65Wクラスの充電器はまさに激戦区。
コンパクトで軽量な充電器やポートが充実しているもの、おしゃれでデザイン性の高いものなど、さまざまなメーカー・ブランドから優秀な充電器がたくさん販売されています。
今回ご紹介する「CIO NovaPort DUOⅡ 67W」も、その優秀な充電器のひとつです。
近い充電性能を持つ充電器のなかでは、CIO NovaPort DUOⅡ 67Wは最小・最軽量クラス。優れた携帯性を維持しながら、パワフルな2つのUSB-Cポートを搭載し機能的な充電器でもあります。
- ノートPCを充電したい
- スマホとタブレットの2台を同時に急速充電したい
- 持ち運びしたいから小さくて軽いほうがいい
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wをレビューしてみて、このような方にぴったりだと感じました。当てはまる方はぜひチェックしていただければと思います!
- 最小・最軽量クラスで持ち運びしやすい
- 出力の自動調節機能「Nova Intelligence」機能で賢く電力分配
- 充電の「瞬断」が発生しにくい
- 温度管理機能、絶縁キャップ付きの電源プラグで安心
- USB-Aポートは未搭載
- コンパクトなだけに発熱が気になる
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wの仕様と外観
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wの特徴は以下のとおりです。
- 超コンパクト&超軽量
- 単ポート最大67W出力に対応
- 2ポート搭載で出力の自動調節機能付き(Nova Intelligence)
- 高温状態を検知し出力を調節する温度管理機能(NovaSafety2.0)
- デバイス接続時に一時的に充電が停止する「瞬断」を抑制
- コンセントから脱落しにくい設計に改良
- CIOおなじみのシボ加工とシンプルなデザイン
ただ「小さい充電器」というだけでなく、高い充電性能や使い勝手の良さなど、細部にまでこだわって設計されている印象です。
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wの仕様
USB-Cケーブルは付属されておらず、お持ちでない場合は別途用意する必要があります。
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wは60Wを超える充電に対応します。その充電性能を最大限に活かすには、「60W以上の充電に対応するUSB-Cケーブル」を用意する必要があるでご注意ください。
100W充電に対応するUSB-Cケーブルがあれば、さまざまなデバイスの充電をカバーできるので便利です。
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wの外観
それではCIO NovaPort DUOⅡ 67Wの外観をご紹介していきましょう。
デザインとしては非常にシンプルですね。
カラーはホワイトとブラックの2色あります。私はどちらかというとホワイトがお気に入り。お好みに合わせてどうぞ。
正面に2つのUSB-Cポートが配置されています。
ポートの周辺に出力ワット数やスマホのアイコンなどが表示されている充電器が多いですが、CIO NovaPort DUOⅡ 67Wには余計なものが表示されていません。私は本充電器のようなミニマムなデザインが好みですね。
ミニマムなデザインだからこそ、メタルプレートのロゴデザインが目立ちます。個人的には「ロゴはもっと目立たなくして欲しい派」ですが、目立ち過ぎているわけではないのでヨシとしてます。
充電器の表面はざらざらとした「シボ加工」が施されています。傷が目立ちにくいメリットがあるのと、一眼カメラのような所有欲を満たしてくれる質感がいい感じ。
電源プラグは折りたたみ式。電源プラグの根元にはトラッキング火災を防止のための「絶縁キャップ」が付けられています。
最近のCIO製充電器では、コンセントから脱落しにくいよう、電源プラグのある面フラットなデザインが採用されていますね。
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wくらいのサイズ・重量の充電器ならそもそも脱落することはないかと思いますが、この辺の細かい使い勝手まで配慮してくれているのは嬉しいポイントです。
充電器本体の底面に充電に関する仕様とPSEマークなどの各種マークが表示されています。
携帯性は抜群!とにかく小さい、軽い
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wのサイズは約50 x 40 x 29 mmと、そのコンパクトさは65Wクラスの充電器のなかでもトップクラス。
AR
実物を3Dスキャンしてみたので、普段持ち歩いているスマホやよく使っている充電器と並べてみてください。CIO NovaPort DUOⅡ 67Wがいかに小さいかが分かるかと思います。
MacBookに付属されている「Apple 70W USB-C電源アダプタ」と並べてみるとこのとおり。ほぼ同じ充電性能があるにもかかわらず、非常に大きいサイズ差があります。
サイズ感的には一般的なワイヤレスイヤホン並みですね。AirPods 4よりふたまわりほど大きいとはいえ、サイズ感としてはほぼ同じです。
このサイズなら持ち運びに困ることはないかと思います。
13インチクラスのいわゆるモバイルノートPCに分類されるデバイスなら、67W出力でほぼカバーできるかと思います。MacBookの充電器としてはぴったりですね。
もしあなたが大きく充電器を持ち運んでいるなら、CIO NovaPort DUOⅡ 67Wで省スペース化を実現できるでしょう。
電源タップなどでよく発生する干渉も、コンパクトなCIO NovaPort DUOⅡ 67Wなら起こりにくいですね。
スケールで重量を確認してみると、実測では100 gを切っていました。だいたいスーパーで売られている卵2個分の重さです。
コンパクトで軽量、携帯性については文句のつけようがありません。持ち運びする方でもしない方でも、小さくて困ることはないですからね。実物を見れば、そのコンパクトさにきっと驚くかと思います。
小さくてもパワフル!そして高機能
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wの高い充電性能や機能性も注目したいポイントです。
USB-Cポートは最大67Wの出力に対応。私がよく持ち歩いているMacBook Airを充電してみると、実測で約65Wと高速に充電できていました。
最大67Wですから、MacBookでいえばMacBook Airだけでなく14インチMacBook Proの充電もカバーできます。たいていのデバイスの充電はCIO NovaPort DUOⅡ 67Wで対応できるはずです。
あとCIO NovaPort DUOⅡ 67Wは、USB PDのPPS(Programmable Power Supply)充電にも対応します。Galaxyスマホの超急速充電(25W)/超急速充電 2.0(45W)の中身はPPS充電。対応するスマホをお持ちの方はより高速な充電に期待できます。
次にiPhone 16 ProとMacBook Airを同時充電してみると、それぞれ約29、約24Wで充電できていました。
- 45W+20W
- 20W+45W
- 30W+30W
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wには、接続デバイスに応じて上の3つのパターンで自動的に振り分ける機能が搭載されています(Nova Intelligence)。
上のiPhone + MacBook Airの組み合わせだと、30W + 30Wで振り分けられていました。「どのデバイスをどっちのポートに挿す?」ということを考えなくていいのは非常にラクですね。
CIO NovaPort DUOⅡ 67Wなら、何も考えなくてもただ空いているポートに挿せばOK。自動的に接続された2台のデバイスを効率的に充電してくれます。
レビューまとめ:ただ小さいだけ充電器じゃない
ということで今回は「CIO NovaPort DUOⅡ 67W」をご紹介させていただきました。
実際にレビューしてみて感じたのは、CIO NovaPort DUOⅡ 67Wは、「ただ小さいだけの充電器じゃない」ということ。
小さくてもしっかりパワフルですし、出力の自動調節機能や「瞬断」を抑制してくれる機能、絶縁キャップ付きの電源プラグなど、多くの機能が詰め込まれています。
持ち運びしやすい充電器を探しているなら、CIO NovaPort DUOⅡ 67Wをチェックすべきです!
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