今回は「iPhoneにアップルケアは必要か?入るべきか?」というテーマです。
- この記事で分かること
-
- アップルケアは不要だと考える6つの理由
- 必要なパターンとは?
- アップルケアとは?
- 代替となるモバイル保険
アップルケア(AppleCare+)とは、Appleデバイスにつけられる有料の延長保証のこと。加入料金を支払い加入しておくことで、万が一の高額な修理費用に備えられます。
しかし、私は「多くの人にとってアップルケアは必要ない」と考えています。
私はこれまで合計15台ものiPhoneを購入してきましたが、そのうちアップルケアに入ったのは1台のみ。それも家族用のiPhoneで、自分が使うiPhoneはすべてアップルケア未加入です。
これまで「アップルケアに入っておけばよかった」と後悔したことはないですし、今後も加入することは多分ないです。
すべての人にとって不要だとは言いませんが、必要ない方は少なくないはずです。
私は現在、アップルケアに入らない代わりに700円/月で3台まで補償してくれる「モバイル保険 」に加入しています。アップルケアよりもコスパがよくおすすめです。
月700円で最大10万円・最大3台まで補償
アップルケアが不要だと考える6つの理由
アップルケアに入るかどうかは任意です。必ずは加入しなければならないものではなく、その人それぞれが判断し、入るか入らないかを自由に決定できます。
将来的にかかかるかもしれない修理費用に備えるなら、入っておけば安心であることは確かです。
ただ、それを承知であえて「アップルケアに入らない」という選択もありだと思っています。私がアップルケアを必要ないと考えるのは、以下の6つの理由からです。
- 金銭的な負担が大きい
- 機能に影響しない損傷は保証対象外
- 使えないことが多い無償のバッテリー交換サービス
- 損傷リスクは抑えられるから
- 盗難・紛失の可能性が低いから
- クレジットカード付帯のスマホ保険
1. 金銭的な負担が大きい
アップルケア(AppleCare+ for iPhone)の加入料金はiPhoneモデルによって異なります。
また払い方も、
- 2年間有効な「一括払い」
- 加入している限り継続して保証を受けられる「月払い」
この2種類が用意されています
iPhoneモデル | 一括払い(2年間) | 月払い |
---|---|---|
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 31,800円 | 1,580円/月 (2年間で37,920円) |
iPhone 16 Plus iPhone 15 Plus iPhone 14 Plus | 28,800円 | 1,380円/月 (2年間で33,120円) |
iPhone 16 iPhone 15 iPhone 14 | 23,800円 | 1,180円 (2年間で28,320円) |
iPhone SE(第3世代) | 11,800円 | 580円 (2年間で13,920円) |
※ 価格は税込 |
iPhone SEの加入料金は比較的安いですが、上位モデルのiPhone 16 Pro/Pro Maxとなると、一括払いで31,800円、月払いで1,580円/月(2年計算で37,920円)となかなかの値段に。
安心という意味ではアップルケアに入っておけば万全なのですが、使わない可能性の方が圧倒的に高い保証に2万円、3万円かけるのはちょっと……というのが正直なところです。
冒頭でも書いたように私はこれまで合計15台ものiPhoneを購入してきました。仮にそれらすべてでアップルケアに入っていれば、合計で30万円は優に超える計算になります。
ただでさえ安くないiPhoneの本体価格に2万円、3万円プラスされるのはキツイ!!
2. 機能に影響しない損傷は保証対象外
アップルケアでは保証になる範囲と、当然保証対象外となる範囲があります。
- 経年劣化や機能に影響しない外観上の損傷
- 盗難や紛失(盗難・紛失プランでは保証対象)
- 改造や改変されている場合
- Appleが認める正規店以外で修理されている場合
- 火災や地震などの外的要因によって生じた損害
iPhoneのディスプレイに傷を付けてしまいアップルケアの保証で修理してもらおうと思っても、「機能に影響しない外観上の損傷」と判断されると保証対象外となり、通常の修理費用がかかってしまいます。
機能に影響しない損傷が対象外となることは仕方のないことかもしれません。しかし、アップルケアの高額な加入料金を考えると複雑な心境ですね。
3. 使えないことが多い無償のバッテリー交換サービス
アップルケアの加入動機として「無償のバッテリー交換サービス」を挙げる方がいますが、その条件は厳しく、2年以内にサービスを受けられるとは限りません。
その条件とは、「バッテリーの保持容量が、本来の容量の80%未満となっている場合に限る」というもの。
はっきり言って、iPhoneの購入から2年以内にこの条件をクリアするのは難しいですね。意図的にバッテリーに優しくない使い方をしてもクリアできるかどうか微妙。
バッテリーの最大容量は、iPhoneの「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認できます。
上は約1年使用したiPhone 15 Proのバッテリー最大容量です。「99%」となっていますね。おそらく2年継続して使い続けたとしても、バッテリー最大容量が80%を切ることはないでしょう。
3年目以降もアップルケアを継続すれば、バッテリー交換を受けられるチャンスがあるのでは?
確かに3年目以降もアップルケアを継続しバッテリーの劣化を待つ方法もありますが、その継続にもお金がかかる話で本末転倒になりかねません。
それならバッテリーの劣化を感じたタイミングで、いさぎよく有料でバッテリー交換してしまったほうが得です。
無償のバッテリー交換を目当てにアップルケアに入るのはおすすめしません!
4. 損傷リスクは抑えられるから
アップルケアに入らない選択をしたとき、もっとも考えられるリスクは「破損・損傷させてしまい高額な修理費がかかってしまう」ことでしょう。
iPhoneを破損させてしまう可能性が高いならアップルケアに加入しておいた方が安心。それは間違いありません。
ただ、保護ケースやガラスフィルムなどの保護対策で破損させてしまう確率を下げることはできます。
これでも損傷させてしまう可能性はゼロではありませんが、アップルケアに入らない代わりにしっかり保護対策しておくという考え方はありだと思っています。
万が一の高額な修理費用は覚悟の上で、iPhoneを損傷させてしまわないように対策し大事に扱う。私はまさにこの考えでアップルケアに入っていません。
5. 盗難・紛失の可能性が低いから
アップルケア(AppleCare+ for iPhone)には通常プランとは別で「盗難・紛失プラン」が用意されています。
盗難・紛失プランは、その名前のとおり盗難・紛失時に保証を受けられるプラン。
iPhoneモデル | 一括払い(2年間) | 月払い |
---|---|---|
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 34,800円 | 1,740円/月 (2年間で41,760円) |
iPhone 16 Plus iPhone 15 Plus iPhone 14 Plus | 31,800円 | 1,540円/月 (2年間で36,960円) |
iPhone 16 iPhone 15 iPhone 14 | 26,800円 | 1,340円 (2年間で32,160円) |
iPhone SE(第3世代) | 14,800円 | 740円 (2年間で17,760円) |
※ 価格は税込 |
通常プランより高く価格設定されていますが、iPhoneの「探す」が有効になっていれば、電源が切れてしまっていても保証を受けられます。
ただ、実際のところ「盗難に遭う」「紛失してしまう」ことはどれほどあるでしょうか。
海外など盗難リスクが高い環境で生活しているのならリスクはありますが、そうでなければ盗まれる可能性はかなり低いはず。
紛失の場合も考えても、iPhoneの「探す」機能で位置情報を確認できるので実際のところ見つからないという状況はほとんどないでしょう。
盗難と紛失のリスクは、損傷リスクと同じように気をつけたり対策しておいたりすることでそのリスクを最小限にできます。
6. クレジットカード付帯のスマホ保険
一部のクレジットカードには、修理や盗難、紛失に対する補償が付帯されている場合があります。
- JCBスマートフォン保険
- アメリカンエクスプレスのスマートフォン・プロテクション
- イオンカードのショッピングセーフティ保険
- dカードケータイ補償
補償内容や補償限度額、条件についてはクレジットカード会社によって異なり確認が必要ですが、多くは年会費に補償サービスが含まれており追加料金は不要です。
例えば私がiPhoneを購入するときにはアメリカンエクスプレスカードを使います。毎月の通信料をアメリカンエクスプレスカードで支払っていれば追加料金は不要。補償限度額はゴールドカードの場合で1年間で5万円です。
すべてのクレジットカードにスマホ向けの補償サービスが付帯されているわけではありませんが、持っているカードに同じようなサービスがあればこれを活用しない手はありません。
補償限度額は多くて最大10万円程度。修理費用が高額になるとオーバーしてしまう可能性もありますが、アップルケアに入らない理由のひとつになります。
アップルケアが必要なパターンとは?
ここまでは「アップルケアが必要ないと考える理由」をご紹介してきましたが、私は決してアップルケアを全否定するつもりはありません。
iPhoneの修理が必要となったときに高額な修理費用を払わずに済むのはやはり安心です。
ここでは、「アップルケアが必要なパターン(入っておいた方がいいと思われるパターン)」についてご紹介します。
「安心料」として割り切れる
やはり「万が一の高額な修理費用を回避できる」という安心が大きいかと思います。
可能性が低くても、アップルケアの加入料を安心料として払っておけば予期せぬ出費を防げます。
「損傷・破損させてしまう可能性が低い」という私の主張は、あくまでも私の経験に基づく結果論。可能性が低いだけであり得ますし、その人の使い方によってもかわってくるでしょう。
「万が一にも、高額な修理費用を払うのは避けたい」ということであれば、アップルケアに加入するべきです。
破損リスクが高い環境で使う、高い使い方をする
例えばスポーツ・アウトドアシーンにiPhoneを持ち込むなど、損傷・破損リスクの高い環境での使用やリスクの高い使い方をする場合は、アップルケアに入っておけば安心です。
実際に登山を趣味にする私に友人は、山中での写真撮影時にiPhoneを落下させてしまい破損。アップルケアに助けられていました。
また「おっちょこちょいでよくiPhoneを落下させてしまう」という人もいるかもしれませんね。破損リスクは、その人の使い方やスタイルによって大きくかわってくるかと思います。
「私の性格や使い方だと破損させてしまう可能性が高いかも?」と感じるのなら、その対策としてアップルケアに入っておくのもありです。
海外で使用する
アップルケアの保証は海外のAppleストアでも受けられます。
よく海外旅行に行かれる方や、出張などで滞在している方、海外で生活している方にとっては、Appleの一貫した保証・サービスを海外でも受けられるのは心強いでしょう。
テクニカルサポートを活用したい
アップルケアのサービスにはテクニカルサポートが含まれており、Apple製品の操作方法や使い方について専門スタッフからサポートを回数無制限で受けることができます。
一般的に、このようなサポートサービスの利用料金は高額。ひとつ質問するだけで数千円かかることも。
アップルケアに加入すれば利用料金を気にせずサポートを受けられるので、サポートを使い倒したい方は加入料金の元が取れるかもしれません。
アップルケアとは?
「そもそもアップルケアって何?どんなメリットがあるの?」という方のために、料金やサービス内容について改めてご紹介しましょう。
アップルケア(AppleCare+ for iPhone)は、Appleが提供するiPhone向けの有料保証です。
- ハードウェア製品保証の延長
- テクニカルサポートの延長
- 過失による損傷・故障も保証対象になる(一部保証対象外あり)
- 修理費用に特別価格(AppleCare+サービス料金)が適用される
- 無償のバッテリー交換サービス
- 盗難・紛失に対しての保証(盗難・紛失プラン)
iPhoneには購入後1年間のメーカー保証(ハードウェア製品限定保証)が付いています。初期不良や自然故障に対してはこの1年間の保証がカバーしてくれます。
アップルケアに入ると、ハードウェア製品限定保証が延長され、さらに過失による故障も保証対象となります。
加入料金
上でもご紹介しましたが、アップルケアの加入料金は以下のとおりです。
iPhoneモデル | 一括払い(2年間) | 月払い |
---|---|---|
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 31,800円 | 1,580円/月 (2年間で37,920円) |
iPhone 16 Plus iPhone 15 Plus iPhone 14 Plus | 28,800円 | 1,380円/月 (2年間で33,120円) |
iPhone 16 iPhone 15 iPhone 14 | 23,800円 | 1,180円 (2年間で28,320円) |
iPhone SE(第3世代) | 11,800円 | 580円 (2年間で13,920円) |
※ 価格は税込 |
iPhoneモデル | 一括払い(2年間) | 月払い |
---|---|---|
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 34,800円 | 1,740円/月 (2年間で41,760円) |
iPhone 16 Plus iPhone 15 Plus iPhone 14 Plus | 31,800円 | 1,540円/月 (2年間で36,960円) |
iPhone 16 iPhone 15 iPhone 14 | 26,800円 | 1,340円 (2年間で32,160円) |
iPhone SE(第3世代) | 14,800円 | 740円 (2年間で17,760円) |
※ 価格は税込 |
- ●「一括払い(2年間)」の補足
-
一括払いでアップルケアに加入した場合、2年間が経過すると自動的に保証期間が終了します。
2年経過し保証期間が終了したあと、30日以内に「アップルケア延長保証」に申し込むことで、2年経過後もアップルケアの保証を継続できます。(3年目以降は月払いのみ)。 - ●「月払い」の補足
-
月払いでアップルケアに加入した場合、解約しない限り、毎月自動的に更新されます。3年目以降も解約しない限りは保証が継続されます。
修理費用に特別価格が適用される
アップルケアの保証期間内においては、修理費用に割安な特別価格(AppleCare+サービス料)が適用されます。
以下は通常の修理費用です。修理内容や組み合わせによって合計の修理費用は変わってきますが、いずれにせよ高額です。
iPhoneモデル | 画面のひび割れ(前面) | 背面ガラスの損傷 | その他の損傷 |
---|---|---|---|
iPhone 16 | 42,800円 | 25,900円 | 87,800円 |
iPhone 16 Plus | 50,800円 | 29,800円 | 96,800円 |
iPhone 16 Pro | 50,800円 | 25,900円 | 105,800円 |
iPhone 16 Pro Max | 56,800円 | 29,800円 | 123,800円 |
iPhone 15 | 42,800円 | 25,900円 | 87,800円 |
iPhone 14 | 42,800円 | 25,900円 | 87,800円 |
iPhone SE(第3世代) | 19,400円 | ─ | 44,000円 |
※ 価格は税込、最終的な修理費用はAppleが見積もりの上で決定されます。 |
アップルケアに入っておけば、以下の特別価格で修理できます。
iPhoneモデル | 画面のひび割れ(前面) | 背面ガラスの損傷 | その他の損傷 |
---|---|---|---|
iPhone 16 | 3,700円 | 3,700円 | 12,900円 |
iPhone 16 Plus | |||
iPhone 16 Pro | |||
iPhone 16 Pro Max | |||
iPhone 15 | |||
iPhone 14 | |||
iPhone SE(第3世代) | ─ | ||
※ 価格は税込、最終的な修理費用はAppleが見積もりの上で決定されます。 |
アップルケアでは落下や液体接触など過失による故障も保証対象となるので、使用者の不注意で損傷・故障させてしまったときも安心です。しかも利用回数に制限はありません。
ただし、「機能に影響しない損傷は保証対象外」でもご紹介したように保証対象外となる場合があるのでご注意ください。
無償のバッテリー交換サービス
アップルケアの保証期間内において、iPhoneのバッテリー最大容量が本来の80%未満になった場合、無償のバッテリー交換サービスを受けられます。
例えばiPhone 16の本来のバッテリー交換費用は「15,800円」ですが、アップルケア加入中にバッテリー最大容量が80%未満になれば「0円」でバッテリー交換できます。
iPhoneモデル | AppleCare+の保証対象 ※1 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone 16 iPhone 16 Plus iPhone 15 iPhone 14 | 0円 | 15,800円 |
iPhone 16 Pro iPhone 16 Pro Max | 19,400円 | |
iPhone SE(第3世代) | 11,200円 | |
※ 価格は税込 ※1 AppleCare+の保証対象となるのは、バッテリーの容量が本来の80%未満になったiPhoneのみ |
無料でバッテリー交換してもらうには「バッテリーの最大容量が80%未満」という条件付きであることに注意です。
バッテリー劣化の進行具合はその人の使い方や使用環境によって変わってきます。そのため一概には言えませんが、現実的には2年以内に80%を切ることは難しいでしょう。
アップルケアのバッテリー交換サービスは、あくまでもおまけのサービスと考えておいたほうがいいでしょう。
テクニカルサポートが延長
アップルケアに加入すると、通常は90日間の無償のテクニカルサポートが延長され、さら優先的にサポートを受けることができます。
iPhoneの基本操作から、カレンダーやFaceTimeなどのApple製アプリの操作方法、それらに関連するトラブルについてサポートしてくれます。
盗難・紛失プラン
アップルケアの「盗難・紛失プラン」では、盗難や紛失に対応する保証も受けられます。
iPhoneを盗まれてしまったり紛失してしまったりした場合、新しいiPhoneなどの用意などで対応してくれます(1年に2回まで)。
日本国内において盗難リスクはそれほど高くないですが、あり得ない話ではないですし海外で生活する方にとってはメリットがあります。
通常プランよりも価格が上がるものの、「万が一の盗難・紛失リスクに備えたい」という方にとっては心強いサービスでしょう。
盗難・紛失時の補償については、クレジットカードにサービスが付帯している場合があります(購入費用の一部あるいは全額補償など)。盗難・紛失プランに入る際は補償が重複しないように確認しておきましょう。
代替には「モバイル保険」がおすすめ
私はアップルケアに加入しない代わりに、スマホやタブレット、パソコン、ゲーム機、ワイヤレスイヤホンなどを対象とした「モバイル保険」に加入しています。
主端末1台・副端末2台の合計3台まで登録しておけます。画面割れや水没、その他の損傷などを対象に、主端末は年間最大10円まで、副回線は年間最大3万円まで補償を受けられます(合計で年間最大10万円まで)。
私は主端末としてM2 MacBook Air、副回線にiPhone 13とApple Watch Ultraを登録。私の場合だとM2 MacBook Airは壊れても直して使いたいと考えているので主端末をこれに設定しています。
最大10万円まで補償してくれる主端末にiPhone 13を設定しておけば、画面割れから背面ガラスの損傷、その他の損傷の修理費をカバーできます。どれを主端末にするかはその人の考えや使い方次第ですね!
モバイル保険は「新規取得から日から1年未満のもの」であれば登録できます。
モバイル保険は家族が使用中の端末でも契約者の所有であれば登録し補償を受けられます。
私はアップルケアは不要だと考えていますが、万が一に備えモバイル保険に加入しておけば安心。それに3台まで補償してくれるので、その端末のみが対象となるアップルケアよりも補償を使う確率は高いです。
月700円で最大10万円・最大3台まで補償
\ 月700円で最大10万円・最大3台まで補償 /
アップルケアはほとんどの人にとって必要なし
本記事では「iPhoneにアップルケアは必要か?入るべき?」というテーマで、アップルケアの必要性についてご紹介させていただきました。
「アップルケアに入っておいたほうが安心だ」というのは紛れもない事実です。否定のしようがありません。とりあえず入っておけば予定外の高額な修理費用に泣かされることはないですからね。
ただ私の意見、結論としては「アップルケアは必要ない」というもの。
- 加入料金を負担に感じる。
- 保護ケースやガラスフィルムなどでしっかりと保護対策する。
- これまで修理が必要なほどスマホを破損・損傷させたことがない。
- スマホ補償サービスが付帯されたクレジットカードを所有している。
- 万が一の修理費用を覚悟できる。
個人的に必要ないと考えるもっとも大きい理由は「加入料金が高額」だということですね。iPhoneの場合は本体代金の20%も乗っかってくることになりますから。
つまり、「アップルケアは高いから壊さないように大事に使う!」ということです。
ただ気をつけていても損傷させてしまうことはありますから、そのために上でもご紹介した「モバイル保険」に入っている、という感じです。
あくまでもいちiPhoneユーザーの意見ではありますが、アップルケアに加入するかどうかの判断材料にしていただければと思います。
こちらの記事もおすすめです!
よくある質問
- アップルケアは必要ですか?
-
アップルケアへの加入は任意で、必ずしも加入しなければならないわけではありません。あなたはアップルケアに加入するかしないかを自由に決定できます。
万が一の高額な修理費用に備えられることを考えると、アップルケアに加入しておいたほうが安心でしょう。実際に「アップルケアに助けられた」という方は確実にいます。
その一方で「毎回アップルアに加入しているけど保証を使ったことがない」という方も多くいることも事実です。
アップルケアへの加入は安くない金銭的な負担が発生します。その金銭的な負担とメリットを天秤にかけて、アップルケアに加入するか、あるいは不要なのかを検討してみましょう。
筆者の場合は、アップルケアは加入せずに「モバイル保険 」で万が一に備えています。
- アップルケアとは何ですか?
-
アップルケアとは、Appleが提供するApple製品向けの延長保証のことです。iPhoneの場合、通常プランと盗難・紛失プランが用意されています。
アップルケアに加入することで、万が一製品を故障・破損させてしまっても特別に用意された割安の修理費用で修理できます。
また、保証期間中にバッテリー最大容量が80%未満となったときの無償のバッテリー交換サービス、テクニカルサポートもアップルケアのサービスに含まれます。
- アップルケアが不要だと思う理由は何ですか?
-
筆者は以下の理由からアップルケアは不要だと考えています。
- 金銭的な負担が大きい。
- 保証対象外と判断されてしまうことがある。
- 経年劣化や機能に影響しない傷など。
- 火災や地震などの外的要因によって生じた損害など。
- 2年以内に「無償のバッテリーサービス」を利用するのは」難しい。
- サービスを受けるにはバッテリー最大容量が80%未満になっている必要がある。
- 保護フィルムやケースを装着することで損傷リスクを減らせる。
- クレジットカードに補償サービスが付帯されていることもある。
すべての方にとってアップルケアは不要だとは言えませんが、アップルケアが不要な方も多くいらっしゃるはずです。
- アップルケアに加入しないことでどのようなリスクが考えられますか?
-
まず考えられるのは、万が一iPhoneを損傷させてしまったときに高額な修理費用が発生してしまうことです。
iPhone 16 の場合、画面のひび割れを修理するのに通常42,800円かかります。アップルケアに加入していれば、3,700円で修理できます。
「毎回落下させて画面を割ってしまう……」なんて方はアップルケアに加入しておいたほうが安心でしょう。
万が一の高額な修理費用に備えられる。これがアップルケアの最大のメリットです。
- アップルケアではどのような種類の損害がカバーされますか?
-
アップルケアは、過失や事故による損傷に対して保証を受けられます。
不注意で落下させてしまったなど、万が一修理が必要になったときに備えられます。
- 画面または背面ガラスの損傷:3,700円
- 過失や事故によるその他の損傷:12,900円
- 盗難または紛失(盗難・紛失プランのみ):12,900円
ただし、保証対象外となるケースもあるので注意が必要です。
アップルケア保証対象外となる例- 経年劣化や機能に影響しない外観上の損傷
- 盗難や紛失(盗難・紛失プランでは保証対象)
- 改造や改変されている場合
- Appleが認める正規店以外で修理されている場合
- 火災や地震などの外的要因によって生じた損害
- アップルケアの有効期間はどれくらいですか?
-
すべてのiPhoneには、購入から1年間のハードウェア製品限定保証が付いています。アップルケアに加入することで、過失による故障、1年が過ぎた後の故障に対する修理費用に備えられます。
アップルケアには一括払い(2年間)と月払いがあり、月払いは加入期間中ずっと、一括払いでも終了時に月払いに切り替えることで2年経過後も継続してアップルケアに加入することができます。
- アップルケアにはあとからでも加入できますか?
-
アップルケアに加入できるのは、製品購入時から30日以内です。その期間を過ぎると加入できず、30日以内に加入するかを決定する必要があります。
- キャリアが提供する保証との違いはありますか?
-
ドコモで販売されているiPhone向けの保証はアップルケアそのものですが、auの「故障紛失サポート with AppleCare Services」、ソフトバンクの「あんしん保証パック with AppleCare Services」は、アップルケアのサービスに加えてキャリア独自のサービスを拡充した内容となっています。
Appleのアップルケアと比較すると高めに価格設定されているかわりに、故障と疑われる際に相談できるサポートなどがプラスアルファとして付帯されています。
アップルケアにはもともと手厚さポートが用意されているので、キャリア提供の保証サービスに加入する必要はないと考えます。