今回ご紹介するのは、CIOの大容量モバイルバッテリー「CIO SMARTCOBY TRIO」の第2世代、新型モデルです。

従来モデルと同じ20000mAhバッテリーを内蔵しながらコンパクトに進化。より持ち運びしやすくなりました。
20000mAhクラスのモバイルバッテリーをお探しなら、間違いなく本製品を選択肢に入れるべき。そう言ってもいいほど優秀なモバイルバッテリーだと感じました。
- 20000mAhクラスではトップクラスにコンパクトなモバイルバッテリー
- 最大67W出力とパワフル、ノートPCも充電できる
- PPS充電(3.3-11V/6A)に対応、Galaxyスマホの超急速充電にも対応
- 合計3ポート搭載、同時充電時は効率的に電力分配してくれる
- パススルー充電に対応
- 付属USB-Cケーブルが60W超の充電に未対応
- サイズの割に重い(約333 g)
製品の特徴と仕様
CIO SMARTCOBY TRIOの特徴を簡潔にまとめると以下になります。
- 20000mAhの大容量モバイルバッテリー
- 同クラスではトップクラスのコンパクトさ
- USB-Cポートは最大67W出力とパワフル
- 合計3ポート搭載、同時充電時は賢く電力分配
詳しい仕様は以下のとおりです。
製品名 | CIO SMARTCOBY TRIO |
---|---|
バッテリー容量 | 20000 mAh |
搭載ポート | USB-C x 2 USB-A x 1 |
USB-C1/C2入力 | 最大67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A) |
USB-C1/C2出力 | 最大67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A) PPS 3.3-11V/6A |
USB-A出力 | 最大22.5W(4.5V=5A / 5V=3A / 9V=2A / 12V=1.5A) |
合計出力 | C1 + C2:最大65W C1 + A:最大67.5W C1 + C2 + A:最大60W |
パススルー充電 | 対応 |
サイズ | 約95 x 69 x 29.5 mm |
重量 | 333 g |
カラー | ブラック ホワイト |
パッケージ内容 | 本体 USB-C to Cケーブル 取扱説明書 |
価格(税込) | 8,980円 |
パッケージには本体の他にUSB-Cケーブルが含まれています。
付属のUSB-Cケーブルの仕様を確認したところ、60Wを越える充電には未対応のものでした。
USB-CケーブルにeMarkerチップが内蔵されていないと、60Wを越える充電はできません。
ノートPCなどの大型デバイスを充電される方は、eMarkerチップが内蔵された100W充電対応のUSB-Cケーブルを用意しておきましょう。あわせて「おすすめのUSB-Cケーブル」をチェックしてみてください。
それにしてもちょっと不親切な印象を受けますね。せめて注意書きでもあればと思いますが、これだと知らずに使っちゃう方は多いのではと思います。
CIOおなじみの高級感のあるデザイン
外観・デザインはCIOおなじみのものとなっています。
カラーバリエーションにはブラックとホワイトの2色あり、私はブラックを選択しました。
外装にはシボ加工が施されており、傷や指紋が目立ちにくくなっています。アルミプレートが使われたCIOロゴと相まって、非常に高級感のある仕上がり。
USBポートは合計3つ搭載されており、USB-Cが2つ、USB-Aが1つとなってます。
サイドのボタンを押すかUSBポートにデバイスを接続すると、ディスプレイが点灯し1%単位でバッテリー残量を表示してくれます。
従来モデルでもバッテリー残量は表示してくれたのですが、ドットタイプの表示は正直見づらいんですよね。こっちのほうが見やすいですし実用的です。
コンパクトさはトップクラス
CIO SMARTCOBY TRIOのサイズは約95 x 69 x 29.5 mmと超コンパクト。
CIOがうたう「物理法則無視」は意味がよく分かりませんが、20000mAhバッテリー搭載にしては確かに小さいです。
従来モデル(約 150.5 x 72.5 x 26 mm)と比較して体積比で約26%減とのこと。厚みはあるものの、ひと目で小さいと分かるサイズ感です。
他の20000mAhクラスのモバイルバッテリーと比較すると、いかにコンパクトなのかが分かります。同クラスでは間違いなくトップクラスのコンパクトさでしょう。
MacBook AirやMacBook Pro 14インチのお供にするには最高ではないでしょうか。
いわゆるモバイルノートPCに分類されるノートPCなら、Windowsパソコンでも65W程度の出力でカバーできること多いですね。これならコンパクトに一緒に持ち出せます。
手に持つとずっしり
CIO SMARTCOBY TRIOの重量は約333 gです。
実測では339.34 gでした。この程度の差なら公称値どおりと言っていいかと思います。
20000mAhバッテリーにしては軽いものの、手に持つとずっしりきます。
私の感覚になってしまいますが、この重量のモバイルバッテリーを毎日持ち運べ、と言われるとキツイですね。
コンパクトさに関して「物理法則無視」とうたいハードルが上がりまくっているので、「コンパクトだからきっと軽いのだろう」という感覚で購入しちゃうと後悔してしまうかもしれません。
それでも20000mAhクラスのモバイルバッテリーのなかでは軽いのは確か。ただその見た目ほど軽いわけではないのでご注意ください。
最大67Wとパワフル、PPS充電にも対応
続いては充電性能を見ていきます。
CIO SMARTCOBY TRIOのUSB-Cポートは最大67W出力に対応とパワフル。MacBook Airならフルスピードで充電可能なパワーです。
好感が持てるのは小さくてもしっかりパワフルなところですね。このサイズ感のモバイルバッテリーでノートPCを充電できるのは嬉しいポイント!
ただ上でも書いたように、ノートPCを充電する際は100W充電に対応するUSB-Cケーブルを用意してください。付属のUSB-Cケーブルだと60Wまでとなってしまうので注意です。
またUSB-Cポートは、効率的に充電できるUSB PDのオプション規格「PPS(Programmable Power Supply)充電」にも対応します。
PPS充電(3.3-11V/6A)に対応するため、Galaxyスマホが対応する超急速充電(25W)・超急速充電2.0(45W)にも対応します。
対応するAndroidスマホをお持ちの方は、PPS充電の恩恵を受けられます。
同時充電時は賢く電力分配
CIO SMARTCOBY TRIOは、接続デバイスに応じて最適な電力を供給するCIO独自技術「NovaIntelligence」に対応します。
公式の画像が分かりやすいですね。上のように合計最大65Wの範囲で電力を効率的に振り分けてくれます。
モバイルバッテリーによっては高出力ポートが固定されていたりしますが、CIO SMARTCOBY TRIOなら何も考えず空いているUSB-Cポートに挿せばOK。勝手にいい感じに充電してくれます。
一応NovaIntelligence機能がうまく動いてくれているかどうか確認してみましょう。
iPhone 15 ProとiPad(第10世代)を同時充電してみると、27W(9V/3A) + 30W(15V/2A)で振り分けられていました。30W + 30WでないのはiPhone 15 Proが最大27Wまでの充電となるからです。
iPhone 15 ProとM2 MacBook Air 13インチでは、20W(9V/2.22A) + 45W(20V/2.25A)で振り分けられています。確かに接続デバイスに応じて出力が変動しています。
iPad(第10世代)とM2 MacBook Air 13インチでは、20W(12V/1.67A)、45W(20V/2.25A)となっていました。
いずれの場合も接続するUSB-Cポートを入れ替えても、それに応じて出力が変化しています。「どのUSB-Cポートに接続しようか」を考えずに済むのはラクで便利!
約90分で本体フル充電できる
CIO SMARTCOBY TRIOのUSB-Cポートは出力だけでなく入力も最大67Wに対応します。
67W以上のUSB-C充電器を使えば、約90分でモバイルバッテリー本体をフル充電可能。上では「Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)」を使用し充電しています。
大容量になればなるほど、入力の対応ワット数が大事になってきます。入力の充電性能が低いモバイルバッテリーとなると、20000mAhクラスならフル充電に4、5時間かかることもありますからね。
ちなみに最大65WのUSB-C充電器で実勢の充電ワット数はほぼ変わりませんでした。
上ではUGREEN Nexode Pro 65Wで充電しています。
USB-C充電器では20W・30W・45Wの次は65Wが一般的。65W対応のUSB-C充電器をお持ちであれば、67W充電時と変わらない速度で充電できるはずです。
またCIO SMARTCOBY TRIOはパススルー充電にも対応します。
パススルー充電時は接続デバイスが優先的に充電されます。上の場合だとiPhoneを優先的に充電しつつ、余力でモバイルバッテリー本体が充電されています。
モバイルバッテリー本体が充電されているあいだ、ディスプレイに表示されたバッテリー残量表示が点滅。ディスプレイを見れば充電されているかどうかを確認できます。
レビューまとめ
CIO SMARTCOBY TRIOをレビューしてみて、もっともインパクトがあったのはやはりコンパクトさ。
20000mAhクラスのモバイルバッテリーでこれほどのサイズ感で持ち運べるものは、いまのところこれ以外ないでしょう。
モバイルバッテリーは大容量であればあるほど安心ですが、トレードオフでサイズと重量が負担になってしまいますよね。サイズの割に重いものの軽い部類ですし、コンパクトさはピカイチ。多くの人にハマるモバイルバッテリーだと感じました。
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