USB-C(Type-C)ケーブルには充電性能やデータ転送速度、映像出力の可否などの見えない違いあります。
その違いは外観だけでは見分けられません。また聞き慣れない規格がたくさんあることもあって、「USB-Cケーブル選びってどうもややこしい」と感じている方は少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、私自身が愛用しているものを中心におすすめのUSB-Cケーブルをご紹介します。
スマホの充電におすすめなものから、超高速なデータ転送に対応するものまで、さまざまな用途で使えるおすすめのUSB-Cケーブルをピックアップしました。
前半ではUSB-Cケーブル選びで押さえておきたいポイントについても解説していますので、お探しの方はぜひ参考にしていただければと思います!
USB-C(USB Type-C) ケーブルの選び方
USB-Cケーブルによって充電性能が異なる
どれも同じように見えるUSB-Cケーブルですが、実はUSB-Cケーブルによって充電性能が異なるので注意です。
USB-Cケーブルの充電性能は、ざっくりと以下の3種類に分けられます。
- 最大60W(20V/3A)⇒ スマホ・タブレットの充電がメインならコレ
- 最大100W(20V/5A)⇒ ノートPCを充電するならコレ
- 最大240W(48V/5A)⇒ USB PD 3.1対応デバイスを充電するならコレ
例えばせっかく100W充電に対応する充電器を用意したとしても、USB-Cケーブルが60Wまでにしか対応していなければ、充電ワット数は60Wに抑えられてしまいます。
充電用のUSB-Cケーブルをお探しなら、最大100Wの充電に対応するものが間違いないでしょう。
60Wまで対応のUSB-Cケーブルとさほど価格差はないですし、100Wに対応してればたいていのデバイスをフルスピードで充電できます。
ちなみに、USB PDの規格上は最大240Wまでの充電が可能です。しかし現状では100Wを超えるワット数で充電できるデバイスは少なく、まだまだ一般的ではありません。
データ転送するならUSB規格を確認
「充電だけでなくデータ転送にも使用したい」という場合は、充電性能に加えてUSB規格も確認しておく必要があります。
USB規格(正式名称) | USB規格(旧称) | 最大転送速度 |
---|---|---|
USB 2.0 | ─ | 480 Mbps |
USB 3.2 Gen 1×1 | USB 3.1 Gen 1 またはUSB 3.0 | 5 Gbps |
USB 3.2 Gen 2×1 | USB 3.1 Gen 2 | 10 Gbps |
USB 3.2 Gen 2×2 | ─ | 20 Gbps |
USB4 Version 1.0 | ─ | 40 Gbps |
USB4 Version 2.0 | ─ | 80 Gbps |
このとおり似たような規格名が並びカオスな状態ですが、最大転送速度での判別が分かりやすいかと思います。
充電向けに販売されているUSB-Cケーブルだと、USB 2.0(480Mbps)までにしか対応しない場合が多いので注意。データ転送は可能ですが、動画などの大きいデータを扱うとなれば厳しいスペックです。
またUSB規格に似た規格に「Thuderbolt」というものもあるのでこちらもまとめておきます。
Thuderbolt規格 | 最大転送速度 | 映像出力 | 最大供給電力 |
---|---|---|---|
Thuderbolt 3 | 40 Gbps | 4K x 1台 | 100W |
Thuderbolt 4 | 40 Gbps | 8K x 1台 または 4K x 2台 | 140W |
Thuderbolt 5 | 80 Gbps ※ブーストモード時は120Gbps | 6K x 2台 または 4K x 3台 | 240W |
Thunderboltについて深掘りすると長くなってしまうため解説は省かせていただきますが、充電だけでなくデータ転送にも活用したい場合は、USB-Cケーブルのデータ転送性能もしっかりチェックしておきましょう。
映像・音声出力したい場合は?
USB-Cケーブルをディスプレイなどへの映像・音声出力したい場合は、「映像出力に対応」と記載のあるUSB-Cケーブルを選べばOKです。
USB-Cという規格には、「オルタネートモード」というUSB以外の信号を流せる仕組みがあります。これを使って映像・音声の信号を流すのですが、このオルタネートモードに対応するかどうかはケーブルによって異なります。
もちろん、映像・音声の出力(入力)に対応するデバイス・ディスプレイがあることが前提です。USB-Cケーブルが映像・音声出力に対応していても、デバイスやディスプレイが対応していないと映像・音声の出力(入力)はできません。
掲載製品一覧
オウルテック katamaki 巻き取り式USB-Cケーブル ケーブル収納時のサイズはやや大きめだが、薄くケーブルの煩わしさがないため気にならない。バッグに常備する用や車載用のUSB-Cケーブルにおすすめ。 詳細にジャンプする | ||
UGREEN 100W USB-Cケーブル いたって普通のUSB-Cケーブルだが、ナイロン編み込み式で品質が高い割に価格が安い。4種類の長さから選べることもポイント。 詳細にジャンプする | ||
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル やわらかく、とにかく扱いやすいことが魅力。付属の結束バンドが使いやすい。また7つのカラーバリエーションから選べることも気に入っている理由のひとつ。 詳細にジャンプする | ||
UGREEN L字型 USB-Cケーブル 100W 充電しながらに便利なL字型のUSB-Cケーブル。差し込み口から垂直方向に延びないため、物理的にスッキリさせたいときにもおすすめ。 詳細にジャンプする | ||
CIO マグネットシリコンUSB-Cケーブル 100W コネクタ部分が分離する構造のUSB-Cケーブル。USB-Cコネクタをあらかじめデバイスに接続しておくことで、近づけるだけで接続できる。 詳細にジャンプする | ||
RAMPOW 20Gbpsデータ転送対対応ケーブル 100W コスパ抜群の高性能USB-Cケーブル。最大20Gbpsのデータ転送、映像・音声出力に対応しながら価格が安い。 詳細にジャンプする | ||
CIO ディスプレイ付きシリコンUSB-Cケーブル 100W 充電ワット数を表示するディスプレイ付きUSB-Cケーブル。シリコン素材採用で通常のケーブルとしても使い勝手が良い。 詳細にジャンプする | ||
Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W) 1つのUSB-Cポートで2台のデバイスを同時充電できる二股のUSB-Cケーブル。同時充電時はそれぞれのデバイスに適切な電力を振り分けてくれる。 詳細にジャンプする | ||
CIO スパイラルシリコンUSB-Cケーブル 240W マグネット内蔵のスパイラルケーブル。ケーブル余りが邪魔になりがちなデスクの上や車内での使用におすすめ。 詳細にジャンプする | ||
Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W 30万回の折曲げにも耐えられる優れた耐久性。頑丈にもかかわらず非常に柔らかく扱いやすいUSB-Cケーブル。 詳細にジャンプする | ||
Anker 515 USB-C & USB-C ケーブル 最大40Gbpsの高速なデータ転送が可能なUSB4対応USB-Cケーブル。240W充電や映像・音声出力にも対応し高性能。 詳細にジャンプする | ||
XAOSUN L字型 USB4対応USB-Cケーブル 240W USB4に対応するL字型USB-Cケーブル。0.3〜1.8mまで5つの長さから選べる。 詳細にジャンプする | ||
Cable Matters Thuderbolt 5ケーブル 最大120Gbpsのデータ転送に対応する、現時点では最強のUSB-Cケーブル。性能を最大限に発揮できる場面はほとんどないが、1本持っておくとあらゆるシーンで使える。 詳細にジャンプする |
USB-C(USB Type-C) 急速充電ケーブルおすすめ13選
それではおすすめのUSB-Cケーブルをご紹介していきましょう。
なお、ケーブルの太さはデジタルノギスで計測した実測値になります。また個体差もあるかと思います。あくまでも目安となりますのでご注意ください。
また「ケーブルの硬さ」の評価については、私自身の定性的な評価となります。「やわらかい」「普通」「硬い」の3段階で評価しています。
掲載している価格については記事執筆時点のAmazonでの価格となります。正確な価格は製品ページをご確認ください。
携帯するのにぴったりな巻き取り式USB-Cケーブル
オウルテック katamaki 巻き取り式USB-Cケーブル
まずご紹介するのは、オウルテックの巻き取り式USB-Cケーブルです。
片方が伸びる片巻き構造となっていて、収納時にはケーブルが邪魔にならないため携帯するのにぴったり。常にバッグに忍ばせておけば、USB-Cケーブルを忘れてきてしまう心配もありません。
きしめん状のフラットケーブルは扱いやすく、必要に応じて長さを調節することができます。持ち運び用のUSB-C充電器やモバイルバッテリーと一緒に持ち運びたい方はこれがおすすめ。
製品の仕様と評価
- 充電:最大60W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:0.9 m
- カラー:アッシュブルー、オリーブグリーン、サンドベージュ、ブラック、ホワイト
- 価格(税込):2,180円
- ケーブルの太さ:約1.52 mm(幅:約4.25 mm)
- 硬さ:やわらかい
- おすすめ度:
製品の外観
コスパで選ぶならこれ!100W充電対応USB-Cケーブル
UGREEN 100W USB-Cケーブル
こtらのUGERENのUSB-Cケーブルはコストパフォーマンスに優れまさに鉄板。充電がメインの使い方であれば、チェックしておいて損はないUSB-Cケーブルです。
USB 2.0規格と大容量のデータ転送には向きませんが、100W充電に対応します。充電だけであれば十分な性能です。
ケーブルの被膜はナイロン編み込み式で頑丈、10000回以上の折り曲げテストをクリアしているとのことですが、触るからに頑丈そう。ケーブルが細いため、頑丈でも扱いやすいですね。
長さは0.5mから3mまで選べ、1mでは税込1,199円 + クーポン利用で1,007円。価格を考えると品質はよく、コスパに優れるイチオシのUSB-Cケーブルです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大100W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:0.5m / 1m / 2m / 3m
- カラー:ブラック、グリーン、ブルー
- 価格(税込):1,199円〜
- ケーブルの太さ:約4.28 mm
- 硬さ:硬い
- おすすめ度:
製品の外観
シリコン素材で柔らかく扱いやすいUSB-Cケーブル
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル
次にご紹介する本ケーブルは普段使い用に最高です。個人的に非常に気に入っていて、色違いで3本も購入したほど。
気に入っている最大の理由は「扱いやすさ」。シリコン素材が使われているため非常に柔らかく、絡まったり折りグセがついたりといったことは皆無です。使っていて一切のストレスがありません。
USB規格はUSB 2.0(最大480Mbps)で動画など大きいデータの転送には向きません。しかしデータ転送速度の速いケーブルは太く硬くなってしまうことが一般的。
充電メインであれば高性能なUSB-Cケーブルは必要なく、本製品のように使い勝手が重視されたものおすすめです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大100W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:0.9m / 1.8m
- カラー:アイスブルー/クラウドホワイト/ミッドナイトブラック/ミントグリーン/ライトパープル/ラベンダーグレー/レモンイエロー
- 価格(税込):1,790円〜
- ケーブルの太さ:約4.3 mm
- 硬さ:やわらかい
- おすすめ度:
- コメント:やわらかく、とにかく扱いやすいことが魅力。付属の結束バンドが使いやすい。また7つのカラーバリエーションから選べることも気に入っている理由のひとつ。
製品の外観
ながら充電やケーブル整理に便利なL字型USB-Cケーブル
UGREEN L字型 USB-Cケーブル 100W
こちらは使い勝手のいいL字型コネクタが採用されたUGREEN(ユーグリーン)のUSB-Cケーブルです。100Wまでの充電に対応し、USB規格はUSB 2.0(最大480Mbps)。充電メインの使い方におすすめです。
コネクタがL字となっていることで、差し込み口から垂直方向にケーブルが延びません。平行方向に延びることになるので、物理的にも見た目もすっきりです。
L字になっていることによって逆に使いにくい場合もあるので注意ですが、環境がハマれば非常に便利です。
製品の仕様と評価
- 充電:最大100W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:0.5m/ 1m / 2m / 3m
- カラー:ブラック
- 価格(税込):1,399円〜
- ケーブルの太さ:約4.03 mm
- 硬さ:硬い
- おすすめ度:
製品の外観
マグネットでカチッとくっつく100W充電USB-Cケーブル
CIO マグネットシリコンUSB-Cケーブル 100W
CIOのマグネットシリコンUSB-Cケーブルは、マグネット式のコネクタを採用する使い勝手のいいケーブルです。
コネクタ部分をデバイスに接続しておけば、ケーブルの先端を近づけるだけで磁力により吸着します。片手でかんたんに取り付けられるため、毎日の充電が非常にラクになります。
マグネット式のコネクタは単体で購入可能。スマホやタブレット、ゲーム機などよく充電するデバイスにあらかじめ挿しておけば、1本のケーブルでやりくりすることもできるでしょう。
製品の仕様と評価
- 充電:最大100W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:0.5m/ 1m / 2m
- カラー:ブラック、ホワイト、パープル
- 価格(税込):1,850円〜
- ケーブルの太さ:約4.70 mm
- 硬さ:やわらかい
- おすすめ度:
製品の外観
コスパ抜群!映像出力もOKな高性能USB-Cケーブル
RAMPOW 20Gbpsデータ転送対対応ケーブル 100W
「充電だけでなくデータ転送や映像・音声出力にも使いたい」という方は、こちらのUSB-Cケーブルをチェックしてみてください。性能のわりに価格が安くコスパ抜群です。
100Wの充電に対応し、さらにUSB 3.2 Gen 2×2の最大20Gbpsのデータ転送に対応。また映像・音声出力にも対応します。非常に高性能なUSB-Cケーブルながら価格が税込1,499円(記事執筆時点)と安く、コスパは抜群です。
ケーブルは太く硬めですが、その代わりナイロン編み込み式で頑丈。私自身も日常的に愛用しているおすすめのUSB-Cケーブルです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大100W
- USB規格:USB 3.2 Gen 2×2(最大20Gbps)
- 映像・音声:対応
- 長さ:1m / 2m
- カラー:ネイビー、レッド
- 価格(税込):1,850円〜
- ケーブルの太さ:約5.1 mm
- 硬さ:硬い
- おすすめ度:
製品の外観
内蔵のディスプレイで充電中のワット数を表示してくれる
CIO ディスプレイ付きシリコンUSB-Cケーブル 100W
こちらは内蔵されたディスプレイで充電中のワット数を表示してくれるCIOのUSB-Cケーブルです。
ディスプレイでは充電ワット数のほかに、USB PDで充電されているときは「PD」と点灯しそれを教えてくれます。ディスプレイを見ればきちんと急速充電できているかが一目瞭然です。
「で、なにが便利なの?」と感じる方もいるかもしれませんが、単純に面白いということに加えて、「期待通りのワット数で充電できているか」をひと目で確認できるメリットは大きいですね!
シリコン素材で扱いやすく、100Wの充電に対応。もちろん普段使い用のUSB-Cケーブルとしてしっかり使えます。他のUSB-Cケーブルと比較して価格が高いわけでもないので、興味がある方は1本持っておくと便利です。
製品の仕様と評価
- 充電:最大100W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:1m / 2m
- カラー:ブラック、ホワイト、パープル
- 価格(税込):1,870円〜
- ケーブルの太さ:約4.15 mm
- 硬さ:やわらかい
- おすすめ度:
製品の外観
Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)
Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)
Anker USB-C & USB-C ケーブル (2-in-1, 140W)は、片方が二股に分かれたユニークなUSB-Cケーブル。USB-C充電器のポートが足りなくても、これなら1つのUSB-Cポートで2台のデバイスを同時に充電できます。
二股構造が便利なことに加えて、これが凄いのは2台同時充電時にそれぞれに適切な電力を振り分けてくれるということ。例えばスマホとノートPCの2台を接続したときは、より大きい電力がノートPCに供給されるように振り分けてくれます。
1台のみ充電時は最大140Wの充電が可能と(140W充電器接続時)、高性能なUSB-Cケーブルでもあります。二股になっているぶん、若干の取り回しの悪さはありますが、ハマる人にはハマるUSB-Cケーブルです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大140W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:1.2m
- カラー:ブラック
- 価格(税込):1,990円
- ケーブルの太さ:約3.51 mm
- 硬さ:硬い
- おすすめ度:
製品の外観
結束バンドいらずでまとまるスパイラルシリコンUSB-Cケーブル
CIO スパイラルシリコンUSB-Cケーブル 240W
こちらはCIOのスパイラルシリコンUSB-Cケーブルです。内部にマグネットが仕込まれており、結束バンドを使わずともまとまってくれます。
ケーブルが邪魔になりがちなデスクの上や車内での使用に特に便利ですね。スパイラル状にまとまってくれるので邪魔にならないですし見た目もいい。ケーブル半分をまとめて短いUSB-Cケーブルとして使うことも可能です。
スパイラル状にまとまるケーブルは珍しくありませんが、シリコンのスパイラルケーブルはこれが唯一ではないでしょうか。使い勝手の良さと扱いやすさが両立されています。
製品の仕様と評価
- 充電:最大240W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:1m
- カラー:ホワイト、パープル、ライトブラック、モスグリーン、シェルピンク、ブラック
- 価格(税込):2,180円
- ケーブルの太さ:約4.42 mm
- 硬さ:普通
- おすすめ度:
製品の外観
高耐久と扱いやすさが両立された240W USB-Cケーブル
Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W
最大240Wの充電に対応するUSB-Cケーブルでは、Ankerの本製品もおすすめです。ナイロン編み込み式で高耐久ながら柔らかく、非常に扱いやすいUSB-Cケーブルです。
Ankerによると、「一般的なケーブルの約8倍である300,000回の折り曲げにも耐える優れた耐久性を実現」とのこと。実物を見るとナイロンが細かく編み込まれており確かに頑丈そうです。
それ以上にいいと感じるのが扱いやすさ。頑丈そうな見た目とは裏腹に、非常に柔らかく扱いやすい。ケーブルを指でつまんで持ち上げると、両端のコネクタがストンと真下に落ちる感じです。
まさに高耐久と扱いやすさが両立されたUSB-Cケーブル。USB 2.0とデータ転送には向きませんが、充電がメインであればこれ以上ないとまで言える高品質なUSB-Cケーブルです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大240W
- USB規格:USB 2.0(最大480Mbps)
- 映像・音声:未対応
- 長さ:0.9m / 1.8m
- カラー:ブラック
- 価格(税込):2,790円〜
- ケーブルの太さ:約3.96 mm
- 硬さ:やわらかい
- おすすめ度:
製品の外観
充電からデータ転送、映像出力までな大活躍の高性能USB4ケーブル
Anker 515 USB-C & USB-C ケーブル
Anker 515 USB-C & USB-C ケーブルは、240W充電、最大40Gbpsの高速なデータ転送、映像・音声出力に対応に対応する高性能なUSB4対応USB-Cケーブルです。
私の環境だと、MacBook Air、MacBook Pro、Mac Miniに搭載されているUSB-CポートがUSB4と互換性があります。外部ストレージとの接続などで、高速なデータ転送性能を最大限に活かすとなれば、本製品のようなUSB4対応USB-Cケーブルが必要になります。
この1本があればさまざまな用途に大活躍してくれる高性能なUSB-Cケーブル。価格はお高めですが、USB4対応デバイスをお持ちの方はチェックしてみてください。
製品の仕様と評価
- 充電:最大240W
- USB規格:USB4(最大40Gbps)
- 映像・音声:対応
- 長さ:1m
- カラー:ブラック
- 価格(税込):4,490円
- ケーブルの太さ:約4.5 mm
- 硬さ:普通
- おすすめ度:
製品の外観
高性能なL字型USB-Cケーブルならこれ!USB4に対応
XAOSUN L字型 USB4対応USB-Cケーブル 240W
さまざまなシーンで使えるUSB4USB-Cケーブルで、L字型がいいならこれがおすすめ。高性能なのでディスプレイやドッキングステーションといった機器との接続にぴったりです。
L字型であることと、ケーブルの長さを5種類から選べることもポイントです。0.3〜1.8mと自分の環境にぴったりな長さを選べばケーブル余りを最小限にできます。
USB4に対応し、かつL字型コネクタのUSB-Cケーブルはそう多くありません。高性能で使い勝手がよく、また頑丈なおすすめのUSB-Cケーブルです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大240W
- USB規格:USB4(最大40Gbps)
- 映像・音声:対応
- 長さ:0.3m / 0.6m / 1m / 1.4m / 1.8m
- カラー:グレー
- 価格(税込):2,299円〜
- ケーブルの太さ:約5.56 mm
- 硬さ:硬い
- おすすめ度:
製品の外観
240W充電&最大120Gbpsのデータ転送に対応する最強USB-Cケーブル
Cable Matters Thuderbolt 5ケーブル
最後にご紹介するのは、現時点では最強と言っていいThuderbolt 5対応USB-Cケーブルです。最大120Gbpsの超高速なデータ転送が可能で(ブーストモード時)、240W充電にも対応します。
Thunderbolt 5に対応するデバイスが少ないこともあって、このケーブルの性能を最大限に発揮できる場面は少ないかもしれません。ただ大は小を兼ねるので、本製品のような高性能なUSB-Cケーブルを1本持っておくとそのうち出番があるはずです。
製品の仕様と評価
- 充電:最大240W
- USB規格:Thuderbolt 5(最大120Gbps)
- 映像・音声:対応
- 長さ:0.5m / 1m
- カラー:ブラック
- 価格(税込):4,299円
- ケーブルの太さ:約5.2 mm
- 硬さ:硬い
- おすすめ度:
製品の外観
USB-C(Type-C)ケーブルおすすめまとめ
ということで本記事では、さまざまなタイプのUSB-Cケーブルのおすすめをご紹介させていただきました。
記事内でご紹介したもののなかでひとつおすすめを挙げるとすれば、RAMPOWのUSB-Cケーブルがイチオシです。
充電だけの用途であればオーバースペックではあるのですが、最大20Gbpsの高速なデータ転送から映像・音声出力までどのような用途にも対応できます。
そして価格が安くコストパフォーマンス抜群です。ケーブルはやや太めで硬いデメリットはありますが、ナイロン編み込み式で頑丈、使っていて安心感があります。ぜひチェックしてみてください!
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