今回ご紹介したいのは、CIO(シーアイオー)の人気モバイルバッテリー、「CIO SMARTCOBY DUO 20W」です。
10000mAhバッテリーを搭載しながらコンパクト・軽量で、最大20WのType-Cポート(合計最大40W)を2つ搭載します。コンパクトながらパワフル、スペック的にはスマホやタブレットにぴったりモバイルバッテリーです。
スマホ向けに持ち運びしやすいモバイルバッテリーを探している!
このような方はぜひ本製品をチェックしてみてください!
CIO SMARTCOBY DUO 20Wの特徴と仕様
仕様
CIO SMARTCOBY DUO 20Wの仕様についてまとめました。
製品名 | CIO SMARTCOBY DUO 20W |
---|---|
型番 | SMARTCOBY20W2C |
バッテリー容量 | 10000 mAh |
搭載ポート | Type-C x 2 |
Type-C1/C2出力 | 5V⎓2.4A / 9V⎓2.22A / 12V⎓1.68A(最大20W) |
合計出力 | 最大40W(20W + 20W) |
Type-C1/C2入力 | 5V⎓2.4A / 9V⎓2A / 12V⎓1.5A(最大18W) |
充電時間 | 約2.2時間 |
サイズ | 約99. 5 x 51.5 x 25 mm |
重量 | 約180 g |
カラー | ブラック/ホワイト |
パッケージ内容 | CIO SMARTCOBY DUO 20W 取扱説明書 |
仕様についてポイントをまとめると、
- 10000mAhバッテリーを搭載
- 最大20WのType-Cポート x 2
- 合計最大40W
- 約99. 5 x 51.5 x 25 mm、約180 gとコンパクトで軽量
このようになりますね。
なお、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色です。
外観についてはこのあとご紹介していきますが、ホコリや指紋の付着が気になる方にはホワイトがおすすめ。今回私が購入したのはブラックです。
パッケージ内容はモバイルバッテリー本体と取扱説明書のみ。Type-Cケーブルは付属されていません。
対応する急速充電規格
USB電流・電圧チェッカーで、CIO SMARTCOBY DUO 20Wが対応する急速充電規格をチェックしてみました。
USBポート | 急速充電規格 |
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Type-C1/C2 | USB PD 3.0 Fast Charge Protocol Adaptive Fast Charging Quick Charge 3.0 Apple 2.4A |
取扱説明書では「USB PD 3.0に対応」とだけ書かれていましたが、ファーウェイの「FCP(Fast Charger Protocol)」やサムスンの「AFC(Adaptive Fast Charging)」にも対応しているようです。
USB PDのPDOは上のとおり。商品説明や本体に記載のある仕様と相違ありません。
CIO SMARTCOBY DUO 20Wレビュー
それではCIO SMARTCOBY DUO 20Wのレビューに入っていきましょう!ここでは以下に注目してレビューしています。
- 外観・デザイン
- サイズ・重量
- 充電性能
外観・デザイン
このとおり、シンプルなデザインのモバイルバッテリーです。
表面はシリコン素材のマットな質感。CIOのロゴや側面部分には光沢のある素材が使われており、シンプルながら高級感があります。
ただブラックは付着したホコリや指紋が目立ちやすいことには注意です。シリコン素材で手に持ったときのホールド感は抜群ですが、滑りにくいぶんホコリが引っかかりやすい印象を受けます。
ホコリや指紋の付着が気になる方は、ブラックではなくホワイトがいいでしょう。
側面に2つのType-Cポートが並びます。
Type-Cポートのある反対側に、仕様やPSEマークが表示されています。
モバイルバッテリー使用中は、上のようにバッテリー残量を1%単位で確認できます。ドットタイプのLEDランプがユニークでおしゃれ。
モバイルバッテリー本体を充電しているときは上のような表示になります。
CIO SMARTCOBY DUO 20Wには物理ボタンはありません。充電中にしかバッテリー残量を確認できないのはちょっと不便ですね。持ち出していざ充電しようとするとバッテリー残量がなかった、なんてこともあり得るので注意です。
サイズ・重量
CIO SMARTCOBY DUO 20Wのサイズは約99. 5 x 51.5 x 25 mm。
重量を量ってみると、約189 gでした。公称の「約180 g」よりわずかに重くなっていますが、個体差と言っていいほどの差でしょう。
iPhone 12 Pro Maxと並べてみました。持ち運びに困ることはまずないサイズ感です。
上はiPad(第10世代)とのサイズ比較ですです。CIO SMARTCOBY DUO 20Wは最大20WのType-Cポートを搭載、iPadも高速に充電できる充電性能を持ちます。iPadのお供にもぴったりですね!
同じ10000mAhクラスのモバイルバッテリーとサイズ・重量を比較してみました。
モバイルバッテリー | 搭載ポート | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|
CIO SMARTCOBY DUO 20W | Type-C x 2 (最大20W x 2) | 約99. 5 x 51.5 x 25 mm | 約180 g |
Anker 523 Power Bank (PowerCore 10000) | Type-C x 1 Type-A x 1 (最大20W) | 約153 × 72 × 16 mm | 約250 g |
Zendure SuperMini | Type-C x 1 Type-A x 1 (最大20W) | 約79 x 56 x 26 mm | 約180 g |
サイズ感的に近いのはZendure(ゼンデュア) SuperMini。ただ充電性能はCIO SMARTCOBY DUO 20Wのほうが高くなっています。
CIO SMARTCOBY DUO 20Wは、10000mAhクラスモバイルバッテリーでは最小・最軽量クラスのモバイルバッテリーです。
10000mAhバッテリー、そして最大20WのType-Cポートを2つ(合計最大40W)搭載することを考えると、非常にコンパクトにまとめられています。スリムで薄めのポケットにも収まってくれますし、毎日持ち運ぶ普段使い用のモバイルバッテリーに最適です。
最大20WのType-Cポートでスマホを急速充電
上ではiPhone 12 Pro Maxを充電しています。
iPhone充電中のワット数を確認してみると、約19Wで充電できていました。高速に充電できていますね!
USB PDによる 急速充電は、iPhoneだけでなく多くのAndroidスマホも対応しています。上ではXperia 1 IIIを充電しています。
Xperia 1 IIIも20W近いワット数で充電できています。
上ではiPad(第10世代)を充電しています。CIO SMARTCOBY DUO 20Wは最大20Wに対応、iPad付属のApple 20W USB-C電源アダプタと同等の速度で充電できます。
iPad(第10世代)も20W近いワット数で充電できています。
ニンテンドースイッチもUSB PDに対応。スマホやスイッチなど、持ち出すことの多いデバイスと相性バッチリです。
CIO SMARTCOBY DUO 20Wへの入力は最大18Wに対応します。USB PDに対応するType-C充電器を使うことで、本体を約2.2時間で充電できます。
合計最大40Wだから2台同時に急速充電OK
CIO SMARTCOBY DUO 20Wの2つのType-Cポートは合計最大40Wに対応、スマホやタブレットなら2台同時に急速充電できます。
10000mAhクラスのモバイルバッテリーで、最大40Wに対応するものはほとんどありません。合計最大40Wに対応するCIO SMARTCOBY DUO 20Wは、コンパクトでもパワフルなモバイルバッテリーです。
CIO SMARTCOBY DUO 20Wレビューまとめ
今回はコンパクトでパワフルなモバイルバッテリー、CIO SMARTCOBY DUO 20Wをご紹介させていただきました。最後にメリットとデメリットをまとめます。
- コンパクトで軽量、持ち運びしやすい。
- 最大20WのType-Cポートを搭載しあらゆるデバイスを急速充電できる。
- 合計最大40W(20W + 20W)対応で2台同時に急速充電できる。
- ドットタイプのLEDランプでバッテリー残量を1%単位で確認できる。
- ブラック色はホコリ・指紋汚れが目立ちやすい。
- 物理ボタンがなく、充電中にしかバッテリー残量を確認できない。
個人的にはバッテリー残量を確認できる物理ボタンが欲しかったな、というところですが、それくらいしかデメリットがありません。非常に完成度の高いモバイルバッテリーだと感じました。
合計最大40W対応でスマホ + αを同時に充電できるパワフルな仕様は非常に便利ですね。私の場合は、iPhone + iPadやiPhone + Apple Watchという組み合わせが多いでしょうか。CIO SMARTCOBY DUO 20Wならこれら2台を同時に急速充電できます。
10000mAhクラスのモバイルバッテリーをお探しの方にぜひチェックして欲しい製品です!