今回の記事では、「iPhoneの中古を買うならどこ?」について徹底解説します。
高性能化と高機能化、そして円安情勢もあって、iPhoneの本体価格は上昇中です。10万円超えは当たり前ですし、Proモデルとなると20万円を超えてきます。
そこで今、新品より安く買える「中古iPhone」という選択肢が注目されています。中古iPhoneは、「安く買いたい」や「コスパを重視したい」という方にとってベストな選択肢です。
そのときもっとも重要なポイントになるのが、「中古iPhoneをどこで買うか」ということ。どこで買うかで品揃えや保証が違いますし、もちろん価格も違ってきます。
中古iPhoneを買うならどこがおすすめなのかに加えて、購入時の注意点ついても詳しくご紹介しています。購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください!
おすすめの中古iPhone購入方法
- イオシス:価格が安く中古iPhoneの在庫が豊富
-
- 業界トップクラスの安さ
- 中古iPhoneの豊富な在庫数
- 3か月の安心保証&赤ロム永久保証
実際にけっこう安い!3か月の保証で安心
- にこスマ:バッテリー最大容量を確認でき安心
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- 業界トップクラスの安さ
- 中古iPhoneの豊富な在庫数
- 状態やバッテリーの劣化具合を製品ごとに詳しく確認できる
- 1年間の安心保証&赤ロム永久保証
- 多くの支払い方法に対応(PayPay、楽天ペイ、あと払いなど)
1年間の保証&状態の詳細な表示で安心
iPhoneの中古を買うならどこがおすすめ?6つの方法
中古iPhoneを買うなら、ズバリ以下の購入方法がおすすめです。
- 中古iPhoneを買うならどこがおすすめ?
-
- イオシス|安さと在庫数が魅力の人気中古ショップ
- にこスマ|1年間の保証とバッテリー最大容量を確認できる
- ゲオオンラインストア|在庫数の多さはナンバーワン
- Amazon整備済み品|当たり外れはあるが価格は安い
- Apple認定整備済製品|新品レベルの品質と保証
- キャリア販売の中古iPhone|新規・MNP・機種変で割引きがある場合あり
おすすめ順に並べてあります。ひとつずつ特徴やメリットをご紹介していきましょう!
1. イオシス|安さと豊富な在庫数が魅力の中古ショップ

メリット
- 業界のなかでも価格が安い
- 常時在庫が充実している
- 状態によってランク付けされており選びやすい
- 中古品では3か月、未使用品では6か月の販売店保証があり安心
- ネットワーク利用制限「▲」のiPhoneに対応する赤ロム永久保証
デメリット
- 送料640円がかかる
- 状態が分かる個別写真が掲載されていない
- バッテリーの最大容量が表示されていない
中古iPhoneを買うなら、まずチェックしておきたいのが大手中古ショップ「イオシス」です。
イオシスは、中古スマホやタブレット、パソコンを数多く取り扱う老舗の中古ショップ。全国に買取センターを含め12店舗の実店舗を展開しています。
「けっこう安い。」がモットーで、実際にけっこう安く、中古iPhoneの安さは業界でもトップクラスです。送料640円がかかるものの、それを差し引いても安いです。

豊富な在庫数も魅力で、あなたの条件に合ったものを多くの選択肢から見つけられます。いつ見ても在庫が充実していますね。
また、3か月と長い保証期間もイオシスの魅力です。
状態 | 概要 | 保証期間 |
---|---|---|
新品 | 未開封品。 | メーカー保証での対応 |
未使用品 | 使用されていない開封済み商品。動作確認のため通電済み。 | 6か月間保証 |
中古Aランク | 使用感の少ない中古品。美品。 | 3か月間保証 |
中古Bランク | 経年劣化に該当する使用感が見られる中古品。 | |
中古Cランク | 経年劣化に該当しない傷、ひび割れ、劣化、欠品が見られる中古品。 |
ランク別に保証期間が設定されており、通常の中古品であれば3か月の保証となります。未使用品は6か月の保証です。
万が一初期不良や動作不良に遭遇しても、保証期間内なら交換もしくは返金で対応してくれるので、利用者としては安心です。
実際にけっこう安い!3か月の保証で安心
2. にこスマ|1年間と長い保証とバッテリー最大容量の表示

メリット
- 在庫が充実しておりぴったりな製品を見つけられる
- 個別に状態を確認できる写真、バッテリー最大容量の表示で選びやすい
- 製品の状態によってランク付けされており選びやすい
- 購入日から1年間の無料返品交換期間(Jグレード品は対象外)
- ネットワーク利用制限「▲」のiPhoneに対応する赤ロム永久保証
- 支払い方法の選択肢が多い(ペイペイやペイディなど)
デメリット
- 充電器などの付属品はなく本体のみの販売となる
- イオシスと比較するとわずかに価格が上がる
続いてご紹介するのは、長期保証とバッテリー最大容量の表示が魅力の「にこスマ」です。
にこスマは、伊藤忠商事100%のグループ会社である株式会社Belongが運営するオンライン中古ショップ。中古スマホやタブレットをメインに格安で販売されています。
価格の安さはイオシスに負ける印象ですが、充実した在庫数と特にバッテリー最大容量の表示が魅力。これは「バッテリーの劣化が心配」という方にとって大きな安心要素になります。

バッテリー最大容量は個別の製品ページで確認できます。

またにこスマでは1年間と長い保証が付いており、初期不良などに対して無料交換で対応してくれます。また、購入から30日以内なら返金での対応も可能。14日以内なら自己都合による返金もOKです(14日以内の返品時の手数料は購入者負担)。
にこスマの状態別のランク付けは以下のとおり。
- 中古Aグレード:新品に近い状態。見た目にもこだわる人におすすめ。
- 中古Bグレード:細かな傷など使用感がある程度ある状態。
- 中古Cグレード:傷が目立つ状態。ケースをつければ見えなくなるので価格重視の方にオススメ。
引用:にこスマ
一貫した基準できちんとランク付けされているかどうかは選びやすさに関わってくるところ。選びやすさも問題なしですね。
あとに個人的に嬉しいのが、QRコード決済系の支払いサービスへの対応。
- クレジットカード
- Amazon Pay
- Apple Pay
- d払い
- 楽天ペイ
- PayPay
- あと払い(ペイディ)
- 代金引換(手数料無料)
ペイペイやd払い、楽天ペイに対応しているのは便利ですね。
d払いでは支払いにdポイントを使えますし、楽天ペイでは楽天ポイントを利用できます。所有しているdポイントや楽天ポイントを中古iPhoneの購入に充てられるわけですね。これ、嬉しい人は多いのではないでしょうか。
価格はイオシスのほうがわずかに安い印象ですが、バッテリー最大容量の表示は安心ですし、個別の写真も確認できることもポイント。そしてこの支払い方法の多さも非常に便利です。
中古iPhoneを買うなら、にこスマはイオシスと並んでチェックしたい中古ショップでしょう。
1年間の保証&状態の詳細な表示で安心
3. ゲオオンラインストア|在庫数の多さNo.1の中古ショップ

メリット
- 在庫数が多く自分にぴったりな製品を見つけられる
- 製品の状態によってランク付けされている
- 個別に状態を確認できる写真、コメント付き(一部)
- 購入日から30日間の保証(30日以内に連絡)
- ネットワーク利用制限「▲」のiPhoneに対応する赤ロム永久保証
デメリット
- 保証期間が30日間と短め
- 発送に時間がかかる場合がある(1~5営業日以内)
- イオシスと比較するとわずかに価格が上がる
在庫数が多く自分にぴったりな中古iPhoneを見つけられる「ゲオオンラインストア」。
ゲオといえば全国に1,000店舗以上ある実店舗のイメージが大きいですが、その全国の実店舗で抱えている在庫の一部、およびオンラインストア用の在庫をオンラインで購入できます。
2025年7月29日現在、ゲオオンラインストアで販売されている中古iPhoneの総数は、なんと19,438台。常時2万台前後の在庫があるイメージです。他では見つけられなかったモデルがゲオオンラインストアで見つけられるかもしれません。
ゲオオンラインストアでは、製品個別に写真を用意してくれおり安心して選べるメリットがあります(一部)。写真ですべてを把握できるわけではないものの、購入製品の実物を確認できるのは安心感があります。

また、分かりやすいランク付けと査定コメントも記載されておりオンラインでも安心して購入できるように工夫されていますね。
保証期間は30日間となっています。
状態 | 概要 | 保証期間 |
---|---|---|
新品 | 通電、動作されていない未開封品。 | メーカー保証での対応 |
状態S (未使用品) | 本体、付属品ともに使用跡、キズ等がなく、通常使用されていない。 | 30日以内に連絡 |
状態A (非常に良い) | 目立たない傷はあるが、 動作・機能に問題がない状態。 | |
状態B (良い) | 細かな傷があり、塗装の剥がれなど使用感があるが、動作・機能には問題がない状態。 | |
状態C (可) | 経年劣化に該当しない傷、ひび割れ、劣化、欠品が見られる中古品。 |
イオシスの3か月やにこスマの1年間と比較すると短いですが、動作不良を確認するには十分な期間でしょう。ネットワーク利用制限「▲」のiPhoneに対応する赤ロム永久保証も付きます。
業界トップクラスの中古iPhone取扱い数
4. Amazon整備済み品|当たり外れはあるが安さが魅力

メリット
- 動作不良、初期不良に対する180日間の出品者保証あり
- 80%以上のバッテリー最大容量
- Amazonポイントが使える・貯まる
デメリット
- さまざまな出品者があり、状態に対する評価に一貫性がない可能性がある
- 当たり外れがある印象
Amazonでは新品のiPhoneが販売されていますが、「Amazon整備済み品」として中古iPhoneも多く販売されています。
Amazon整備済み品とは、Amazon認定出品者によって検査、修理、クリーニングされて販売されているもの。中古iPhoneが多数掲載されており選べる状態にあります。

180日間の出品者保証がつき、バッテリーの最大容量は80%以上。状態は「非常に良い状態」「良い状態」「可」の3段階に分けられています。
中古iPhoneを安く買えるチャンスはあるものの、当たり外れがあるデメリットがあります。購入者レビューを見ると、満足している方が多くいる一方で、そうでない方もいてバラツキがあります。
若干のガチャ要素があることは確かですが、価格は安いのでチェックしてみる価値はあります。
当たり外れがあるが価格は安い!
5. Apple認定整備済製品|新品レベルの品質と保証で安心

メリット
- 新しいバッテリーと外装、付属品が付く
- 新品と同じ1年間のハードウェア製品限定保証付き
- 有料保証「AppleCare+」への加入OK
- 最大15%引きの割安価格で購入できる
- 新品と同じ返品ポリシーが適用される(製品到着から14日以内なら購入者の負担なしで返品できる
デメリット
- 新品と比べると安いが中古と比べると価格が高い
- 在庫状況は不安定で目当てのiPhoneモデルがあるとは限らない
Apple認定整備済製品とは、返品などで返ってきたApple製品をApple自身が新品レベルまで整備し販売されているもの。Apple公式サイト内にある「認定整備済製品ページ」で購入できます。

厳密には中古というより新品に近いのですが、新品と同水準のiPhoneを最大15%引きで購入できることから人気があります。
一般的な中古iPhoneと比較して、Apple認定整備済製品が優位なのは、「新しいバッテリーと外装」が使われていることです。
バッテリーの劣化具合は気になるところ。中古iPhoneだと多少の劣化は許容しなければなりませが、Apple認定整備済製品ならバッテリーは新品なので心配不要です。

実際にiPhoneのApple認定整備済製品を購入してみましたが、確かにバッテリーの最大容量は100%の状態でした。

また外装にも傷ひとつなく、新品との違いを見つけられませんでした。付属のLightningケーブルも新品でしたし、違うのは化粧箱くらい。

Apple認定整備済製品には1年間のメーカー保証が付きますし、AppleCare+への加入も可能です。扱いとしては新品と全く同じです。
中古iPhoneと比較して価格は高くなりますが、新品と同レベルの品質と保証に魅力を感じるならApple認定整備済製品で間違いありません。
新品水準の品質と保証
6. キャリア販売の中古iPhone|新規・MNPで割引きがある場合あり

メリット
- MNP(乗り換え)や機種変更、指定プラン加入などの条件で割引きの場合がある
- 動作不良、初期不良時の交換(30日以内)
- 80%以上のバッテリー最大容量
- キャリア提供の補償サービスに加入できる
デメリット
- 一般的な中古品と比べ価格が高い
- 白ロムのみ(端末)のみの購入不可、そのキャリアと契約している必要あり
ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアでは、買い替えプログラムなどで回収し整備した中古iPhoneが販売されています。
白ロムのみ(端末のみ)の購入はできず、新規・MNP・機種変更のいずれかが伴う必要があります。回線に縛られるという意味では選びにくい選択肢かもしれません。
価格は新品よりも安くなっていますが、正直なところ、価格的なメリットは少ないです。
例えば記事執筆時点において、ドコモ認定リユース品では乗り換え(MNP)また新規/MNPで33,000円割引きが実施されていますが(一部モデル)、そもそもの価格設定が高いためお得感はほぼありません。
価格が中古相場と離れすぎていてはっきり言って微妙ですが、キャリアでも中古iPhoneを買えることを知っておくといいでしょう。
中古iPhoneを買うときの注意点
iPhoneを安く購入する手段として人気のある中古iPhoneですが、購入する際には押さえておきたい注意点があります。
- バッテリーの劣化は少なからずある
- iOSのサポート期間
- iPhone 12以前はSIMロックの状態を確認
- ネットワーク利用制限・赤ロムについて
- 保証の内容をしっかり確認
- フリマ・オークションはおすすめしない
1. バッテリーの劣化は少なからずある
中古iPhoneを購入する際は、基本的にバッテリーの劣化はあることを理解しておく必要があります。
iPhoneに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは消耗品となり、充放電を繰り返すうちに劣化し、次第に蓄えられる最大容量が減っていきます。
バッテリーの最大容量はiPhoneの「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認できます。

2年ほど使用したiPhone 12 Pro Maxのバッテリーの最大容量を確認してみると「90%」となっていました。
特にバッテリーの劣化を気にせずメインスマホとしてガシガシ使ってきました。使われ方によって変わってきますが、だいたい2年の使用で80〜90%以上くらい、というイメージです。
バッテリーの劣化が気になる方は、バッテリーの最大容量を表示してくれている「にこスマ」で購入するといいでしょう。個体別にバッテリーの状態を表示してくれているので安心です。
もしくは新品バッテリーに交換された「Apple認定整備済製品」ですね。選べるiPhoneモデルは少ないものの、新品バッテリーがいいのならこっちです。
2. iOSのサポート期間
「最新のiOSに対応しているか」「この先何年くらいサポートしてくれそうか」は必ずチェックしておきたいポイントです。
2025年秋登場の「iOS 26」に対応するiPhoneは以下のとおりです。
- iPhone 16シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 11シリーズ
- iPhone SE(第2世代以降)
iOSのサポート期間に余裕のあるもの選ぶなら、iPhone 13シリーズ以降が安全圏。iPhone 13が販売終了となったのが2024年9月ですので、2029年頃までは最新iOSへのアップデートが見込めます。
サポート対象外となったiPhoneでも、ただちに使えなくなるわけではありません。セキュリティ上の重大な問題が発生したときには「セキュリティアップデート」によるフォローがあります。
「セキュリティアップデートはいつまで続く?」ということについては、別記事の「iPhoneの寿命は?」で詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてください。
iOSのサポート期間は、サブ機として活用するならそれほど気にしなくてもいいかもしれません。しかしメインスマホとして活用するなら、「何年くらい使うか」を考慮しサポート期間に余裕のあるモデルが安心でしょう。
3. iPhone 12以前はSIMロックの状態を確認
2021年以前は「大手キャリアが販売するスマホはSIMロックがかかっている」というのが常識でしたが、2021年10月1日以降はSIMロックがかかった状態での販売は禁止され、購入元にかかわらずすべてSIMフリーの状態で販売されています。
iPhone 13以降はすべてSIMフリー。iPhone 12以前でキャリアで購入されたものはSIMロックがかかっている可能性があります。
iPhone 12以前であっても、中古ショップであればSIMロック解除された状態で販売されていることが多いですが、念のため確認しておく必要があります。
iPhoneの場合、キャリア版Androidスマホのように対応バンド(周波数帯)を気にする必要はありません。SIMロック解除済みのiPhoneとSIMフリーiPhoneでできることに違いはありません。
ただ、フリマやオークションなどでSIMロックが解除されていないiPhoneを購入する場合は、別途自身でSIMロック解除する必要が出てきますので頭に入れておきましょう。
SIMロック解除手続きは各キャリアのHPからオンラインからかんたんに行えます。もともとの所有者の同意は必要ありません。
中古として購入したものでも誰でもSIMロック解除できます。ショップに持ち込んでSIMロック解除してもらうことも可能ですが、その際は3,300円の手数料が発生するのでオンラインからの手続きがおすすめです。
4. ネットワーク利用制限・赤ロムについて
ネットワーク利用制限とは、スマホ本体の支払いが滞っているものや不正契約・不正取得されたものに対して、キャリアがかける制限のこと。
ネットワーク利用制限の状態には「〇」「▲」「✕」の3種類あり、「✕」になっているスマホでは電話通話・モバイル通信はできません。
- ○:デバイスの本体代金が完済されており、問題なく使用できる状態。
- ▲:デバイスの本体代金の支払いが完全に済んでおらず(残債がある状態)、未払いとなれば将来的に「×」となる可能性がある。
- ×:デバイスの本体代金の未払いなどの理由でネットワーク利用制限がかかっており、モバイル通信に制限がかかっている状態(いわゆる赤ロムの状態)。
もっとも望ましいのは「〇」ですが、中古iPhoneを買うなら私は「▲」が狙い目だと考えています。
- 「〇」のiPhoneより安く買える。
- 「赤ロム永久保証」のある中古ショップで購入すればリスクなし。万が一「×」になっても同等品と交換してくれる。
価格面のメリットを考えて、あえて「▲」を狙うのもアリです。
ただしフリマやオークションで購入する場合は「▲」を選ぶのはリスキーです。アリなのは赤ロム永久保証の中古ショップで買う場合のみです。
5. 保証の内容をしっかり確認
中古iPhoneを購入する際には、保証の有無や保証内容についてしっかり確認しておくことが大切です。
- 初期不良に対しての保証(交換・返金など)
- 赤ロム保証(永久保証か期間限定か)
- 購入者都合による返品が可能かどうか
販売前に細かく動作確認してくれている中古ショップで購入する場合、初期不良はさほど気にする必要はありません。万が一初期不良があったとしても、中古ショップなら保証があるので安心です。
ただ中古ショップの保証は、初期不要やいわゆる自然故障に対するもの。過失による損傷などは保証対象外です。
過失による損傷などに備えておきたい方は、スマホ補償サービス「モバイル保険」をチェックしてみてください。
モバイル保険は万が一の修理費用に備えられる保険で、月額700円で主端末1台 + 副端末2台の合計3台分登録しておけます。補償金額は主端末が最大10万円/年、副端末が最大3万円/年となります。
新品iPhoneだけでなく、中古iPhoneでも3か月以上の販売店保証があるものなら加入OK。

私はApple認定整備済製品で購入したiPhoneを副端末に登録しています(主端末にはMacBook Airを登録)。
購入した中古iPhoneの修理費用に備えておきたい場合は、あわせてモバイル保険をチェックしてみましょう。
中古iPhoneでも加入できる保険
6. フリマ・オークションはおすすめしない
フリマやオークションといった個人取引での購入はおすすめしません。
商品説明に「美品」「ほぼ傷なし」と書かれていても、それはあくまでも出品者の主観で実際にはどうなのかは届いてみないと分かりません。
また、個人間取引で購入した中古iPhoneには一切の保証がありません。万が一取引のなかでトラブルが起きても当事者間での解決が基本。運営会社に相談しても解決しないことが多いです。
一方で中古ショップでは、アクティベーションロックやネットワーク利用制限の状態確認はもちろん、プロ目線で動作確認されたものを購入できます。なにより保証があるので安心です。
「リスクを許容できる」場合以外は、フリマ・オークションではなく、保証付きでしっかりと動作確認してくれている中古ショップで購入するようにしましょう。
中古iPhoneが「あり」な理由
「そもそも中古iPhoneという選択肢はありなの?大丈夫?」
なかにはこのように心配されている方もいるかもしれません。なかには「iPhoneの中古はおすすめしない」と言う方もいますが、そんなことはありません。大ありです。
1. 中古iPhoneなら安く買える
中古iPhone最大の魅力は、やはり新品に比べ安く購入できるところにあります。
中古iPhoneの価格はモデルやストレージ容量、コンディションによって変わりますが、旧モデルでは当時の新品価格の半額程度で購入できる場合もあります。
気になるのは「中古iPhoneはどれくらい安く買えるの?」というところ。
そこで、Apple公式サイトで購入できるモデルの価格と、大手中古ショップ「イオシス」での価格を比較してみました。
【7月29日更新】新品iPhone VS 中古iPhone
iPhoneモデル | 【新品】Apple公式 | 【中古】イオシスでの価格 |
---|---|---|
iPhone 16e | 99,800円〜 | 87,800円〜 |
iPhone 16/Plus | 124,800円〜 | 94,800円〜 |
iPhone 16 Pro/Max | 159,800円〜 | 142,800円〜 |
iPhone 15/Plus | 112,800円〜 | 82,800円〜 |
iPhone 15 Pro/Max | ─ | 117,800円〜 |
iPhone 14/Plus | 95,800円〜 (販売終了) | 59,800円〜 |
iPhone 14 Pro/Max | ─ | 79,800円〜 |
iPhone 13/mini | ─ | 30,800円〜 |
iPhone SE(第3世代) | 62,800円〜 (販売終了) | 21,800円〜 |
iPhone 12/mini | ─ | 17,800円〜 |
iPhone SE(第2世代) | 13,800円〜 | |
iPhone 11 | ─ | 25,800円〜 |
※価格は税込です。中古iPhoneの正確な価格、在庫状況はイオシスHPからご確認ください。 |
お買い得感があるのは、おすすめとして上でも挙げた「iPhone 13以前のモデル」ですね。
型落ちでも普段使いに十分な性能があります。高性能な最新iPhoneも魅力的ですが、「そこまでの性能は必要ない」とうい方がほとんどではないでしょうか。まさにそういう方に中古iPhoneはあり。もっともコスパのいい選択肢です。
2. 旧モデルでも十分快適に使える性能がある
1世代前、2世代前、あるいはもっと前の旧モデルだからといって、決して性能が低いわけではありません。わざわざ値の張る最新iPhoneを選ばなくても、旧モデルで十分サクサクで快適な操作感を体感できます。

上は筆者が所有する旧モデルのiPhoneです。このなかでもっとも古いのは2018年発売のiPhone XSです。

2025年現在でも、iPhone XSはサクサク動いてくれています。記事執筆時点で最新のiOS 18をインストールしていますが、操作感は快適そのもの。メインのスマホとして十分使えるレベルです。
3. iOSのサポート期間が長い
中古iPhoneがアリな理由として、iOSのサポート期間が長いことも理由に挙げられます。古いモデルでも最新のiOSにアップデートできるので、最新機能を利用できますしセキュリティ的にも安心です。
メーカーや機種によって異なりますが、一般的にiPhoneはAndroidスマホに比べサポート期間が長いメリットがあります。
最近ではAndroidスマホもより長くサポート期間を設けてくれる傾向があるものの、iPhone > Androidスマホであることには変わりません。

サポート期間は中古スマホを購入するときに必ずチェックしておきたいことのひとつ。iOSのサポート期間が長いiPhoneだからこそ、古いモデルでも安心して選べます。
4. 求める性能や予算に応じてぴったりなものが見つかる
iPhoneは日本でもっとも売れているスマホ。中古スマホとして流通している量の多さは、iPhoneがダントツです。
数が多いからこそ、求める性能や予算に応じて自分にぴったりな中古iPhoneを見つけられます。記事内でもご紹介している大手中古ショップにおいて、中古iPhoneの取り扱い総数を調べてみました。
あくまでもある時点での在庫数であることに注意ですが、どの中古ショップも十分選べるほどの在庫があります。
買取拠点が多いからなのか、全国に実店舗を構えるゲオの取り扱い数がダントツですね!モデルによってバラツキがあるかと思いますが、自由に選べるほどの在庫があると言っていいでしょう。
5. 中古ショップなら保証付きで安心
新品のiPhoneには、初期不良や自然故障などに対するAppleの1年間のハードウェア製品限定保証が付きます。いわゆるメーカー保証ですね。
一方で中古iPhoneの場合、購入されてから1年以上経っているものはApple側の保証は切れてしまっています。
ただ、大手中古ショップの多くはショップ独自の保証を付けてくれており、初期不良や動作不良に対して交換や返金などで対応してくれます。
中古ショップの保証比較
中古ショップ | イオシス | ゲオオンライン | にこスマ |
---|---|---|---|
保証期間 | 未使用品:6か月 中古品:3か月 | 30日間 30日以内に連絡 | 1年間 Jグレードは対象外 |
赤ロム永久保証 | 〇 | 〇 | 〇 |
※ いずれも保証の対象となるのは初期不良のみ。 |
保証期間は中古ショップによって異なりますが、万が一の初期不良に遭遇しても保証してくれるのは安心です。
フリマやオークションといった個人間取引では、初期不良や動作不良はトラブルになりやすいところ。出品者に「発送時点では問題なかった」と言われ話がこじれることも。個人間取引は当事者間での解決が基本ですから非常に面倒です。
その点では、保証付きの中古ショップで購入すれば安心ですね。保証が充実した中古ショップが多く安心して購入できることも、中古iPhoneがアリな理由のひとつです。
6. SIMフリー・SIMロック解除済みのiPhoneは回線業者を選ばない
中古のAndroidスマホを購入する場合、そのモデルが利用したいキャリア(ドコモやau、ソフトバンクなど)の対応バンド(周波数帯)に対応するかを確認しなければいけません。
しかし、iPhoneは国内のキャリアで使われている主要バンドにすべて対応しているため、気にする必要はありません。
キャリアで購入されたiPhoneでも、SIMロックが解除されたiPhoneならキャリアを選ばず利用できます。
これも中古iPhoneを選びやすい理由です。Androidスマホではそのキャリア用に使用しないバンドが削られていたりして「このモデルはこのキャリアで使用できるか」を都度確認しなければいけません。iPhoneは国内の主要バンドすべてに対応するため、SIMフリーもしくはSIMロック解除されているものであればキャリア関係なく使用できます。
7. 環境に優しい
安く買える中古iPhoneは、お財布に優しいだけでなく環境にも優しいというメリットもあります。
中古iPhoneを選ぶことでレアメタルなどの資源や電子廃棄物の削減に貢献できます。中古iPhoneは「いつも環境に優しいものを選ぶようにしている」という方にはぴったりな選択肢です。
まとめ:中古iPhoneはどこで買うかが超重要
本記事では中古iPhoneをテーマに「どこで買えばいいか」ということを中心にご紹介させていただきました。
中古iPhoneはどこで買うかが超重要。最後に記事内でご紹介した中古iPhoneの購入方法についてまとめてみましょう。
中古iPhoneを買うならどこ?
中古iPhoneの購入方法 | イオシス | にこスマ | ゲオオンラインストア | Apple認定整備済製品 |
---|---|---|---|---|
価格の安さ | ◎ | ◎ | 〇 | ✕ |
在庫数 2025年7月29日時点 | 7,400台 | 4,442台 | 19,438台 | 在庫は少なく不安定、タイミングによる。 |
保証 | 3か月 | 1年間 | 30日間 | 1年間 (ハードウェア製品限定保証) |
個別の写真 | ✕ | 〇 | △ | ✕ |
バッテリー最大容量の表示 | ✕ | 〇 | ✕ | ─ (バッテリーは新品) |
送料(税込) | 640円 | 無料 | 無料 (2,000円以上で) | 無料 |
支払い方法 | クレジットカード Amazon Pay Apple Pay 代金引換 (現金) 代金引換 (コレクト払い) 銀行振込 郵便振替 | クレジットカード Amazon Pay d払い 楽天ペイ PayPay あと払い(ペイディ) Apple Pay 代金引換(手数料無料) | クレジットカード あと払い(ペイディ) 代金引換(税込440円) | クレジットカード オリコショッピングローン |
公式HP | イオシス | にこスマ[PR] | ゲオオンライン | Apple整備品 |
△ スマホでは横スクロールできます。
中古iPhoneを買う立ち回りとしては、イオシスとにこスマを送料込みで価格比較して、目当てのモデルがなければゲオオンラインストアをチェックがベスト。
個人的には楽天ペイが使えるにこスマがお気に入りですね。にこスマではペイペイやd払い、ペイディのあと払いにも対応します。
「すでに持っているポイントを中古iPhoneの購入に充てたい」という方はにこスマでOKです。
中古iPhoneに関するよくある質問
- 中古iPhoneを買うならどこがおすすめですか?
-
保証付きの中古ショップでの購入がおすすめです。
- 大手中古ショップなら保証を用意してくれている。
- 販売前にプロレベルで動作確認してくれている。
- 状態別にランク付けされており選びやすい。
これらの理由から、中古iPhoneを買う際は中古ショップを利用することをおすすめします。
おすすめは「価格の安さ」「在庫数の多さ」「保証」の3つが揃う「イオシス」か「にこスマ」です。
なおフリマやオークションなどの個人間取引での購入はおすすめしません。
万が一トラブルがあっても基本的には当事者同士で話し合い解決が必要ですし、個人では動作確認できる範囲も限られます。
- 中古iPhoneを購入するにあたって注意点はありますか?
-
- バッテリーの劣化があることを理解しておく。
- iOSのサポート期間に注意する。
- ネットワーク利用制限・赤ロムの状態を確認する。
- 初期不良時の対応など保証の内容をしっかり確認しておく。
- 個人間取引(フリマ・オークションなど)は避ける。
中古iPhoneを購入するにあたっては、上記が注意点になります。
- 中古iPhoneはおすすめしない?おすすめする理由を教えてください。
-
中古iPhoneを選ぶメリットは以下のとおりです。
- 安く買える価格的なメリットがある。
- 型落ち・旧モデルのiPhoneでも普段使いには十分過ぎる性能がある。
- 求める予算や性能に応じて自分にぴったりなiPhoneを見つけられる。
- 中古ショップなら保証付きで安心して中古iPhoneを購入できる。
- 環境に優しい。
購入する場所を間違えなければ、中古iPhoneという選択肢はありです。
- iPhoneの寿命は何年ですか?
-
「何をもってiPhoneの寿命とするか」によりますが、最長で「販売終了から7年」だと私は考えています。
一般的に販売終了して7年経過し、「オブソリート製品」に追加されるとAppleの修理サービスと正規サービスプロバイダへの部品供給が完全に終了します。このタイミングがいっぱいいっぱいでしょう。
- 中古iPhoneを購入際にチェックしたいポイントは?
-
- iOSのサポート期間
- バッテリーの劣化具合
- SIMロック・ネットワーク利用制限の状態
- 中古ショップの保証期間・保証内容
以上が中古iPhoneを購入したい際にチェックしたい主なポイントです。