MacBookユーザーあるあるとして、「バタフライキーボードのテカリが気になって仕方がない」ということがあります。
キーボードですから、多少の皮脂汚れが仕方がないのは分かります。しかしMacBookのバタフライキーボードは特にその皮脂汚れが目立つのです。
そして一度気になり出すと止まりません。皮脂汚れが付く度にクロスでせっせと拭き取っている自分に気付きます。
あなたも僕のように「MacBookのキーボードのテカリが気になって仕方がない」のなら、汚れを気にせず使える「キーボードカバー」をおすすめします。キーボードカバーを付けることでテカリを防止。掃除する回数も減りますし、精神衛生上も楽です。
僕も実際にキーボードカバーを購入し、「これだ!これが正解だ!」と思えるものに出会ったのでご紹介します!
- 皮脂汚れによるテカリを防止
- キーボード内部への埃の侵入を防止
- 打鍵音を抑えられる
バタフライキーボードの不具合は埃が原因
MacBookに搭載されているバタフライキーボードは、一部のユーザーから不具合の報告がなされています。その不具合とは、特定のキーを押しても反応しなかったり、1回押しただけなのに連続して入力されたり、という内容です。
これらの不具合はバタフライキーボード内部への埃の侵入が原因と言われていて、Appleは「キーボードのお手入れ方法」として公式に清掃の方法を紹介しています。
不具合に対しAppleは「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」を提供、修理というかたちではありますが、一応サポート体制はあります。しかし当然修理に預ける間はMacBookは手元が離れますしある程度の時間もかかってしまいます。
もちろんこれらの不具合はバタフライキーボードを搭載するすべてのMacBookユーバーで起こるというものではありません。それでも不具合に遭遇しないことに越したことはありませんよね。ユーザー側でとれる対策は2つ。エアーダスターなどを使って小まめに掃除することと、キーボードカバーで埃の侵入を防ぐことです。
キーボードカバーは皮脂汚れによるテカリを防止してくれるだけでなく、不具合の原因となりうる埃の侵入を防いでくれます。
バタフライキーボードの指を滑らすように打てる打鍵感は個人的に気に入っています。一般的なキーボードと比べてキーストロークが浅く、キートップを押し込むというより抑えていくという感じ。バタフライキーボードに慣れると最小限の力・動きでタイプできるので疲労度も少ない。バタフライキーボードの使い心地については賛否両論あるものの、僕としては気に入って使っています。バタフライボードを、ひいてはMacbookを長く使うためにもキーボードカバーの装着がおすすめです。
キーボードカバー沼にハマっていた
実は以前、キーボードカバーが「使いにくい」と感じしばらく使用をやめていました。
使っていたのはこれです。最初は「いいかも」という印象でしたが使っていくうちに不満が爆発。
- 指先がつっかかる感じで滑らすように打てない
- 使っていくうちにカバーがぺらぺらとたわんでくる
- 閉じたときにカバーとディスプレイが接触、ディスプレイが汚れる
テカリ・埃の侵入の防止とう本来の目的は果たせているものの、使い勝手としてはよくありませんでした。
その後いろいろとキーボードカバーを買い漁りましたが、どれも同じような感じ。捨てるのはもったいないような気がして、いまでは引き出しのそこで眠っています。
そうしてしばらくキーボードカバーを使っていませんでしたが、この度「MacBook Pro 15(2019)」、持ち運び用として「MacBook Air 13(2018)」を新調。バタフライキーボードの故障が怖いのと、あいかわらずテカリが気になっていたので、またまたキーボードカバー探しの旅に。
そして、やっと見付けましたよ!使い勝手を落とさずにテカリ・埃の侵入を防げる、まさに「これぞ正解といえるキーボードカバー」が!
これが正解!MacBook向けキーボードカバー「Digi-Tatoo KeyBoardMate」
それがこちらのキーボードカバーがこちら。
「MacBook Pro 13(Touch Barなし)」「MacBook Pro 13/15(Touch Barあり」「MacBook Air 13(2018)」それぞれの対応品があります。
僕はMacBook Pro 15(Touch Barあり)とMacBook Air 13(2018)に対応するカバーを購入しました。
カバーを装着してもデザインを損なわない
これはMacBook Pro 15にカバーを装着している状態なのですが、「カバーを着けているよ」と言われなければ分からないほど違和感がありません。
クリア色ではありますが、完全な透明ではなく実際は少し白く濁っています。しかししばらく使っていると、もともとこんな色だと言われても疑わないほど気になりません。
サイズ感はぴったりです。ぴったりなのでズレてくることもありません。
Touch Bar部分は覆われていません。他社のカバーでTouch Barも覆われているものがありますが、Touch Barはテカリが目立ちにくいですし、埃の侵入もないのでTouch Barがカバーされている必要はないかと。
MacBook Air 13(2018)にはキーボード右上部分にTouch IDが搭載されています。Touch IDに干渉しないようくり抜かれた形状になっています。
さらさらな指滑り!滑らすように打てる
これが一番感動したポイントで、Digi-Tatooのキーボードカバーはさらさら!カバーなしに近い感覚!
以前使っていたキーボードカバーは、指先がひっかかるような感じで打ちにくかったのですが、これは全く問題なし。カバーなしと同じく指を滑らすように文字入力できます。キーボードカバーを使用することで、打鍵感が変わってしまうことが一番のネックだったので、変わらず使えるこのカバーは素晴らしいですね!若干押し込むときの抵抗が大きくなった感じはしますが、これはこれでちょうどいい感じです。
そしてキーボードカバーを着けることで、 バタフライキーボードの不評ポイントである「打鍵時の音の大きさ」も軽減されています。「ペチペチ」という音が「トトト」と若干マイルドな音に。カフェなど周りに配慮しなければいけないシーンでよく使う人にはメリットになるでしょう。
汚れてくれば丸洗いできる
「日常的に触るキーボードは便器より汚れている可能性がある」なんて話は有名です。スマホも同じように言われますが、毎日触るものだからこそ、しっかり清潔にしておきたいものです。
このキーボードカバーは水洗いが可能です。中性洗剤で洗えるようですが、僕はハンドソープでくしゃくしゃと洗っています。
洗ったらティッシュなどで水分を拭き取り、十分に乾燥させたあと再びMacBookにセット。
僕は潔癖症ではないのですが、結構スマホやキーボードの汚れ、ドアノブの汚れなどが気になるタイプ。丸洗いしていつでも清潔な状態で使えるのは嬉しい!
コストパフォーマンスが良い
MacBook向けキーボードカバーを探してみると、以下の「moshi Clearguard」というカバーが多くレビューされているようです。
シールで貼り付ける粘着式のカバーで、見た目は紹介しているDigi-Tatooのカバーとよく似ています。
ただレビューを見てみるとサイズ感と粘着式シールが微妙…な感じだったので却下。なにより値段が高過ぎる!すぐに交換することはないと言えども、消耗品のキーボードカバー1枚に3,000円は出せません。
その点Digi-Tatooのカバーは良心的な価格。粘着式ではないですが、どうせ洗えば粘着力はなくなりますし、そもそもこのカバーはズレないのでシールの必要性を感じません。
僕はなんでも気に入ったものは「ストックしておきたい」というタイプ。Digi-Tatooのカバーを実際に購入してかなり気に入ったので、MacBook Pro 15用とMacBook Air 13用それぞれ2枚ずつ追加購入しました。
コストパフォーマンスとしては高いでしょう!安くて助かります!
キーボードに汚れが沈着する前にキーボードカバーを
僕のようにキーボードのテカリが気になって仕方がない、という人は限られているかもしれません。しかし皮脂汚れを拭き取らずに使い続けると、キートップに皮脂汚れが沈着し、拭き取っても汚れの後が残ってしまします。できるだけ小まめに拭き取ってあげたほうがいいでしょう。
と言っても、そう小まめに清掃するのも大変です。キーボードカバーを着ければ拭き取りも必要なく手間が省けます。カバーが汚れてきたなと思えば丸洗いすればオーケー。
この先MacBookを買い換える際に、いま使っているMacBookを下取りに出す人もいるでしょう。キーボードの汚れは査定価格にも影響する可能性もあります。
「キーボードの汚れなんか気にしない!」というワイルドなユーザーは別ですが、できるだけ長くキレイな状態で使いたいならキーボードカバーの装着をおすすめします。
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