今回ご紹介したいのは、UGREEN(ユーグリーン)のビルトインUSB-Cコネクタ付きモバイルバッテリー。コンパクト&軽量で毎日の持ち運び用のモバイルバッテリーをお探しの方にぴったりな製品です。
- スマホを約1回フル充電できる5000mAhバッテリーを搭載。
- スマホに直挿しして充電できるビルトインUSB-Cコネクタ。
- USB-Cポートも搭載し2台同時に充電可能。
- スマホを急速充電できる充電性能(最大22.5W)。
- 1%単位でバッテリー残量を表示するディスプレイを搭載。
- スマホスタンドとしても使えるキックスタンド。
ビルトインUSB-Cコネクタを搭載し、USB-Cケーブルなしでスマホに直差しして充電可能。またキックスタンド付きで使い勝手もよく考えられています。
バッテリー容量は5000mAhと少なめですが、スマホを充電するには必要十分。夕方になるとスマホのバッテリー残量が心配になる、なんて方ならこれを持っておくと安心でしょう。
仕様と外観
仕様
外観
レビュー
ということでUGREENのビルトインUSB-Cコネクタ付きモバイルバッテリーを使ってみて感じたことをレビューとしてご紹介していきましょう。
持ち運ぶには最高のサイズ感
サイズは約79 x 38 x 26 mm、重量は約112 gと超コンパクト&超軽量。
このサイズ感なら毎日持ち運ぶバッグに忍ばせておいても負担になることはありません。持ち運ぶには最高のサイズ感です。
ただコンパクトで軽量なかわりに、バッテリー容量は5000mAhとスマホを1回フル充電できるかできないかほど。それでもその日一日のスマホのバッテリーをもたせるには十分でしょう。
バッテリー容量は大きければ大きいほど安心ですが、大きく重いとどうしても使用頻度が減っていってしまいますからね。小さい・軽いは正義です。
USB-Cケーブル不要の直挿し充電
ビルトインUSB-Cコネクタがあるおかげで、USB-Cケーブルを持ち運ぶ必要はなし。スマホに直挿して充電できます。
これならケーブルを忘れてきてしまい充電できない、なんてことはないので便利。
手持ち操作も楽ラクです。iPhone 15 ProのほかにXperia 1 IIIやGoogle Pixel 7aにも挿してみましたが、振り回さない限りは勝手に抜け落ちることはなさそう。
側面にあるUSB-Cポートでスマホを充電することもできます。USB-Cコネクタを直挿しできないデバイスを充電するときや、直挿ししにくいデバイスを充電するときはこのUSB-Cポートで充電できます。
ただひとつ残念に感じたのは、ビルトインUSB-Cコネクタを折りたためないこと。
同じ5000mAhバッテリーを搭載し充電性能・機能もよく似ている「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」では、USB-Cコネクタを折りたたむことができます。
そこまで邪魔になるものではないのですが、出し入れするときなんかにUSB-Cコネクタが引っかかってしまうことも。
そもそもがコンパクトなので致命的なデメリットではないものの、これが気になる方は「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」をチェックしてみてください。充電性能としてはほぼ同じです。
スマホを急速充電できる十分なパワー
ビルトインUSB-Cコネクタと側面のUSB-Cポートは、最大22.5WのUSB PD充電に対応します。
20Wで充電したとき、iPhoneの場合は30分の充電で50%もバッテリー残量をアップさせられます。その他のAndroidスマホも20Wあればフルスピードとはいかないまでも、十分な速度で充電できるはずです。
20WあればiPadも高速に充電可能。iPadを充電するとなるとバッテリー容量的に厳しいですが、いざとなればiPadも充電できる頼もしい充電性能です。
なお側面のUSB-Cポートも最大22.5W出力に対応と、充電性能はビルトインUSB-Cコネクタと同じです。
上のように2台同時に充電することも可能です。ただしこのとき、合計最大15W出力となり急速充電はできません。
バッテリー容量的に充電性能的にも、頻繁に2台同時充電したい方はさらに大容量でパワーのあるモバイルバッテリーを選んだ方がいいでしょう。
本体を約2.5時間でフル充電
スマホの充電だけでなく、本体も高速に充電可能。20W以上のUSB-C充電器を使えば、約2.5時間で本体をフル充電できます。
入力は最大20Wに対応します。上では「UGREEN Nexode Mini 20W」を使用し充電しています。
毎日持ち運ぶモバイルバッテリーとなると、いかに本体を高速に充電できるかも大事になってきます。2.5時間でフル充電できるなら合格点でしょう。
パススルー充電に対応
モバイルバッテリー本体を充電しながらスマホを充電できる「パススルー充電」にも対応します。
コンセントが使える状況なら、上のように接続してパススルー充電すればモバイルバッテリー本体もスマホも同時に充電できます。
ただし、パススルー充電時の入出力は最大15Wとなります。モバイルバッテリーのパススルー充電は充電速度が遅くなることが多いので、個人的に使わないことが多いですね。そこにコンセントと充電器があるなら、それでスマホを充電してしまったほうが速いです。
充電速度にこだわらないのなら、本体もスマホを同時充電できるパススルー充電が便利な場面もあります。求める方にとってはポイントになりますね。
キックスタンドが地味に便利
背面のキックスタンドを起こすことで、スマホスタンドとして使用できます。
角度調節はできず簡易的なスタンドですが、デスクの上に置いておけるのは地味に便利ですね。省スペースですし、動画視聴時などに活躍してくれそうです。
このように立てることもできます。ただこの場合USB-Cコネクタへの負担が気になっちゃうかも。基本的にはスタンド使用時は横向きにしておいたほうがよさそうです。
レビューまとめ
ということで今回はUGREENのビルトインUSB-Cコネクタ付きモバイルバッテリーをご紹介させていただきました。
最後にメリット・デメリットをまとめます。
- コンパクトで軽量、毎日持ち運んでも負担にならないサイズ感。
- ビルトインUSB-Cコネクタ付きでケーブル不要で充電できる。
- スマホを急速充電できる高い充電性能。
- 具体的なバッテリー残量を確認できるディスプレイが便利。
- 地味に活躍してくれるキックスタンド。
- 価格が安い。コスパパフォーマンスが優れている。
- ビルトインUSB-Cコネクタを折りたたむことができない。
- 直付けのキャップが邪魔に感じる場面がある。
非常に使い勝手のいいモバイルバッテリーだけに、折りたためないビルトインUSB-Cコネクタが気になってしまいますね。また私は直付けのキャップが邪魔に感じる場面がありました。
ここはもうちょっと工夫して欲しかったな、というのが正直なところ。1%単位で確認できるディスプレイやキックスタンドが便利なだけに惜しいポイントだと感じました。
Amazonでは頻繁にUGREEN製品がタイムセール対象となっています。安くなっているところ見かけたらチェックしてみる価値はあるでしょう!
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