくれました。交換したものはそういった症状は起きていません。カスタマーポートもスピーディに対応してくれたのでその点は良かったのですが、調べてみるとこの不具合は結構多いんだそう。

この不具合は当たれば明らかにおかしいのですぐに分かりますし、どうして放置してるんだろ?という印象がどうしても残っちゃうんですよねぇ。そこは少し残念なところです。

不具合品に当たったものの、モノには大満足!

僕はアウトドア目的でなく作業デスクの上におけるコンパクトなBluetoothスピーカーを探してSoundCore 2にたどり着きました。まぁほぼ衝動買いなんですが。。。

SoundCore 2は限られたデスクのスペースでも邪魔にならないサイズですし、そのサイズからは十分なほどの迫力あるサウンドを楽しめます。デスク周りなので充電には困らないですが、ちょっとその場を離れたい時にスピーカーを手に持ったまま移動できちゃう長時間持つバッテリーも便利。

僕のようなPCスピーカーの延長というような使い方であれば十分満足できます。ただ防水機能や24時間連続再生が可能なバッテリーがあることでちょっと外に持ち出してみるのもいいかな、とも思っています。

あとがき

SoundCore 2はズバリこんな人におすすめ!

  • 手軽な価格でBluetoothスピーカーを探している
  • 卓上におけるようなコンパクトなスピーカーがいい
  • コンパクトだがそこそこ音質がいいスピーカーがいい
  • アウトドアに持ち出せる防水スピーカーがいい
  • バッテリーが長時間持つBluetoothスピーカーを探している

屋内で迫力あるサウンドを楽しむのもよし、アウトドアに持ち出すのもよし、ロングドライブのお供にするのもよしと様々なシーンに対応できるのはSoundCore 2の一番の魅力だと言えるでしょう!

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この記事の著者

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビューしているガジェット専門家。元家電量販店員で元スマホ販売員。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。
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