【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介

【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介

本記事では、AppleCare+の延長を検討されている方に向けて、以下の3点についてご紹介します。

  1. AppleCare+に加入してから2年後経過後も保証を延長する方法
  2. 2年経過後も延長するメリットとデメリット
  3. AppleCare+の代替となるお得な方法
【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介

iPhoneのAppleCare+を購入してそろそろ2年経つけど、どうしようか。

AppleCpare+を2年経過後も延長したい方、延長するかどうかを迷っている方に参考にしていただける内容となっています。てはまる方はぜひ参考にしてみてください!

目次

AppleCare+を2年経過後も延長する方法

AppleCare+に加入して2年経過後も延長するには、保証終了日の翌日から30日以内に、mysupport.apple.comから手続きを行うことで保証を延長できます。

延長方法:一括払いしている場合

AppleCare+を一括払いで購入している場合、月払いまた年払いで保証を延長できる場合があります。月払いあるいは年払いどちらを選択できるか、そもそも延長が可能かどうかは、Appleデバイスによって異なります。

お手元のAppleデバイスでAppleCare+を延長できるかどうかは、mysupport.apple.comにアクセスすることで確認できます。

AppleCare+「マイサポート」画面

マイサポートの画面でApple IDに紐付くAppleデバイスの保証状況を確認でき、AppleCare+を購入する場合は同ページからオンラインで手続き・支払いできます。

延長方法:月払いまたは年払いしている場合

AppleCare+を月払いまたは年払いで購入している場合は、自ら解約しない限り保証は継続されるので延長の手続きなどは不要です。

mysupport.apple.comにアクセスし、該当のAppleデバイスを選択することで保証の状態や保証の有効期限を確認できます。いまどのような状態になっているか不明な場合は確認しておきましょう。

AppleCare+延長時の注意点

AppleCare+を延長するときは、以下の4点に注意してください。

  1. 保証終了日の翌日から30日以内に新しいAppleCare+を購入する必要がある(一括払いの場合)。
  2. 延長時においては一括払いは選択できず、月払いまたは年払いとなる(どちらかはApple製品による)。
  3. 保証を延長した時点でのAppleCare+利用規約が適用される。
  4. 延長後は自動更新となるため解約する際には解約手続きが必要。

特に注意したいのは「保証終了日の翌日から30日以内」というところですね。うっかりこの期間を逃してしまうと、再度AppleCare+に加入することはできません。

また、AppleCare+を延長したあとは解約しない限り自動更新されることにも注意です。

Appleデバイスから保証状況を確認する

iPhoneやiPadでは、「設定」>「一般」>「情報」>「保証範囲」からも現在の保証状況を確認することができます。iPhoneにペアリングされているApple WatchやAirPodsの保証状況もここで確認できます。

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iPhoneの「設定」>「一般」>「情報」>「保証範囲」

iPhone 13に「限定保証」と表示されていますが、これはすべてのAppleデバイスに無料で付く「ハードウェア製品限定保証」のことです。私の場合はAppleCare+に加入しておらず、後述するモバイル保険に加入することで万が一の故障や損傷に備えています。

Macでは「システム設定」>「一般」>「情報」で保証状況を確認できます。

MacBookでAppleCare+の保証状況を確認する方法
Macの「システム設定」>「一般」>「情報」

私のMacBook Air 15インチの場合、限定保証(1年のハードウェア製品限定保証)の期限は2024年6月11日で、購入から30日以内のためAppleCare+を購入できる状態です。iPhone 13と同じようにAppleCare+ではなくモバイル保険でお得に済ます予定です。

AppleCare+を延長したときの料金について

AppleCare+を延長したときの料金は、Appleデバイスによって異なります。mysupport.apple.comにアクセスし、AppleCare+を追加する過程で正確な料金を確認できます。

いまAppleCare+の延長を検討されているということは、少なくとも2年以上前に購入したものをお使い方と思います。円安の影響もありAppleCare+の料金が値上げもありました。

購入当時とは料金が異なる場合があるので、価格をしっかりとチェックしておきましょう。

ここでは参考に、現行モデルにおけるiPhone、iPad、Mac、Apple WatchのAppleCare+の料金をご紹介しておきましょう。

以下の表には一括払いが含まれていますが、AppleCare+の延長の場合は一括払いを選択できませんのでご注意ください。

iPhone|AppleCare+の料金
モデル通常プラン盗難・紛失プラン
月払い
(自動更新)
2年間
(一括払い)
月払い
(自動更新)
2年間
(一括払い)
iPhone 16 Pro
iPhone 16 Pro Max
1,580円31,800円1,740円34,800円
iPhone 16 Plus
iPhone 15 Plus
iPhone 14 Plus
1,380円28,800円1,540円31,800円
iPhone 16
iPhone 15
iPhone 14
1,180円23,400円1,340円26,800円
iPhone SE(第3世代)580円11,800円740円14,800円
AppleCare+ for iPadの加入費用
モデル月払い
(自動更新)
2年間
(一括払い)
iPad(第10世代)
iPad mini
550円10,800円
11インチiPad Air(M2)650円12,800円
13インチiPad Air(M2)850円16,800円
11インチiPad Pro(M4)1,180円23,800円
13インチiPad Pro(M4)1,350円26,800円
AppleCare+ for Macの料金
モデル1年間
(自動更新)
3年間
(一括払い)
13インチMacBook Air(M2)9,800円27,800円
13インチMacBook Air(M3)10,800円29,800円
15インチMacBook Air(M3)12,800円34,800円
14インチMacBook Pro16,400円44,800円
16インチMacBook Pro23,400円62,800円
iMac9,800円26,800円
Mac mini5,800円15,400円
Mac Studio9,400円24,800円
Mac Pro26,800円74,800円
AppleCare+ for Apple Watchの料金
Apple Watchモデル月払い
(自動更新)
2年間
(一括払い)
3年間
(一括払い)
Apple Watch Ultra 2740円14,800円
Apple Watch Series 10580円11,800円
Apple Watch SE340円6,800円
Apple Watch Hermès740円21,800円
Apple Watch Hermès Ultra740円21,800円

Apple Care+を2年経過後も延長するメリットとデメリット

AppleCare+を延長するメリットとデメリットについてまとめました。

メリット
  • それまでの保証が継続されるので安心
  • バッテリー交換サービスを受けられる可能性がある
デメリット
  • 一括払いを選択できない&円安による値上げで金銭的な負担が大きい
  • 解約しない限り自動更新される

メリット

メリットとして大きいのは、やはり延長によって安心を購入できることでしょう。上でもご紹介したように修理費用は非常に高額です。引き続きAppleCare+を購入しておけば万が一のときにも安心です。

また、延長することでバッテリー交換サービスを受けられる可能性があります。バッテリー蓄電容量が本来の80%未満になっている場合、無償でバッテリーを交換できます。

ただし、バッテリー蓄電容量が80%以上となっている場合はバッテリー交換サービスを利用できません。

2020年11月13日の購入から2023年3月30日まで、約2年4か月にわたり毎日充電してきたiPhone 12 ProMaxのバッテリー蓄電容量を確認すると「89%」となっていました。

iPhone 12 Pro Maxのバッテリー蓄電容量
約2年4か月使用したiPhone 12 Pro Maxのバッテリー蓄電容量は89%

使われ方にもよりますが、だいたい使用4〜5年程度で80%を切るか切らないか、という感覚。AppleCare+を購入していても、3年、4年以内にバッテリー交換サービスを利用するのは現実的に難しそうです。

バッテリー蓄電容量は「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」から確認できます。確認してみて「もうすぐで80%を切るかも?」というタイミングであれば、バッテリー交換サービスを利用できる80%を切るまでAppleCare+を延長するのもありでしょう。

デメリット

AppleCare+を延長するデメリットとして、やはり金銭的に負担が大きいことでしょう。月払いだと負担を感じにくいですが、年換算するとそれなりの価格に。

これを高いと感じるか安いと感じるかは、どういう使い方をするかによると思っています。iPhoneをアウトドアやスポーツなど損傷リスクの大きいシーンで使うことが多いのならAppleCare+に加入しておいたほうが結果的に得になることもあるでしょう。

ただ、これまで修理の必要があるほど損傷させたことのない私にとっては、割高に感じてしまいますね。AppleCare+に含まれるテクニカルサポートはめったに利用しませんし、バッテリー交換サービスを利用するにも少なくとも4年、5年はかかります。

AppleCare+の延長を検討しているなら「モバイル保険」がおすすめ

AppleCare+の延長を検討している方には、その代替として「モバイル保険 【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介」がおすすめです。その理由はコストパフォーマンスの良さ。

私はiPhone 13、M2 MacBook Air、Apple Watch Ultraの3台をモバイル保険に登録しています。

モバイル保険の主端末と副端末
筆者はAppleCare+ではなくモバイル保険を選択

モバイル保険とは?

モバイル保険とはさくら少額短期保険株式会社が提供するサービスで、月額700円(税込)で主端末1台・副端末2台の最大3台までのデバイスを登録でき、万が一修理が必要になったときに補償を受けられます。

モバイル保険の特徴

補償金額は主端末は年間10万円まで、副端末は年間3万円までの補償を受けられます(合計で年間10万円まで)。副端末は3万円までと補償金額は少なめですが、主端末なら10万円までなのでiPhoneなど高額な修理費用もカバーできます。

⇒ モバイル保険について詳しく見る

あらゆるデバイスの修理費用に備えられる

モバイル保険では、Wi-FiやBluetoothなど無線通信に対応するデバイスが補償対象です。スマホやタブレット、パソコンだけでなくワイヤレスイヤホンやゲーム機、Wi-Fiルーターまで、あらゆるデバイスの修理費用に備えられます。

モバイル保険に登録できるデバイス
  • 日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-Fi、Bluetooth)が可能な端末
  • 登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの
  • 登録時において次のいずれかの条件を満たすもの
    • 新規取得した日から1年未満
    • 新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態
      ※当保険の責任開始後は上記有償補償サービスの加入の継続は問いません。

引用:モバイル保険HP

「当保険の責任開始後は上記有償補償サービスの加入の継続は問いません」とあります。つまり、AppleCare+の延長を検討されている方の場合、AppleCare+の保証期間が切れる前にモバイル保険に登録すればOKですね。

AppleCare+ VS モバイル保険

私は主端末にM2 MacBook Air、副端末にiPhone 13とApple Watch Ultraを登録しています。いずれもAppleCare+を購入せず、コスパ面からモバイル保険への加入を選択しました。

仮にこの3台ともAppleCare+を購入したとすると、概算でひと月あたり2,730円の負担に。毎年3万円越えの金額を払い続けるのはツライですね。それくらいの金額を払うなら、自分に保険をかけたいと思ってしまいます。

もちろん内容はAppleCare+のほうが充実しています。AppleCare+は修理時に数千円の持ち出しはあるものの、利用回数の制限がありません。一方でモバイル保険は年間合計10万円までの補償です。

AppleCare+を購入するかどうかは、その人の使い方や考え方によります。損傷・故障リスクが高い使い方をする場合は別として、モバイル保険は、私のように「AppleCare+ほどの保証は必要ないけど、万が一のときのために一応備えておきたい」という方にぴったりです。

⇒ モバイル保険について詳しく見る

AppleCare+の代替にモバイル保険 【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介」がおすすめ!

  • AppleCare+延長のタイミングで加入OK!
  • 月額700円で最大3台登録可能
  • 無線通信が可能なデバイス(スマホ/タブレット/ノートPC/ゲーム機/ワイヤレスイヤホンなど)をまとめて補償
  • 中古品でも加入できる(3か月以上の動作保証があるもの)
  • 筆者も加入中(iPhone・MacBook Air・Apple Watch)

「モバイル保険」の補償内容をみる

【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介

AppleCare+延長に関するよくある質問

AppleCare+の期限が切れたらどうなりますか?

AppleCare+の保証・サービスを受けられなくなります。

AppleCare+には以下のサービスが含まれます。

  • 修理の際のAppleCare+サービス料金の適用
  • バッテリー交換サービス(バッテリー蓄電容量が80%以下が条件)
  • 使い方などのテクニカルサポート

AppleCare+の保証期間中は、故障や破損などで修理に出した際の修理費用に対し割安なサービス料金が適用されます。しかし、保証が切れるとサービス料金は適用されず、通常の高額な修理費用が発生することになるので注意です。

AppleCare+を延長するにはどうすればいいですか?

AppleCare+を延長するには、mysupport.apple.comにアクセスして新たなAppleCare+を購入する方法がもっとも手間がかからずラクです。

なお、AppleCare+を一括払いで購入されている場合は、保証終了日の翌日から30日以内に新しいAppleCare+を購入する必要があります。これを過ぎると購入できないのでご注意ください。

AppleCare+を延長するときに注意点はありますか?

注意点は以下のとおりです。

  • 保証終了日の翌日から30日以内に新しいAppleCare+を購入する必要がある(一括払いの場合)。
  • 延長時においては一括払いは選択できず、月払いまたは年払いとなる(どちらかはApple製品による)。
  • 保証を延長した時点でのAppleCare+利用規約が適用される。
  • 延長後は自動更新となるため解約する際には解約手続きが必要。

延長する際には一括払いは選択できず、割高に設定された月払いまたは年払いとなります。一括で購入された方にとっては支払う金額がアップすることになりますので、延長時にはしっかり料金を確認しておきましょう。

AppleCare+の延長の料金を安く抑える方法はありますか?

AppleCare+自体の料金を下げることはできませんが、代替となるサービスとして「モバイル保険 【AppleCare+】2年経過後に保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介」がコスパが良くおすすめです。

月額700円で最大3台までのデバイスを登録でき、3台のうち主端末1台は10万円まで、副端末2台は3万円までの補償を受けることができます。

10万円という補償金額ならiPhoneにかかる修理費用をカバーできます。モバイル保険ではスマホやタブレット、スマートウォッチ、パソコン、ゲーム機、Wi-Fiルーター、カメラなどWi-FiやBluetooth通信が可能なデバイスが補償対象デバイスに含まれます。

内容はAppleCare+のほうが充実していますが、複数のAppleデバイスを登録しておけば万が一に故障や破損に対し安く備えられます。

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この記事の著者

Apple製品まわりのガジェットを中心にレビューしているガジェット専門家。元家電量販店員で元スマホ販売員。レビュー記事では「で、実際のところはどうなの?」と言うことを大事にしています。
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