Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)

¥8,490 (税込)

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 ガジェネクトの評価:5 / 5 

➕メリット

  • 厚さがわずか約15mmとスリム。持ち運びしやすく、また重ね持ちしやすい。
  • 高級感のあるアルミフレームとエッジ部分の鏡面加工。
  • Qi2対応デバイスを最大15Wと高速にワイヤレス充電できる。
  • 30Wの入出力対応で、接続デバイスを高速に充電でき、また本体も高速に充電できる。

➖デメリット

  • バッテリー残量を1%単位で確認できない。
  • スタンド機能はなし。

製品の仕様

製品名Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)
バッテリー容量10000 mAh
ワイヤレス充電Qi2(Qi後方互換あり)
ワイヤレス出力最大15W
搭載ポートUSB-C x 1
USB-C出力最大30W
USB-C入力最大30W
合計出力USB-C:最大12W
ワイヤレス:最大5W
合計最大17W
サイズ約104 x 71 x 15 mm
重量約207 g
パッケージ内容本体、USB-C to Cケーブル(0.6 m)、取扱説明書
メーカー保証24か月 + 6か月(Anker会員登録後)
カラーホワイト(A1664N21)
ブラック(A1664N11)
価格(税込)8,490円

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)の独自レビュー

Qi2(チーツー)とは、主にiPhone(iPhone 12シリーズ以降)が対応するワイヤレス充電規格だ。マグネットでくっつき最大15Wと高速に充電できる利点がある。

Qi2に対応するモバイルバッテリーが増えつつあるが、そのほとんどはサイズが大きく重いものが多い。毎日持ち運ぶモバイルバッテリーなら、できればコンパクトで軽いものを選びたいところだ。

コンパクト&スリムで持ち運びしやすい

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)は、10000mAhと大容量のバッテリーを搭載しQi2に対応しながら、コンパクト&軽量で持ち運びしやすい。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)でiPhone 16 Proを充電している様子
厚さ約15mmのスリムなQi2対応モバイルバッテリー

サイズは約104 x 71 x 15 mmとなっており、厚さはたったの約15 mmとスリムだ。このスリムさによりバッグへの収まりもよく、また充電した状態での重ね持ちも容易になる。

重量は約207 gと手に持つとそれなりにずっしり感じる。だが、10000mAhクラス・Qi2対応モバイルバッテリーのなかでは、実はトップクラスの軽さだ。

高級感のあるアルミフレーム

あと気が付くのは、Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)に採用されているアルミフレームによる高級感だ。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)のアルミフレーム
高級感のあるアルミフレームとエッジ部分の鏡面加工

アルミフレームによってシンプルな全体のデザインが引き締まり、高級感のある洗練された雰囲気に仕上がっている。光が当たるとキラリと光るエッジ部分の鏡面加工は、その高級感をより一層際立たせている。

一般的にモバイルバッテリーの外装にアルミニウム素材が使われるのは珍しい。アルミフレームを採用するのは、デザイン面だけでなく放熱性を向上を考えられてのことかもしれない。

Qi2による高速なワイヤレス充電

Qi2に対応するAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)なら、対応デバイスを最大15Wで高速にワイヤレス充電できる。

実際に手元のiPhone 16 Proを充電してみると、1時間で約50%バッテリー残量を回復できた。

充電した時間iPhone 16 Proのバッテリー残量
0分(開始時)5%
30分35%
1時間56%
1時間30分76%
2時間92%
※ Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)でiPhone 16 Proを充電したときのバッテリー残量の推移

ワイヤレス充電でこれほどの速度があれば十分だろう。

Qi2はQiへの後方互換があるため、AirPods 4(ANC)やAirPods Pro 2のワイヤレス充電も可能だ。iPhoneとAirPodsをケーブルなしで充電できると考えれば非常に便利である。

最大30Wの入出力に対応

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)のUSB-Cポートは最大30Wの入出力に対応する。急いでいるときは有線で充電すればさらに高速な充電が可能だ。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)で有線でiPhone 16 Proを充電している様子
最大30Wの入出力に対応

iPhoneにくっつけていても、ケーブルが接続されていれば有線で充電される。上のような充電スタイルなら、バッグ内でもケーブルが絡みにくく使いやすい。

また出力だけでなく入力も最大30Wに対応するため、モバイルバッテリー本体も高速に充電できる。別途30W以上のUSB-C充電器が必要だが、毎日持ち運ぶならぜひ用意しておきたい。

レビューまとめ

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)を選ぶ最大の理由となるのは、やはりコンパクトさとスリムさだろう。数あるQi2対応モバイルバッテリーのなかでも、携帯性の高さはピカイチだ。

スタンド機能やバッテリー残量を確認できるディスプレイは搭載されていないものの、実際に手に取りコンパクトさ・スリムさを体感すれば許容できる。むしろ、これらの機能を搭載することで大きくなるくらいならなくていいというのが個人的な感想だ。

Qi2によるワイヤレス充電に30Wの入出力と充電性能は文句なし。少々値は張るが、Qi2に対応かつコンパクトなモバイルバッテリーならAnker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)を選んで間違いない。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)の詳細レビュー