充電中のワット数が表示される、表示スクリーンを搭載したUSB-C to Cケーブルを発見、面白そうなので買ってみました。購入したのは「Mcdodo」という中華ブランドのUSB-Cケーブルです。
- 充電中の「ワット(W)数」をリアルタイムで表示してくれる
- USB PDで急速充電できているかを確認できる
- 最大100W(5A/20V)対応でノートPCの充電にも使用できる
充電中の充電速度を見える化してくれ、面白いだけでなくなかなか実用的な製品だと感じました。このUSB-Cケーブルを使えば、「きちんと急速充電できているか」が一目瞭然です。興味のある方はぜひチェックしてみてください!
充電中のワット数を表示してくれるUSB-Cケーブルをレビュー
▲ 同梱品はUSB-Cケーブルのみ。長さは1.2mです。
▲ ナイロン編み込み式のケーブルで、見て触るからに頑丈そう。商品説明には「30000以上の厳しい折り曲げ試験を耐え」とありますが、確かにしっかりしたつくりです。
▲ 片側のコネクタ付近にワット数を表示するスクリーンがあります。
▲ 早速iPad Airの充電に使用してみると、上のように充電中のワット数が表示されます。小数点以下は表示されていませんが、どれくらいのワット数で充電できているかを知るには十分です。
あと注目してほしいのは、「PD」という表示。これは、急速充電規格の「USB PD(Power Devliery)」のことです。この「PD」という表示が、「USB PD充電できている」ことを示します。USB PD充電されていなければ、この「PD」は表示されません。
▲ 上は16インチMacBook Proを100W対応のUSB-C充電器に接続しています。このUSB-Cケーブルは最大100W(20V/5A)の充電に対応、ノートPCなどの大型デバイスの充電にも使用できます。
「USBケーブルチェッカー2」という製品でUSB-Cケーブルの仕様を確認してみると、60W(20V/3A)を超える充電に必要な「eMaker(イーマーカー)」を内蔵しています。
USB規格は「USB 2.0」で最大480Mbpsのデータ転送に対応。ただし、オルタネートモードには対応していないので、このUSB-Cケーブルを使って音声・映像を出力することはできないので注意してください。
▲ 「表示されるワット数がどれくらい正確か?」というところですが、電流と電圧を計測できるUSBチェッカーと合わせて表示させてみると、数ワットの差異が見られました。それでも、大まかなワット数を確認するには十分。複数のUSB充電器で試しましたが、USBチェッカーと連動して表示されるワット数が変化します。
充電の状態が目に見えると便利なことが多い
充電中のワット数が見えると、以下のようなメリットがあります。
- きちんと期待どおりの充電速度で充電できているかが分かる
- USB PD充電できているかが分かる
- 使用しているUSB充電器の充電性能が分かる。
- デバイスの充電が終了しているかが一目で分かる
通常、デバイスがフル充電に近づくとワット数が低くなっていき、最終的にゼロ表示になります。USB-Cケーブルのスクリーン表示を見れば、充電が完了しているかどうかが一目で分かります。これが地味に便利ですね!
必須アイテムではないかもしれませんが、1本持っておけばなにかと活躍してくれる場面があります。そう高価なケーブルではないので、ぜひチェックしてみてください!
なお、同社の製品には、同じ機能を持つ「USB-C to ライトニングケーブル」もあります。iPhoneやiPadの充電時のワット数やUSB PDで充電できているかを知りたい方はこちらです。
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