かゆいところに手が届くような便利なアプリたちが、私がMacを使い続ける大きな理由になっています。本記事では、「Macユーザーに届けたいおすすめアプリ」を本気で選んでみました。
仕事からプライベートまで、あらゆる場面で活躍してくれる便利アプリたち。有料アプリが多めではあるのですが、ご紹介しているアプリは実際に使ってみて便利だと思ったものばかりです。
上の5つに分けておすすめアプリをご紹介しています。ぜひ本記事を参考にしていただければと思います!
仕事効率化・ツール系【おすすめMacアプリ】
まずは仕事効率化・ツール系です。「あればちょっと便利な、でもなくてはならない」というような、便利なMacアプリをご紹介していきます!
RunCat|CPUの負荷に応じてメニューバーで猫がダッシュ!
まずご紹介したいのは、「RunCat」というアプリです。「メニューバーで猫を飼ってみませんか?」というキャッチフレーズなのですが、CPUの負荷に応じて下のようにメニューバーで猫がダッシュ。
猫のダッシュ具合で「どれくらいの負荷がかかっているか」がひとめで分かります。
RunCatは見た目がかわいいだけでなく実用的な機能もあって、CPUの状況に加え、RAMの使用率やバッテリーの温度などの状態も確認できます。遊び心がありながらも、しっかり実用的なところがいい!気に入っているアプリのひとつです。
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:無料(アプリ内課金)
- ユーザー評価:4.7
Magnet|ウインドウを並べて整理
「Magnet」を使えば、ウインドウを「左右2分割」「上下2分割」「4分割」などに、ウインドウをドラッグ&ドロップして画面の隅にもっていくか、ショートカットを入力することで瞬時に並べられます。
上はショートカットで3分割に並べている様子です。macOSにはもともと左右に2分割できる機能がありますが、上下に2分割することや、上のように3分割表示することはできません。Magnetなら自由自在。Magnetは常に複数のウインドウ・アプリを表示させて作業することが多い人におすすめです!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:980円
- ユーザー評価:4.8
PopClip|テキスト選択でさまざまな機能に瞬時にアクセス
「PopClip」をインストール、オンにしてテキスト選択すると、さまざまな機能にアクセスできるメニューがポップアップ表示されます。
デフォルトではメニューに「カット」「コピー」「ペースト」がセットされていますが、拡張機能を追加することで、例えば選択したテキストの文字数をカウントしたり、テキストをEvernoteに送信したり、日本語に変換したりとさまざまな機能を利用できます。
どのような拡張機能があるかは、PopClipの公式ページで確認できます。有名すぎる便利アプリですので、すでに愛用している方も多いかもしれません。もしあなたにPopClipが入っていないのなら、欠かさずインストしておきましょう!
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:1,840円
- ユーザー評価:4.1
Yoink|ファイルのドラッグ&ドロップ操作が捗る
複数のデスクトップを追加して、それぞれのデスクトップ間を頻繁に行き来する使い方をする私にとっては、「Yoink」が欠かせません。
Yoinkはファイルやフォルダをドラッグ&ドロップして「とりあえず置いておける場所」を提供してくれるアプリ。左クリックを長押ししてファイルを掴んだのはいいものの、ドロップ先が遠くて左クリックから指を離せないままさまよう……なんてことはないでしょうか。そんなときにYoinkの出番です。
特にデスクトップをまたぐドラッグ&ドロップ時に便利。ファイルを掴むと自動表示する上のように自動表示される枠内にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップします。そのまま異なるデスクトップに移動し、さらにドラッグ&ドロップしてファイルを移動させます。ファイルをドラッグ&ドロップして追加したいときなんかもしっかり機能してくれます。
はっきり言ってmacOS標準の機能として搭載してほしいくらい便利!YoinkがないMacは考えられないと思っているほど気に入っているアプリです!
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:1,100円
- ユーザー評価:4.8
Unclutter|ファイル・フォルダを格納してスッキリ
「Unclutter」の機能は主に3つ。
- クリップボード管理
- ファイル・フォルダの保存場所の提供
- メモ機能
特に便利なのは2つ目の「ファイル、フォルダの保存場所の提供」です。これは任意のファイル、フォルダを画面上部のメニューバーまでドラッグ、するとUnclutterが表示され、そこにドロップするとファイル・フォルダを保存できるという機能。
一時的なファイルの保存場所と使ってもいいですし、デスクトップ画面に散らかりがちなデータをここに整理して格納しておく使い方も便利でしょう。Unlutterを表示させるには、カーソルをメニューバーに持っていき下方向にスクロール。どのアプリを使っていても、 Unclutterを呼び出せるので、よく使うデータを置いておくと便利ですね!
また、かんたんにクリップボードやメモにアクセスできるのもポイント。少し価格が高いことがネックですが、かゆいところに手が届くハマる人にハマる便利アプリです!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:2,440円
- ユーザー評価:4.4
Paste|便利 & 使いやすいおすすめのコピペアプリ
「Paste」はクリップボードを管理できる、いわゆるコピペアプリ。Macで利用できるコピペアプリはいくつかありますが、このPasteがダントツに使いやすいですね!このアプリも私にとって手放せないものとなっています。
便利に感じている点は主に2つのポイント。
- どのアプリでコピーしたのか、コピーしたデータの種類(テキスト・画像・リンクなど)を分かりやすく表示してくれ見やすい
- コピーしたデータを分類し保存しておける
メールのひな形をカテゴリ分けして保存しておくのもいいですし、WEBページのブックマーク的な使い方もいいですね。コピーできるものならなんでもPasteで管理できるので、使いどころはなにかと多くあります。
有料アプリで月額200円もしくは年額1,650円かかりますが、使う頻度を考えると安く感じます。コピペしない日はないですからね。14日間のトライアル期間が設けられているので、気になる方はお試しください。きっと気に入るはずです!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:200円/月、1,650円/年
- ユーザー評価:4.6
cmdQuit|起動中のアプリを一斉に終了
「cmdQuit」の機能はいたってシンプル。cmdQuitを使えば、起動中のアプリを1クリックで一斉に終了させられます。command+Qで起動中のアプリをひとつひとつ終了させてもいいのですが、数が多いと手間になります。comQuitを使えば一発!
使い方はかんたんで、メニューバーから以下の項目のいずれかをクリックするだけ。
- Close apps(Selective mode)→アプリを選択して終了
- Close all apps→すべてのアプリを終了
- Close all apps & Shutdown→すべてのアプリを終了後シャットダウン
- Hide background Windows→デスクトップを表示
- Unhide all windows→格納されているすべてのアプリを表示
機能としては地味ですが、一度使えばなかなか手放せなくなるアプリです。
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:150円
- ユーザー評価:3.0
BetterTouchTool│トラックパッドの機能を拡張
「BetterTouchTool」は、MacBook Air/Proユーザーをはじめとする「トラックパッドユーザー」に強くおすすめしたいアプリ。「迷わずインストすべし」と言っていいほどの鉄板アプリ。
トラックパッドにはもともと「2本指で左右にスワイプして戻る・進む」であったり、「4本指で左右にスワイプしてデスクトップ間を移動」などのジェスチャー機能を使用できます。
BetterTouchToolを使えば、ジェスチャー機能の追加・カスタマイズが可能です。一例ですが、私が設定している内容をご紹介しておきます。
- 3本指で上方向にスワイプして「command+T」
- 3本指で下方向にスワイプして「command+W」
- 4本指で下方向にスワイプして「command+Q」
- トラックパッドの右上隅をクリックして「command+N」
- 3本指でタップして「Enter」
- 4本指でタップして「Delete」
このへんは完全にお好みです。私の場合はよく使うショートカットキーを割り当てていますが、特定のアプリの起動やスクリーンショット撮影などのよく使う機能を割り当てておいてもOK。
BetterTouchToolは有料アプリで、通常は公式サイトでライセンスを購入する必要があるのですが、別アプリの「BetterSnapTool」を購入すればそのライセンスでBetterTouchToolを無料で使えるという仕組みがあります。BetterSnapToolの価格は370円(記事執筆時点)。それにBetterTouchToolのライセンスが付いてくるので直接公式サイトで購入するよりもお得です。
- カテゴリ:─
- 価格:370円(BetterSnapToolの価格)
- ユーザー評価:─
CheatSheet|いま使えるショートカットを一覧表示
作業効率化に欠かせないのが「ショートカットキーの活用」です。とはいえ、数多くのショートカットキーを覚えるのはたいへん。最初のうちはショートカットキーを確認しながらになるかと思いますが、「CheatSheet」はそんなときに手助けとなってくれます。
CheatSheetをインストールしたら、ショートカットを表示させいアプリが選択された状態でcommandキーを3秒ほど長押し。すると、いま使えるショートカットキーが一覧表示されます。
できるだけショートカットキーを活用して作業効率化を図りたい、という方には非常に便利なアプリですので、ぜひチェックしてみてください!
- カテゴリ:─
- 価格:無料
- ユーザー評価:─
DaisyDisk|ストレージ容量を分かりやすく可視化&削除も
「Daisy Disk」はMacのストレージの使用状況を円グラフ上に表示してくれるアプリ。データの種類は色分けして表示してくれていて、「どんなデータがストレージを圧迫しているか」が一目瞭然です。グラフにカーソルを持っていき、ドラッグ&ドロップすることでデータを削除することも可能です。
ストレージ使用量を表示してくれるアプリはたくさんありますが、ここまで視覚的に分かりやすく表示してくれるアプリはそうありません。ストレージ容量のやりくりにどうぞ!
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:1,220円
- ユーザー評価:4.9
App Cleaner|アプリをキレイすっきりアンインストール
通常Macアプリをアンイストール(削除)する場合、「アプリケーション」フォルダから該当のアプリを削除します。しかし、それだけだと関連するファイルが使わないゴミファイルとしてそのまま残ってしまいます。
「AppCleaner」はその関連ファイルもろともキレイさっぱり削除してくれるアプリ。ゴミファイルをMacにそのまま残しておいても損はあっても得はありません。アプリをアンインストールするときはAppCleanerを使ってキレイさっぱりおさらばしましょう!
- カテゴリ:─
- 価格:無料
- ユーザー評価:─
The Unarchiver|様々なアーカイブ形式に対応した解凍アプリ
「The Unarchiver」はZip,RAR,7-zip,Tar,Gzipなどの多くの圧縮フォーマットに対応する解凍専用アプリ。App Sotreから無料でダウンロードできます。
だいたいのものは解凍でき、長く使っていますが特に不具合はありません。出番としては多くありませんが、Macに入っていれば活躍してくれる場面があるはずです。
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:無料
- ユーザー評価:3.6
WinArchiver Lite|Windowsデバイスとのデータやりとりに便利なZIP圧縮アプリ
ファイルやフォルダの圧縮には「WinArchiver Lite」がおすすめです。macOSでは圧縮したいファイルやフォルダを右クリックして「 〇〇を圧縮」を選択、かんたんに圧縮できるのですが、Windowsデバイスとのデータのやり取りの場合、文字化け等で正常に開けないことがよくあります。
WinArchiver Liteで圧縮しておけば、文字化け等のトラブルはなくWindowsデバイスとのやりとりもスムーズ。4桁の数字をパスワードとして設定することもでき、セキュリティ的にも安心です。
WinArchiver Liteには有料版の「WinArchiver(3,300円)」があり、こちらは4桁以上の文字を含むパスワードを設定でき、さらには解凍もできるように。解凍は他のアプリで代用できるので、パスワードを強化してよりセキュリティに備えたい方は有料版をチェックしてください。
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:無料
- ユーザー評価:3.9
Alfred|定番の多機能ランチャーアプリ
これまた便利なアプリ「Alfred」も欠かせません。Macアプリでは定番のランチャーアプリなのですが、できることがとにかく多く多機能。
基本的にはmacOSの「Spotlight」のように、Mac内に保存されているファイルやアプリなどを検索窓から呼び出す使い方になります。Alfredではさらに、SafariやChromeに保存しているブックマークを呼び出せたり、シャットダウンやロックなどのシステム操作を検索できたりと、Spotlightに比べできることが段違いに多いんです。検索エンジンを指定しての検索も一発です!
Alfredは基本無料で使えますが、クリップボード管理やスニペッド機能、プログラムによる操作の自動化など、一部有料(Powerpack:£49、7,500円くらい)の機能もあります。私はスニペッド機能を使いたくてPowerpackを購入しましたが、使い勝手の良さは最高です。
日本語に未対応なので一見とっつきにくさを感じてしまう可能性がありますが、使い込むとこれまた手放せないアプリになってくれること間違いなしです。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:無料(Powerpackは£49)
- ユーザー評価:4.6
Amphetamine|Macをスリープさせないようにするアプリ
大きいデータをダウンロードしているときや、特定の作業をしているときなど、Macをスリープ状態にしたくないケースはしばしばありますよね。Macにはデフォルトで省電力設定がされており、操作しない時間が一定を超えるとスリープするようになっています。
「Amphetamine」はメニューバーから省電力設定のオン/オフをかんたんに切り替えられ、さらには「特定のアプリが起動している間はスリープさせない」「指定の時間はスリープさせない」といったように細かな設定も可能。他にも外付けディスクのスリープを制御できたりと高度な設定も可能。
macOSの設定でもスリープさせないようにすることはできますが、時間やアプリを指定することはできません。まさにかゆいところに手が届く便利アプリです。
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:無料
- ユーザー評価:4.8
Duet Display│iPhone・iPadがMacのサブディスプレイに
「Duet Display」を使うと、iPhoneやiPad、AndroidデバイスをMacのサブディスプレイとして使用できるようになります。外部ディスプレイを使用することで作業領域が広くなり、効率アップに繋がります。
macOSにはiPadをサブディスプレイ化できる「Sidecar(サイドカー)」という機能がもともと搭載されていますが、対応するのはiPadのみ。iPhoneやAndroidデバイスは対応しません。Duet DisplayならOS問わずサブディスプレイ化できます。
Duet Displayを使うには、まずDuet DisplayをiPhoneやiPad、Androidデバイスにインストールします。さらに以下の公式ページからクライアントアプリをMacにインストール。セットアップはかんたんです。
無線環境でDuet Displayを利用するには有料プランへの加入が必要になりますが、有線接続なら無料で利用できます。私は有線接続で満足していますが、一度使ってみて気に入れば有料プランへの加入を検討してみてください。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:1,220円(iOS/iPadOS)、1,080円(Google Play)
- ユーザー評価:4.3
1Focus|特定のアプリとWEBサイトを一時的に遮断
仕事しなくちゃいけないのに、ふと気付くとYouTubeやSNSに時間を費やしてしまっていた……なんてことはないでしょうか。こんなことは私もしょっちゅうあるのですが、一度集中力が切れてしまうと、集中モードに戻るのも大変なんですよね。
そんな方におすすめしたいアプリが「1Focus」です。誘惑になりうるYouTubeやTwitterなどのアプリやWEBサイトをあらかじめ1Focusに登録しておきます。1Focusをオンにすれば、それらのアプリやWEBサイトを強制的に遮断。
1Focusを有効にするスケジュールを作成したり、アプリ/WEBサイトごとの細かな設定も可能です。フル機能を利用するには、年額1,100円の有料プランへの加入が必要ですが、これで誘惑をシャットアウトできると考えれば、費用対効果は抜群でしょう!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:200円/月(1,100円/年)
- ユーザー評価:4.8
カレンダー・タスク【おすすめMacアプリ】
続いてはカレンダー・タスクアプリのご紹介です。macOS標準の「カレンダー」「リマインダー」アプリも悪くないですが、便利なサードパーティ製アプリがたくさんあります!
Firstseed Calendar|使いやすい国産カレンダーアプリ
私自身たくさんのカレンダーアプリを使ってきましたが、もっとも使いやすいと感じたアプリが「Firstseed Calendar」です。カレンダーの表示形式を細かく設定できたり、六曜を表示するなどの国産アプリならではの機能も。
AppleのリマインダーやGoogleタスクとの同期も可能です。「スケジュールとタスクを同じカレンダー上で確認・管理したい」という方は多いかと思いますが、Firstseed CalendarならOK!
有料アプリでその価格は安くありませんが、この使い心地・使いやすさはFirstseed Calendarならではですね!個人的にも長く愛用しているカレンダーアプリです。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:2,440円
- ユーザー評価:3.5
Desktop Calendar Plus|デスクトップと一体化するカレンダー
「Desktop Calendar Plus」は、デスクトップに重ねてカレンダーを表示してくれるアプリ。デスクトップと一体となって表示してくれるため作業の邪魔にならず、かつ素早くカレンダーを確認でき便利です。
カレンダーを表示させる場所やカラー、デザインは自由にカスタマイズできます。iCloudカレンダーやGoogleカレンダーと同期させて、カレンダー上に予定を表示させることも可能。確認するだけであればカレンダーアプリを開くよりも楽チンです。
- カテゴリ:ユーティリティ
- 価格:860円
- ユーザー評価:2.6
NotePlan 3|カレンダー × マークダウンが便利!
「NotePlan 3」は、カレンダーとマークダウン対応テキストエディタが一緒になったようなアプリ。ノートは日付と紐付けされており、マークダウン形式での入力が可能です。独立したノートを作成することもできます。
イメージとしては「電子版バレッドジャーナル」という感じ。その日のノートに気付いたことやタスクを残しておき、必要に応じてそれらのリストを別日や別のノートに移動させる、という使い方が便利です。まさにバレッドジャーナルですね。
私はNotePlan 3をプライベートの日記兼、業務日誌的に使っています。残しておきたい情報や思い浮かんだことをNotePlan 3にとりあえず放り込んでおきます。「#今日のまとめ」というように、コメントにタグ付けしておけば振り返りも容易。
ただ、「サブスク価格が高い」というのがデメリットなんですよね。もうちょっと安くなってくれれば……というのが本音ですが、アプリ自体は非常に気に入っています。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:750円/月(6,400円/年)
- ユーザー評価:5.0
Things 3|秀逸なUIが魅力のタスク管理アプリ
Macで使うタスク管理アプリといえば「リマインダー」がまず思い浮かびます。無料で利用できますし、シンプルなUIなので誰もがかんたんに使いこなせる良さがあります。
しかし、こなさなくてはいけないプロジェクトが複数ある場合、リマインダーでは機能不足に感じることも。さらにタスク管理を使いこなして作業効率化したいという人におすすめしたいアプリが「Things 3」です。
タスクや複数のタスクを束ねた「プロジェクト」。そのプロジェクトを分ける「エリア」など、タスク管理を楽にしてくれる機能が多く備えられています。使いたくなる美しいUIも魅力のひとつ。
App Storeでもランキング常連アプリなので、すでにご存知の人もいるかもしれません。少し値が張るアプリですが、あなたの相棒として長く活躍してくれるアプリになってくれるはずです!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:6,100円
- ユーザー評価:4.5
OmniFocus 3|本気でGTDに取り組みたい方に
「GTD(Getting Things Done)」というタスク管理方法があります。頭の中にあるタスクや気になることを全て書き出し、実行すべきかどうかを見極め、そのタスクを整理、実行する、レビューする(最新の状態にする)、という流れでタスクを管理していく手法です。
このGTDを実践していく上で役に立つアプリが、この「OmniFocus 3」です。タスク管理アプリとしてはかなり高価なのですが、そのぶん非常に高機能。いま実行しなくていいタスクを非表示にしたり、あらゆる条件からタスクを抽出できる「パースペクティブ」、スケジュール管理に役立つ「予測」など、かなり細かいところまで作り込まれています。
このOmniFocusは、GTDの提唱者であるデビット・アレン氏が監修したタスク管理アプリでもあります。高機能であるぶん、使いこなせるまで試行錯誤が必要になりますが、本気でGTDに取り組みたいのなら、OmniFocus 3がおすすめです。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:無料(アプリ内課金あり)
- ユーザー評価:4.4
Be Focused Pro|ポモドーロ・テクニックを実践
「ポモドーロ・テクニック」は25分の集中時間と5分の短い休憩を1セット(1ポモドーロ)とし、それを繰り返すことで高い集中力を持続するためのテクニック。疲れてしまう前に休憩を挟むので、結果的に長い時間集中力を保つことができます。
そんなポモドーロ・テクニックの実践を助けてくれるアプリが「Be Focused Pro」です。残り時間を分かりやすく表示してくれ、実績を記録。実績は後からグラフで見返すこともできます。iPhone/iPad版アプリとの同期も可能で、シンプルながら機能が充実。
「デスクに座っても、気が散ってなかなか集中が続かない」という人は、ぜひこのBe Focuse Proを試してみてください。「今日は〇ポモドーロを目標にする!」というように目標を立てやすくなりますし、オンとオフの切り替えのトレーニングにもなっておすすめです!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:610円
- ユーザー評価:4.6
TickTick|タスク管理から習慣管理、時間管理をこれひとつで
「TickTick」はタスク管理から習慣管理、時間管理まで、まさにオールインワンの多機能タスク管理アプリです。
- タスク管理
- アイゼンハワーマトリックスに基づいたタスク表示
- ポモドーロ/タイマーによるタイムログ
- iCloud/Googleカレンダーの同期
- 習慣管理
- マークダウン形式に対応したノート
タスクは期限だけでなく「期間」も設定できます。タグ付けもできますし、サブタスクや画像の挿入も可能でとにかく多機能。すべての機能を利用するには有料プラン(350円/月もしくは3,200円/年)に加入する必要がありますが、これだけの機能が揃っていてこの価格なら安い!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:350円/月(3,200円/年)
- ユーザー評価:4.7
Habitify|良い習慣を身につける手助けをしてくれる
「Habitify」は良い習慣を身につける手助けをしてくれる、習慣に特化したアプリ。読書をする、運動する、瞑想する、といったように身につけたい習慣を登録しておけば、指定の時間にリマインドしてくれます。
継続できた日数や達成率の表示など、習慣を管理するHabitifyならではの機能も搭載されています。毎日の良い習慣が大きい成果につながることもあるので、ぜひHabitifyを活用してみてください!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:550円/月、3,800円/年、8,000円/買い切り
- ユーザー評価:4.5
ノート・メモ・テキストエディタ【おすすめMacアプリ】
続いては、ノート・メモ・テキストエディタにまつわるおすすめアプリです!
Evernote|定番のノートアプリ
離れては戻ってを何度か繰り返し、結局「Evernote」に戻ってきました。Evernoteの魅力は、やはり高い機能性でしょう。WEBページやPDFファイル、音声データ、写真などを保存しておく情報ボックスとしてだけでなく、タスク管理やスケジュール管理、文章の作成などにも活用できる機能が盛りだくさんに搭載されています。
仕事から学習、旅の計画まで、あらゆることに活用できるノートアプリ。無料プランだと利用できる機能は制限されますが、それでもEvernoteの良さを知るには十分です。まずはEvernoteが自分に合っているかをお試しください!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:680円/月(5,800円/年)、Personalプラン
- ユーザー評価:2.6
Craft|2021年のベストMac App!あらゆる情報を集約
2021年のApp Store Award、ベストMac Appに選ばれた「Craft」。受賞をきっかけに使ってみたのですが、これがなかなかよくEvernoteから乗り換えようか検討中。
使ってみて、「Notionをシンプルに使いやすくした」ような印象を受けました。できること、機能はNotionのほうが多いですが、使い始めのハードルの低さはCraftの勝ち。Notionは多機能なだけに使いこなすための労力がかかりますが、Craftは今日から使いこなせるくらいの手軽さがあります。
Evernoteのように情報を集約しておく場所として活用してもいいですし、デイリーノートで日々のタスク管理や記録を残しておくのもいいかと思います。Craftには無料のトライアル期間が設けられているので、気になる方はチェックしてみてください。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:500円/月(4,500円/年)
- ユーザー評価:4.8
GoodNotes 5|Mac・iPhone・iPad間の同期が便利
「GoodNotes 5」といえばiPad向けのノートアプリで有名です。Apple Pencilとの相性の良さ、PDFデータの扱いやすさから愛用されている方も多いアプリです。
GoodNotes 5にはiPad/iPhoneだけでなくMac版もあり、同期したノートの閲覧・編集が可能です。GoodNotes 5を愛用されている方はMacにも入れておくと便利ですよ!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:980円
- ユーザー評価:4.8
MindNode|様々な場面で活躍するマインドマップアプリ
アイデアの整理やタスクの書き出し、会議の議事録としての活用など、マインドマップが活躍してくれるシーンはたくさんあります。Macでマインドマップを作成するなら、「MindNode」がおすすめ。
なぜMindNodeなのかというと、とにかく使いやすいんですよね。初めて使う方でも、おそらく数分もあればだいたいの使い方を掴めるかと思います。直感的な操作でどんどん枝を伸ばていけ、思考の邪魔になりません。
マインドマップはビジネスだけでなく、日常生活にも役立ちます。Macで使うマインドマップアプリはMindNodeでOKです!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:280円/月(2,300円/年)
- ユーザー評価:4.7
CotEditor|シンプルで使いやすい無料テキストエディタ
シンプルで使いやすいUIが支持されているテキストエディタ「CotEditor」。無料ながら定期的なアップデートで積極的に要望に答えてくれるサポート体制が整っています。
テキストエディタに求められる「使いやすさ」「動作の軽さ」はしっかり抑えられていますね。私自身、CotEditorをデフォルトのテキストエディタとして愛用しています。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:無料
- ユーザー評価:4.6
iA Writer|シンプルで執筆に集中できるマークダウンエディタ
「iA Writer」はマークダウンが使えるエディタアプリです。WordPressとも連携でき、ブログを書いている人であればぜひ検討すべきアプリ。App Storeのランキング上位によくいるのでご存知の方は多いかもしれません。
現在書いている文章だけがフォーカスされる「フォーカスモード」やリアルタイムで仕上がりを確認しながら書ける「リアルタイムプレビュー」など、シンプルながら便利な機能が盛りだくさん。iPhone/iPad間での同期も可能です。
少々値は張りますが、物書きにとってはエディタアプリは仕事の道具。こだわりたいツールです。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:3,680円
- ユーザー評価:4.6
Ulysses| 執筆に便利な機能を多数搭載するマークダウンエディタ
マークダウンが使えるエディタアプリとしては「Ulysses」も人気があります。買い切りではなくサブスクリプション制のアプリ。ランニングコストはかかりますが、私自身、Ulyssesを気に入りiA Writterから乗り換えた経緯があります。
書くことを仕事とするライターたちから多くの支持を集めているアプリで、実際に使ってみるとその理由が分かります。ファイルを開くという作業が必要なく、すべてのテキストにアプリ内でかんたんにアクセス可能です。まさにApple純正の「メモ」アプリのような感じ。直感的に操作でき、機能面も充実しています。
単純にメモ・ノート目的であれば純正メモアプリで必要十分ですが、Ulyssesはまさに書くことを仕事とするプロに選んで欲しいアプリです。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:650円/月(5,400円/月)
- ユーザー評価:4.6
Cloud Outliner Pro|Macで使えるアウトライナー
アイデアをまとめたり、長い文章を書いたりする際に便利なアウトライナー(アウトラインプロセッサ)。ブログの記事やコラム、小説を執筆するといった、ある程度の構成が必要になる場面に使えるツールです。
Macで使えるアウトライナーアプリはいくつかありますが、中でもおすすめしたいアプリがこの「Cloud Outliner Pro」です。
私自身このアプリの気に入っているポイントはiPhone/iPad版アプリと即座に同期してくれる点。移動時にiPhoneで作成したアウトラインを自宅のMacで仕上げる、という使い方ができます。
これといった特徴的な機能はありませんがシンプルで使いやすく、豊富なショートカット、Evernoteとの同期など、このアプリを選ぶ理由は多くあります。アウトライナーというツールに馴染みのない人のほうが多いかと思いますが、様々な場面で活用できるツールなので、ぜひ活用してみてください。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:1,220円
- ユーザー評価:4.3
Dynalist|高機能アウトライナーの決定版
「Dynalist」もアウトライナーとして有名です。タグやチェックリスト、ブックマークといったアウトライナーに必要な機能はひととおり揃えられています。特に演算子による検索機能が便利。例えば、「今日の日付で未完了のチェックボックスが付いたもの」をブックマークしておけば、タスク管理アプリ代わりにも使えたりします。
Dynalistのフル機能を使うにはサブスクリプションに登録する必要がありますが、無料版でもDynalistの便利さを体験するには十分です。Dynalistはブラウザ版もあり、デバイスを選ばず使用できます。Mac版のダウンロードは以下の公式ページからどうぞ!
- カテゴリ:─
- 価格:$9.99/月($95.88/年)
- ユーザー評価:─
egword Universal 2|美しく日本語の縦書き実現できるワープロアプリ
「egword Universal 2」は日本語の縦書き・原稿用紙モードを備えたワープロアプリです。ワープロソフトと言えばMicrosoftの「Word」を真っ先に思い浮かべますが、本アプリの原稿用紙モードを再現するのは難しく、それだけでもegword Universal 2を使用する価値はあります。
2007年のバージョンをもって開発終了したegword Universal 2が満を持してMacアプリとして登場。リリース当初、界隈では話題になりました。かつてのegword Universal 2を知らない人も含めて、物書きならぜひチェックすべきアプリです。
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:8,000円
- ユーザー評価:4.8
画像・動画・デザイン【おすすめMacアプリ】
ここでは画像・動画・デザインに関するおすすめMacアプリについてまとめています。
Eagle|90種類のファイル形式をサポートする素材管理アプリ
画像や動画、音声データ、イラスト素材などを管理できるアプリをお探しなら「Eagle」がおすすめです。対応するファイル形式は90種類。あらゆる素材をEagleで取り扱えます。
Eagleをおすすめする理由はいくつかあります。
- フォルダやタグ、URL、画像内のカラーなどをもとに素材を絞り込めるフィルター機能が充実している
- WEB上の画像をすばやくかんたんに追加できる
- WEBサイトのブックマーク
- YouTubeなどの動画サイトの動画をブックマークでき、Eagle上で再生できる
- 素材をフォルダに振り分けたときに自動的にタグ付けしてくれる
- DropBoxやGoogle Driveといったクラウドストレージでの運用もOK
私はEagleのライブラリをDropBox上に置き、複数のパソコンからアクセスできるようにしています。Adobeソフトのように細かいファイルが散らばることがなく管理もかんたん。ライブラリの引っ越しも一度のコピペで完了します。
価格は$29.95(約3,500円)と有料アプリではあるのですが、Eagleの代替はなかなかないんですよね。AdobeのLightroomやLightroom Classicはサブスク代がばかにならないですし、Appleの写真アプリはローカルで管理しにくく、そもそも対応するファイル形式が限られるのでEagleの代わりとはなりません。
Eagleは30日間無料で試せます。増え続ける画像などの素材を管理するなら、ぜひ選択肢に入れて欲しいイチ押しアプリです!
- カテゴリ:─
- 価格:$29.95(2台まで)
- ユーザー評価:─
Pixelmator Pro|コスパに優れる高機能画像編集アプリ
Appleの写真アプリでも、ある程度の画像編集が可能です。トリミングや露出、ホワイトバランスの調整といった編集機能がひととおり揃えられており、たいていのことは写真アプリ内で完結させられます。
しかし、画像編集のなかでも作品としてひとつの絵を仕上げるようなレタッチの場合は、写真アプリでは機能不足。「Pixelmator Pro」は写真アプリよりも高機能で、かつ価格も比較的安く、「初心者の域を脱出したい」という方にぴったり。
AdobeのPhotoshopや次にご紹介するAffinity Photoと比べると機能的には劣りますが、それでもかなり高度なレタッチを行えます。あとPixelmator Proが優れるポイントは、機械学習を活用した自動補正。 「何百万ものプロの写真で訓練された機械学習アルゴリズム」とのことで、自動補正すれば高精度に「いい感じ」に仕上げくれます。
- カテゴリ:グラフィック/デザイン
- 価格:2,440円
- ユーザー評価:4.7
Affinity Photo|フォトショ並みの画像編集・レタッチを行える
画像編集・レタッチと聞いてまず思い浮かぶのはAdobeの「Photoshop」でしょう。定番で間違いのないソフトではありますが、Adobe税ともいわれる安くないサブスクリプション価格がネックになりがち。
「Photoshopのように高度な編集をしたいけど、費用はできるだけ抑えたい」という方におすすめなのが、こちらの「Affinity Photo」です。Photoshop並みの機能を備えるアプリながら、価格は7,000円の買い切り。一度買ってしまえばランニングコストはかかりません。
Affinity PhotoはPhotoshopの代替として紹介されることが多いですが、実際に使い勝手はPhotoshopに近く、Photoshopを使ったことがある方からすると習得にそれほど時間はかからないかと思います。
細かい部分の操作性で惜しいと感じることがあるものの、アップデートごとに着実に使いやすくなってきている印象があります。Photoshopの代替アプリをお探しの方はAffinity Photoをチェックしてみてください!
- カテゴリ:写真/ビデオ
- 価格:7,000円
- ユーザー評価:
Art Text 4|かんたんにロゴ作成ができる
「Art Text 4」を使えば、Illustratorといった高度なドローアプリを使わずともおおしゃれなロゴやボタンをかんたんに作成できます。WEBサイトやチラシの作成など、活用できる場面は多々あります。
Art Text 4にはテンプレート・プリセットが多数用意されています。それをもとに作成すれば誰もがかんたんにおしゃれなロゴを作成できます。細かくパラメーターを弄れば好みのロゴを作成することも可能です。
専門的な知識がない人でもかんたんに使えるというところがポイント。興味がある方はぜひチェックしてみてください!
- カテゴリ:グラフィック/デザイン
- 価格:3,680円
- ユーザー評価:4.0
PhotoBulk|リサイズ・圧縮・リネーム・ウォーターマークをこれひとつで
「PhotoBulk」では、画像のリサイズ、リネーム、圧縮、ファイル形式の変換、画像圧縮、ウォーターマークの挿入、メタ情報の削除などの処理を行えるアプリです。複数枚の画像をいっきに処理でき、時間短縮に一役買ってくれるPhotoBulkは個人的にも重宝しています。
PhotoBulkは日本語には対応していませんが、使い方自体はかんたん。ブログやWEB用の画像を扱うシーンに便利なアプリです。
- カテゴリ:写真/ビデオ
- 価格:1,220円
- ユーザー評価:4.5
ImageOptim|ドラッグ&ドロップでかんたんに画像圧縮
画像の圧縮だけだけであれば、無料で使える「ImageOptim」が便利です。JPEG、PNG、GIF形式のファイル圧縮に対応し、複数枚の画像を一度に圧縮することができます。
ImageOptimは無料で利用できます。特に使用制限はないので、WEB向けやストレージ節約のために圧縮アプリをお探しならImageOptimをお試しください。
- カテゴリ:─
- 価格:無料
- ユーザー評価:─
PhotoScape X|おしゃれな画像をかんたんに作成できる
「PhotoScape X」は、無料で使える画像編集アプリ。Pro版は4,900円の買い切りで購入できますが、無料で十分過ぎるほどの機能を利用できます。個人的にもブログ用の画像を編集・加工するのによくお世話になっているアプリでもあります。
できることはたくさんありますが、特に便利だと思う機能を挙げると、
- 文字入れ
- 矢印などの図形の挿入
- 豊富なフィルター機能
- モザイクやフレーム、スポットライト演出など細々した機能が充実している
この辺でしょうか。文字入れや矢印の挿入なんかは、ほぼPhotoScape Xで済ませています。Photoshopだと矢印の挿入なんかは面倒だったりするので、かんたんなことがかんたんにできるPhotoScape Xの使用頻度のほうが断然上ですね。
- カテゴリ:写真/ビデオ
- 価格:無料(アプリ内課金あり)
- ユーザー評価:4.6
Final Cut Pro|直感的な操作が魅力の動画編集アプリ
Macで使う動画編集アプリといえば、AdobeのPremiere ProとBlakmagic DesignのDavinci Resolve、そしてAppleの「Final Cut Pro」の3つでしょう。
- 36,800円の買い切り
- 誰しもが使いやすいUI
- 多数のエフェクトやプリセットがパッケージされている
- iPhone 13シリーズが対応する「シネマティックモード」の編集に対応
- 他のアプリに比べ動きが軽い
Final Cut Proは36,800円と安くない価格ではあるのですが、Adobe税を考えると割安。買い切りなので一度払ってしまえばずっと使えます。
Final Cut Proはこれから動画編集を始めたいという方に特におすすめです。上で挙げた3つのなかでもっとも習得に時間がかからないと思います。初心者の方でも、チュートリアルなどを数日もこなせばそれなりの動画を作成できるはず。
Premiere ProやDavinci Resolveと比べるとFinal Cut Proは、機能的に劣る部分はあるものの、それでも高度な動画を作成できます。プロ用途で使用されている方もいるほど。そういう意味では、Final Cut Proがいちばん間口が広く、いちばんおすすめしやすい動画編集アプリです。
- カテゴリ:写真/ビデオ
- 価格:36,800円
- ユーザー評価:3.4
Davinci Resolve|無料で利用できる高機能動画編集アプリ
「Davinci Resolve」は、Blakmagic Designが提供する動画編集アプリです。もともとカラー編集(カラーコレクションやカラーグレーディング)が得意分野でしたが、それ以外のテロップを入れたり、さまざまなエフェクトを入れたりといった高度な編集作業も行うことができ、プロの現場でも使われることもあるアプリ。
Davinci Resolveの魅力はその高い機能もそうですが、ほとんどの機能を無料で利用できるところにあります。HDR機能やノイズリダクション、エフェクトの一部は有償版(35,980円)のみですが、そのような高度な機能は使わない人がほとんどかと思います。
動画編集アプリを検討されている方はぜひDavinci Resolveをチェックして欲しいのですが、「これを全部無料で使っちゃっていいの?」とびっくりするはずです。それくらい機能が充実しています。
最近ではDavinci Resolveのチュートリアル動画を配信するクリエイターさんも増えてきています。「できるだけコストはかけたくないけど、高度な動画編集に挑戦してみたい」という方におすすめです。
- カテゴリ:写真/ビデオ
- 価格:無料
- ユーザー評価:4.3
コミュニケーション・生活お役立ち【おすすめMacアプリ】
最後にご紹介するのは、コミュニケーションや生活お役立ちに関するおすすめMacアプリです。
LINE|音声通話・ビデオ通話も可能なMac版LINE
多くの方が愛用しているであろう「LINE」アプリ。LINEアプリにはMac版もあります。プライベートだけでなく仕事でのコミュニケーションなど、LINEアプリを使う機会が多いのなら、ぜひMacにも入れておきましょう。
Mac版のLINEアプリには登録しているメールアドレス・パスワードでログインするか、スマホでQRコードを読み取ることでかんたんにログインできます。スタンプの利用や音声通話、ビデオ通話などスマホで利用できるほとんどの機能をMacでも利用できます。
- カテゴリ:ソーシャルネットワーキング
- 価格:無料
- ユーザー評価:2.2
Spark|無料で使える賢いメールアプリ
「Spark」は無料で使えるメールアプリ。特徴は、届いたメールを自動的に分類してくれる賢い「スマートインボックス」です。
毎日大量に届くメールマガジンのせいで、大事なメールを見落としてしまった……なんてことはないでしょうか。Sparkでは届いたメールを自動的に分類してくれるので、大事なメールを見逃しません。さらにメールマガジンを除外したメールが届いたときのみ通知する設定もでき、通知の嵐に頭を悩まされることもありません。
無料で使えるメーラーとしてはこれSpark一択と言っていいでしょう!
- カテゴリ:仕事効率化
- 価格:無料
- ユーザー評価:4.6
そら案内|カレンダーに週間予報を表示
iPhoneでは定番の天気アプリ「そら案内」ですが、Mac版そら案内も便利です。
そら案内はメニューバーに常駐させることができ、天気・温度・降水確率などの天気情報をひとめで確認できます。アイコンをクリックすると時間別・週間予報・気象画像などのより詳しい天気情報を閲覧できます。
そして便利なのは、カレンダーに週間予報を表示してくれる機能。iCloud・Googleカレンダーに週間予報を書き出してくれるので、天気に左右されるスケジュールを立てやすくなります。
毎回天気を確認するたびにWEBページにアクセスしている、という人であれば、そら案内はきっとあなたの役に立ってくれるはずです。
- カテゴリ:天気
- 価格:370円
- ユーザー評価:3.3
マイワンダフルデイズ|ゆるく続けられる日記アプリ
まさしく私がそうなのですが、「日記をつけたくても、なかなか続かない」という方におすすめなのが、「ワンダフルデイズ」という日記アプリ。
ゆるく続けていくにはぴったりな日記アプリで、面倒なときはその日の気分を表す「顔アイコン」を選んでおくだけでOK。そんな感じでゆるく続けていけるので、なにごともなかなか継続できない私でも、ワンダフルデイズでかれこれ1年以上日記を継続させられています。私のようになかなか続けられない方におすすめしたい日記アプリです。
- カテゴリ:ライフスタイル
- 価格:1,220円
- ユーザー評価:3.5
Day One|日記アプリを超えた機能
日記アプリと言えば「Day One」が有名ですよね。使いたくなるおしゃれなUIに盛りだくさんの機能。ゆるーい感じで日記をつけたいのであればマイワンダフルデイズがおすすめですが、がっちりやりたいというなら、高機能なDay Oneがいいでしょう。
複数の「ジャーナル」を作成でき、日記のほかに営業日誌や業務日誌といったように、目的に応じて分けることができます。写真の挿入はもちろん、位置情報や天気情報なども付加情報として入力でき、ライフログツールとして活躍してくれます。
ライフログという目的だけでなく、仕事上の書類の下書きなどにも使えますね。マークダウンにも対応しているので、WEBサイトの記事の下書きにも便利でしょう。フル機能を使うにはサブスクリプションに登録必要がありますが、まずは無料で使ってみて、良さそうであれば検討する価値ありです。
- カテゴリ:ライフスタイル
- 価格:450円/月(3,800円/年)
- ユーザー評価:4.6
お気に入りのiPhone/iPadアプリをMacでも!(Appleシリコンモデル)
M1チップやM1 Pro/MaxチップといったAppleシリコン搭載のMacモデルなら、macOS上でiOS/iPadOS向けのアプリを使用できます。
iPhone/iPadアプリはApp Storeからインストールできます。アプリによってはうまく動作してくれないこともありますが、私が試した限りはほとんどのアプリをMacでも使用できています。
iPhoneやiPadで愛用しているアプリでお気に入りのものがあれば、ぜひMacでも活用してみましょう。
本気で選んだおすすめMacアプリまとめ
少々長くなってしまいましたが、「本気で選んだ」という文字どおりに本当におすすめできるアプリのみを本気でピックアップしました。その結果、有料アプリが多くなってしまいましたが、やはりいいと思えるものは有料アプリに多くありました。
私は便利なそうなアプリがあれば、無料・有料にかかわらず、できるだけ積極的に購入し使ってみるようにしています。使わなくなってしまったアプリも少なくありませんが、ほとんどは価格以上に活躍してくれています。
そんな私がご紹介するおすすめアプリが、あなたの快適なMacライフの参考になれば幸いです!
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