本記事では、Apple Watchをお使いの方に向けて「Apple Watch対応のおすすめモバイルバッテリー」をご紹介します!
Apple Watchの充電には専用の充電器が必要となります。Apple Watchの充電器は一部を除いてコンビニには置いていないですし、家電量販店でも大型店舗でないと置いていない可能性が大。出先でApple Watch充電器を入手するのは簡単ではありません。
そこで持っておくと便利なアイテムが、Apple Watchで先で充電できるモバイルバッテリー、というわけです。
本記事はApple Watch向けにモバイルバッテリーをお探しの方に参考にしていただける内容となっております。ぜひチェックしてみてください!
掲載製品一覧
CIO SMARTCOBY DUAL 950mAh 950mAhバッテリーを搭載するApple Watchモバイルバッテリー。スライド式USB-Cコネクタで充電器にもなる。 詳細にジャンプする⬇️ | ||
GOVNDVN Apple Watchワイヤレス充電器(GM01) 超コンパクトでキーホルダー感覚で使えるApple Watchモバイルバッテリー。携帯性を重視したい方に。 詳細にジャンプする⬇️ | ||
JOYROOM Apple Watchモバイルバッテリー 2500mAhバッテリー搭載でApple Watchを3〜4回フル充電できる。1%単位でバッテリー残量を確認できる。内蔵USB-Cケーブルも便利。 詳細にジャンプする⬇️ | ||
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch) 10000mAhバッテリー搭載&30Wの入出力対応でiPhone用モバイルバッテリーとしてもしっかり使えるスペックを備える。 詳細にジャンプする⬇️ |
おすすめのモバイルバッテリー4選
それではApple Watchにおすすめのモバイルバッテリーをご紹介していきましょう!
なお記事でご紹介しているモバイルバッテリーは、筆者が所有するApple Watch Series 3、Series 4、Series 5、Series 6、Series 7、Series 9、Series 10、Ultraで充電できることを確認しています。
1. コンパクトな充電器としても使えるスライド式USB-Cコネクタ搭載モバイルバッテリー
CIO SMARTCOBY DUAL 950mAh
➕メリット
- Apple Watchを約1.5回フル充電可能な950mAhバッテリー内蔵
- Apple Watch磁気高速充電に対応
- スライド式USB-Cコネクタで充電器としても使用可能
- コンパクト&軽量で持ち運びしやすい
➖デメリット
- バッテリー残量が分かりにくい(LEDの色で判別)
- 価格が高い
まずご紹介するのは、Apple Watch向けモバイルバッテリー&充電器の「CIO SMARTCOBY DUAL 950mAh」です。
スライド式のUSB-Cコネクタが搭載されており、磁気高速充電対応のモバイルバッテリーとしてだけでなくUSB-C充電器に接続して充電器としても使用できる便利な製品。
サイズは約74 x 38 x 18 mm、重量は約60 gとコンパクトで軽量で、1台で2役をこなしてくれる機能を備えながら持ち運びしやすいサイズと重量となっています。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | CIO SMARTCOBY DUAL 950mAh |
---|---|
バッテリー容量 | 950 mAh |
磁気高速充電 | 〇 |
パススルー充電 | 〇 |
MFi認証 | 〇 |
サイズ | 約74 x 38 x 18 mm |
重量 | 約60 g |
カラー | ホワイト ブラック |
価格(税込) | 7,128円 |
※ 価格は記事執筆時点のものです。 |
2. 超コンパクトなキーホルダー型モバイルバッテリー
GOVNDVN Apple Watchワイヤレス充電器(GM01)
➕メリット
- キーホルダー付きでバッグなどに固定できる。
- パススルー充電に対応し充電器としても使用可能
- コンパクトで軽量、持ち運びしやすい
➖デメリット
- 高速充電には未対応
続いてご紹介するのは、キーホルダー型の超コンパクトなApple Watchモバイルバッテリーです。サイズが約45 × 45 × 20 mm、重量が約57 gと持ち運びしやすく、携帯性を重視したい方におすすめです。
バッテリー容量は1000mAhとなっており、Apple Watchを約1回充電できるほど。Apple Watchを1〜2日もたせるには十分なバッテリー容量です。
またパススルー充電にも対応しており、本体側面のUSB-Cポートを使うことでApple Watch充電器としても使用可能です。電源があるときには充電器として、ないときにはモバイルバッテリーとして活躍してくれるでしょう。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | GOVNDVN Apple Watchワイヤレス充電器(GM01) |
---|---|
バッテリー容量 | 1000 mAh |
磁気高速充電 | ✕ |
パススルー充電 | 〇 |
MFi認証 | 〇 |
サイズ | 約45 x 45 x 20 mm |
重量 | 約57 g |
カラー | ホワイト |
価格(税込) | 4,199円 |
※ 価格は記事執筆時点のものです。 |
3. 内蔵USB-Cケーブルと分かりやすいバッテリー表示
JOYROOM Apple Watchモバイルバッテリー
➕メリット
- Apple Watchを3〜4回フル充電できる2500mAhバッテリー内蔵
- 内蔵USB-Cケーブルで本体やiPhoneを充電できる
- パススルー充電に対応し充電器としても使用可能
- 1%単位でバッテリー残量が分かる
- コンパクトで軽量、持ち運びしやすい
➖デメリット
- 高速充電には未対応
- MFi認証は確認できず
もう少しバッテリー容量があれば安心だということなら、2500mAhバッテリーを内蔵するJOYROOMのモバイルバッテリーがおすすめです。Apple Watchを3〜4回フル充電できるほどのバッテリー容量です。
上でご紹介したモバイルバッテリーと比較するとひとまわりサイズアップするものの、持ち運びしやすいサイズ感であることには変わりありません。
またストラップ代わりにもなる内蔵USB-Cケーブル付きで、iPhoneやモバイルバッテリー本体を充電する際に使用できます。iPhoneを充電するにはバッテリー容量が少ないですが、2500mAhなので3分の1程度は充電できるはずです。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | JOYROOM Apple Watchモバイルバッテリー |
---|---|
バッテリー容量 | 2500 mAh |
磁気高速充電 | ✕ |
パススルー充電 | 〇 |
MFi認証 | ✕ |
サイズ | 約83 x 49 x 17 mm |
重量 | 約75 g |
カラー | ホワイト ブラック |
価格(税込) | 3,580円 |
※ 価格は記事執筆時点のものです。 |
4. モバイルバッテリーとしてしっかり使える10000mAhバッテリー搭載
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)
➕メリット
- Apple Watch磁気高速充電に対応
- iPhoneとApple Watchを同時に急速充電できる
- 10000mAhバッテリー・30W出力対応でiPhoneのモバイルバッテリーとしてもしっかり使えるスペック
- ストラップとしても使える内蔵USB-Cケーブル付き
- バッテリー残量と入出力ワット数を確認できるディスプレイ
➖デメリット
- 一般的な10,000mAhクラスのモバイルバッテリーと比較すると大きく重め
- 価格が高い
最後にご紹介するのは、10000mAhバッテリー搭載で30W出力に対応するモバイルバッテリー「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)」です。
Apple Watch磁気高速充電にも対応し、iPhoneとApple Watchを同時に急速充電することができます。ストラップとしても使える内蔵USB-Cケーブルは最大30Wの入出力に対応するので、iPhone充電用としてもしっかり使える充電性能とバッテリー容量を備えます。
入出力ワット数を確認できるディスプレイを搭載と使い勝手がよく、ちょっとお高めであること以外は非常に優秀なモバイルバッテリーです。
製品の外観
製品の仕様
製品名 | Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch) |
---|---|
バッテリー容量 | 10000 mAh |
磁気高速充電 | 〇 |
パススルー充電 | 〇 |
MFi認証 | 〇 |
サイズ | 約95 x 51 x 33 mm |
重量 | 約250 g |
カラー | ホワイト、ブラック、ピンク、ミントブルー |
価格(税込) | 9,990円 |
※ 価格は記事執筆時点のものです。 |
Apple Watchをモバイルバッテリーで充電する2つのパターン
Apple Watchをモバイルバッテリーで充電する方法には、2つのパターンがあります。
本記事ではモバイルバッテリー本体にApple Watch磁気充電モジュールが組み込まれているものを中心にご紹介しましたが、使い方によっては一般的なモバイルバッテリー + コンパクトなApple Watch充電器の組み合わせもありです。
1. Apple Watch磁気充電に対応するモバイルバッテリーで充電
この充電方法のメリットは、モバイルバッテリー単体でApple Watchを充電できることに尽きます。モバイルバッテリー本体に磁気充電モジュールが組み込まれているため、充電器を別途用意する必要がありません。
このタイプのモバイルバッテリーにはコンパクトで軽量なものが多く、またiPhoneの充電など、Apple Watch以外のデバイスの充電もこなしてくれるものもあります。
2. Apple Watch充電器 + モバイルバッテリーで充電
2つめは、一般的なモバイルバッテリーにApple Watch磁気充電ケーブルなどの充電器を接続して充電するパターンです。
モバイルバッテリーと充電器の2つが必要になり持ち運ぶ際には荷物になってしまうデメリットがあるものの、「常にApple Watchを充電器を充電するわけではない」という方にはこのスタイルが向いています。
「モバイルバッテリー + Apple Watch充電器」のメリットは?
モバイルバッテリーとApple Watch充電器の組み合わせのメリットについて、もう少し詳しくご紹介しておきます。
- Apple Watchを高速充電できる
- MFi認証のないモバイルバッテリーが多い
- iPhoneなどの充電にも対応しやすい
1. Apple Watchを高速充電できる
一部のApple Watchモデルは、高速充電に対応しています。
- Apple Watch Ultra 2
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch Series 10
- Apple Watch Series 9
- Apple Watch Series 8
- Apple Watch Series 7
「Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル」を使用することで上記のApple Watchを高速充電できます。
- Apple Watch磁気高速充電ケーブル、または高速充電に対応する充電器(Belkin製など)
- 18W以上のApple製USB-C充電器、または5W以上のUSB PD充電器
Apple Watchの高速充電では、Series 10は約30分の充電、Series 9/8/7は約45分の充電、Ultra 2/Ultraは約1時間の充電でバッテリー残量を0%から80%まで回復させられます。
Apple Watchの高速充電に対応するモバイルバッテリーは、最近ではいくつか出てきているものの選択肢は多くありません。それらは高額ですし、「高速充電対応」とApple Watch磁気高速充電ケーブルほどの速度は出ません
充電速度を重視したいということなら「モバイルバッテリー + Apple Watch磁気高速充電ケーブル」の組み合わせがベストです。
「出先でApple Watchのバッテリーがなくなってしまった」というシチュエーションを考えると、少しでも高速充電できたほうが便利。高速充電なら10分も充電すれば、数時間は使えるほど充電できます。
Apple Watch充電器については別記事でおすすめをご紹介しています。高速充電に対応し、持ち運びに便利な充電器がいくつかありますので合わせてチェックしてみてください。
2. MFi認証のないモバイルバッテリーが多い
MFi認証とは、Apple製品との互換性が保たれていることを示すAppleによる認証プラグラムのことです。サードパーティ製アクセサリーを購入する際、確実な動作や安全性を判断するときの目印となります。
MFi認証のない製品だと、OSのアップデートで使えなくなってしまったり、そもそも正常に動作しなかったりというリスクがあります。
Apple Watchの磁気充電には、Apple独自のワイヤレス充電方式が使われており、MFi認証のある充電器やモバイルバッテリーを選ぶことが基本……ではあるのですが、実際のところMFi認証のあるモバイルバッテリーは多くないのが現状です。
MFi認証がないモバイルバッテリーは正常に動作しない、というわけではありません。MFi認証がなくても多くのユーザーから支持されている人気アクセサリーもあります。
数は多くないですがきちんとMFi認証をクリアした製品もあります。MFi認証のある製品ならアップデートで使えなくなることはないですし、Apple純正の磁気充電モジュールが使われている安心感もあります。
3. iPhoneなどの充電にも対応しやすい
Apple Watchの磁気充電に対応するモバイルバッテリーは、Apple Watchの充電はできてもその他のデバイスに対する充電性能が低いものが多いんです。
iPhoneはUSB PDに対応するモバイルバッテリーを使用することで高速充電できます。利便性を考えれば、iPhoneとApple Watch充電用にUSB PD対応のモバイルバッテリーをひとつ用意したほうが便利な場合もあります。
Apple Watchの外出先での充電にモバイルバッテリーを活用しよう!
本記事ではモバイルバッテリーでApple Watchを充電する方法、おすすめのモバイルバッテリーをご紹介させていただきました。
ご紹介した製品のなかでおすすめをひとつ挙げるとすれば、CIOの「SMARTCOBY DUAL」が使い勝手がよくおすすめ。
USB-C充電器やパソコンのUSB-Cポートに直挿しすればApple Watch充電器として使えますし、高速充電にも対応します。もちろんMFi認証を取得済みで安心して選べることもポイント。
モバイルバッテリー + Apple Watch充電器の組み合わせなら、エレコムの巻き取り式充電器をチェックしてみてください。
こちらも高速充電対応&MFi認証取得済みです。ケーブルを本体に巻き付けられる構造で持ち運びしやすく、重さはたった約34 gで毎日持ち運んでも気になりません。
利用シーンや環境に応じて、複数の充電パターンを用意しておくと便利ですね!ぜひ本記事を参考にあなたに合ったモバイルバッテリーを見つけてください!